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■ 悪友来浜
奥さんと朝、金銭のことで喧嘩になり出社早々、エクセルで小遣いの収支決算表を作成し辻褄の合うことが判明し下克上のように立場が逆転したが、結局、計画的でないということで怒られる。
で、昼間、昨晩から近辺に来ている悪友が会社の近くまで来たので一緒にランチを食べることになった。御用達の中華料理店に赴き、常連の俺さえも食ったことのない特別ランチ一人前1800円を食す。客人はもてなさなければならないので俺が奢る(涙)昼間の時間というかなりの短時間だったので話足りなかったですが再会できて良かったです。彼は颯爽と帰ってゆきました。
学ぶべきは彼は強い男だということ。五千万円の借金を作ってしまい自己破産しても、どんなどん底に落ちてもポジティブに前に進み、直ぐに大金をまわりに寄せ付けてしまう才能は見習うものがあります。
定時になり会社で座ってんのも苦痛なので、しゃらんらと帰りました。途中、本屋に寄って本を一冊立ち読みで読破する(いや、本当にごめんなさい。最近、ある作家のブログで図書館で貸し出される冊数を売上として換算すると膨大な金額になっているらしく、もちろん、それらは作家の懐には入ってこないことを今更ながら知った)「二重誘拐」という本を読みました。若い女性が誘拐され二、三年してから保護されるという事件が連続的に起こります。無事保護された女性達は一様に口を閉ざし犯人についての情報をなかなか教えてくれません。こりゃ最近あった催眠暗示のオヤジみたいな事件なのかな、と思いきや・・・・犯人は冒頭でも語られるべく悪魔の中の悪魔です・・・・オススメ。ラストがすごくいい。こういう終らせ方ってあったんだ、って勉強になりました。東野圭吾さんの終らせ方もいいけど、この作家さんの終らせ方はぞくぞくするほどの良いラストです。けど、ベスト終らせ方作家は貫井徳朗さんです。この人の終らせ方は凄い。なんといっても同い年だったのか、と最近知っていろんな意味でショックです。
さて、明日は図書館で借りた本を返さなきゃ。けっこうオーバーしすぎてた。
2006年11月08日(水)
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