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2009年09月01日(火) 21歳なのに無視

昨日は、大阪で11歳で投票用紙を渡され、投票した女児の話を書きましたが、横浜では、21歳の女性が親についてきた子供と間違われ、投票用紙を渡されないというトラブルがあったとの事です。

女性は初めての選挙投票で、小選挙区の投票用紙を受け取り投票はしましたが、その後の比例代表と国民審査の受付で勘違いされて投票用紙を渡されなかった事で、母親に状況を伝えて投票所を出たところ、市職員が追いかけてきて「投票しないと棄権になる」と伝えたのですが、謝罪がなかったため、女性は怒って立ち去ったのだそうです。そして、職員は「有権者の受け取り拒否」という形で処理をしていたのだそうです。

市選管の言い訳は、その投票所は有権者数が市内で2番目に多く、混雑する時期だったとしています。全く言い訳になっていませんね。その女性は普段から高校生に間違えられる事がある風貌だったとの事です。昨日も書きましたけれど、それは全く何の理由にもなりません。その為にわざわざ金を掛けて「投票所入場券」なる物を作っているのでしょう。

少なくとも、これで「大阪だけ」が阿呆ではなかったという悲しい事実は分かりました。しかし、それは何の解決にもなりません。今までのシステムに捕らわれることなく、こういう失敗が再発しないようなやり方を作って欲しいものです。ご指名があればいつでも請負うんですけれどねぇ…

(2009年9月1日5時4分 asahi.com)
21歳なのに投票させず「子どもと思いこみ」 平塚市
 8月30日の衆院選で、神奈川県平塚市の市職員が、投票に来た女性(21)を「親について来た子ども」と思い込んで無視し、比例区の投票用紙と国民審査の用紙を渡さないミスがあった。女性は「子ども扱いされた」と怒って投票所を出たが、市選管は「有権者の受け取り拒否」による棄権と処理していた。

 ミスが起きたのは、平塚市立金田公民館の投票所で、女性は30日午後6時ごろ、母親と訪れた。まず、整理券を渡し、小選挙区の投票用紙を受け取り、母親と一緒に投票。次に、比例区と国民審査の受付で用紙をもらおうとしたが、市職員に無視され、後ろに並んでいた人に用紙が渡されたという。

 女性は今回が初めての選挙で、比例区の記載台で書いていた母親に「無視されて用紙をもらえなかった」と訴えて投票所から出た。職員が後を追って「戻らないと棄権になる」と伝えたが、女性は怒って立ち去った。

 女性の母親は「普段から高校生に見間違えられることがあり、ショックを受けて怒っていた。一言謝罪してもらっていたら戻ったと思う」と話している。

 市選管によると、金田公民館投票所は有権者数が市内で2番目に多く、この時間帯はやや混雑していた。二宮雅治事務局長は「市民の最高の権利行使なのに申し訳ない。間違いをした時に謝罪をするのは最低限のマナーで、今後、こうしたことが二度と起こらないよう職員の研修をする」と話した。(松本健造)


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