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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2006年07月07日(金) 次期パソコンは… / カウンタ / F1は大丈夫か? / エレベータ

昨日も書きましたように(今冒頭部分を少し加筆修正したのですが)、CF-W2は廃棄処分と決定しました。今修理をしても、かけた金額に見合うだけの価値がないだろうということです。キーボードなどはまだ半年くらいしか使っていない新品のようなものですから、部品として売ることができるかもしれませんが、それでも値段はたかが知れていますから、無駄な手間はかけずに廃棄処分とするのが正解でしょう。
そこで浮上してくるのが、次期パソコンをどうするかと言う問題です。まぁ今は「お金がない」の一言で全てが完結していますので現状から何も変わりません。実家に帰ったり、旅行に出かけるようなときにちょっとここを更新したりする環境が欲しいと思うわけですが、今現在は、贅沢を言わず携帯電話でできる程度の更新すればよかろうと割り切るしかないのです。もしその出先に漫画喫茶など、インターネットに接続できるパソコンを貸すサービスがあれば、それを利用して更新すると言うのも一つの手でしょうね。
でも「お金がないから、それでおしまい」で完結してしまっては、これを書いた意味がなくなってしまいますから、今現時点でもし買うとしたらどうするかと言う事を少し考えてみました。そしてでてきた結論は…デスクトップはMac miniにして静音化をはかり、ノートパソコンは引き続きPanasonicのCF-W5が良いかなという結論になったのです。
デスクトップ機でMac miniに対抗しうる機種は他に見当たりません。私の場合、デスクトップ機はそれ1台で全てを賄うというつもりはなく、あくまでも「普段はファイルサーバーであり、時々写真の加工や整理等に使用する」と言うことで考える訳ですから、24時間電源がオンになっていても気にならない静粛性はとても重要です。更に必要最小限の構成を最小限の容積にまとめたこの設計思想は見事だと思います。これ1台で全てをまかなうのであれば「拡張性がない」と思うかもしれませんが、私の考える用途で考えるなら、この機種にライバルはないでしょうね。特に最近はこれでWindowsも動くようになりましたから、必要に応じてOSを使い分ければもっと便利に使えるでしょう…といっても、私はSystem6及び7のMacしか触ったことがないので、今時のMacを使うと言うことには一抹の不安もあるのですが。

ノートパソコンの次点は、IBM…いや、LenovoのX60ですね。PanasonicのCF-T5…W5からDVDドライブを取り除いて大容量バッテリーを取り付けたモデルも候補にはなりますが、もともとIBMのX30を使って満足していたけれど、CD-R/RWドライブを内蔵していると言うことでCF-W2に乗り換えた経緯もありますので、DVDドライブが搭載されていない機種ならばPanasonicよりLenovoの方が使いやすいだろうと思うのです。軽さ、機動力、バッテリーのもちではPanasonic、キーの打ちやすさ、ポインティングデバイスの使いやすさではLenovoがリードします。そして、パソコンで作業をするその殆どの時間はキーを打ったりポインティングデバイスを操作する時間ですから、それが優れているパソコンが使いやすいと言うのも納得の行く理由でしょう。
確かに私の特殊な仕事現場で、荷物を余り持ち込めないその現場にCF-W5は嵩張らずに持ち運んで、パソコンを持ち込めばCD-Rに書き出せると言う仕事を立派にやり遂げてくれました。本当は、それ以外に出張時、新幹線の中で映画のDVDソフトを見たりすることができるのではと期待したのですが、最近は新幹線も速くなってしまって、東京〜大阪位では映画を見終わることができずかえってストレスをためてしまいます。もう特殊な仕事環境の現場に行く機会も減りましたので、本当に本体にDVDドライブを内蔵している必要があるのか、それを良く見極める必要がありそうです。
また、最近は様々なメーカーからかなり安いノートパソコンが出てきているようです。中には本当に「すれすれ動く程度」と言う性能で「安かろう悪かろう」を実践しているものもありますね。そこからBTOで部品を取り替えていくとそれなりに使える性能になる代わりに、値段もそれなりになると言う寸法でしょうか。私は別にノートパソコンでグラフィックの派手なゲームをやろうとか大それた事は考えていません。ちょっとネットにつないで、ちょっとプログラムが動かせて、ちょっとワープロや表計算が快適に動いてくれたらそれで良いのです。ですからそんなに大それた性能は必要ないのですが、経験からCPUは遅くても良い(CF-W2のPentiumM 1GHzで遅さは感じていません。もっと遅くても問題なし)のですが、メモリだけは最大に増設してやりたいと思います。以前X30に1GBのメモリを入れていたのですが、CF-W2を購入したとき、512MBをオークションで手放したのですけれど、512MBになった途端処理がもたつくようになったのです。CPUが1.5GHzか1.66GHzなんて何%も変わらない瑣末な差を問題視するより、その金でメモリを増設した方が絶対に体感速度は上がると思うのです。そしてグラフィックボードは最低限のもので十分。そして何より大切と思うのは、長期保障の保障方式です。これは以前にも書きましたが、ノートパソコンはデスクトップと違って、壊れやすい機械が寄り集まっているものですから、長期にわたって保障があるメーカーを選ぶべきだと思います。私のCF-W2は2年半で液晶が寿命を迎えました。液晶は部品代が5万円超で交換手数料を合わせると6万円を超えます。X30はもっと長く使っているのに、液晶はまだまだ使えるので個体差はあるのでしょうけれど、兎に角何が壊れてもすぐに何万円と掛かってしまうノートパソコンは、長期に渡って安心して修理ができる保証体制が整っているメーカーのものを選ぶべきだと思うのです。そういう意味から言ってもPanasonicとIBMは安心できるメーカーです。但し、Panasonicはオンライン販売でなければその保証は受けられません(私のは対象外です)し、IBMも今はLenovoですので、果たしてIBMの時代と同じ補償が受けられるのかはまだ調べていないのですが…(無責任でごめんなさい)


カウンタ

今日にでも10万突破しそうです。
私の中では、「10万超」と言うのは、「自分では成し得ない、何処かよそ様の出来事」と言う認識でしたので、ちょっとだけ「へぇ〜 自分のところでも到達するもんなんだ」と驚いています。まぁ、特別なイベントは何もありませんが、一つの区切りを迎えられそうってことで。


F1は大丈夫か?

FIA(国際自動車連盟)は世界モータースポーツ評議会を開催し、2008年から2010年までのF1の公式ECU(EngineControlUnit:エンジン制御装置)の供給元としてマイクロソフトを選択したことを発表しました。

このニュースが発表された直後から、ネットのあちこちで「2008年からF1では、エンジンが停止しスタートできないトラブルが続出」とか「F1のハンドルに「CTRL」「ALT」「DEL」ボタンが標準装備される(運転手が頻繁にそして必死にそれを押す姿が一般的になる)」とか洒落にならないジョークが飛び交っています。
まぁ買収の得意な企業と言うか、買収することしかできない企業ですから、これも2008年までにそれなりの企業を買収して対処することになるのでしょうけれど、1秒間に18,000回転ほど回るエンジンを制御すると言うのは結構大変なことです。果たしてマイクロソフトでそんな仕事ができるのでしょうか。「X360がFIFA公認の家庭用ゲーム機です」なんて笑えるジョークとは違って、今度のは運転手の命が掛かっているんですからね。まぁ請け負ったからには一応の成果は出してくれるものと願いますが、やはり「マイクロソフトが」と聞くと本能的に「トラブルは避けられないな」と思ってしまう人はとても多いと言うことなんでしょうね。


エレベータ

先日のエレベータの事故について、最近の報道番組は『ようやく』保守会社の不備を追及し始めたようです。

それは目先の一番目立った攻撃相手であるシンドラー社が、思い腰をあげお偉いさんが謝罪の言葉を口にしたので攻撃してもつまらなくなった。又は、既に時間が経過してシンドラー社を攻撃するのは面白みがなくなったということなのでしょうか。6月9日に「エレベータ(まとめ)」でも書きましたように、事故直後から私のような素人でさえ、「問題はメンテナンスを行う会社にある」と言う事が判っている訳で、本来、「視聴率を稼ぐこと」ではなく「事実を知らしめること」が使命であるはずの報道機関及び報道番組がなぜ今頃になってようやく、そんな話をし始めるのかが理解できません。メンテナンス会社にその気があれば、自分に不利な証拠となるものは、事故発覚からこれまでの間にかなり処分、隠滅ができたと思います。

ここでも繰り返しますが、エレベータを販売設置はしたけれど、メンテナンスは他社が落札してしまった現状で起きた事故で、なぜ、エレベータの製造元が頭を下げる必要があるのでしょう。「どうして交通事故で毎日のように人が死んでいるのに、自動車メーカーの社長は毎日謝らないのでしょう?」と言うのと一緒ですよ。そんなくだらない事に対し、「企業が謝らないのは異常」とかそんな程度の見識のバカをコメンテーターとして、目先の視聴率を稼ぐだけの話しかできない番組は本当に存在価値があるのでしょうか。事故の本質を見抜いて、「目先のことだけを言えばシンドラー社が悪いけど、今回の肝はメンテナンスが正しく行われたかどうかなのだ」と言い切れるだけの番組はでてこないものなのでしょうかねぇ…


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