-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 ミュージシャン、デザイナーToronto入り












12月、師走です。
師も走れば、オイラはもっと走る!
めちゃくちゃな週になりそうです。

【Tokyo Doll2-NO KIMONO-】のデザイナー達と
【JazzEx】のミュージシャン達が
今日、同日にトロント空港に降り立つ。
別々のイベントながら、オイラは両方に深く関わってるので
色々と調整しなければならない。

【Tokyo Doll2-NO KIMONO-】では、
Rafiに空港までデザイナーを迎えに行くのを手伝って
と言われるが、免許証の期限が切れていることが発覚。
そう、Rafiもオイラも無免許状態だ。
車はあるけどドライバーがいない。
Chandraに連絡して、代役を引き受けてもらう。

【JazzEx】では、
日本から出発する安カ川さんの巨大なウッドベースが
機内に持ち込めないのが発覚し、急遽貨物扱いで乗せる。
ベースは2m15cm、重さ60kg
でも、それくらいの人間、NBAの選手とかプロレスラーとか
平気でいそうなのにね。
ノブさんとショーゴがポスターを引き取りに来て、空港へ向かった。

その間を縫って、オイラは年末の極秘プロジェクトの準備に入る。
アーティストとしての命運が掛かる、久々のチャレンジだ。
英・米のオークションハウスの歴史と仕組みを
インターネットで大急ぎで収集。
NYのギャラリーとのコンタクトを取りはじめる。

5時、スーツに着替えて
【JazzEx】のレセプション会場である
「Top o' the Senator」へ到着。
日本側のミュージシャンがホテルにチェックインしてる間
スタッフらが準備を進めていたが、諸々問題が発生。
当初の予定だった3階のラウンジから2階へ変更、
来賓ゲストリストが未到着で、誰が来るかも分からないまま
受け付けを開始することに。

オイラの役目は、専ら社交だから
来賓やミュージシャンらとの交流を積極的にこなす。
ヤマハのS社長は、今朝発行されたばかりの
オイラのインタビュー記事を偶然読んだらしく
初対面にも関わらず、気さくに色々と面白い話を聞かせてくれた。
世界的ドラマー、Barryからはポスターにサインをせがまれる。
いや、オイラがサイン欲しいくらいなんですけど。
ギターのRoy Pattersonは、かなり浮世絵に精通してて
ポスターを指差して「ここは広重の〜」とか
質問攻めにあった。

そうしてる間に、ノブさんが
日本側ミュージシャンを従え会場に到着。
すぐさま乾杯が始まって、いきなりスピーチをさせられる。
その後、明日香さん、百々さん、安カ川さんら
日本側ミュージシャンと親交を深める。
ジャズ界では、とてつもなく有名な3方だが
皆、気さくでとても気持ちいい人達だ。

レセプションの終了時間が迫り
2次会でMontreal Bistroへ移動するというが
残念ながらここでオイラは離脱。
Rafiの待つDrake Hotelへ向かう。











2階のスカイヤードでは、泥酔のRafiと
長旅で疲労困憊のデザイナー三田真一さん
それとアーティストのシュウコウさんが待っていた。
三田さんは、Misiaやラルク、Hitomiらを手掛ける
売れっ子スタイリストとしても活躍している。
今回のショーのために、坂本龍一さんとテイ・トウワさんが
コラボして曲を仕上げてくれたそうだ。すげぇ〜。

三田さんが撃沈したあと
シュウコウさんとアート談義で盛り上がる。
4日のファッションショーのオープニングでは
和紙を使ったライブペインティングを見せてくれるそうだ。
今からすっごい楽しみ。

深夜を廻り、それぞれ宿へ帰還する。
そこからBloorまで上がって
熱を出したR子を見舞いにいく。
病院行って大学は休んだけど
それでも勉強してる。
学生ってほんと大変だぁ。
最近ハマってるマスカットグレープを手土産にもっていく。


2004年12月01日(水)
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