-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 魅惑の囁き・・・


ジャパレス【A】のオーナー、Kさんと食事。
以前からチョコっと話を振られているのだが
日本食レストランの経営をやってみないか?という相談。
本店が支店を出すときは、通常「暖簾わけ」が多い。
長くそこで勤めた弟子に、屋号を貸し、独立させる訳だ。
ところがこのオーナーは、どういう訳か
料理人でも経験者でもないオイラを口説こうとしている。
「私は、起業家としてアナタをみています」という。
なんでやねん!?
頼むから、そういう事いわないでおいて〜!
先日は、サン村田から
「アナタがビジネス始めたら、もっと金持ちになれる」
とか言われたし、よく人からも
「あなたはビジネスに向いている」とか
「お金儲けの事だけを考えれば、成功します」とか
ま〜ったく根拠不明のサジェスチョンをされる。
何でだろ・・・?
そんな臭いをオイラがプンプン発散させてるとでも言うのか?
も〜それは命取りなのよ、オイラがやったら。
アーティストだなんて言えなくなる。
オイラがビジネスに手を染める=アーティストとして終わり。
だと、幼稚かもしれんが、真剣に思うぞ。
だから、頼むからそんなこと囁かんといて〜!

ま、いつも通り
ノラリクラリと話題をかわして退散する。

ダウンタウンに戻ってから、ケーキを手土産に
友達の引越しパーティーへ顔を出す。
彼女は友達が多いので、引越しパーティーも分散させ
今夜はアーティスト・ナイトらしい(笑)
慎也さんとYuuko、ミキちゃんという
2画家+2写真家という組み合わせ。
おもろい。
アート談義に花が咲くと思いきや、
予想を裏切って、恋話に突入(笑)
かなりバツが悪いので、この辺で退散する。
そのままオアシスに直行。
秋の夜長は読書だべ!の如く
文学チックに過ごす。

2004年11月12日(金)
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