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■ 王道
昼過ぎにショーゴ、RafiとCarolと待ち合わせて Queen Westのパスタ屋で食事。 これからハロウィンパーティーのポスター貼りをするというので 少し手伝って、Drake Hotelまで一緒行く。
そうそう、ショーゴはつい最近Carolに英語を習い始めたので ずいぶん打ち解けた雰囲気になってて嬉しかった。 月〜金までの週5日、結構ハードなもんだ。 Carolは日本で7年も先生やってたし それを完全プライベートだから、相当に美味しいクラスだと思う。 オイラも行こうかな? 最近、英語に関してはブラッシュアップしてないし。
夜、オイラ、ショーゴ、クミ、R子それぞれスーツ、ドレスを着込み 【日加タイムス社 創立25周年パーティー】に出席。 Gene DiNoviトリオのジャズ・ライブ演奏もあるとのことで かなり楽しみにして行った。 創立25周年ということで、会場であるJCCCには トロントにある日系企業の方々が大勢やって来た。 顔なじみの日加スタッフ達も、今夜ばかりはおめかしして 来客の対応に追われている。

円卓のテーブル席につくと、偶然にもチャコちゃんと同席! いつも髪を切ってもらうヘアデザイナーさんだ。 堅苦しい来賓の席じゃなくて良かった、とホッとする(笑) いつも通りの、ハイテンション・スピーチで I社長から紹介があり、すぐさまGene DiNoviの演奏が始まる。 この人は、正式な音楽教育を受けておらず 独学でJazzの道を突き進んできたミュージシャンだという。 特に、JazzやClassicの世界では 音楽的教養を重視する傾向があるのに この人がここまで観衆の支持を得てこられたのには 何か理由があるはずだ。 そういう興味もあって、じっくりと音楽に耳を傾ける。
ベースとドラムという、シンプルなバックバンドに合わせ Geneのピアノがリリカルに響く。 若いんですよ、音が。 どっしりとした重みが無い代わりに 心の琴線をさらさらと流れるようにピアノが響きます。 そんで、演奏する曲も耳慣れたスタンダードが中心で、 時折、Gene本人が歌う(決して上手くない)ボーカルが乗る。 ピアノを弾く姿は、オーバーリアクション気味。 要するに、エンターテインするんです。
幅広い観客を相手にするのが【王道】と呼ばれるなら Geneは正に王道。 小難しく細分化しつつあるJazzの世界で 王道を貫くことは簡単ではない。 何故なら、Jazz入門を果たした初心者は より難しい音楽、よりマニアックな音楽へと進んでいくからだ。 別の言い方をすれば、マニアックになればなるほど 優越感を得られるジャンルなのかもしれない。 だから、王道は入門編にこそなれ、 深みに嵌ったリスナーを取り戻すのは難しいと思うのだ。
オイラが今夜、感じたのは こういうGeneみたいな人がいるからこそ マニアックなプレイヤー達も安心して そこでプレーできるのではないか?ということ。 もし、王道を果たす人が誰も居なかったら マニアックな人達の中から 誰かがその役割を担わなければならない。 つまり、一般を、幅広い大衆を相手に演奏することをだ。
休憩を挟み、第二部の演奏まで たっぷり堪能して会場を後にした。 それにしても、JCCCって遠い・・・。
ダウンタウンに戻ってから 韓国街でカムジャッタンを食べる。 R子が、テーブルを買ったのに組み立てられない と言うので、ショーゴと配達員ヨロシク テーブルを組み立てるだけの為にR子の家へ。 これがかなり難物。 最後は、夜中だというのにハンマーで叩きまくって完成! それから何故かトランプ大会に。 オイラは、ほとんどトランプを知らない。 ババ抜きくらいしか、ルールを聞かずに出来ないのだ(笑) 【大富豪】とかいう、ごっついややこしいルールのを やるハメになったのだが オイラはセンスがあるのか、ショーゴが弱いのか分からんが 最終順位は 1位R子 2位オイラ 3位ショーゴ という順に。
2004年10月23日(土)
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