-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 Distillery二日目

今日は7時起床。
またも自分で弁当を作る。エライ!
昨日よりも風が無くて、天気も快晴。
でもやっぱり寒い。

早めにブースがセットできたので
慎也さんと二人でアンティーク・マーケットに行く。
ここは隠れた穴場のようで
昨日なんて長蛇の列が出来ていた。
入場料$5も取るのに。
期待していたが、掘り出し物ゼロ。
よっぽどQueenにある汚いアンティーク・ショップのが
値段も安いし、掘り出し物もある。
所詮はヤッピー向けの“エセ”古物ショーだ。

さすがは日曜日。
昨日以上に忙しい。
それに家族連れで来る友達が多かった。
「はじめて来ました」っていう日本人の女の子も大勢きた。
トロントに来て日が浅いのか、
キラキラと目を輝かせて会場を廻ってる。
見るもの全てが新鮮なんだろうなぁ。
ちょっと羨ましい。








原画を買ってくれた人の中には
随分前に放送されたTVドキュメントを見て
というお客さんがいた。
もう一年以上前なのに、やはりTVの影響力は
あなどれないと実感した。

それにも増して
今日は新作のプリントが爆発的に売れた。
たぶん、過去のDistilleryで最高額。
どれも一点ものなので、
「後で戻ってくるわ」と言って、戻ってきたら
もう売れました。ってパターンが2回もあった。
お客さんは、すっごい残念そうなんだけど
買い物の極意って、ソレなんです。
欲しいと思ったら、即、その場で買う!
後悔先に立たず。








引き際までズルズルと人出があったけど
夕方5時に撤収作業に入る。
今頃、スタジオの前は凄いことになっているだろう。
歩いてすぐのところにあるCityTVの
【Much Music Video Award】が今晩あるので
通りを全面閉鎖してレッド・カーペットを敷き詰めてるのだ。
今年のメインゲストがBeastie Boysであるので
ソレ系の若者で一杯のはず。
予想通り、スタジオの目の前まで
バリゲードが張られ、警官が監視している。









一応、事前に入場許可証を発行してもらったので
無事にスタジオの前に駐車できた。
警官に見張られつつも(笑
急いで絵を積み降ろす。
それから彼女とレストランで食事。
どこもガラガラで、【Much Music Video Award】様様だ。

早めに寝ようと思ったが、寝付けず
DVDで買い直したリバー・フェニックス主演の
【旅立ちの時】を観る。
久々に号泣。
あんな泣けるのは、やっぱりリバーの演技力によるもの。
いかにも「泣かそう・泣かそう」とする映画は嫌いだけど
この映画は、本当にスッと涙が出てくる。

2004年06月20日(日)
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