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■ G3
トロント郊外にあるJ.C.C.C(Japanese Canadian Cultuer Centre)で、午前10時からミーティングだったので朝9時に家を出る。丸一時間掛かって到着。遠すぎ・・・。
コーディネーターのLindaと来年のコンサートについて打ち合わせ。ちょっと時間が出来たので、同じ建物内にある【日系Voice】の田中さんを訪ねた。慌しい立ち話だったけど、強烈に胸に残る言葉をもらった。
俺が「今、色んな話が舞い込んでいて、どれを選択するかが難しいんですよ。」と打ち明けた時に、「あなたは日系の手助け無しに戦える人です。カナダの社会と対等に戦えるんだから、何も日系コミュニティに接近する必要ないですよ。逆にスケール小さくなっちゃうから。」と言われて、何か稲妻がズドン!と落ちた気分。
ダウンタウンに戻って、トロント領事館へ直行。【Tokyo Doll】の反響が大きかったので、何と、日本の本部へ報告書と共に新聞や雑誌のコピーを送付するのだという。M領事不在の為、Ruiさんに預けて帰る。
留守電に、オタワのエージェントのJoanからメッセージがあり、俺の絵に興味を持ったコレクターの人が「トロントへ行く!」と言い出した為、急遽今日の夕方にトロント入りするという。それまでに最新の作品写真とプライスリストを用意するように言われた。
4時に【Tequila】でJoanと落ち合う。駆け足で作品の説明と値段の交渉をして、あとは彼女に任せることにした。最近、絵が売れてないから、大口の顧客は大歓迎だ。
6時に一旦家に戻り、素早く夕食を済ませ【Massey Hall】へ向かう。今夜は久々のコンサート【G3】という、毎年恒例のギタリスト達のコンサート。ジョー・サトリアーニとスティーブ・ヴァイはお決まりだが、今回のゲストは何と、イングヴェイ・マルムスティーン!!
インギー(イングヴェイのこと)は、俺の高校時代のヒーロー。【アルカトラス】のライブ盤を完全コピーすることに情熱を燃やしたものだ。北米では滅多に彼の姿を見れないので、これは逃す手は無いと、前から3列目のチケットをGET!
ブクブクに太った、近所のおばさん的な風貌になってしまったインギーだったが、やっぱり彼はGOD。神である。しょっぱなに、ステージに登場するや否や、一音も弾かぬ間にピックを次から次へ客席に飛ばす。もう、何をやっても許される。てか、早く弾けよ!
ギター奏法については、何を弾いてもインギー節の金太郎飴状態だが、ボーカルが居ないセットの為、思いっきりギターを堪能できた。
続くスティーブ・ヴァイのセットには、この日一番の盛り上がり。何と、サイドギター兼キーボードには、トニー・マカパインが登場!更にベーシストは元Mr.Bigのビリー・シーン!!もう平伏すしかないです。(ごめんね、マニア以外には意味不明かも)
あんまりヴァイは好きじゃなかったけど、このステージを観て変わりました。ヴァイ最高!彼が【G3】に居なかったら、確実にエンターテイメント・レベルが下がるはず。スターとしての風格と、エンターティナーとしての才能、卓越したギターテク、全てを彼は持っている。
その割を食ったのがジョーかな?最後の3人でのセッションは、観客がステージ前に押し寄せ、俺はまんまと最前列へ!相撲取りのように汗を撒き散らすインギーの体液を顔面に浴びつつも、必死でキープ。結構嬉しくない。
あ〜、やっぱギターはいいね。もう一回、昔みたいにトレーニングしようかな?
2003年11月06日(木)
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