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■ 礼儀とは何ぞや!
トロントでアート活動を始めてもう5年目になる。一番最初にメディアで取り上げてもらったのが、忘れもしない【The New Canadian】というバイリンガル新聞だった。その時のライター、Sさんから久々にメールをもらった。
そして、彼女が今関わっている【Challenge】というWeb雑誌の取材を受けることになり、午後2時に馴染みの【Tequila Bookworm】で待ち合わせた。
アーティストになる前に音楽をやっていた時代の話や、こっちに来てからの苦労話しなど、今までの自分を振り返る良い機会だった。それプラス、Tokyo Dollが終わって、キュレーターとしての活動を停止するのを決めた今の心境なども話すことが出来た。
一通りインタビューを終えて、今度はスタジオで写真撮影やメッセージの録音、色紙にサインなどをする。5年前は、どんなに小さくてもいいから取り上げて欲しいとSさんに取材をお願いしたのに、今、こうやって取材を受けるのは不思議な感じだ。
夜7時、いつもスポンサーなどでお世話になっている某社長のパーティーへ出掛ける。いつも豪華な立食があるので、ここぞとばかりに食いまくる。それから旧知の友人らと話したり、終始リラックスする。
帰りがけに、ちょっとしたことで従業員の男の子に手を上げてしまった。猛烈に反省。
30日の少年ナイフのコンサート後にも、同じような事があったんだけど、近頃の日本の男の子は礼儀が全く無い。20歳そこそこのガキに「お前、カナダで何やってんの?ア〜?」とか言われて、大人しく「売れない画家やってます」と答えるほど大人じゃありません。
その時は殴らずに「腕相撲でもしようか?」と、力の差を見せてあげて、事なきを得たんだけど、今夜の場合はちょっと違いまして。自分が言われるならまだ我慢出来ることも、彼女とかパートナーに対して無礼をされたら黙ってはいられなかった。
よく「外国って敬語もないし、従業員と社長でもタメ口きくんでしょ!?」と、トンチンカンな事を言い出す奴がいるが、よく考えてみ?礼儀って敬語使うことじゃないぞ。自分は相手の顔を立て、相手は自分の顔を立ててくれる。それが礼儀じゃないのか?
その前提があって親しく口を利くのと、初対面でいきなり「よぉ社長、元気!?」と言うのは全く違うこと。そんなのどの世界行っても同じことです。
もう一つは、関西芸人のボケとツッコミの影響からか、気安く人の頭を小突く奴がいます。俺は大っ嫌いです。間違いなくシバきます。まぁ、日本人同士だったら許容範囲かもしれない事だけども、こっちの人は、よほど親しい間柄じゃないと絶対に手を出したり小突いたりしません。
日本の会社では、新人のペーペー後輩が先輩の頭を小突くなんて事は普通なのか?俺は、それが日本流とか海外式とかで良し悪しを言うつもりはない。だが、社会的にみて「それは通用しないよ」という部分だけは守っていきたい。
口うるさいジジイのようだが、俺の前でそういう態度を取るやつにはこれからもビッシビシいきます。
2003年11月01日(土)
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