-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 ディスプレイについて対立

朝10時、Desing Exchangeにて【Tokyo Doll】のディスプレイについて会議。ギャラリーのディレクター主導による案が2〜3と、こちら側からの提案を掛け合わせたスタイルで検討。

整然と作品が並ぶ“ミュージアム・スタイル”も良いが、なるべくアーティストの展示案を取り入れた展示にしたい。それは多分、俺がアーティスト側の立場に立ってるからで、Rafiやディレクターとは対立した。

100%俺がコントロール出来るわけでは無いけど、会場も展示も美術館スタイルで統一するのはどうしてもつまらないと思ってしまう。やっぱその辺も日本人的な感覚なんだろうか?「ゴチャゴチャした〜」感じまではいかないが、雑然とした雰囲気を出したい。

その辺を説明しようとしても、なかなか伝わらない。それで作戦変更。とりあえずRafiとディレクターに概案を作ってもらって、そこに俺の考える「雑然感」を注入することにした。

数時間に及ぶ会議で、最初は0%だった俺の意見が40%くらい採用された。ディレクターからすれば、こんなワガママな奴は初めてだっただろう。最初は怪訝そうに聞いていたけど、最後には「まぁそれも面白いかもな」という態度に変わってきた。

参加アーティストの中には「こう展示して下さい」という展示図を付けてくる人もいて、やっぱりそういうアーティストとしてのこだわり部分は取り上げてあげたい。開幕までは実際のディスプレイが見れないので、あとは現場で対処したいと思います。

2003年09月30日(火)
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