-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 愛国の日

9・11
セプテンバー・イレブンです。
アメリカでは【愛国の日】に制定されたそうです。
あれからもう2年、
人々はまだ、ひとつの村に住む準備をしていません。

どうでも良いという人は、他のどうでも良いという人を放っておくけど、どうでも良いと思えない僕は、どうでも良いという人を放っておけない。

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午後、Rafiとのミーティング。日本からほとんどの作家の作品が届いた。ギリギリまで撮影を延ばしていたが、やっと目処が付きそうだ。

一旦スタジオに帰って次のミーティングの準備。先日のアパレル関係のプロジェクトが進んでいて、昨夜も徹夜でデザインを仕上げた。オーナーのDougと待ち合わせて、サンプルをピックアップ。商品化しやすいので、まずは幾つか帽子のプロトタイプを制作することに。

これが成功しない事には先が無いので、何度も質問を繰り返してアイデアを煮詰めた。この先に何があるかと言えば、今年初めに着手して、長いことスタックしたままの【I Love Toronto】プロジェクトを何とか建て直したいんだ。

Hiroに凄いデザインを出してもらってるし、ポテンシャルの高いプロジェクトだし、日本のBEAMSがポシャッてからずっと各方面に根回ししているから。

夕方、一旦抜け出してチャイナタウンのレストランへ向かう。Aちゃんが急に帰国することになり、送別会が開かれた。袖触れ合うも、多少の縁。この広い世界、偶然知り合って言葉を交わした事でさえも何億分の一の奇跡に思えてくる。

2003年09月11日(木)
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