-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 生意気ですが、言わせてもらいます

世界数カ国で配布されているフリー・ファッション・マガジン【Vice】に広告が掲載されることになった。締切りが近いので、急いで雑誌側とミーティングをする。広告はカラーの1/4ページなので、小さいながらも効果的なカットを使いたいと思う。

それにしても、これらの広告を取ってくるChandra嬢は凄い!どっから話を持ってくんの!?ていうか、金払って雇いたいくらい。(Tokyo Doll関係者は無給です・・・) 明日は、あの【NOW】との交渉だというし、恐れ入ります。

風邪が酷くて、カーロスとの庭造りをキャンセルしたというのに、寝る暇も無くみっちり広告制作。

夜9時、【Bit's】のKazuとQueen Westのバーで密談。風邪ひいてるところにアルコールが入って、頭がフルスロットル。何でもやってしまえ!という状態に(笑)。

俺は彼を、ただの一編集者だとは思っていない。分野は違うけど、社会に対して何かを産み落とそうとしている者同士だと思うし、トロントに於ける日系社会に風穴を開ける力をもつ人間だと思っている。

世界を見渡せば、俺らの世代、20台後半から30台前半でドデカイ仕事を成し遂げる奴らが山ほどいる。それに比べたら、このトロントは何て保守的で無風なんだろう。特に日本人。目標遂行能力の無いやつに限ってデカイ口叩くんだよなぁ、困ったことに。

日本人は中国や韓国の人に比べて好感度が高いと聞くので、その理由を探ると、「おとなしい」、「がめつくない」、「言われた事をキッチリやる」、「文句が少ない」、「でしゃばらない」・・・・って、誰も言わないんで、同じ日本人として俺は言う!お前らナメられとんじゃー!あほ。

人種に関係なく、明日の未来を創っていくのは我々の世代なんですよ。それに向かって各国の若者がズンズン進んでいく中で、明らかに日本人だけ出遅れてる気がする。俺はそう感じます。感じませんか?感じるなら、ちょっと本気で人生生きた方がいいですよ。

2003年08月08日(金)
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