-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 姉さん、キャンセルです。

な〜んと、とんでもない事が起こった!7月30日に参加予定だったOutdoor showが突然キャンセル!

あのローリング・ストーンズをはじめ、10数組のバンドが出演するトロント史上最大の野外コンサート会場にアート・マーケットが設置される事になっていた。しかし、日を追うごとに予想観客数が膨れ上がり、TVや新聞でも連日「大変なことになる」と煽るもんだから、主催者のモルソン・カナダはマーケットの設置が危険であると判断したらしい。

昨日、慎也さんにも言われてニュースを見てみたら、【交通機関は徒歩!】とか【寝袋持参】とか【徹夜組】【ペットボトルは2本まで】【病人は必ず診断書を携帯】などといった単語が乱れ飛び、尋常じゃない様相を呈していたので(笑)ある意味納得。

でも、とにかく残念!海外の野外フェスの開放感ときたら堪らないものがあるし、20万人規模のなんてそうそう無いから。まして、そこで絵を展示できるチャンスなんて今後またあるのだろうか?!

日本にいて、音楽漬けだった頃の憧れは、何と言っても海外で行われる野外フェスティバルを観ることだった。

初めて行ったのが、1997年にバンクーバーのUBCで行われた野外フェス。午前中はガラガラで、シートに寝転がって日焼け出来たのに、陽が暮れるにしたがってドンドン客足が増え、トイレに並ぶのに30分も掛かったりした。

で、大好きなシェリル・クロウやLos Lobosが出るころには8万人に増え、トリのTragically Hipが出た真夜中過ぎには10万人を越えたとのアナウンスがあったのを憶えてる。

午前中は、清々しい空気の中で寝転がって音楽を楽しみ、持ってきたランチをパクつく。沈みゆく夕焼けを背に、小高い丘へ移動して遠くからステージを眺める。最後は最前列まで突進して、真夜中過ぎのカオス状態を味わう。野外フェス独特の時間の流れに身を任せた一日だった。

今回キャンセルになったので、客として行こうかとも思うけど、何だかテンションが下がってしまってる。

来週、モントリオールへ視察に出掛けるついでに、Casino Ramaでリンゴ・スターのコンサートへ行ける事になったからかもしれない。やっぱり、こっちが野外フェス以上に大事。

残るビートルズはリンゴとポールの2人だけ。ジョンもジョージも生きてる姿を見ることが出来なかったので、この2人だけは追いかけ続けます!しかし、世界ツアーのスタート初日がトロントとは、リンゴとは縁がありますな!


2003年07月16日(水)
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