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■ 会社という箱
ディレクターのアキコさんとミーティング。”Let's Have〜”についてや、2/ARTICという組織について色々と考えていることを話した。まだ俺は人の上に立てる器じゃないと思うし、明確な方程式がない。だから手探りで、あっちこっちに手を伸ばしているが、これがスタッフを混乱させる。
とりあえず会社という箱を作ってしまうのか、それとも自分の限界に達して箱が必要になってから会社という箱をつくるのか?俺はいまその中間にいる気がする。
もともと2/ARTICという組織はイベント”Let's Have〜”のために立ち上げたものだ。イベントを成功させるためには個人事業では収まりきらなかったからだ。ビジネスという側面から見た場合、相手の会社と交渉する時に、どうしても個人だと立場が弱くなってしまう。事実、一人のアーティストとしてある会社に電話を掛けた時と、2/ARTICという会社の人間として電話した場合の対応には雲での差があった。
そういう意味で、会社という肩書きが有効というだけで、俺個人のアート活動に会社が必要というのではない。ところが一旦名前が出来てしまうと便利なもので、自分の絵のプロモーションや収益に関しても全て会社の収支に計上してしまうようになった。スタッフは”Let's Have〜”というイベントのためのボランティアが中心となっているのに、いつしか営利を生むtomolennonという分野にも協力せざるを得ない状況になっていた。
これでは完全に従業員として給料を支払うべき部分だ。当初の俺の線引きが曖昧だったので、ここまで好意に甘える形になってしまったが、もう一度本質を見つめ直し、自分にはどんな力があってどんな力が足りないのかを確かめてみたい。
2002年02月27日(水)
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