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■ 村上隆に会う
今や日本を代表する現代美術アーティストである村上隆が、トロントにて講演会を開くというので、急遽インタビューを申し込んだ。「スーパーフラット」論を掲げ、こちら海外での評価も素晴らしく高いアーティストだ。
日本では奈良美智と並ぶ、現代の2大巨匠っぽくもあるね。アニメやオタクから派生した彼のアートは日本のあらゆるメディアに登場しているので、恐らく名前は知らないけど、作品は知っているという人が多いだろう。
開催日2日前ということで、関係各所に連絡を取るがスケジュールが一杯とのことだった。村上氏は、レクチャー後に直ぐトロントを発つ予定なので仕方が無い。開催地であるPower Plantのディレクターからも正式に「不可能」との返事をもらったので、「これは無理かな〜」と、ちょっと諦めモード。
当日になって、急遽とりあえず、レクチャー後に質疑応答が出来るコンファレンスへの出席が出来ると言われたので、会場へは向かうことにした。
多少早く着いたのでオフィスへ向かい、交渉に当たったK氏に挨拶。改めてバックステージでの時間を割いてもらえないか?と聞くが、答えは「NO」。諦めて開場待ちをしていると、評論家のキャサリンに偶然会った。彼女はレクチャー後に村上隆を囲む小さなパーティに呼ばれているらしく、それに俺も一緒に連れて行ってもらう約束をした。ラッキー。やっぱり人のコネは使うべきだと(笑)
レクチャーが始まり、うちのディレクターのアキコさんと出席。内容は村上氏みずからが編集したドキュメント映像を中心に、制作現場の様子や展覧会開場の様子を映したもの。村上氏が登場して、かなりの割合で英語でスピーチしてたが、あまり「スーパーフラット論」に触れる内容が少なく、多少物足りなさが残った。
レクチャー終了後にキャサリンを見失ってしまい、多少あせる。しょうがないので、直接村上氏のところへ行った。本人は風邪で体調を崩しているらしく、疲れた表情で、「パーティはキャンセルで、内輪だけの食事会になったんだよ」と言う。そんな場所に無理やり入ってインタビューするのも失礼なので、彼のマネージャーに後日インタビューの許可をもらった。
彼に聞きたいことは山ほどあるが、特に一般層への現代アートの落とし込みの戦略について興味がある。後日インタビューができたら、こっちの新聞紙上で発表しますけど、このHPでも報告しますので、楽しみにしててください。
2002年02月14日(木)
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