WELLA
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2004年04月03日(土) 臨戦態勢

もう当たり前のような顔して4月がのさばっている。
2月3月でばっちり準備して、らくらく新学期を迎えるはずが、思い返せば、家の中を片付け、不用品をバリバリ処分し、模様替えして終わったような気がする(ベランダは片付いてない)、あとは、合間にフランス語教室に行って、パン焼いて、夫に当り散らしてたぐらいか。2月3月は普段会えない友達とゆっくりランチしたりするつもりだったのに…。ふらりと小旅行ぐらいするんだったのに…。
この家に引っ越してきてまる三年あまり。当初の計画と全然ちがうライフスタイルになってしまった。初めのころは和みの空間を演出しようと考えていたのに、夫の仕事量が比較にならないほど増えてしまい、さらに私の仕事も増え、雑然とその日暮を重ねるようになってしまった。和みの空間も散らかっていてはイライラが募るばかりである。というわけで今回、片付けやすさを優先にして、新たに収納家具を買い足し、スペアルームを半分を巨大なクロゼットにしてしまった。
衣料品もずいぶん処分した。今回夫の服を数えてみたら、すごく多かったのだ。おしゃれでもないのに、やたらと数がある。よくサラリーマンのワードローブがスーツ以外はゴルフウェアという話があるが、夫の場合スーツはあるものの着たがらず、普段の通勤用にコットンシャツにチノパンツ、企業の人と会うようにジャケットとスラックス、部屋着として云々…といった具合である。男物だからかさばるというのもあるが、なんか私のものより断然多いのである。良く見てみると、同じ程度に着古したシャツや、かかとの擦り切れた靴下がざくざく出てきる。セーターも何枚もある。北陸で寒いからと買い、イギリスで安いからと買い、舅からのお下がりをせっかくブランド物だからといっておろし、そのくせ、私が口うるさく注意するほどいつまでも同じセーターを着ていたりする。
いったこれはなぜか?ということになり考えてみると、つまり「貧乏性」だということになった。もともと夫は「買いたがり」なのだが「貧乏性」なので「安物買い」な傾向がある。「3つで1000円」とか「まとめて買うと1つおまけ」とか大好きである。安物はすぐにへたる。しかし「貧乏性」なので「とっておきたがり」でもある。しかもしまいこんでいる間に、存在を忘れてまた買いたがるという、「これじゃ片付くはずがない」スパイラルなのである。
というわけで、今回は彼の衣装を一軍二軍自由契約に分類した。二軍は寄付である。一軍は先発・後発・ベンチ入りに分けてTシャツからセーターまで、チェストに入る分だけを先発メンバーに。それ以外は来年以降また着るグループとして、ダンボール箱につめてラベルをつけて押入れへしまった。これだけ少なければ片付けもできるかもしれない。とりあえずこれで夏休みまで3ヶ月乗り切ってみる。


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