WELLA
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2004年04月01日(木) ピカピカの一年生

新規非常勤先Tへ。
新任者の会合だというので、簡単な顔合わせかと思いきや部屋に入ると、ほとんど全員スーツ姿。演壇がしつらえてあって、入社式のようである。学長挨拶があってから、一人一人名前を呼ばれ、学長初め前方ずらりと並んだ理事や学部長に頭を下げる。みんな頭の下げ方がなっていない。大学教員もビジネスマナーを習ったほうがいいと思うよ。その後専任と非常勤とにわかれて、別室でお弁当が出る。決められた席に座って、黙々とお弁当を平らげる人々。おかずの多さ(幕の内弁当)を除けば宿坊の食事のようである。たまたま隣に座った年代が近そうな(といっても絶対年下の)女性教員に話しかけて、幾分ぎくしゃくしながら談笑しつつお昼を食べる。
彼女はこの大学の英文科の博士課程を終えたばかりだという。とりとめもなく話をしていたら、出身大学は私と同じとわかり急に打ち解ける(それがあの大学の長所であり、他大学から批判される短所でもある)。卒業年度を言うと「え、おわかいですね…」と絶句していた。貫禄がないってことですかね。結局私より7才ほど若いらしい。帰国子女で大学時代は他専攻だったのだという。なかなか面白そうな経歴を持った人なので、名刺を交換して、またいつかお昼でも食べましょうということにした。
お昼が終わってから、学事日程などを聞き、構内を案内してもらって、教員控え室で解散で、果てしなく続くかに思われたスケジュールだったが、終わってみると正味2時間だった。その後、私を呼んでくれた専任教員の研究室によって打ち合わせとも世間話ともつかない話を2時間ばかりして帰る。
急に髪がうっとうしくなって、帰りの駅のプラットホームから急遽美容院に予約を入れた。「3ヶ月ぐらいこなくても大丈夫なようにして」といって、パーマとカラーも一度にやって相当頭が軽くなる。2時間半すわりっぱなし。お尻が疲れた。


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