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私はモバイラーではない。 カメラつき携帯を持っているもの、ほとんど撮らないし、とっても使わないし、メールも打たないし、ややもすると電話にも出ない。ほとんど時計代わり、カレンダー代わりである。そもそも手帳も持ち歩く習慣がない。その代わりパソコンのメールは結構まめである。数日返事をしないと、届いていないのかと思われて問い合わせのメールがくるほどである。しかし、最近の私のように、家を含めて仕事場がいくつもあると、行く先々でメールをこまめにチェックするのが難しいことがある。それぞれのマシンにメーラをインストールして、メールの設定をすればいいのだろうが、あちらでダウンロードしたものは、こちらでは読めず、ということでは困るし、かといっていつまでもサーバーにメールをおいておくのも都合が悪い。いつでもどこでも自由に取り出せて一元管理ができるようなうまい話はないものだろうか、と思っていたら、仕事先で使っているメールがIMAP形式になった。Webメールもつかえる。これが思いのほか便利である。使うマシンが決まっていれば、ローカルにメーラをインストールしたほうが操作性はいいのだが、そうもいかないときは、ちょちょっと他人のマシンを借りてWebできる。しかも送信済みメールも、設定フォルダもちゃんと一元管理することができる。これはうまい話である。 それに加えて、最近外付けの記憶媒体を利用するようになった。こちらはUSBで直接挿せて、キーホルダにもつけられる、大きからず小さからず使いやすい単純さである。そのくせ、256MBもある。容量からすればそれほど大きくないが、外付けFDDを使っていたのに比べると隔世の感がある。私が扱うデータ量はたがか知れているので、ここに仕事で使うデータを丸ごと放り込んでおいて持ち歩けば、どこでも仕事ができる。 さらに、このメディアはメディアの中でクローズできるメーラーをインストールできる。インストールといっても付属のCD−ROMの中のプログラムをフォルダごとコピーするだけである。このメーラーはインタフェースはダサいのだが、メールの設定をしてそのメディアにメールをダウンロードできるし、しかもメーラを使った痕跡がパソコンにも残らない。サーバ上のメールをのぞきにいき、必要なメールだけをメディアにダウンロードしたり、不要なメールはそのままサーバ上のメールも一緒に削除もできる。これでWebメールに乗らなかったプライベートアドレス分のメールを、ブラウザやメーラを介さずに読み書きできるのだ。これまたうまい話である。 びば、やどかり生活。
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