WELLA
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2002年11月28日(木) 留守にします。-出発の朝-

来週の火曜日の夜まで留守にするざんす。
行き先はおフランスざんす。
学習の成果を試すにはチョト早いけど、
でもがんばるざんす。

それでは皆様ごきげんよう。さようならバイバイよ。
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という日記を書いてから、朝6時に家を出て、新宿からウィング成田というのに乗る。初めての経験。ウィングと言う軽やかな名前とは裏腹に「在来線でごんす」という、ちょいと匂いのきつい車両。これでNEXと同じ料金だったら詐欺だけど(よくわかってない)、でもガラ空きなので対人関係の余計なストレスはないかも。
時間どおりに空港につく。基本的に我が家はANAユーザなのだが、今年は夫が無謀な国外出張を繰り返したおかげでマイレージが溜まり、ラウンジがつかえる身分になった。早速チェックインしてラウンジに直行し、朝食を貪り食う。ここらあたりが貧乏性。フランスに行くと言うのに、スターアライアンス仲間のルフトハンザでフランクフルト乗り換え。マイレージ亡者としてはここで新たなマイレージを溜めるべく、長旅に耐える所存である。
が、実際長い。フランクフルトで乗り換えのために2時間待ち。ここでもラウンジがつかえるが、別に楽しいアトラクションがあるわけでもなく、"Das ist frei?"などと忘れはてたドイツ語も駆使して、混み込みのラウンジで席とり合戦に参加。スナックカウンターに熊の形をしたグミが(いわゆるグミベアですな)山ほど有り、ドイツを感じさせてうれしかった。しかしなぜドイツ人はこんな身体に悪そうなお菓子がすきなのだろうか。
ニースについたのは夕方6時半頃。さすがにあたりも暗いので端から公共交通機関などは使わず、タクシーに乗る。夫は一応フランス語で行き先を告げる。お、やるじゃん。タクシーは海岸沿いの道を快調に飛ばす。海岸沿いはホテルや高級アパルトマンが立ち並んでいる。夜なのでニースなんだか熱海なんだかよくわからない。クリスマスのイルミネーションが瞬いて、割と俗っぽい印象。マクドナルドの角を曲がったところでホテルにつく。タクシーの運ちゃんは、Au revoir!と手を振る私達にThank you!Good-bye!といって去っていた。ホテルのチェックインカウンターに近づいて、いよいよフランス語を試すチャンスだ(どきどき)と思う私を追い越して、あっ!と思う間もなく「いつもの英語」を話し出す夫。ああ、私の頭の中の旅行会話が無駄になっていく。受付のお姉ちゃんは、部屋をチェックしながら「You are lucky!」と何度も言う。何がラッキーかよくわからないまま、部屋の鍵を受け取る。「お部屋は*4階*です。朝食は込みで朝7時半から10時半まで。では(にっこり)。」エレベーターを4階で降りて、部屋に向かう。なかなか立派なホテルである。ドアをあけてお姉ちゃんがいった意味がわかった。
スィートルームだった。


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