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2004年07月31日(土)
■約3年半ぶりの新幹線英語■

 本日、過去日記を取り上げる。

 2000年12月22日の日記で取り上げた「未来進行形」に関してささやかな考察を。

 結論から言うと、「未来進行形は、”単純な未来”を表す」という解釈が妥当である。この知見は、ちりんさんが解釈なさっているものと同じである。また、ちりんさんが2004年7月20日のblogにて示されている参考URL先でも、同様の解釈が見て取れる。

 ひとつ文献をあげると、安井(1996)では、未来進行形の解説として、I'll be having dinner in London about that time tomorrow. という例文をあげて次のように述べている。

「明日の今ごろという時間」になると,「夕食をとる」ということが始まっているということであり,単純な未来のことを表している.したがって,この点,未来進行形には意味上の紛れがない.
 ということで、will だけだと、未来意思か単純未来かが不明瞭になるため、未来進行形を用いて、その紛れをなくし、単純未来を表すことになる。

 JRがどこまで考えているのか分からないが、駅に近づいた時のアナウンスは、"We will make a brief stop at Nagoya." となっていて、ここでは will しか使われていない。駅が近づいてきて、「もうここへ止まるんやぞ」という意思未来だとして、その意思未来との差別化で、駅を出発した直後のアナウンスは、"We will be stopping at ..." としているのかな、と考えるはやはり考え過ぎだろうか。考え過ぎだろうな。

 で、ここで新たに浮かぶ疑問は、ちりんさんも述べているように、「なぜ未来進行形が意思を含まない表現となるのか」ということだ。意思の有無は、やはり主語や文脈によるだろう(安井 (1996)でも文脈によると説明されている)し、will か will be -ing かで決まるものなのかは怪しい。というか、will だけでは決まるまい。そういうワケで、もし明確に単純未来としたいのなら、"The (Our) train ..." というように無生物主語を用いる方がよいだろうな。

 ということで、まとめると、新幹線英語の未来進行形は、文献での知見や電車に意志はないという状況を踏まえると、意思を含まない「単純未来」ととらえるのが無難だと言える。しかし、単純未来を明確にするのであれば、無生物主語の方がよいのではないか、という提案も加えておきたい。

【参考文献】
 安井稔. (1996). 『英文法総覧』. 開拓社.



2004年07月30日(金)
■すぐ散らかる / 名前の鑑定■

 本日、書類の整理とサーバに置いてあるコンテンツの整理に追われる。

 前期もほぼ終わって、散在している資料の整理にとりかかる。論文を保管する個別フォルダーの消費が激しい。紙類は、比較的簡単に整理ができた。

 今度は、サーバに置いてある、各コンテンツの整理。パッと移動させるだけなら簡単なことなんだけども、あちこちとリンクしていたり、リンクされていたりで、下手に動かせないこともあったり。ひとまず、不要なデータを削除して、軽量化を図る。それにしても、デジタル化したって、散らかるものは散らかりますな。

■□■

 名前の鑑定なるものをやってみる。単なる姓名判断だけではなさそうだ。長いので、フォントを小さくして掲載。気になった部分だけを、大きくして強調してみる。つい悪いところばかりを気にしてしまうのだが、融通が利かないというのは大当たり。それから、姓名判断は、あちこちでやってみたけど、やはり大凶のようだ。姓名判断をしなかったであろう両親を恨むつもりはないが、よくもまあ大凶になるような名前になったなあとある意味感心する。


■ 陰陽のバランス
○○○○
中間の配列。時に良く、時に悪くと、吉凶紙一重の運勢です。一度失敗すると立ち直れなくなります

■五行の調和
 凶 [水]-[水]-[水] 凶
・頭の回転が速く、芸術的な才能に満ちています。晩年は変転、離別も暗示があり、平穏な生活は望めません
・水浸し状態です。頭は良いのに病弱で、自信が持てません。内向的になり、アルコールにおぼれます

■響きから人に与えるイメージ
・やさしい性質と、こまめに動き回る腰の抵さが周りの人から親しまれ、人気も高まって楽しい人生を送る人が少なくありません。
・頭がよくて抜け目もない、世渡りも上手という特性から金と名誉に恵まれますが、自信過剰になりやすいのが欠点。そのために周囲から嫌われないように自重が大切です。
・引っこみ思案の消極的な人と見られがちですが内実はしっかりしていて、資産もガッチリつくりあげます。ただ、融通がきかず、執念深いところがあって、他人との金銭貸借でトラブルを起こしがちです。また、遊びのつもりでつき合って結婚を強要される相手でもあり、その点に注意が必要です
・明るくはでな性格で社交の範囲も広く、皆に好かれますが、融通性に乏しく、黒白をはっきりさせたがる性格と自己中心主義とが災いして、長い友情が得られず孤独になる心配があります
・外柔内剛型。表面は温和ですが自分の信念に思実で正義感が強く、争いを好まず、弱い者を思いやる深い長所をもっています。仕事にも熱心で実力を身につけ、地位もしだいに昇進していきます。
・才能もあり世渡りも上手ですが、自信が強く、とかく他人を軽く見るのが欠点です。
・頭の回転が早く器用なうえに行動力も抜群です。

■姓名判断
総格:大凶 天格:凶 人格:凶 地格:凶 外格:凶
あなたの家系は盛衰が激しく、一代で天下をとり滅びてゆく傾向があります。
性格は、むら気で凝り性です。配偶者や実子、親との縁薄い傾向です。
又、趣味や特技への傾倒度大きいです。収集癖があります。親との縁薄く、金銭の苦労が絶えません。
その他にも、無口でおしゃべりで、陽気で孤独好きな人。晩婚。結婚後はマイペースを守ってゆけば成功、などの特徴があります。
でも人からは、ギャンブル好き、陽気、気難しい、口が悪い人というように見られます。
社会では、自分の特技や才能を仕事に生かせば順調に成功します。
家庭では、扶養の義務があり、大家族で生活すると円満です。扶養者がいないと他人の世話をする運命です。



2004年07月29日(木)
■資金不足■

 本日、追試の試験監督。

 諸事情により試験を受けられなかった学部生の追試にて試験監督を行う。特にトラブルもなく試験終了。これで、すべての解答用紙が出そろったので、あとは採点して平常点と合わせて成績を出すことになる。こういう事務的な作業は早々におしまいにして前期のTA業務を完了したいな。

■□■

 休みになってくると、あちこちで研究会や講習会が開かれる。今いる院でも講習会を行うってことで、その補助にあたることに。つい先日、まったりと座っている時に急に言われて、「え…、あ、はい、わかりました」なんて流れで返事をしてしまったのは反省。まあ、いいけど。

 そんな中、他の大学で開かれる講習会や研究会の情報も入ってきて、参加したいなあと思いつつ,詳細を見てみると、開催地がたいてい東京か大阪かという離れた地であるため、資金を考えると諦めざるをえないことも多い。で、実際に数件は断念した。

 それでもまだ、すこし先の話ではあるが、9月に大阪で某研究会、10月には東京で学会があって、どちらも行きたいところ。交通費と宿泊費を考えただけでも、毎回のことながら、なんかガックリきてしまう。知人を頼るわけにもいかず、何かと苦しい。宝くじよ当たれ、と願をかける。



2004年07月28日(水)
■人か業績か■

 本日、私的研究会。

 午後から2時間程。それにしても、暑くて家から出るのが億劫になる。だいたいの予定が午後からのものなので、午前中に余裕が持てるという利点はあるものの、それまでに外気温はどえらいことになっているわけで、この頃は特に、出かけるにはかなりシンドイ状況になっていることが多い。あー暑い。

 で、研究会の方では、具体的な生産物のイメージを出し合って、あーでもないこーでもないと考えてみる。ニーズを優先すると研究色が薄れてしまうし、研究らしいものにすると世間様にはどうでもよさげなものになってしまいそうだということで、一体どちらに傾くべきかで皆悩む。

 希望として、筆者は前者を希望するが、現実的には後者を優先した方がよいだろうなと思う。なにせ、業績らしいものがほとんど無く、まずはそれを積み上げたいですなという思惑があるわけだ。前者に偏り過ぎると、「思いつきだろ」と斬られておしまい、なんてことにもなりかねない。実益を兼ねるというのは難しい。



2004年07月27日(火)
■打ち上げ■

 本日、打ち上げ。

 今日は、打ち上げのためだけに出校。本当は、私的研究会の開催を予定していたのだけれど、参加者の都合で明日へと変更となってしまったので、2つのイベントを1日で済ますという目論みが外れてしまった。まあ、しょうがない。

 で、学校の近くのイタリア料理店へと出向く。なかなかの量で、最後の料理は一口も食べられなかった。パスタの量も半端じゃなかったし。とそんな中、あれこれと話し込むも、先生との絡みはほとんどなし。まあ、それは事情合ってのことで、みな分かっていることなので問題無し。

 で、あっという間に数時間が経過してお開きに。暑さで胃腸の働きが悪いのか、とにかく胃が重い。思いっきり味の濃いものをそれなりの量放り込めば、そうなるのも致し方ないか。明日は、何も食べなくてもよさそうなぐらい。



2004年07月26日(月)
■初採点■

 本日、TAの一日。

 今日は試験で、一応、試験監督のような役回り。といっても、カンニングとかできる状況でも問題でもないので、何か神経を尖らせなければならないようなものではない。それんしても、1時間ずっと歩き回るというのはなかなかシンドイ。

 で、これといったトラブルも無く試験終了。小問と論述があり、筆者は小問の採点を担当することとなった。こうやって学生のテストを採点するのは初めてのことだ。で、小問だし、すぐ終わるかなと思ったらこれがなかなか終わらない。正解とも不正解とも判断しかねる解答がちらほらと出てきて、その確認作業に手間取る。結局、確認事項も多くて,明日に持ち越し。



2004年07月25日(日)
■まもなく前期終了■

 本日、静養。

 このところ、また体調が悪く、夏バテでもあり夏風邪でもあるという状態で、なかなかシンドイ。

 というわけで、今日ぐらいは、いい加減ぐっすりと眠ることにした。しかしよくもまあ27時間もぶっつづけてテレビ番組を続けてられるな、と冷めた目で見ながら横になる。明日までにマシな状態になってくれればいいんだが。

 で、明日からの一週間で、大方の用事が済む。TA業務もまもなく終わるし、某私的研究会の方も、今週で一通りの方向性を打ち出して、皆それぞれの課題をこなすために散ることになるし、打ち上げなんかの宴も今週で済むように予定を組んだし、次の週からようやく自分のテーマに戻ることができそうだ。

 この日記の方も、ネタこそ面白くないにせよ、普段よりは更新頻度も上がるのではないかと思われり。



2004年07月24日(土)
■具体的に書いてください■

 本日、いつもとは違うメイルに返事を出す。

 この日記や公的に(本名などの情報を開示)書いている日誌がGoogle等でひっかかることが多いようだ。その中でも、どちらにおいても、レポートの資料探しの果てに、残念なことに筆者のページにたどり着いてしまったというケースが多い。

 で、全く存ぜぬ方からメイルが舞い込んだ。「レポートのお題の意味がさっぱり分からず、webで調べるとあなたのページがヒットしたので質問させてください」という感じの内容だった。

 その前に、授業で配布された資料や自分でとったノートを見たのだろうか。友人に聞いたのだろうか。指定されているであろう文献は読んだのだろうか。それぐらいのことをやって質問しているのなら何か力になろうという気にもなるが、その辺については触れられておらず不明。

 「レポートのお題の意味が分かりません」と言われても、どこがどう分からないかを具体的に示してもらわないと困る。ある程度具体的な内容で質問されないことには、何を説明してよいかこちらが困ってしまう。

 というような少し説教じみたことを冒頭に書いて、レポートの内容についてヒントを記したメイルを書いて返信しておいた。ちなみに、お題は2つあったが、答えたのは片方のみ。もう片方は自力で考えてくださいと、断った。あれこれ答えてたら、レポートの意味がないし。



2004年07月23日(金)
■また振り替え■

 本日、金曜日だけど月曜の日程。

 以前も書いたが、月曜の講義数が少ないってことで、今日は金曜日に月曜の日程が振り替えられることとなった。まあ、前のよう(2004年7月3日の日記参照)に土曜日にならなかっただけでも救いと言えるか。そんなわけで、TAとして出校。

 なんというか、こういう振り替えはリズムが少し狂うので気持ち悪い。回数をこなすのであれば、世間が振り替え休日でも、学校では普通に月曜日に授業をやればよい。ハッピーマンデーなんぞ学校には必要ない、という考え方で日程を組む方が、休日はきちんと休日にすると考えてあちこちの予定をいじって面倒なことをするより楽だと思うのだが。

 まあ、前期は今日でほぼ終わったようなものだからいいが、後期もこういった振り替えがあると思うと、なんだかなあ。とりあえず、個人でできることとしては、授業アンケートでささやかな抵抗を見せることぐらいしかないが、まあ、何も言わないよりはマシ。



2004年07月22日(木)
■かまわず進め■

 本日、体調不良。

 朝からなんだか具合が悪いなあと思っていたのだが、午前中にどうしても処理すべき約束事があって、それを何とか果たす。その後、こりゃどうも良くないなあと思って、途中自宅へ引き返すことにした。

 今日は、ゼミの前期最終日であり、しかも急遽発表の機会を与えてもらったにもかかわらずキャンセルするハメに。幸い、グループでの発表だったので、筆者一人が抜けても、多大な影響は出なかった(はず)。

 6月も体調はおもわしくなかったが、7月も後半に入ってからは不調続き。我ながら情けなくなってくるが、ゆっくり休養なんて余裕はないし、こなすべき課題は増えることはあっても減ることはないような状態なので、とにかくどういう体調であれ、進めていくしかない。



2004年07月21日(水)
■君はそこ■

 本日、私的研究会。

 いわゆる「文系」だからといって、ものづくりをしないワケではない。で、まあ、ここはひとつ教材を作ってみようということになって、何をどう作ろうかという土台の土台部分を話し合う。

 普段から顔を合わせて、お互いがどういうことに関心があるかを知っているので、誰がどの仕事を引き受ければよいかは、自ずと決まってくる。かっこよく言えば、適材適所が実現できるわけだ。ちなみに、相変わらずスキル向上が滞りまくっているにもかかわらず、筆者はもっぱら機械絡みの担当なり。



2004年07月20日(火)
■抜け殻■

 本日、ぐったり。

 昨日の発表を終えて気が抜けたのか、ややぐったり。しかも、発表後に外食もしたもんだから、胃も重い。ということで、結局、何ををするでもなく一日まったり。

 と、ダラダラとしていたところに、一本目を通すべき論文があったことを思い出す。で、ひとまず目を通す。なんだか言っていることは賛同したいことなのだけれども、本当にそうなの? どこにそれを裏付けるデータがあるの? なんてことを疑問として抱えつつ通読終了。

 そういえば、明日は私的研究会の開催日だった。



2004年07月19日(月)
■4周年で5年目へ/再構築■

 本日、この日記が始まって丸4年を迎え、5年目に突入。

 ということで、5年目に入った。過去の日記を読み返してみると、内容が違うのは当然のことだが、それなりに文体に変化が生じているようだ。なんというか、少しは落ち着いたものになっているのではないか、と。

 ちなみに、1年前は、大学院のホームページのデザインについて悩んでいた。2二年前は、洋書の価格の高さにヘコんでいた、そして、3年前は、夏休みが思いの外夏休みらしくなりそうになく、テンションを下げていた。基本的には、ネガティブな状態。

■□■

 そんな今日は、論文の中間報告ということで発表。とりあえず、声を出すこと、時間内に発表と質疑応答を収める、という2つの最低限のことは達成された。

 ただ、伝えたいと思って並べたことを、それなりに組み立てて述べたつもりだが、聞き手にはその構造が再現されているかどうかは分からんなあ。自分の組み立てた話の構造が、相手に再構築されなければ、伝わらないわけで。

 まあ、なにはともあれ、発表自体は無事に(裏方業務は無事とは言えず、ややキレ気味)済んでくれてよかった。



2004年07月18日(日)
■自分勝手もエエ加減にせえよ■

 本日、発表会前夜。

 直前になって、PCを使っての発表をしたいという者が現れる。そういうことは事前に言ってもらう手筈にしていたのだが、どうやら伝わっていなかったらしい。まあ、仕方ないので関係者に連絡を取り次ぐ。

 今回の発表では、ちょっとした裏方業務にも携わっているが、そこから見えるのは、発表者の個人的都合が最優先になっていること。発表資料をまとめて印刷すると言って提出をお願いしても、「遅れそうなので自分でやります」とあっさり。

 「ああそうですか」と言って放っておいてもよいが、結局、聞きに来る人にとっていくつもレジュメが並ぶことが不親切であるし、それに伴って会場がざわつくのも避けたいという意図があってのことなのに、あっさり「自分でやります」と答えるもんだからもう呆れるしかない。

 それから、そのPCを使いたいと申し出た人間も、機材の事前チェックはしないし、自己責任での運用という決めごとも無視だし、ぶっつけ本番でトライしてダメだと分かると、自分のPCだけを片づけてあとの片づけはしないときたから、これまた呆れるばかり。

 結局、自分の発表だけ済んだらそれでいいって考え方なんだろうな。困ったもんだ。



2004年07月17日(土)
■組み立てておこう■

 本日、原稿を書いては読み返す。

 発表をする時には、原稿を用意する。今回は時間も短いので尚更必要だというわけだ。レジュメだけを頼りにぶっつけ本番で喋る人もいるが、あれは、聞く方が迷惑だ。まるで組み立てのされていない話など聞く気になるだろうか。

 そういうわけで、原稿を作って読み返す。最初に書いたものは、どうも長くなってしまう傾向があって、それを短い一文へと書き換えていく。また、話す内容に、それぞれ固まりをもたせて、その中で浮いているもの・関係のないものを取り除く。ザッと書いて読んでみると、そういう「ゴミ」は多い。

 そんなこんなで、一通りの原稿が完成。またしばし読み返す。



2004年07月16日(金)
■練習と印刷■

 本日も、原稿の取りまとめ。

 午前中に、発表の練習。何とか制限時間内に収まってくれたので一安心。母語だろうが外国語だろうが、手短に要点を伝えるのには、毎度苦心する。あとは、読む原稿の再調整と、質問を想定し回答を用意しておくことが課題。本番まで、あと3日。

 午後から、預かった原稿を一括印刷。2000枚程。確実に地球に優しくない。で、慌てて動いていたのを見かねたのか、何人かの院生が飛び入りで編集作業に協力してくれた。おかげで、多少事務方にも迷惑をかけながらも、無事作業が完了。仕上げは、直前の日曜日で、それは別担当者に引き渡し。これにてお役御免。



2004年07月15日(木)
■まとめられないまとめ役■

 本日、学内でとりまとめ。

 発表会用の各人のレジュメをまとめて印刷する役回りとなってしもうた。互いがそのうち誰かやるだろうと思っていて、結局誰も何も言わないままに、本番が近づき、慌てて準備することとなった。というか、なぜその役が筆者なのかは分からずじまい。

 で、一括でメイルを放ち、提出してもらったら、提出率は3分の1にも満たないという有様。これまた慌てて、なるべく提出してもらうように方針を変えた。結構ギリギリの締切を設定したのに、「やっぱり出せません」ってどういうことや。

 20人ちょい分のレジュメがバラバラとなっていたんでは見苦しいので、ひとまとめにできるよう再度計画変更。これでも出せんというなら、発表しない方がマシなんじゃないですか、と言いたくなる。



2004年07月14日(水)
■血液型を気にする■

 本日、自宅で作業、作業。

 血液型というのは何かと関連づけられるもので、相性だとか性格だとかの傾向を示すために用いられることはよくあること。筆者自身は、そういったものを信じていない、というか信じるために必要十分な根拠をみたことがないので信じようがない、という方が正確かもしれないな。

 ただ、ちょっとおもしろいなと感じるのは、自分が付き合う人たちには、O型の人が多いということ。まあ、確率の問題ってことで片付けられたらおしまいなんだけど、ふと思い返してみると、まあまあ多いので、なにか原因でも?と考えてみたり。

 身近なO型の人の特徴を強引に一般化すると、「不思議」な人が多い。自分から見てそう感じるというだけだが。どうしてそういう発想ができるのかとか、なんでそれを選択するのかとか、根拠をハッキリと言われないとまるで想像がつかないようなことをする。だから不思議。で、最終的に、ふしぎ発見!ってことで、その人と交流するのではなかろうか、と勝手な分析。

 この頃、いいなあと思う女性(芸能人・一般人含む)も、O型である傾向が見えてきた。まあ、結局は、そういう思い込みをしているに過ぎないし、パチンコでいうところに確変ぐらいでしかないんだろうけど、それなりの傾向には我ながら驚き。



2004年07月13日(火)
■発表前相談■

 本日、発表前相談。

 前回のゼミ発表で指摘を受けた部分を修正し、再度相談。最大の懸案だった被験者の確保もなんとかなってくれそうで一安心。あとは、本当に自分の準備次第ってことになる。実験実施は後期になって、そこからデータを集計して、文章にするわけだから、時間的には、既にかなり厳しくなっている。まあ、やるしかない。

 ちょっとしたことがあって、今やってるテーマが、本当に有意義なものかどうか不安になってきた。一応筋道を立てて、問題提起をしているつもりだが、大して意義のないものなんじゃないかと思ってしまったり。これが相手に単にきちんと伝わってないってだけなら、内容の組み立ての修正をすればいいんだが。



2004年07月12日(月)
■短髪の衝撃■

 本日、2コマ。

 夏バテしてしまったのか、体が重い。腹痛とか頭痛とかで体があちこち痛いし、やる気も減退。食事はほとんど喉を通らず、体重も減っていくばかり。それにしても、連日ひどい暑さ。これで少しも体調に異変が無いって方がおかしいぐらいだ。

 そんな状態で大学へ出向く。まず、学部生の講義のTA。かなり長かった髪を切ったせいか、学部生がざわめく。「なんかあったんじゃないの?」ってコソって言ってるのか、わざと聞こえるように言っているのかしらんが、そんな声が丸聞こえ。軽い衝撃だった模様。

 次、ゼミ。そこでは「遂に切ったか」というリアクション連発。「前の髪型(型なんて無かったんだが)よりもいい」ということで、以前がそれなりに不評だったことがうかがえる。まあ別にどっちだっていいんだけど。



2004年07月11日(日)
■投票所の光景■

 本日、投票に出かける。

 市議会議員選挙とか今回のような国政選挙とかがあると、なんだかんだで投票に出向いている。行かないと、なんだか気持ち悪いので。なんというか、あまり日記を書かないでいると気持ち悪くなってくるのと同じような感覚。ちょっとした義務感と言えなくもない。

 そういえば、たまたまかもしれないが、家族連れとか夫婦揃って投票所へ足を運んでいる様子を多く見かけた。車で乗りつけたり、自転車で現れたり、散歩がてらに来てみたりと。我が家は、家族全員が選挙権を持っているということで、皆揃って投票に出かけた。ちなみに、犬2匹も道連れ。



2004年07月10日(土)
■大雨に振り回される■

 本日、また大雨に振り回される。

 京都から戻ろうとしたら、新幹線が大雨でストップとの報せ。幸い、駅に着いた時には、動き始めていて、いそいで乗り込む。途中ストップすることもなく無事到着。で、ローカル私鉄に乗り換えようとしたら、今度は、そこが雨でストップ。しかたなく迎えを頼み、何とか帰宅。

 この頃の天気は、かなり極端な変わり方をするような気がする。思いっきり暑くなったり、台風で風がビュンビュン吹いたり、今日のようにザザッと雨が降って移動不能に陥ったり、人間には優しくない天気続きで参ってしまうな。これからが夏本番なんだろうが、先が思いやられる。なんたって、大学は、節電・節電と激しく訴えるので、冷房もまともに入れられそうにないし。

□■□

 夜、もしかしたら今年で最後になるかもしれないオールスター戦を観る。なんというか、オールスターだからそれなりのメンバーなんだけど、なんか面白味がないというか…。なぜだろう。と、あまり楽しめないままに中継が終わる。選手がしていたミサンガが印象に残った。ちなみに筆者は、合併と1リーグ制に反対で、ナベツネ退任に賛成です。



2004年07月09日(金)
■プチ出張■

 本日、思いつきの京都遠征。

 家を出ようと思った瞬間、恩師からメイルが舞い込んで、「講義でちょっと話をしてくれんかね」と依頼が入る。慌てて資料を引っ張りだしてカバンに詰め込んでから出発。

 昼から出て、ひとまず半年以上切っていない髪を切る。やっとスッキリ。で、時間が中途半端でホテルにチェックインし、部屋で話す内容を考える時間がなかったったので、そのまま母校へ向かい、知り合いに挨拶。で、結局、これといった準備もできないままに、30分程話をさせてもらった。つたない説明ながら、今回取り組んだ内容についての有益なコメントもいただいた。その後、食事会でご馳走になる。

 それで、最終的にホテルにチェックインしたのは夜10時。なんだかんだと動き回ってきたので、くたびれて、そのまま寝てしまった。自分で予定していたことは、ほとんどできなかったのだが、まあ、それなりに刺激を受けられて良かったのではないかと。また同時にヘコむこともあったが、それはそれで良かった。



2004年07月08日(木)
■思い立って京都■

 本日、ゼミ。

 うちのゼミは、かなりの人数で、かつ、扱っている分野も人それぞれなので、コメントしづらいことも多い。質問なら可能だが,極めて基本的な部分での質問となるので、これまたしづらいということもある。結局、今日も、チラッと一言だけコメントをしただけだった。

 ゼミが終わりそそくさと帰宅。ふと思い立って、京都へ出向くことにした。まあ、気分転換ってことなんだけども、全くもって無駄に過ごすワケにもいくまいと、何人かの人と会うことにした。また少し違った話ができそうで、それは楽しみなのだが、逆にいろいろと刺激が強くてヘコんでしまうんじゃないかと心配してみたり。



2004年07月07日(水)
■食欲無くとも、飲み会多し■

 本日も、自宅で作業。

 このごろ、かなり体重が減っていたようで、増えたなあと思っていた時の体重よりも、数kgやせていたことが判明。食事の回数と量は確かに減っていて、まあ、減るのも無理ないかと思っているのだが、あまり減ってしまうと、本当に体が動かなくなるので、対策を考え中。

 とは言え、連日の暑さに参ってしまって、食欲は湧かない。それでも、今月は、やれ打ち上げだなんだと飲み会が催されるようで、少し気が重い。体調が良ければいいんだけど、そうではないので、どうしてもテンションが上がらない。それに、なによりも切実なのは、その飲み会の乱発で、財布の中身がどんどん消えていってしまうことだろうな。



2004年07月06日(火)
■ユーザはシングルでも■

 本日も、本を読み、キーボードを叩く。

 ただでさえ暑くてかなわんが、複数台のパソコン稼働で室温はさらに上昇。大学に行けば、節電ってことで、まあその動きはいいんだけど、人がいる部屋までエアコンを容赦なく切られるのはないませんな。バイト用の作業部屋には、サーバが設置されてあるが、そこも冷房停止。あとで熱暴走しても知らないですよ。

 と、自宅でも大学でも複数のパソコンをいじっているわけだが、この頃多くなったソフトウェアのインストール制限に参っている。一昔前までは、一人一台、もしくは一家に一台くらいだったので、わざわざ制限をかけるようなことをしなかったんだろうが、今のように、一人が複数台持つのもさほど不思議でない状態になってくると、メーカーはせっせと制限をかけるようになった。

 シングルユーザであっても、所有するマシンは複数であることも珍しくないわけだし、せめて2台くらいまではインストールを可能にしてもらいたい。MS Officeなんかは、結構な値段になるが(アカデミックパックであっても買うのがためらわれる)、たった1台でしか動かせない。これではデータを移行しても意味がないし、いちいちソフトを削除して別マシンに入れ直すなんてことはやってられない。特にMSに関しては、OSで死ぬ程儲けてるんだから、まだまだ安くできるだろって思うんだが。

 と、あほらしくなってくるので、最終的には、エディタに落ち着く。フリーウェアのエディタでも随分と使い勝手がよいし、タダでは勿体ないぐらい。これに、ATOKを組み合わせれば、文章作成においては全く困らない。ただ、レイアウトなどを整えるために、結局MS Officeを使わねばならんというのが、なんとなく悔しい。



2004年07月05日(月)
■短時間勝負のための準備■

 本日で、発表まで2週間。

 今回控えている発表というのは、簡潔に言うなれば、進み具合の報告をするもの。報告するだけであって、試験というわけではない。でも、報告しないと論文提出の資格は与えられない。他の院生もせっせと準備中のようだ。

 一日かけて会が催され、一人の持ち時間は10分と短い。こういう短い時間での発表では、原稿を用意しておく方がよい。短い時間で、なるべく過不足の無いように情報を与え、自分が何を明らかにしようとしているのかを分かってもらうためには、それなりの準備と話の展開の仕方というものがあるわけで。

 ちらほらと見かけるのだが、レジュメを見ながら行き当たりばったりで話されるのは困ったものだ。時間超過が起きやすくなるし、なによりも悲惨なのが、質問が出た時に、自分がどこでどんなことを述べたかを忘れてしまっていて、「え、なんのことでしたっけ?」みたいな状態になることだ。ここまでヒドい状態になることは稀だが、やり取りがどこかおかしくなることはよくあるので、自分の発言には気をつけておかないといけない。

 そういうわけで、できるだけ原稿は用意するようにしている。話に構造を持たせることを確認する意味でも、この作業は欠かせない。もちろん、話し方だけではなくて、配布資料の方にも気を配って作成しないと、意義あるやり取りはできない。相手に分かってもらうというのは、なかなか難しい。



2004年07月04日(日)
■「教え方」ばかり■

 本日、机が散らかり放題。

 このところ資料整理をしないままに、あれやこれやと書類だの文献だのを引っ張ってきていたせいで、散らかり具合もひどくなってきた。なにせ、自分の部屋には、まともな収納スペースがなく、本棚2つでやりくりしないといけないのがツライ。

 散在する資料をザッと眺めてみると、ひろーく言えば、言語に関連した問題を扱っているわけだけども、言語そのものに関する文献とか論文とかが極端に少ない。その他の分野がメインだから、仕方ないと言えば仕方ないが、それにしても、もうちょっと言語の現象ってのにも目を向けておかないといけない。「教え方」ばかり考えてても、肝心の「教えるもの」をまるで知らないでは話にならないので。



2004年07月03日(土)
■これが経営努力なのか■

 本日、なんだか講義らしい。

 今年度から、前期で必ず15回の講義を行わなければならないとかなんとかで、土曜日にも関わらず講義。で、筆者はTAなので、当然参加。

 土曜日にまで講義をすることは、誰にとって良いことなんだろうか。学生には、土曜日には土曜日なりの予定があるだろうし、補助をやってる筆者だって、自分のけんきうテーマについて考える時間が減ってしまう。先生は、土曜日に「出勤」することになるわけだから、振替で講義のない日に休みを取ることになって、日頃そういう時に指導を受けている院生はその分相談できる機会を失うことになる。

 というわけで、結果的には、誰も利益を得ていない。上の人は、こんなことを考えたことないんだろうし、こうやって回数を決めてしまうことで、キッチリやれていると思ってるんだろうな。こんなことで、サービス向上・良き経営だなんて思ってもらっては困る。



2004年07月02日(金)
■詰めてるつもり■

 本日も、自宅にて作業。

 発表まであと2週間。相変わらず、細かい部分での詰めの作業が続くが、いざ詰めようとしてみると、またツッコミが入り、自分の詰めがまだまだ甘いものであることを思い知らされる毎日。特に、先生からの指摘を受けると、返答にかなりの時間を要してしまう。なかなかうまくいかないもんだ。

 明日から発表原稿の下書き開始。いつまでも考えてるだけでは進んだ気がしないので、ひとまず書き始める予定。来週中に第1弾を書いて、再来週のうちにまともな形になればいいか。それにしても、進み具合が悪い。なんとも力不足。



2004年07月01日(木)
■求めている情報がない日記■

先月も、ひどい更新状況ながら、日記才人にて203票の投票をいただきました。
どうもありがとうございました。


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 本日、やや荒れるゼミ。 

 同期の院生が、随分と壮大なテーマをかかげてしまっていて、そりゃちょっと無理でしょうってことになって、みんなで総ツッコミ。まあ、やっぱり、一個人で扱えるテーマというのは、そう広げられるもんじゃないから、絞りに絞らないと一歩が踏み出せない。そんなわけで、先行研究の洗い直しをすべしということで落ち着いた。あんまり人の心配をしてる場合ではなく、自分のことをせっせと進めねば…。

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 近頃、この日記へのアクセスが少しばかり増えているなあと思ったら、検索エンジンでひっかかることが多いことが判明。で、何を検索しているかというと、1)言語絡みのレポート、それから、教育実習のシーズンなのか、2)指導案を求めての検索が多かった。

 残念ながら、前者に関しては、昔はちらほら取り上げていたものの、最近はほとんど取り上げていないし、後者に関しては、実習中に日記を更新しなかったので、役立ちそうなものは何一つ載っていない。ウェブというのは、知識の共有が目的だと思うが、この日記は、それを果たせていないんだなあとアクセスログから感じる今日この頃。


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