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以上のサイトにて、更新報告をしています


2002年06月30日(日)
■これからは野球ですよ■

 本日、ゼミのプレゼン準備が進まず、現実逃避に陥る。


 そんなこんなで、FIFAワールドカップTM(TMは、trademark[商標]の略)も閉幕しましたな。ぶっちゃけた話、自国開催だからといっても、選手以外の者が得することは、さほど無かったような気がする。強いて言うなれば、1. 夜更かしする必要がなかった、2.(ハイビジョンなどではなく)普通のテレビでも比較的クリアな映像で試合を観戦できた、ってコトぐらいだろうか。ハイビジョンとDVDレコーダが将来普及すれば、どこでやってもらっても構わない気がせんでもない。


 決勝戦も確と見届けたが、結果は大方の予想通りで、ブラジルの完勝でしたな。あれだけのタレントがいれば、まあ勝たない方がおかしいワケで。「ここが違うな」って思ったのは、やっぱ FW。ドイツは、背の高さを活かそうと躍起になってたように思われる。ヘディング頼みでは、そう点は取れんでしょう。一方で、ブラジルは、上から下から、サイドからや縦パスでドンとか、多彩に攻め立ててたので、ゴールは時間の問題だなと思ってた。でも、「エエもん見せてもらいました」という試合で、ほどよく満足。


 さて、サッカーも終わり、これからは野球ですよ、野球。ちなみに、阪神OBの川藤幸三氏は、「サッカーなんて、阪神ファンにとったら、邪魔なもんや!」と一蹴しておりました。それはさておき、我が巨人は、現在単独首位で、後はこのまま突っ走ってもらいたいもんです。それから、MLB では、来週にオールスター戦があるし、日本でも12・13日とオールスター戦があるし、こりゃ見逃せませんよ。ただ、バイトで平日のテレビ観戦は不可能だし、7月からは、レポートと卒論絡みでより一層時間が無くなるので、観戦できるかどうか…。なお、最近は、専らウィンブルドンテニス観戦で夜更かし中。








あぁ、プレゼン準備は間に合うのだろうか…。












2002年06月29日(土)
■所持金と物欲が反比例■

 本日、9時から5時までバイト。


 近頃、自転車の調子がおかしい。今までもチェーンが外れるなどのトラブルが相次いでいたのだが、一発免停を食らったミッキーに修理してもらい、何とか持ちこたえていた。しかしながら、ここ最近の調子の悪さはかなりのもので、特に、変速の部分が逝ってしまいそうな状況である。


 そこで、もう5年近く乗ってきたし、下手に修理して銭をかけるよりも、ここは一発、新車を購入しようかと検討を開始。現在、プジョーのMTB(折りたたみタイプが人気だが、人気なので乗りたくない)を狙っているが、MTB特有の変速の多さと、何よりも価格の高さ(最低で5万は要る)が気にかかり、もう少しお手頃なスペックかつ価格のものは無いだろうかと調査中。まあ、最終的には、夏休みの稼ぎによって、購入を決めることにしますかな。


 さて、大した成果もなかった就職活動に伴い、日に日に金が減り、財政状況はかなり厳しい。まあ、今後は大きな出費の予定が無いので、バイトでの稼ぎが即吹っ飛ぶという心配は無い。だが今度は、去年にも施行された、仕送り凍結がありそうなので、バイト代は生活費へと消えそうな予感。






となると、新車購入は夢のまた夢か…。








注1:かためんでお願い。
注2:いつになったら電話すんだろ。



2002年06月28日(金)
■叱責番組を視聴■

 本日、体調・機嫌の悪さで、一日何もせず。


 夜、「マネーの虎」ってな番組を初めて見た。内容は、事業を興したいとか、夢はあるけど金がないって人が、面接・プレゼンを通して投資を申し出る、というもの。いろんな業界の社長が、5人ほどドンと構えていて、出場者はその前で話をせねばならない。だから、プレッシャーは相当のモンでしょう。チラホラと面接を受けてきた筆者でも、それぐらいは察することができる。


 番組内では、やり取りというか、各社長のツッコミが激しいので、面接されている側がタジタジになる場面も数多い。また、そんな状況でも、キチンと自分の主張を返す人もいるので、普通に「すげぇ」と思うこともある。そんな場面と、自分が今まで受けてきた面接を比較してみてしまう部分もあるようで、今回は見入ってしまい、ほぼ全部視聴してしまった。


 番組後半で、有名一流大学の院生が「塾の開業資金1000万円を投資して欲しい」と申し出ていた。「生徒同士で教え合う」という従来にはないシステムを導入し、人間性と学力の両方を必ず上げるんだ、と意気込んでいた。で、投資してくれる社長がいて、内定を蹴るのか、経営に挑戦するかの返事を求められた。そいつは、えらく考え込んで、見てて腹が立ってきた。


 しばらくすると、今もらってる内定が学校推薦で、取り消しはできないとのこと。だから「半年勤めた後に退職し塾の経営に専念する」、などとぬかしやがった。筆者もキレたが、投資しようとしていた社長も、もちろん激怒。叱責されまくって帰っていった。というか、投資を頼んでるはずなのに迷ってるという時点で、もうダメですわな。簡単なことなのに、意外とワカランのですかね。






所々、己を見ているような感覚に陥る番組だった…。








注1:悲しいから泣くのではない。
注2:泣くから悲しいのだ。



2002年06月27日(木)
■ズレを感じて活動終了■

 本日、今週 2 度目の東京遠征。


 毎度毎度、新幹線で移動しまくり(今回は、交通費全額支給)なワケだが、よくよく考えてみると、300km/h という超高速で動いている移動体に、(装備は元から無いが)シートベルトの一つもせずに、ゆったりと座っているとは、何とも危険なコトではなかろうか、と思う今日この頃。ちなみに、今週は、既に 2000km 以上を移動しております。


 さて、そんなワケで、本日は最終面接だそうで。前々から言っているように、明らかな理系職種であり、文系人間がここまで来るとは思っても見なかった。ところが、月曜に二次試験を受け、次の日には合格通知。さすが外資系、仕事が速い。で、今日を迎えたわけだが、何を聞かれるか皆目見当もつかなかったので、これと言ったコメントも考えずに、そのまま突入。


 しばし待機し、面接室へ。面接官は2名で、筆者1人で応戦(?)。月曜の面接時もそうだったが、片方は穏やかな応対で、もう片方はかなり高圧的。「高圧的」と言うと聞こえが悪いが、要は「ツッコミが激しい」ってコトです。ナメてかかると痛い目に遭う。で、今日は、実際に痛い目に遭ったってワケですよ。何かを言えば、すぐに「それは君にとって、何がチャレンジだった?」とか、「文系というハンディキャップをどう乗り越える気なのかね?」などと「口」撃されまくりで、ロクに論も立てられず敢え無く撃沈…。
 






これにて、活動終了。









注:「自らの心の軌跡をたどり、語り尽くす責任がある」



2002年06月26日(水)
■今日は悪い子■

 本日、ゼミ。Speaking は自主休講。のち、バイト。


 昨日からのダラダラを引きずってるワケではないのだが、どうも体が重い。連日の微妙な冷え込みで、体調が狂ったらしく、風邪の症状がチラホラと出てきた。とりあえず、頭痛がしっ放し。耳の調子もヘン。それから、食欲もなくなってきている。そして、昨日に引き続きヤル気減退。一週間で最もヤル気を出さねばならぬ日だというのに…。


 そんな状態でゼミに突入。先生も体調がおかしいようで、いつになく顔色が悪く、元気がなかった。連日の冷え込みと低気圧のせいで、先生も調子が狂っちゃったんでしょうか。まずは、BLP の要約。久々に筆者が発表。「上手いね」と誉めてもらって、出だしは好調。だが、この後は、説教・怒号の嵐。その矛先は、本日の発表者 Dail に向けられたのであった。ご愁傷様。来週は、筆者の出番。準備しまくらねば…。


 ゼミ終了後、Dail と反省会(?)。しばらくして、G 氏が加わり、「残り少ない大学生活における身の振り方について」(←大袈裟)話し合ってみた。話が長引いたこともあって、というか、単純に行く気になれない授業があって、自主休講がてら、モスに会議場を移転し、話し合いを続行。結局、「ん〜、ん〜」と唸るだけのものに終始した。要約すると、「お先真っ暗だね」ということで同意したワケです。我ながら、暗いねぇ。







本日は、悪学生になってしまいました。










注1:元気があれば、何でも出来る。
注2:危ぶむ事勿れ、危ぶめば道は無し。



2002年06月25日(火)
■梅雨で日記もドンヨリ■


本日、バイト以外に何もなし。


昨日の疲れがとれないのか、妙にダルイです。


いや、ここのところの低気圧停滞のせいかもしれません。


理由はどうあれ、やる気が起こってきません。


そういえば、韓国負けましたね。


とりあえず、ドイツ×ブラジルが実現すれば、文句ないです。


そんなこんなで、巨人上原は札幌で完封です。




この度は、脈絡無きダラダラ日記でスイマセンでした…。
(謝るぐらいなら、書くなってか)














2002年06月24日(月)
■一途に伝える■

 本日、6時起きで東京出張。


 日本国の首都を訪れるのは、去年の夏以来のコト。目的は、某 IT 企業での2次選考受験。試験内容は、小論文と面接。月曜ということで、新幹線は満員御礼。少し余裕を持って到着し、途中、渋谷のスタバでまったりとする。そして、本社の側にある研修センターに参上。


 まずは、小論文。ミニ会議室に通され、筆者一人っきりでの受験となった。内容は、詳しく書けないが、要はケーススタディ的な問題です。「あなたならどうする?」ってな具合に。部屋に一人っきりで作業ができるので、ブツブツ言いながら、考え込めるのがイイ。問題は、今まで受けたことの無いもので、なかなかオモロかった。ちなみに、普通に文章を書く小論文とは、大分趣が違います。これがまたオモロかった。


 1時間の小論文を終え、しばしの休憩。なんと、施設内の自販機は、全てタダ! そうです、自「販」機の姿をしている(硬貨投入口もある)のにも関わらず、販売していないのです。ボタンをポチッと押すだけで、好きな飲み物が注がれる。いやぁ、素晴らしい。というワケで、コーヒーを頂きながら、10分ほどの待機。


 そして、面接。まずは、「あなたのいるような(特殊な文系)大学から、ウチを受ける人ってそんなにいませんよ」と面接官から先制攻撃(?)。そして、自己紹介と志望動機。久々の面接で、少々緊張。志望動機では、「この会社が好きです」を連発女の子に向かってですら、ここまで「好き」と連呼したことはないやろうな…。「好きです、好きなんですよ、この会社が」と、倒置法まで使って、ひたすらアピール。半分ヤケクソですわ。途中、自ら噴き出しそうになりながらも、ガツガツしてやりました。こんなんで熱意が伝わってくれれば世話ないけどね。


 その後は、面接官から質問攻め。最初は、「(理系寄りの職種だが)文系・理系はそんなに関係無いと思いますよ」と言ってたのに、「専門でやってきた理系の人とのギャップは、どう埋めようとお考えですか?」と質問され、「やっぱ関係ありまくりやないか」と矛盾点をツッコミそうになった。その後も、「文系にとっちゃ、そう甘くはないよ」という含意があると思わざるを得ないような、手厳しい質問を浴びせられた。終盤に「教職とウチなら、どっちに来ますか?」と尋ねられ、「200%こちらです」と言い放っておいた。







少しは筆者の想い通じたかしら?









注:砂丘に行こうよ。



2002年06月23日(日)
■フワ〜っと過ごす■

 本日、何気なく生きてみる。


 ふとテレビを眺めていると、「家電アドバイザー」なる資格があることを知った。公式サイトはこちら。エンジニアとアドバイザの2種類があり、AV機器と生活家電の2種類に分けられている模様。エンジニアという言葉に魅力を感じまくりではあるが、やはりアドバイザからが基本でしょうか。しかも、筆者の日々の生活からして、AV機器の方から攻めていくのが、正攻法かと思われる。


 そういや、この頃試験を受けてない。明日は東京で面接があるが、実習もあって、かなり久しぶりの勝負事になる。ゼミは、毎回が勝負ですが…。 今後は、シスアド、.com Master、TOEIC、英検、漢検、西検、仏検、大学院試験等々に邁進していきたいと思う今日この頃。







本日、明らかなネタ不足…。









注:お久し、のぞみちゃん。



2002年06月22日(土)
■映画を即教育教材に?/新説崩壊■

 本日、大学へ出向き、研究会出席と図書借り出し。


 研究会は、本学で毎月開催される言語絡みの研究会。ここ最近は、見事にバイトとバッティングしてしまい、出席できていなかったが、今回は、バイトもなく、出席を果たすことが出来た。毎回、2つのネタが話されるのだが、今日は、2人の講師がどちらも学外からのゲストで、他大学からの聴講者も多数見られた。阪大の院生なんかも居たが、その名を聞くだけで、おどおどしてしまうのはナゼかしら…。


 1つ目のネタは、「コーパスを活用した口語英語教育研究 〜映画セリフデータベースの構築とその英語教育への応用〜」というもの。つまりはですね、「パソコンと映画のセリフを使って英語を勉強しましょ」ってコトです。そうすることで、状況に応じた、ブツブツと途切れない(=まとまった意味を持つ)発話を学習できるようになるってワケです。そんなテーマで、小難しい話が90分続きました。


 ここで、筆者が思ったのは、映画のセリフが、教材としてどこまで価値を持ち得るのか、というコト。発表者の先生は、「映画のセリフは、発話場面に密着してしていて、音声と映像が確認できるから、教育的利用価値はある」としているが、本当にそうだろうか。例えば、『ダイ・ハード』のように、ある人間が、常に銃をぶっ放して、爆発に遭いまくるなんていう状況で発話されるセリフに、教育的価値があるかは疑わしい。


 そもそも、映画は、大抵の場合、通常の暮らしとはかけ離れた場面が設定されているものであって、それを即教育に応用というのは、ちょっと性急な考えではなかろうか、と思う今日この頃。教材として使う前に、映画の選択、そして、場面の分類と一般化が大事になってくるんでしょうかね。そうでないと、どんな場面で、どんな発話が行われるかが分からんしねぇ。


 お次のネタは、「英語における省略表現」。英語には、省略が OK なものと、OKそうで実は NG というものがある。で、そこで何かの規制が働いているのではないか、ということで、90分のお話を聞いた。その中で、「境界性の概念」というものを提示し、それを用いれば省略ができるかどうかが決まるのではないかと唱えておられたのだが、話が進むに連れ「自信がないんですが…」を連発。最終的には、我が教官 Y 氏によって、「そりゃ、成り立ちませんよね」と、その新説は崩されてしまいました。オモロイ説だったのに…。







今日は、出て正解の研究会。











注:呪いをかけられました。



2002年06月21日(金)
■どう引っかけますか?■

 本日、ゼミの補講とおじいちゃんの漫談。


 さて、この日記 NO DOUBT、どんな人に読まれているのか、大変気になるところであって、たまにアクセス解析をしてみたりする。で、大抵は、日記才人経由か、エンピツ経由で辿り着かれる方が多いのだが、意外な通り道を2つ発見。その2つは、どちらも Google の検索結果であります。


 まず1つ目は、そのままだが、「NO DOUBT」と直接検索する場合。この検索は、意外に多い。ヒットするページも、これまた多い。一番意外であったのは、筆者のこのページが、4番目に並べられているコト。確認で検索してみたが、普通の検索ではヒットせず、「日本語のページで検索する」というオプションで検索すると、4番目に来る。これは、ページランク順で並べられているワケだが、このページは、そんなに価値があってランクが高いのだろうか。すげぇ疑わしい…。


 もう1つは、「大学生 レポートの書き方」って検索でヒット。最近確認したのは、こんな感じでの検索。2002年4月30日の日記が引っかかったようで。この頃、「レポートの書き方」というキーワードが流行っているっぽく、そのせいで、我がページもヒットしてしまうようです。それから、Yahoo 経由の Google 検索でないと、楽にヒットしないみたい。理由は、よく分かりません…。それにしても、皆、レポートで苦しんでいる様子がうかがえます。








とりあえず、あの Google でヒットするだけでも意外ですわ。










注:ほうじ茶アイスを。



2002年06月20日(木)
■認知的か統語的か■

 本日、意味論の授業1コマのみ。


 朝っぱらから、合併でもめ、人員削減を派手に行うらしい某 IT 企業からの電話で叩き起こされる。「来週の月曜に来てください」とのコト。何処に行くのかと言うと、首都「東京」です。「理系しか取らへんよ」と言わんばかりの説明会だったし、「筆記なんて通りゃしねぇ」と思ってたのに、合格だそうです。ホントに筆記の評価が出てるのか、疑わしくなる。とりあえず通ったから良しとしますか。


 さて、久々の意味論の授業。いつものプレゼントは違い、英文の文献を輪読する形式に変わっていた。機能文法(functional grammar)の文献にある「語彙的結束性」(lexical cohesion)についての記述を読んでいた。語彙的結束性とは、むちゃむちゃ簡単に言えば、「ある文章・発話には、前後で何らかのつながり(=照応)がある」ってコトです。コレが無い論文なんかは、読むに値しないそうで。あぁ、筆者の論文はどうなってしまうのやら…。


 認知的に攻めるのか、統語的に攻めるのか、これは、英語学を学ぶ時、考える時には重要な問題なのだが、筆者としては、どちらも上手い具合に取り込んで考えないと、と思ってる。今学んでいる語用論(pragmatics)や意味論(semantics)は、認知の方に重きを置く学問で、こちらの方が、実用的(practical)でオモロイ。だが、やはり英語学での「核」となるのは、統語論(syntax)であって、やはりこちらを見ないというワケにはいない。だから、折衷して考えねば、と思うワケであります。







あぁ、文献リストが増えていく…。









注:交通費は半額支給。



2002年06月19日(水)
■不安だらけのゼミ■




 本日、ゼミと Speaking。


 「実習明けだから…」なんて言い訳が通じるわけもなく、いきなりプレゼンでございました。3日ほどしか準備期間が無かったけれども、とりあえず要点をうまく伝えることは出来てたので、概ね OK でしょう。先生からも、「まあ良かったです」というお言葉を頂けたましたし。でも、BLP からは、ヒット(=語用論的に興味深い表現)が出せず。


 今日は、間接的な言い回し(Indirectness)について発表して、他の発表者に質問した内容が、先生にとっては、スリーベースヒット並みだったようだ。何を質問したかを、卒論のテーマにするかもしれないので、メモ代わりに記しておきます。


「間接的な言い回しは、社会的距離(social distance)によって、使うのか使わないかが判断されるわけだが、もし間接的な言い回しを使うとして、その社会的距離の構成要素である、年齢、地位、親密度といったものに、優先度(priority)はあるのだろうか。」


 この疑問は、我が大学で学んでおられる年輩の学生を見て思い付いたもの。同じ授業を取っていて、お互いに学生なのだから、地位(身分)としては対等ではあるけれども、さほど親密度が高くはない。すると、年齢が離れていることを考慮して、私が彼に頼み事などをする際には、結果として、間接的な言い回しを使うことになるだろう、と考えた。この時の優先度は、「年齢>身分>親密度」、といったとこだろうか。これが、国によって違うのかどうか、ちょっと調べてみる価値はありそうですな。


 授業の最後に、先日書いたレポートが、わずかなコメント付きで返ってきた。返した後で、全体での概評を述べて、「基本的には、内容ではなく、書式で評価しました。その意味では、aska 君がよくできていたと思います。」とのコト。それに加えて、「aska 君のレポートは、主張が述べられているから、それは良いけれども、supporting evidence が無いし、自前の例を引っ張ってこないとダメです。」と内容面についてもコメントを頂いた。








コメントされる度に、「卒論は書けるのか?」と不安になるばかり…。










注1:髪を伸ばせば、田辺誠一?
注2:君に会うと、複雑な思いばかり。



2002年06月18日(火)
■ミーハーにも程がある■

 本日、ゼミ発表の準備に追われるのみ。後、バイト。


 サッカー日本代表、負けましたな。トルコは、ヨーロッパに近くて、レヴェルの高い所でやってるわけだから、そう簡単には勝たせてくれんでしょう。いやぁ、トルコのディフェンスの堅さもさることながら、FWハッサンの動きもスゴかった。素早い、素早い。日本のDFたちが、ミスキックするのも無理ないのかも。


 とまあ、素人の分際で、無難な感想を述べてみたりするけれども、あの日本人の「ニッポン、ニッポン」ってな熱狂ぶりは、どうなんでしょ。試合終了後も、ニッポンコールが止まなかったとか。応援自体が悪いとは言わないが、なんだか、「どさくさ紛れ」という感じでしかないような気がする。「とりあえず盛り上がっちゃえ」ってな具合に。大してサッカーの知識もないタレントを起用しまくって番組を作ったマスコミュニケーションたちに、多くの人が踊らされているのではないか。


 良い例が、イングランド代表のベッカム。世界のトッププレーヤーかつ男前ってことで、ワイドショーでも取り上げまくり。その髪型を真似る人も続出だそうで。「イングランド=ベッカム」みたいな構図ができてしまって、他の選手はそっちのけ。大学の知人 G氏は、「アナウンサーまでベッカム教徒かよっ。スコールズとかシェリンガムにも注目しろと言いたい。」と述べている。「ボール蹴って、ゴールに入れれば良いんでしょ」といった程度の知識しかなく、オフサイドの意味も知らないまま、マスコミに踊らされている国民が多数いることが伺えますな。


 最低でも、前述したような感想が言えないと、サッカーのオモロさとか、スゴさってのは、分からないと思うワケです。普段 J リーグに関心すら寄せない者たちが、代表戦になるとと途端に「ニッポン、ニッポン」の大合唱。それは、おかしいでしょ。ミーハーにも程がある。ちなみに、筆者は、J リーグ発足時から、名古屋グランパスを贔屓のチームとし、ちょくちょく観戦に出かけている。京都に来てからは、京都パープルサンガの試合を 2度だけだが、観戦している。また、地元に帰って時間が有れば、実際にサッカーをすることもある。







都合良く、日本代表サポーターになられたんじゃ、選手たちも嬉しくないのでは?









注:ドイツかスペインかなぁ。



2002年06月17日(月)
■久しき大学…ってコトもなく■

 本日より、日記・クーラーに続き、大学へ復帰。授業は1コマのみ。


 約2週ぶりに大学に来たが、別にテンションが上がるわけでもなく、むしろ沈む一方…。大学の方は、実習ほどに、スケジュールが密になっているワケではない。だからといって、ゆったり過ごす間なんぞ無く、ゼミの準備を中心として、やるべき事が山積。やはり、安心して寝られる日は来そうにない。気分が沈むのも分かりますでしょ?


 さて、5限の授業に行こうと、早めに教室へ向かうと、部屋の外で担当教官が座ってた。「実習の方はどうだったかね?」と尋ねられ、「なかなかオモロかったです」と答え、しばし談笑。倒置(「文の流れ」という点で、途切れない為に、発生する場合有)や if節が無い仮定法過去完了の導入方法(if節で書き直してやればOK)について、指南を受けた。その後は、卒論のテーマについて相談。場面転換の入り口と出口を探ってみましょうかね。


 授業後、バイト。これまた久しぶり。同僚のN氏は、筆者のいない2週間で、相当のストレスを溜め込んでいた模様。バイト終了後に、いつもは週末にしか行かない外食へと出かけた。あれこれと愚痴ってみるも、「もはやこの職場に何の改善も望めない」という結論に達した。まあ、前々から言ってたんだが…。人間関係云々の前に、「アンタら、人として、そらおかしいで」という理不尽さに対し、為す術が無いというのは、やり切れない思いが募ります。





 

「教える」立場から、「教えられる」立場に戻ると、何やらおかしな感覚が…。








注1:常連希望
注2:私を逃がして



2002年06月16日(日)
■今後の身の振り方…■

 …などと、タイトルは大袈裟だが、今後の活動予定を記すだけです。


 まず、実習期間中の日記については、ちょくちょく執筆していく予定であります。実習のあった日の日記に upload して、それを、書いた日の日記にリンクでも張ろうと思ってます。最終的には、「実習記」ってコトで、全く別のページ(内容は同じ)を、English Grammar の所に設けようかなと計画中。


 しばらくは…っていうか、夏休みに入るまでは、ゼミの準備・卒論テーマ決定(はよ決めな…)・バイト等で、大した休みは無いワケだが、気分転換に、どっかへ遠征しようかと。何処へ行くかとか、何をするとかは、全くの未定だが、この先、イライラが募ること必至である為、ガス抜きは必要であろうという思いから、遠征を計画中なのです。





ま、ざっとこんなもんでしょうか。



何をしなくちゃいけないのか、何をしたいのか、自分でも把握し切れてない…。



 





注:Invent something useful and significant



2002年06月15日(土)
■虚無感に打ち拉がれつつ -日記もクーラーも再開だ Special-■

皆様、お久しぶりです。今日から日記再開であります。



 昨日をもって、2週間の教育実習が終了した。生徒たちに連絡を告げ、最後の挨拶をして以来、激しい「虚無感」に襲われている。ここまで活動的であったのは、大学に入って以来無かったことではないだろうか。毎日が一杯一杯の状態であり続けたことは確かだが、「充実していた」というのとは少し違う。んー、「活き活きできてた」というのが、一番適切な表現かもしれない。


 明後日も、普通に出勤してしまいそうな勢いだ。ようやく「流れ」みたいなのができてきて、生徒達とも気軽に話せるようになってきた矢先に、実習終了を迎えてしまうのは、何とも忍びない。実に惜しい。先生の方からも、お世辞かもしれないが、「名残惜しい。もう2週間は続けてくれないか。」と最後に声を掛けてくれたぐらいだ。やめるのがホントにツラかった…。


■□■


 そんな思いを抱えながら、今日は新大阪へ。ES を出してもウンともスンとも言われなかった企業だったが、実習中に電話がかかってきて、「15日に来てくれ」と言われ、実習の疲れを癒す間もなく、ただでさえ暑苦しいのに、スーツを着て大阪へと足を運んだわけです。ちなみに、ウンともスンとも言わなかったのは、先頃まで合併でもめていた(企業側は、勿論「もめた」なんて言いませんけど)からだそうだ。なるほどね。


 2時から、オフィスで約1時間半の説明会。先輩社員が出てきたが、工学部出身者を出してくる時点で、「文系に用はねぇ」と暗に言われてる気がしてならなかった。それが終わってから、1時間の休憩(近くでスタバを発見し、即ピットイン)を挟み、別会場のホテルにて約1時間半の筆記試験。この試験がなかなかオモロかった。出来は別問題…。


 どんなものかと言うと、「あなたは、○×会社の支部長になるよう突然辞令が出ました。前任者の未決済案件で、優先度の高いもの6つを挙げなさい」っていう問題。ちゃんと資料ファイルってのがあって、メールを印刷したものや手書きの社内メモなどが、30枚ほど与えられ、かなりリアルな状況を想定させられる試験内容であった。他にも、「人員計画を立てろ」だとか、「社内食堂の運営をどう改善するか」などの問題が出て、やってる分には楽しかった。で、6時過ぎに全ての日程終了。


 説明会の時から、終始「何かが違う」感があった。やはり、実習で得たもの(自分でもハッキリ表現できないが)が影響しているんでしょう。そんなオーラを出してれば、試験なんて、まあ通らんでしょうな。などと考えつつ、家路に着いたのが8時過ぎ。







我ながら、お疲れさま。











2002年06月04日(火)
■しばしの別れ■




現在、筆者は教育実習中です。



連日の11時間勤務の為、日記執筆が困難な状況であります。



というワケで、この日記はしばしの休止と致します。



いつもアクセスしてくださる方々には申し訳なく思いますが、ご了承下さいませ。




ではでは。












2002年06月01日(土)
■明日へと持ち越し■


本日、これといった仕事のないバイト。


バイト後、両親が参上。


衣替えを行い、実習中に使う教材や資料群をどっさりと積み込み、筆者も帰省。


高速に入ったところで、親父が、名古屋行きとは正反対の「大阪」行きのレーンへ。


後退するわけにもいかず、茨木まで意味無しドライブ。


そこでUターンして、一路実家へ。


家に着いてから荷物を確認すると、バッグがひとつ足りない。






ま、まさか…。






注:外野は黙ってろ。


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