びっと日記
びっと



 「勝利など、容易い…!」

 さて、今日も昨日の続きで、CAPCOM VS SNK2の話である。

 ミリオネアファイト2001の決勝戦会場、勝利に沸く優勝チームの目の前に現れるのはなんと…?

 豪鬼パワー(殺意の波動)を吸収したルガールか、
 ルガールパワー(オロチの力)を吸収した豪鬼だった!(爆)。
  ↑どちらにしてもかなりイヤな生き物である(笑)。

 さて、この隠しボス、「神・豪鬼」と「GODルガール」はどこが強いか?
 まず二人に共通するのが「無敵時間を持つ移動技(豪鬼は阿修羅閃空、ルガールはゴッドレーン)」の存在である。この技は、他のキャラクターの避けや前転などのように投げられ判定すら残らず、発動と同時(あるいは数フレーム後)に全身が完全無敵状態になる技である。
 また、判定の強い対空技を装備している点も共通だ(恐らく出かかりに無敵時間がある豪昇竜拳と、やたら攻撃判定の大きいジェノサイドカッター)。これを連発されているだけでも、体の大きいキャラやリーチの短いキャラ、低レシオのキャラだとかなりイヤな気分になれる(何しろ相手はラスボス補正のかかったレシオ4キャラである。こちらがレシオ1だったりすると、事故で攻撃力の高い技にかすられただけで体力半分近く持っていかれたりする)。

 GODルガール。二人を比べてみると、こちらの方がはるかにくみしやすい(超強いことに変わりはないが…)。それでも体が大きい分リーチが長く、二種類の飛び道具を持っているのが手強い(片方は弾速がやたら早く、もう片方はこちらの飛び道具を突き抜ける)。
 イヤな攻撃パターンはテレポートからの移動投げと、前述のジェノサイドカッター。特にジェノサイドカッターは、下手に出した牽制技を容赦なく刈られたりするのでプレッシャーになる。また、攻撃を回避するためにゴッドレーンで画面の左右を行き来するので捉えにくい。
 新技の一つは…なんと豪鬼の瞬獄殺(G・エンド)。ずいぶんとイヤなパワーを吸収したモンである(笑)。

 次に神・豪鬼なのだが、こいつの強さははっきり言って全キャラ中飛び抜けている。豪波動拳は隙がなく、豪昇竜拳に無敵時間があり、竜巻斬空脚には昇竜拳がつながる。また、斬空波動拳という空中飛び道具(二発出る上にジャンプ軌道は変わらないので、そのまま地上攻撃に繋がる)まで持っている。
 代表的な攻撃は
空中斬空波動拳(2発)→めくりぎみ(?)竜巻斬空脚→豪昇竜拳
           →すかし阿修羅閃空→裏回り豪昇竜拳
という、普通の人間にはとても反応しきれない二択の連携である。この連携を食らって(あるいはガードして)画面端に追い詰められると、
   起き上がりガード←歩いて投げ
   起き上がりに反撃←弱豪昇竜拳
という、これまた超反応のCPU独特の攻撃で鳥かごにされて袋叩きに遭う(笑)。

 果たしてこの二人を倒すことはできるのか…?
 というわけで明日(予定)の攻略編に続く。

 今日の科白。なんと意外にもサガットの科白だったりします。カッコいい。

「私の全身にきざまれた無数の傷跡…それは私と闘い私を苦しめた勇気ある者が残したもの。私が堕すれば私に挑んだ者も堕するのだ…」
「勇気ある者よ、私に挑むがいい…」
「私に一筋の傷をきざめるなら私はお前を心から尊敬しよう。私はお前の眼前に立ちはだかる壁なのだ」
「来たか…」

〜中平正彦「RYU FINAL/地の巻」より〜


2001年10月24日(水)
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