びっと日記
びっと



 冒険の日々は消えたか?

 さて、今日の話題は昨日の続き。
きたるべきTRPGの波に呑まれ、消えていったゲームブック。
 中でも私が好きだったのは、最初ウォーロック誌に掲載され、
後に再編集、社会思想社から文庫版で発売された和製GB、
「モンスターの逆襲」(山本弘)
「フォボス内乱」(宮原弥寿子)
「送り雛は瑠璃色の」(思緒雄二)
だろうか(実は最後の作者は、ローズトゥロードの作者の
門倉直人さんと同一人物らしい)。
いずれも、ストーリーが練られていてシステムが難しすぎないのが良。
 とはいえ、人にお勧めしようにももう入手困難だからなぁ…(泣)。

 GBはもう日の目を見ることはないのだろうか。
と思いきや…。

 今日の一言。
実はこれ、昨日とは正反対のフレーズなのだが…?

「ファンファーレが鳴り響き、鳩がいっせいに羽ばたく。
フォボス史上に残る名君・パルジャニア一世の誕生の瞬間である。
君はそれを遠い空の下で聞いていた。ジャダス六世の企みは潰され、
真に王にふさわしい男がその玉座に座った。
君はその陰で、ひっそりと消えていくのだ…
果たすべき任務は、無事に完了したのだから……。」

社会思想社「フォボス内乱」より

2001年10月10日(水)
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