Land of Riches


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 2006年12月31日(日)   DRAMATIC IRONY [SIDE:A] 

今更…「ヤミ」を許すことなどできぬ!!
許してしまったら、「ヤミ」と戦い続けた仲間の『死』が無意味になる!
そして私の『今まで』も


一部から「楽しみにしてます」というプレッシャー(!)も頂戴している大晦日恒例企画。
以前から何度か書いている通り、今年は割と早くから簡単に決まっていました。
まずは復習。あまりに長くなるので、今回は各年の1位のみ記載です。

2000年:アントラーズと順天堂大学の練習試合…後
2001年:羽田憲司選手、ワールドユース直前に骨折!!
2002年:新横浜駅新幹線改札での遭遇
2003年:ホームタウンへの引っ越し
2004年:9/19・柏レイソル vs FC東京@柏の葉、ホーム側に掲げられた横断幕
2005年:6/4・羽田憲司選手4年間のリハビリを乗り越えカシマでスタメン出場!!
【レイソルU-18】8/28・千葉県サッカー選手権(天皇杯千葉県予選)優勝!

これを見ると、今年の第1位=「比嘉ぁ〜」でも十二分にいい気がしますけど、
すみません、あの千羽鶴贈呈はやっぱり載せられない(恥ずかしすぎる自爆)ので、選外で!!
…インパクトの大きさでは、レイソルU-16とそのコーチの実像に触れた夏の日立台人工芝、
これから書くもろもろの全てを、やっぱり上回っちゃってる、ってのが率直なところなのですが。

うわ、結論出ちゃったよ!(爆笑) …では気を取り直して3位から!

第3位:柏レイソルJ1昇格

“3位がこれ”と言うより、“これが3位”なのが、2006年をある意味、象徴しています。
1位でも選外でもなく3位。その中途半端さが、トップチームとの距離感というか
接し方(近づき方、と書いた方がより正しいかな?)を試行錯誤し続けた1年らしいと思うのです。

柳澤さん「レイソルが大好きです」
思えば、激動の1月から始まりました。#27レプリカユニフォーム購入を決意し、
それを手に取れたのが柳澤さんデビュー戦の直前。J2リーグは、いちいち各ゲームを
振り返っていられない程の試合数があり、その中から一つをチョイスしろと言われたら、
それでも、やっぱり4月のホーム神戸戦を挙げる…“挙げるのが筋”なのかな、と思ったり。

強い記憶として残っているのは、愛媛との対戦です。愛媛には今季、菅沼さんがレンタルされ、
レイソルの敵として立ちふさがりました。愛するレイソルに挑んでくる好きな選手の姿を
生で、あるいは画面越しで見るのは…とても苦しく、複雑な気持ちばかり濃くなったものでした。
そんな菅沼さんが、カタール国際に向けて、今季は対戦も実現してしまった盟友・石川さんと
一緒にトレーニングを積んでいるという話、それは想像以上に自分には救いなのでした。

でも、レイソルトップで最も印象的だった光景を挙げろと言われたら、今まで書いてきた
どれでもなくて、練習試合(!)で突如として湧き起こったチュンソンコール、だったりします。

練習試合で選手のコールが自然発生的に起こるなんて初めて見ました。それほど、今日の
李忠成選手のプレーが観る者の感情に訴えかけていたということでしょう。
(レイソル広報日記)

選手とサポーターの心的距離の劇的縮小。その舞台は…日立台、やはり日立台なのです。

第2位:流通経済大サッカー部、関東大学リーグ初優勝!

流経大は2006年、初めて向き合った存在で、1年を通して、その存在“割合”(または“重み”)が
ドラマチックに変化していった点では、レイソルのトップやユースをしのぐセンセーションでした。

大昔、筑波大在学中の西ヶ谷さんの顔(!)に一目惚れして以来、遠ざかったり
近づいたりを繰り返しながら―実家にある関東リーグのプログラムが'96、'99、
'00、'02と飛び飛びで、すべて筑波大蹴球部のために買ったことが物語っていますが、
そんな人間にとって、RKUは茨城のライバル校。上記のうち最新の、'02のリーグ表彰式で
二部の得点王になったのが、今FC東京からレイソルに移籍が噂されているA選手。

決して近づくことはないだろうと決め付けていたモノと、不可抗力(or外圧)で
大接近を余儀なくされ、未体験カテゴリーであるJFLで見知らぬスタジアムを漂流し、
おまけにベンチ入り枠が5人だったり、相手にとって学生チームがどう思われているかという
構造的な問題があったり、船山貴之さんを追いかける、ただそれだけの日々は
さまざまな収穫を私にもたらしてくれたのでした。いや、苦しい追っかけでしたが…。

そして、そのJFLで一緒だったDFの先輩たちが何人もレイソルに練習生としてやって来て、
挙げ句の果てに“TOPのレギュラー、3年生を呼びつけた!”となり、翌日には
特別指定選手のリリースがあり、その週末には公式戦に登場するという、
(その時点では補強目的で特別指定選手を探していたとは知らなかったので)
スプラッシュマウンテンばりに急傾斜なシンデレラ城の階段を駆け登った選手が、
もう、どうしようもなく、私の好みのタイプなCBだったことが、更にRKUの“意味”を
変えていってしまったのでした。FC東京U-18…レイソルをかつて破った相手の主将。
その名は、鎌田次郎。敬して呼んで―次郎先輩。

彼がLinkageとなったお陰で、レイソルトップとユースとRKUトップの観戦スケジュールを
調整をつけるのが…秋には船山さんがTOPの試合へ先発するまで這い上がってきたのもあり、
非常に難しくなりましたけれど、それはそれで幸福だったのは間違いありません。

MYベストゲーム of RKUは千葉東総江戸川、甲乙つけがたいので、両方とも、ということで。

第1位:レイソルU-18、クラブユース選手権第3位。

リンク先は準決勝進出を決めた広島戦リベンジマッチ。素晴らしい戦績を残した
大会にもかかわらず、レポいまだに書いてない試合多すぎ。この大会以外でも、
サハラでは自分的ベストゲームだったアウェー新潟戦が書いてなかったりと、
今年はユースについて書くのが…ぶっちゃけ、すごく苦しい年でした。

ユースを応援してくれる人を増やす、という継続プロジェクトの観点から見れば、
今年はリーダーのお仲間さん中心に車も出してもらったり、声出し応援をやったり、
(レイソル系の大御所はじめ、皆さんご来場&エントリUP本当にありがとうございました!)
アウェー戦後、相手サポーターに「レイソルサポの方が数が多かった!」とblogに書かれたり、
種蔵さんがあれこれと広報日記でユース絡みの小ネタを撒いて下さったり、前年より
前に進んだとは思うのです。でも、まだまだ他クラブに比べると………かなぁ。

広島戦リベンジマッチは、堂々の2006年ベストゲームselected、でございます。
いや、試合内容が良かったわけではないんですよ。平繁くんたちにずっと攻められるし、
比嘉くんは退場しちゃうし。ただ、唯一…いや、生まれて初めて(!)仮病で
会社休んで
まで行った試合だったし(自分はDMRMの方々と違って、そういうの
慣れてないから、無駄にキャプテンにカミングアウトしちゃったり(汗))

何より―前述の3位や2位を含め、いろんな歓喜を目にした、だけど、どの感激よりも、
試合後に、山本くんが4人の黄色いオトナを指差して、走ってきてくれた、あの時のみんなの顔、
(この時に関しては、職業人意識(?!)で彼らの写真を撮って下さったOさんへ熱烈感謝)
そして自分の喜びが…印象強くて、忘れられなくて。ただ単純に、一番満たされていた時だから。

それで、1位です。カメラ係3人を含めて、みんなの嬉しそうな顔を見られたのが、幸せだったから。
本当にありがとうございました。須藤くん…いろいろ迷惑かけてゴメンナサイ。

以上、2006年ベスト3でした。って、なんか3つになってない気もしますけど。
(断続的にUPしたため、メール下さった身内の方、お待たせいたしました(微苦笑))
おまけに、プレーから乖離した要素が大きすぎるとも感じるので、B面では
今年もベストゴールをセレクトしてみました。よろしければお付き合い下さい。

P.S.
誰か来年の1/2、今日のオーレは石川直樹さんだよ、と携帯へメール入れて下さい。
よろしくお願いします。だって絶対に覚えてられない自信がある…(黙れ)


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