Land of Riches


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 2006年07月08日(土)   コンプライアンス 

法令遵守―半月ほど、耳にタコができる勢いで聞かされている言葉。
しかし「服薬コンプライアンス」に関しては、相変わらず不良患者かな…。
一時期の、心の荒れていた頃ほど服用間隔が飛び飛びにはなっていませんが。

自分は心だけ若いつもり…というか、精神的成長が10代で止まった心地でいたのに、
そして「思いやりが足りない」と小学生の頃は常套句のように通知表へ書かれていたのに、
長く生きて…多くの人を傷つけ、時にその傷口を見せ付けられてへこんで、
そうやって日々を重ねたことで、人と、何よりも自分を守るために、思うがままには振舞わず、
気を遣い、いろんなパターンを予測してその可能性に備える…なりたくなかったもの、
大人になったんだと、実感できる半日でした。そう、午前、日立台にいたのです。
半日とは思えないぐらい、いろんな感情が湧いて…辛子たっぷりの冷やし中華食べて帰りました。

ケガガハヤクナオリマスヨウニ。

ナイトゲームを控え、早くから体を温めているトップチームのメンバー。
(中でも赤いランシュの岡山さんとその連れの由紀彦さんには…!(もごもごもご))
すっかり人数も増えて壮観な、サーキットトレーニングを行うサテライトのメンバー。
遅れて出てきて、ノースリーブでボールと戯れ(右足のリフティングは昔と同じ?)
ユースの練習をものすっごく気にしながらジョギングもどきをしていた柳澤さん。
遠景で、スタジアムで同じように走っている人の黄色いシャツが見えました。

そして人工芝では午前がU-12の三菱養和戦、午後はU-14の鹿島戦が行われ、
その片隅で吉田コーチと一緒に動き始めたU-18は(エースストライカーが
メガネを持って歩いていたことと、Nくんは着ぶくれするタイプというのが
サプライズニュース? オーストラリア帰りは一人だけ黒いストッキングを履き、
出発前から長かった髪を更に伸ばしまくって帰国。そして妙にやる気満々のレジスタは
その先輩と練習中に接触。先輩は氷を自分のために取ってきたのですが…!)
途中から2・3年生と1年生に分かれて練習。特に後者はジュースをかけての
何かまで、非常に長い間練習していましたとさ。コーチを含めみんな仲良しですね。

久々に、見事なフェイントに引っかかったセンターバックの気分。

「ひがぁ〜」
どう表記したら、あの時の工藤くんの声色を文字で表現できるんでしょうか。
牧内くんと、工藤くんと、武富くんと、そして手ぶらの比嘉くん。ギプスも取れ、
ぱっと見ではどこが怪我しているのか分からないような比嘉くんは、試合中とは
別人のような顔をして…引き揚げていきます。そう、そこにいる選手は全員高校1年生なのです。

それを、強く深く実感した、彼らはまだ15or16歳でしかないのだと、そんな事実を。

ルールは、ルールのためにあるんじゃなくて、ルールに関係する人のためにあるはずで、
当事者の知らぬルールはルールとして機能するはずもなくて。ただ、私は、
私なりに自分の価値観・正義感のままにチョイスして、動いているわけです。

嘘は嫌いだから、嘘は書いてませんよ(微笑)
ただ、普段は言葉使い〔ものかき〕ゆえに言葉で装備し、身を守り、間合いを取るので、
今回みたいに、時間に追われているという制約で理性がぶっ飛ばされている時に
綴った殴り書きのような文字の方が、キモチという意味では真なる鏡像に近いかもしれません。

淋しいとか、つまんないとか。
嘘ついてもしょうがないじゃないですか。

だから。
好きだから。





「今月の終わりには」


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