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■ 唄と篠笛(烏トン白葉)
9月に入って、ふと気づいた。いつのまにか、すすきが穂を広げている。そうか、今年も中秋節の季節なのね…。“十三夜花(じゅうさんやばな)”も、つぼみをいっぱいつけて花開く準備ができている。毎年中秋の十五夜には十三夜花は間に合わず、十五夜の後の十三夜の時に花開いているが、今年の中秋は30日あたりのようで、十三夜花も十五夜に間に合いそうだ。 ことしは我が家のアケビも初めて実をつけた。まだ青々した固い実だが、これが来週あたりは紫色になっているのだろうか?
 今夜は奏楽の少年部の練習だが、その前に夕方、中3の男子生徒が、地元の民謡の唄を習いに我が家に来た。少年部では唄の担当の女子がいるが、彼女は高校生。実は来週の土曜日の中学の体育祭で、その民謡を少年部の中学生たちが演奏するのだけど、歌い手が中学生にはいない。そこで普段は大太鼓や篠笛を担当している中3男子がにわかづくりで唄い手に。恥ずかしがったりするコもいるけど、彼はマジメに私のレッスンを受けて声を出す。よしよし。発声から節回しから、細かに教えたが、いかんせん時間が無い。最近の子供たちは言葉をはっきり発生しない。つまり母音の区別があいまい、子音の無気音・有気音があいまい。それが歌にも反映されてしまう。しかし、言葉をはっきり発声することが、唄が上手く聴かせることにもなり、短時間でも発声をきちんと教えるとあっという間に上手くなる。まあ、あとは、中学最後の体育祭で思いっきり元気に歌って、同級生たちに冷やかされていい思い出になってくれればいいや。 そのまま唄のレッスンの延長で、彼を連れて少年部の練習会場に行く。今回は、後半は篠笛集中講座を行う。日本の伝統楽器・篠笛の構造、音律、音階、奏法、当地の芸能独特の奏法などを一通り講義する。この中の一人でも二人でも、将来、同じように子供たちに教えられるよう育ってくれれば、と願いながら…。 レッスンの合間に飲んだのは、鳳凰單叢(ほうおうたんそう)の烏トン白葉(うーとんばいいぇー)。中国茶6つの分類で青茶に属す。烏龍茶の仲間だが、鳳凰單叢全般、ほんのりと甘く華やかな香りがお気に入り。
●年花似去年好(烏トン白葉) ●少しずつ準備整う!?(烏とん白葉)
2004年09月12日(日)
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