■□きょうの出来事□■
Today's Event Nari

←Past Will→ Index Selection Mail Home


   Graduation(後編)
   2004年02月26日(木)


続き。



♪卒業だけが 理由でしょうか
 会えなくなるねと 右手を出して
 さみしくなるよ それだけですか
 むこうで友だち 呼んでますね・・・


 記念にください ボタンをひとつ
 青い空に 捨てます
 春なのに お別れですか
 春なのに 涙がこぼれます
 春なのに 春なのに
 ため息 またひとつ・・・
 (「春なのに」 作詞 中島みゆき)

なんて歌は、もうちょっと待たないといけなかったんです。






さらに。


♪制服の胸のボタンを〜 下級生たちにねだられぇ〜
 
(「卒業」斉藤由貴)

なんて歌は、さらに未来の歌だったんです。



(そんな時代の話なんです)






         はやり
「ティ〜ン達」の流行には全く興味が無かった、当時「猪木信者」の俺は。









そのまま、翌年の(自分達の)卒業式に(なんとなく)出席して。

さっさと家に帰って試験勉強しないとなぁ(はぁ〜めんどくさいなぁぁ。  こん
な事なら、やっぱりスベリ止め受けておけば良かったよ)
なんて、思ってたわ
けです。












そこへ。



















今まで見たことも無いような後輩(らしき)女子が集団が駆け寄って来るでは
ないですか!!


思わず、逃げかけました。


思わず、並んで歩いていた同級生の陰に隠れかけました。
(そして内心お前、何かやらかしたのかぁ〜なんて呟いてました)

























あれ(Graduation(前編))から1年経って。


好きな人に、制服の第2ボタン貰うってのがあるらしいぜ!という話は聞
いてたんですがね。


実際、第2どころか袖のボタンが欲しいですぅ〜みたいなマニアックな場面も見てたわけですよ>当日。



でも、さすがにボクは無いでしょ〜

逆に、あったら困るよなぁ〜 明後日受験だし。


なんて、完全に他人事だった15の春。



































(帰宅して)


タダイマッ



あらっ、どーしたの  その格好。(←母)


トラレタ  ・・・  ゼンブ       ・・・       チョット  コワカッタ















はい。


主観的に(ある意味、客観的に見ても)留めるボタンが無かったんです。





当時、人生最大の「ハプニング&パニック状態」に陥りました。






















高校受験のためだけに。


あと1回しか必要ないであろう「中学時代の学生服」のために、ボタン一揃
え買いに出かけた母は。




そんな息子をどんな風に見ていたのでしょうか・・・





オソラク チンプンカンプン ダッタノダト オモウノデスガ
















個人的に。

今となっては、良い「おもひで」だったりも、しますです。










※ 結局、生涯2度にわたる「モテモテ時代」経験たことになるわけですが。



  惜しかったなぁ〜  (実質、唯一の黄金時代を見逃していたんですね・・・確実に)



































その3年後。














無事(念願叶って)平穏無事な「卒業式」を迎えることが出来ました。
>18歳、春。





めでたしめでたし。

一抹の寂しさを感じつつも・・・      はふぅ〜






そんな『卒業式のおもひで』でした。








【ご意見、ご要望はコチラ】  
 

←Past Will→ Index Selection Mail Home

エンピツユニオン