雪さんすきすき日記
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2017年11月16日(木) |
「AGARTHA」のこと |
ウルソという胃腸薬がある。この薬、表向きは胃腸薬だが、実は肝臓を保護する効果もある。この薬の営業の方が言うには、お酒を呑む前にこのウルソを飲んでおけば、二日酔いになりにくいとのこと。早速試してみたところ、確かに翌日の呑み疲れというのが無くなった。おかげで、平日でも安心してお酒が吞めるようになった。しかし、薬を使ってまでお酒を呑むようになっては末期ではなかろうか。ちゃんと休肝日も作らないと。
ゲームの方は「AGARTHA」をちまちまと進めている。立ちはだかる自然が作り出した地形に対して、手持ちの武器をやりくりしながら道を切り開いていくのがとにかく楽しい。また、中盤になってキャラを使い分けることで楽になる場面も増えてきたので、使用キャラを増やす意義も見えてきた。 現在の主力は魔法使い。体力は少ないものの弾数の多さと攻撃力の高さで安定した攻略ができるし、ボス戦でも頼りになる。ただ、高所への移動は苦手なので、そういう移動が必要な場所ではエスパーのテレポートを活用している。アルケミストの、弾を当てると物質自体を水、岩、蒸気、溶岩に変化させるという能力が面白いのだが、使いこなすのは結構大変でなかなか活躍の場が見当たらない。
2017年11月14日(火) |
「げんげっちゅ」のこと |
体重を落とすべく節食しているのだが、週末に出かけたりしてその努力がふいになってしまうのを繰り返している。
「げんげっちゅ」(出血観察日記)の感想を。 幻月と夢月が、出会ったキャラを手あたり次第に引ん剝いてはエプロンドレスを着せてメイドにしていく、東方二次創作脱衣カードアクション。 マウスで操作し、下に5枚並べられたカードをクリックで選び、再度クリックするとそのカードで攻撃する。カードは4色あり、同じ色のものをまとめて出すとその枚数に応じて攻撃力が増える。ただし、他の色が混ざると攻撃力は最低となる。攻撃を行い相手の体力を減らすごとに服が破れていき、体力を全て減らすと勝利。このとき、相手の残り体力と止めに当てた攻撃力で、半脱ぎか全脱ぎかに変化する。 また、画面左には攻撃力強化、相手の攻撃無効、体力回復、固定大ダメージの4種類のスキルが用意されており、スキルの色に対応したカードを3枚以上スキルに重ねることで発動できる。スキルが発動できるのは、1戦につきそれぞれ1回までとなっている。中でも、固定大ダメージは相手を全脱ぎさせるのに極めて有効である。 相手は魔法陣を使って攻撃をしてくる。魔法陣は時間で数字が減り、0になると攻撃をしてこちらの体力が減少する。魔法陣は2種類あり、赤の魔法陣は同色の、青の魔法陣は混色の耐久力が示されており、それぞれ対応した色のカード(複数の場合もある)を当てることで倒すことができる。また、赤の魔法陣は耐久力+1枚以上のカードで(色は何でもいい)、青の魔法陣は耐久力+1枚以上の同色のカードでも倒すことができる。敵の攻撃を受けてこちらの体力が0になるとゲームオーバー。
脱衣要素のあるカードアクションだが、補充されるカードがデッキとして表示されているので、それを意識すれば同じ色をまとめやすい。同じ色がまとまれば、相手や魔法陣への攻撃、スキル発動など全てにおいて有利になるので、デッキを意識するのが攻略への近道となる。序盤では、カードを揃えて攻撃力を高めたり、スキルを発動する余裕が十分にある。 しかし、後半になるととても魔法陣への対処が追い付かなくなる。出てくる数もさることながら、青の魔法陣が出てくると混色のカードを揃えるのがとても大変で、しかも3色も揃えるとなると場合によってはデッキを相当回さなければならなくなる。こうなると、正攻法では無理とは言わないまでも相当なマウスの操作精度と操作速度とデッキを読む力が要求される。が、1枚でも攻撃している間は魔法陣の数字が停止することを利用して、1枚ずつ間髪入れずにカードを出し続ければ魔法陣の数字が減ることなく延々と攻撃し続けることができる。 この攻略が意図したものかどうかは不明だが、この攻略以外で全面クリアできる気はとてもしない。何分もの間一定周期でマウスをクリックしていくのはかなりの集中力を要するのでとても大変である。が、脱衣要素があるとなると人は驚くほどの集中力を発揮するもので、EXTRAを含めて全員半脱ぎ、全脱ぎのCGを見ることができた。全体的に全脱ぎよりも半脱ぎの方がえろいという印象であった。
週末に思い切り薬漬けをしたおかげで、先週末に崩しそうになった体調はすっかり持ち直した。
今日は高圧ガス製造保安責任者乙種化学の解答が発表になったので、帰宅後に自己採点。結果、法令15/30、保安13/15、学識14/15と、全教科合格基準の6割を超えたので一安心。これで明日から思う存分ゲームをプレイすることができる。
いや、まあ、今までも存分にゲームはプレイしていたが。
6時半頃起床。今日は高圧ガス製造保安責任者乙種化学の試験。試験会場は北千住の東京電機大学。9時前に到着して、試験を受けて、15時前に退場。一応、何とかなったとは思うが、明日の解答発表待ち。 このまま帰るのも勿体ないので、そのまま上野に出て上野動物園へ。プレーリードッグが丸々としていたり、ペンギンが一列に何故か並んでいたり、オカピは相変わらず大きかったりと、2時間ほどではあるが動物たちを堪能した。最後はもちろんカワウソ舎の前に貼り付いて閉園まで過ごしていた。 その後、上野の磯丸水産で一人試験お疲れ様会を実施。今日は本気を出したので、支払いが5kを越えてしまった。
9時頃起床。体調は本調子ではないものの相当回復した。今日は何としても幺樂団カァニバル!に参加したかったので、何とか間に合って良かった。 会場へは11時頃到着。9階でカタログを買って、階段に並ぶという変則的な列形成。12時に会場してお目当ての「げんげっちゅ」(出血観察日記)を初手で入手。あとは会場を見て回ったり、東方旧作をプレイしたりして1時間ほど過ごす。東方旧作は「東方幻想郷」をプレイ。慣れないパッドで操作の暴発が多発して、4面までしか到達できなかった。 会場を後にして、川崎の磯丸水産で昼食をとって帰宅。明日が資格試験でなければ、そのまま東武動物公園の秋のグレープ感謝祭に行っていたかもしれない。
2017年11月10日(金) |
「AGARTHA」のこと |
今日は午前中に体調が悪化してきたと思ったら、午後は目の前がチカチカしてきたので大事を取って早退。明後日までには何としても体調を戻さねば。 風邪薬を飲んで一旦寝たら大分落ち着いてはきたが、油断は禁物。ここで回復に向けて一気に畳みかけたいところである。
そんな体調なのでゲームはちょっとだけ。「デルタジール」は負担が大きいので、今日は「AGARTHA」にした。 マップ全体の1/5ほどクリアしてみて、実に神電研らしい独自性に溢れた作品であると感じた次第。手持ちの武器を駆使して、地形を破壊したり、蒸発や凝固などの物理現象を起こして地形を変化させたりして、ゴールまでの道を自分で切り開いていく過程が、いかにも冒険しているという感じで楽しい。 ただ、地形は大胆に変化していくものの、キャラは小さいし演出効果も派手ではなく、とにかく地味。敵との戦闘も、武器が地形踏破と兼用なので撃ちまくりというわけにはいかず、また自機が打たれ弱いことから残弾を気にしながら慎重に倒していくしかないと、これまた地味。しかし、その地味さを突き詰めたところが正に同人ゲームといえるかと。
2017年11月09日(木) |
「デルタジール」のこと |
今週末は高圧ガス製造保安責任者の資格試験なので、昨日から勉強の追い込みに入る。過去問はほぼ完璧に解けるようにはなった。
勉強の合間を見て、「デルタジール」(トライアングル・サービス)をプレイ。Steamのセールで見かけたのだが、ゲーム全体から漂うB級STGな雰囲気に魅了されて、即購入してしまった。元々アーケードゲームだったとのことだが、発売された2002年はまだゲーセン現役だったはずにも関わらず、一度も見たことは無かったし、タイトルすら知らなかった。 見にくい敵弾、すぐに変わるパワーアップ、「バトルガレッガ」そのままの勲章システムなど、そのB級ぶりは期待を裏切らなかった。が、STGとしては普通に難しいので、ちゃんと攻略しないと先には進めない。 とりあえず、取れそうな実績を先に取ったので、これから腰を据えて攻略していきたい。難易度がVERY EASYでも結構ミスしまくるので。ただ、結構ボムが出るので、決め打ちの場所を増やしても何とかなりそうな感じでもあった。
本当は「アガルタ」(神奈川電子技術研究所)をプレイするつもりだったので、どちらに本腰を入れたものやら。
2017年11月05日(日) |
「シルバー事件」のこと |
連休中に延々プレイしていた「シルバー事件」(GRASSHOPPER MANUFACTURE)の感想を。
架空の都市「24区」の警察署である24署の凶悪犯罪課と、伝説の事件「シルバー事件」の犯人であるウエハラカムイとの数奇な関わりを描いたアドベンチャーゲーム。 フィルムウィンドウという独自の表現形式が特徴。場面に応じて様々なウィンドウが様々な大きさ、位置、内容で表示され、躍動感のある表現を演出している。
原版のPS版を発売当時にプレイしており、その時は突飛な終盤の展開に理解が追い付かなかった記憶がある。しかし、それでも不思議とこの作品に大きな魅力を感じており、作品名はずっと記憶の片隅に残り続けていた。 その作品がSteamでHD版としてリメイクされたとのことで、遅ればせながらプレイしてみたわけだが、なるほどこの刺激的な内容であれば魅了されるのも納得。また、フィルムウィンドウが今でも洗練された感じがすることに、当時いかに斬新であったかを思い知らされた。そして、当時は突飛とも思われた終盤の展開にも、今回は何とかついていくことが出来た。とはいえ、やはり突飛であるという感想に変わりは無いが。 いわゆる須田ゲーと呼ばれる、人は選ぶがはまる人には考察が捗る作品のようであるが、その辺りについては深くは突っ込まず他の方々に任せることにする。設定や文章、構成など作品全体に漠然とだが感じている、洒落ているがどこか常軌を逸した狂気的な雰囲気が、須田ゲーの魅力なのであろうか。
「過去を殺せ」というのがこの作品の鍵となる言葉だが、今回プレイして殺すとまではいかなくても、原版をプレイした当時の自分に一区切りつけることができた。
2017年11月04日(土) |
「OneShot」のこと |
10時頃起床。ここのところ休日は雨ばかりだったので、久しぶりに布団を干すことができた。と思ったら、昼過ぎになってまた雨が降ってきた。
「OneShot」(Team OneShot)の感想を。 プレイヤーキャラのニコが崩壊しつつある世界に太陽を取り戻す、見下ろし型の2Dアドベンチャーゲーム。元々はツクール製のフリーゲームであり、それがSteam向けに再構築されたとのこと。今回プレイしたのはSteam版。 プレイヤーはニコを操作して、NPCとの会話や物を調べたりアイテムを使用して物語を進行させていく。アイテムの中には組み合わせて初めて効果を発揮するものもある。
公式サイトのタイトルテキストに「Meta Puzzle Adventure Game」と記されているとおり、この作品はメタ的な要素が大きな特徴となっている。 まず、ニコはプレイヤーの存在を認識しており、単なるプレイヤーの分身ではないのがメタ的なところ。ニコは画面の中からプレイヤーを神様と呼んで、会話をしてくることもある。また、入力した行動に素直に従うときもあれば、内容によってはきっぱりと拒否してくることもある。ニコがプレイヤーを認識していることで、プレイ中はまるでニコとプレイヤーの2人で協力してこのゲームを進めていくような感覚を抱くことができ、この作品の主人公はニコとプレイヤーの両者であるというメタな視点で楽しめた。感想の冒頭でニコのことを主人公ではなくあえてプレイヤーキャラと書いたのも、この理由に因るものである。 そして、道中の謎解きもメタ的なものが多数登場する。詳細はネタバレになるので書けないが、ゲームの外に謎を解くためのヒントや手段が盛り込まれている。それらはPC上で普段何気なく使用している手法であるが、それらが謎を解くための特別な動作に変化するところに、メタ的な面白さを感じられた。
そして、メタ的な要素と同じくらいこの作品の魅力を構築しているのが、ニコの可愛らしさである。猫耳帽子に大きな金色の猫目、だぶだぶ袖に長いマフラーと、容姿からして可愛さが凝縮されており、それだけで反則と言えよう。しかし、ニコの可愛らしさの本質はそれだではなく、言動にも表れている。プレイヤーを神様を敬い、何か不安なことあるとすぐにプレイヤーに呼びかけてきて、頼られているという感じが庇護欲を大いに刺激する。一人称はミーでパンケーキが大好き。高いところが怖くて、不安で母親を恋しがり、怯えるとすぐに泣いてしまうこともある辺りはまだまだ子供であると感じさせられる。一方で、使命感が強く太陽を取り戻すという使命に真正面から取り組み、この崩壊する世界に住む人々のことを心から心配し、この世界のために涙を流すこともある、心優しく純粋なところが実に眩しい。この、子供らしい純粋さを体現したような性格もまた愛らしくて、一緒に旅を続けていく間にすっかり感情移入してしまい、ニコの目的をきっと果たしてやろうという熱い使命感に駆り立てられた。そして、ニコが辛い目に遭うと、神様も心が痛くなった。後半は特に辛い場面が多かったので、ゲームを進めるのが結構きつかったが、それでもニコを最後まで送り届けてあげようという気持ちで頑張ることができた。 感想を検索すると、大体の内容がネタバレについて書けないのでニコがかわいいという話になっているが、私もこうして感想を書いてみて至極納得できる。ニコはとてもかわいい。あまりの可愛らしさに、勢いでニコのアップのスクリーンショットを壁紙にしてしまった。また、この日記のタイトルも、この感想を書いている時点ではニコかわいすぎる日記になっている(多分戻すが)。なお、日記のタイトルを変更したことは、日記を開始から10年以上経過しているがエイプリルフール以外には初めてのことである。数時間程度と決して長いとはいえないプレイ時間の間にここまでニコに心を奪われてしまったことに自分でも正直驚いてはいるが、そのくらいニコはかわいいのである。
タイトルのOneShotとは一度きりという意味。何故その単語がタイトルとなったかは、ゲームシステムで気づかされた。このゲームをプレイできるのは、実質一度きり。もちろん、エンディングを迎えるまでは何度も挑戦可能で、クリアした後も周回プレイが可能となっており、実績埋めもそれで行った。ただ、それでもニコと共にする旅は一度きりなのである。この一度きりという要素のおかげで、ニコとの旅の思い出がかけがえのないものとなり、とても印象深い作品となった。 併せて、この作品の世界観と共にコンピュータゲームというものに対して考えさせられる機会を得ることができた。作中でそのことについて触れる場面があるのだが(これも作品のメタ的なところ)、あのときはニコの言葉がグサグサと胸に突き刺さったものである。多分、ニコ以外のキャラではそれほど衝撃を受けなかったであろうことから、ニコのキャラクターが持つ破壊力の大きさを思い知らされた(本題はそこではない)。
プレイする前からその評判は各所で聞いてはいたが、実際にプレイしてみてその評判にも大いに納得。ニコとの旅は私にとって本当にかけがえのないものとなった。素晴らしい作品に出合えた幸運に感謝すると共に、製作者に最大限の感謝を送りたい。
昨日は出張。朝6時に出発して、目的地に到着したのが12時ちょっと前。午後に仕事をして、その後の懇親会で呑んで、姫路に取った宿に転がり込んでお終い。
姫路にまで来たけど、姫路城とかあんまり興味が無いので、今日は真っすぐ帰ることに。しかし、連休の初日のためか新幹線の指定席の予約が一杯で、1時間以上後の列車でないと予約が取れなかったのは大きな誤算。仕方ないので姫路駅で買い物したりえきそばを食べたりするなどだらだらと時間を潰してからその列車に乗車。3時間半の道中は、寝てるかスマホでゲームしてるかのどちらかであった。 東京に到着したが、けものフレンズがーでんは終わってしまったし、長旅で疲れているので磯丸水産も見送りにして、品川から常磐線に乗って帰宅。
帰宅したら、先日注文した椅子が届いていたので早速組み立て。30分程度で組みあがったが、なかなかいい座り心地。やはり背もたれがあるとPCに向かうのが格段に楽である。 あと、けものフレンズショップから注文していたトキのグラスも届いていた。今日は移動だけで終わってしまうかと思っていたが、帰宅してからいろいろあって良かった。
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