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2002年05月22日(水)
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その単純さがステキ |
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どうやら、購買意欲は伝染するらしい。我母上まで車を買い換えることに。 先ほども、お昼を一緒し終わったところで本日契約に来るハズの営業君に電話。
我母上:「何時に来るのよ?」
営業君:「多分・・・2時半ごろに・・・」 (時刻は1:20)
我母上:「じゃぁ、そっちに判子持ってけばいいんでしょ?周ってくよ」
営業君:「いや・・・なんとかんとか(とにかく行きます形)」
我母上:「ふぅん・・・じゃ、2時半ね。早くしてよね」
営業君:「出来るだけ早めに行きます(みたいな)」
我母上:「じゃぁねー (つまらなそーに)」
すかさず電話を切った母上に、あたしはツッコミましたがな。
あたし:「営業マンに「じゃぁねー」って言う人も珍しいよね」
我母上:「あら?そう?だって、あたしにとっては子供みたいなもんよ」
だそうで・・・まぁな。娘より年下だけどさ。営業君・・・ でも、他人だし。なんだか偉そうな感じの割には親しんでるし。 その考えなさ加減が、母上の持ち味なんでしょうがね。子供はビックリなんだわ。
母上の車とあたしの車は同い年。よって、二人して車検通すかなぁ・・・なんてボヤいてた。 基本的には、父上が生きていれば自動的に車検=買い替えだった母上だけど、やはし色々まぁあって。 娘のあたしが「お金かかるから車検通すわ」と一度決心したことで、多分母上も「はっ!そうよね。贅沢は出来ないわね」なんて思ってあきらめてたことだろう。 が。いきなりの「新車買います!」「契約しました!」と娘がやらかした。 いや、いいんだよ。 「ここで買わないと、後いつ買えるか分からない」とか 「カーナビが無いと、どこへも行けないから」とか そんな言い訳しなくていいんだよ。 だって、単なる 連鎖反応 でしょう? 大丈夫よ。母上の単純さは、誰の目にも明らかだから。
しっかし。B営業マン君にとっては、大得よね。 あたしが契約をする時に、彼は母上にいぢられてた訳。 我母上:「そ〜いえば、彼女どうしたのよ?」 営業君:「いやぁ〜、それが結婚することになったんですぅ」 我母上:「なんでまた?」 まぁ、驚くのも失礼だけどさ。 営業君:「実は、出来ちゃって・・・」 一同、大爆笑してあげちゃったのよ。 したら、すかさず営業マン君言いました。 営業君:「なので、お祝いってことで、もう一台♪」 元々は母上に「買ってくださいよ」状態だったので罠に嵌めようとなされた。 しかし、そこでは母上は「ダメだよ。お金無いもん」と却下。 さらには、あたしの「予定外の娘が買うからそれがお祝いだよ」にめげたものだと思ってた。 だのに、だのに、だのにだよ? 翌日、めげない営業君は、ちゃかちゃか実家に顔を出してきたそうな。 そして、結局母上は購入を決意。 まさに芋づる式! ネギカモ状態!
「カモがネギしょって」じゃないので御注意を。 元もとの「カモ」は、母上だったのね。(体系的にも母上がカモ) そこへ、「ネギ」がヒョロリンと現れた。(体系的にもあたしはネギ) 営業君にしてみたら、「ネギ」が買おうかしらん?って相談してる側で、「グワッグワッ」言ってた「カモ」までも捕まえちったって訳よね。 営業君も、お付き合いがある程度長いので、きっと母上の性格知ってたんでしょ。 まんまと引っかかった母上。
でもね、営業マン君も、なかなかステキなの。 一時はどうやら彼女と上手くいってなかった風なのね(母上談) なのに、出来ちゃいましたぁ〜って結婚なさる。 「作っちゃったのぉ?」ってこっちが言っても 「いやっ!出来ちゃったんです」なんて、無責任風に言ってたクセに。 「子供が出来たって聞いたときって、どう思うものなの?」って質問してみたら 「いやぁ〜。嬉しいもんすよっ」 と契約が取れた時の数百倍の笑顔で答えておられた。 あたし、思うんだけど。こういう
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2002年05月23日(木)
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あたしは苦労人 |
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やぁ〜、今日も動きました。 実は、あたしはひっき〜なんです。 3-4日、ポストさえも見ない日があるくらいに、ひっき〜なんです。 しかも、一人暮らしなんです。誰とも喋らない日だって、あるんです。 本日の行動: 9:30 起床 > 10:00 我姉妹と電話 > 10:30 友人と昼食兼茶 > 13:30 父上墓参り > 14:30 母上のところへ > 15:00 不動産屋へ更新に 15:30 突如、アパートの下見に > 帰宅 ってなもんで。更新ついでに「広いとこ無いですか?」って聞いたところ、速攻で紹介されて見に行っちゃったのですね。 車購入もそうだけど、あたしって、その場の思いつきで即決クセがあるらしい。 単に無精者だからって話もチラホラだけどね。
さて。先日のお話。 友人Hとは、昼前の茶のみ友達である。 大抵、平日の午前9:30前後の電話で「お茶する?」って聞いて出かける。 先日も、朝9:30頃にHからの着信を発見。折り返し電話したのだけれど、生憎、あたしは仕事が立て込んでいた。 あたし:「いやぁ、お茶したいと思ってたんだけど、ちょっと仕事でさ。」 友人H:「あ、いやいや、お茶って思っただけだから」 あたし:「ぁあ、ちょい、今慌ててるから、後で折り返すね」 と電話を切った。Hから電話がかかってきたんだから、きっと話すことがあったのだろうと予測して。 11:30頃、一段落着いたので、話を聞くかなとHにあたしは電話した。 友人H:「もしもしっ」(慌ててる様子) あたし:「もしもし?なんか、忙しい?」 Hが慌ててる様子な時は、出た瞬間に分かる。お客さんが来ている時か、旦那が居る時だ。 友人H:「今、お昼食べるとこなんだ。」 あたし:「ああ、じゃぁいいよ。」 元々あたしが用があった訳じゃないし。すると次の言葉が返ってきた。
友人H:なんか、急ぎ?
あたし:「いや・・・・」(かな〜り戸惑う) 友人H:「じゃ、後で電話するわ」 と、電話が切れた・・・・・・・
ちょいと、Hさん? 電話してきたのは、貴女なのよ? あたしは、用があるのかな?って親切心で仕事の合間をぬって折り返したの。 「なんか、急ぎ?」は、あたしの台詞だったんじゃぁ〜なかと? 大体、人聞き悪いじゃないのっ!旦那、側に居たんでしょ? 旦那にしてみたら、何かあたしからの相談事があったみたいじゃないのよぉ〜っ
ふぅ・・・だってね。その旦那さんは、とにかくHとあたしが「いつもつるんでる」って言う人なのね。 んでもって、どっちかっていうとあたしがそのご夫婦に面倒を掛けてるとか思われる立場なのよ。 とにかく、なんだかあたしの立場は誤解されてるっぽい訳よ。 だから、ああいう対応されると、また、あたしが何かやらかしたって思われちゃうじゃない? まるで、あたしが、忙しい主婦のHになついてるみたいじゃない?
とまぁ、そんな不満をフツフツと持ちつつ一日が暮れて行ったわけ。 で、その日は結局電話は無かったんだけどね。 この不満を、共通の知人に愚痴ってみたのよ。 その人は、Hが旦那に気を遣って、あたしと出かけてても嘘をついたり、旦那が居ると電話すら話してられないっていうことを知ってるからね。 でも、ちょっと話しているうちに、Hの性格上トンチンカンを時々するしなぁ・・とも思えてきたわけ。 彼女、天然だし。 あたし:「いやぁ、でもHって今妊婦さんだしさぁ、もしかしたらそれでかも」
共知人:「お前も大変だなぁ・・・苦労するよな」
あんまりにも、しみじみ相手が言うもんだから、あたしは可笑しくなって大笑い。 おお!なるほど。そ〜言われれば、あたしったら大変かも? あたしは、面白いと思ったことを人に言いふらしたい性質なので、翌朝ちゃっちゃかHに電話し、会うことにした。
友人H:「昨日、ごめんねぇ。電話できなくて。」 あたし:「あぁ、そうだと思ってたけどさぁ。っていうか、Hから電話してきたじゃん?」 友人H:「そうなのよ。お茶しようかな?って思ったんだけどね。忙しそうだったし」 あたし:「うん。まぁそうなんだけど。折り返したらヤケに慌ててるからさぁ」 と疑問をあたしはぶつけてみた。 すると・・・・
友人H:「そうなのよ。あるひが慌ててるからさぁ〜、あたしまでうつっちゃってぇ〜」
なんですとぉ!?
うつる・・・のか?電波なのか?そうなのか?妊婦だからか?
あたし:「なるほど。っていうかさぁ〜、あん時、旦那居たんでしょ?」 友人H:「うん。側に居た」 あたし:「なんかあったんじゃないか?って誤解されなかった?」 これが、問題なのさ。Hのトンチンカンはいいの。慣れてるから。 でも、旦那さんに誤解されると、ややこしいわけよ。あたしとしては。
友人H:「ううん。大丈夫。ちゃんと言ったから。」 そうそう。書き忘れてたけど、数日前に旦那さんの好意で、あたしは買物をしといてもらった品があるの。それを「まだ渡さなくていいのか?」と旦那さんは連日心配なさってたらしいのさ。
あたし:「どうした?って聞かれたでしょう?」
友人H:「うん。だから、なんか、今日は都合悪いんだってって答えた。」
?!ちゃんと?!
ちょっと待って下さい。えっと、旦那の立場になって電話のやり取りを聞いてみてください。彼の耳に聞こえたのは、Hの声のみよね? 「お昼食べるとこなんだ」&「なんか、急ぎ?」&「後で折り返すわ」以上。 これだけの材料から旦那は「どうした?」と心配なさったのよね? その答えが「今日は忙しいんだって」で、納得いくわけ?
あたし:「ぅえ?答えになってないし。旦那さんも戸惑ってなかった?」 友人H:「そーいえばそーだよねぇ。ごめんねぇ。ここ数日、あたしってばオカシイのよ」
と、Hは、自分の失態にウけまくって、ヒーヒー涙ながらに笑いこけた。
あたし:「いやぁ、妊婦さんだしね。時々、地に足つかない行動あるからさぁ」 友人H:「そ〜なのよぉ。自分でも分かるんだけどさぁ。」
どうやら、笑いがひとしきり収まったH。 下向き加減に背を丸めて、バジルチキンサンドを口に入れたその瞬間!
ぶほっ!!!!!
Hの口元から、斜め45度に噴出した品々は、あたしの髪の毛が揺れるほどの勢いで、飛んできた。 ああ。確かに。Hはオカシイらしい。 納得したあたしは、表情一つ変えず(を心掛け)「大丈夫?」と声をかけた。 薄ら笑いすら浮かべずに。 友人H:「・・・・・・・」 まぁな。喋れるわけないよな。むせちゃったんだもんな。顔真っ赤だし。 あたし:「水飲めば?」 友人H:「ひーひーひー」 どうやら、今度は笑い出したらしい。止まらないらしい。 手でゴメンの仕草をしながらも、止まらないらしい。涙が流れるほどに止まらないらしい。 まさに、「謝りながら笑う人」の図が目の前で展開されている。 それに対し、人の失敗を笑っちゃいけないと良心的無表情なあたし。 ひとしきり笑ったHは「ぁ〜、恥ずかしい。飛んだでしょう?ごめんねぇ」と謝る。 謝りながらも、また笑い出す。止まらない。 笑いすぎて、赤ん坊が出ちゃうんじゃないか?と心配なほどに止まらない。 それに対し「いや、大丈夫だけどさぁ」と、周りを見ることも憚られ、じっとHを見つめるあたし。 肩で息をしながら、Hはやっと喋り出した。 友人H:「家の御婆ちゃんがさぁ、背中が丸くなっててね。よくむせるのよぉ」 あたし:「気管が狭くなるもんねぇ」 友人H:「そうなのね。あたし、御婆ちゃんがどうしてなのかって、分かったわ」 う〜ん。なにごとも経験よね。学習する人、あたしは好きよ。 やっと、Hが落ち着いたので話を元に戻す事に。
あたし:「いやぁ、そんでもってあたし、愚痴っちゃったよ。誤解されちゃうって」 と、昨夜、人に話したことを正直に告白。 あたし:「したらさぁ、「お前も大変だな・・・」って同情されたよ」 友人H:「ひーひーひー」 また、笑い出してしまった・・・ あたしが同情されたことが、よっぽど可笑しいらしい。 Hは、5枚目の紙ナプキンを取り、涙をぬぐいながら何かを喋ろうと必死な様子。 間が空くのもなんなので、あたしは続けた。 あたし:「いやぁ、大変だよなって同情されてもねぇ・・・」 一応、Hは笑っているが、ふつーに聞いたら自分を相手してくれてる人間が大変苦労してるなんて、心外かなぁ?と思ったりして。 すると、Hは、涙を拭きつつ言いました。
友人H:「いや、あるひは大変だと思うよ」
ああ、そうなのね?自分でもそう思うのね?自覚があるらしい。
友人H:「私も思うもん。私の相手するのって、苦労するだろうなぁって」
この瞬間に、あたしは光が差し込んだ気がしたわっ 今まで、大変とも苦労とも気付いてなかったけど、あたしって、苦労人なのね? なんだか、楽しくなっちゃったわ。得した気分よ。
友人H:「あと2-3年こうなんじゃないかって思うのよねぇ。元に戻れるかしら?」 どうやら、彼女も不安らしい。
あたし:「いや、産んだら正気に戻るでしょう!」 と太鼓判を押した。すると、またもやHはヘラが入った模様・・・ ま、この話は理由があるけど、おいといて。 友人H:「しばし、ご迷惑をお掛けしますが、よろしく御願いします」 あたし:「いやいや、まぁ、がんばるよ。ははは」 と宜しく御願いされて一件落着。 こんな
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2002年05月24日(金)
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悪意に熱意 |
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『悪意』って、「許せない」って気持ちから発生するんじゃなかろうか? なんてことを考えた。
「許す」とか「許さない」とか。周りがよく口にするけど。 あたしには、なんだか、よー分からんわなって思ったり。 あたしの物事の取り方は、人に言わせると御人好し系。 タイトルにまで付けてるし、善人だと自分で誉めてるようだけど、逆よ逆。 「御人好し」と言われることが、あたしの中で「ヒット」してるだけの話。 だって、あたしはどっちかっていうと、悪人系。 口は悪いは、愛想悪いは、目つき悪いはの3拍子。 それを、周りの誰もが知ってるクセに、御人好しと呼ぶアンバランスさを面白がってるだけ。 現に、「許す」って打とうとしてるのに、3回も「ゆする」って打って、さらに「強請る」変換してるし。 潜在意識を物語ってますな。
そう。あたしは、人を「許す」などという感覚は無い。ゆえに、使い慣れてない。 そんな、エライ人間じゃないし。 ただ、相手の行動や発言を「受け取れるもの」か、「受け取れないもの」か。そんだけの判断だ。 他の人も多分、そうでしょう? 自分の心が「いやだ」って言った場合には「許せない」。 自分の心が「いいよ」って言った場合には「許そう」。 たった、そんだけのこと。単に自分に合うか合わないか。そんだけのこと。 いや、なに。これは、刑法に触れない範囲の事。 友人関係・会社の上下関係・同僚関係・親子・兄弟関係のこと。
では、実験。 あたしの言葉は、許されるものなのでしょ〜か?
昨日の日記の最後のHがヘラった理由の会話 あたしとHの学生時代からの友人Tは、神経系の薬を10年選手で飲んでいる。 出産予定日を迎えても、なかなか陣痛がこないTは、マタニティーブルーを超越してしまっていた精神状態。 そんなTを出産前に見舞ってから、一週間は過ぎた頃。 Hのところへ、やっとTの旦那さんから3日ほど前に生まれたと連絡が入った。 (それを踏まえてこの会話)
H:「生まれたってよ〜」 あ:「おお。良かったじゃんか。」 H:「なんか、何も言ってなかったから(精神状態)平気みたいよ。」
あ:「そりゃぁ〜、
子供産んだら正気にも戻るでしょ。痛いもん」
この後、Hは「そりゃそうだ」と大爆笑。 読んだあなたも大爆笑・・・・・? だったら、あたしと友達になれます(笑)いや、本当になってくれとは申しません。
さて。不愉快だ!とあたしの台詞に「悪意」を感じた方へ。
Tは、かれこれ、15年以上もの友人である。 彼女が救いを求めれば、すぐさま駆けつける。 何時だろうと電話に出るし、何時間でも付き合う。そんな仲。 Tは、待望の妊娠をした。しかし、予定日が来ても一向に生まれず。 そんなある日、Hと一緒のところへ電話があった。 「あたし、おかしくなっちゃって」と。 駆けつけると、あきらかに目は遠くを見ていたし、 新聞の不幸記事を読んでは「自分のせいだ」と責めていた。 アンディーの死亡記事は、自分が子供を授かったせいだとか。 Hが、その少し前に流産してしまったことも「私のせいだよね」と謝り出す。 TはHの妊娠を知って子作りを開始したのだが、自分がHの幸福を奪ったに違いないと。 勿論、そんなことは有り得ない。 でも、Tは本気で思っているので、あたし達の「なに言ってんのよ!違うよ」という否定は、Tにとっては「慰めてくれて有難う」にしかならなかった。
これだけの事情を分かっていながら、それでも友達か?と思った方へ。
Tが精神を病んでから、かれこれ10年。変わらぬ付き合いを続けている。 一時は、知らない間に自殺未遂を繰り返すほどだったが、ここ数年は自分で「おかしい」と言ってくるようになってくれてる。 あたし達は、Tを「神経の病」と認識している。認識はしているけれど、病名は知らない。
病名も知らないのに、酷いことを!と思った方へ。
神経の病という認識はある。けれど、気にしてはいない。それが、彼女だから。 病名なんて知る必要性を感じない。 あたしは、身体が弱い故、よく風邪をひくと思われている。 でも、人から「また風邪ひいたの?」と言われると傷つくし頭にくる。 わざと風邪をひいてる訳じゃ無いのだし、自分では子供の頃と比べたら丈夫になっているからだ。 風邪ひいて迷惑掛けてるわけじゃない。ほっといてくれっ!と怒鳴りたいとさえ思うこともある。 Tの「おかしくなった」状態は、「風邪をひいた状態」と同じ感覚でとらえている。 若しくは、女性は大抵月に数日イライラ習慣が勃発したりする。それと同程度の感覚で捉えている。 要は、誰にだってあり得ることだ。 それを、イチイチ指摘したり、気にしたりされたら、イヤだろう。 あたしたちは、Tの「おかしな状態」を迷惑だと思うことは無いし、バカにする必要もないし、避ける必要もないし。 「まんま受け入れている」ので、大したことじゃ無いわけだ。
さて。ここまで説明をしても、あたしを「許せない」と思う人が居るのだろうか? 酷いヤツだと言われるのだろうか?バカにしてると思われるのだろうか?
でわ、もう一声。
あたしたちは、なんの邪心も無く、精神状態が悪化しないかと、Tを心配していた。 子供がちゃんと産めるのだろうか?と心配していた。 だから、Hの口から「平気だったみたいよ」という言葉が出た。 そして、心配が大きかったからこそ、単純に、生まれたという報告を喜んだ。 軽口も叩けるぐらいに安心したのだ。
どうだ!これでも、ダメだろうか? これでも、あたしの台詞はいただけないと思うだろうか? それって、意識しすぎじゃなぁい?ヘソ、曲がってないか見てみて。
と、話がタイトルから逸れている訳じゃぁない。 あたしは、近隣の人間が第三者に悪意を抱いているのを感じると、 なんとかその悪意を溶かすべく、このように状況説明をするのがクセだ。 溶かしてもらわないと、あたしは、拒否反応で、その人間の側に居られないからだ。 かなり、しつこい。かな〜り、粘る(爆)。 こんなあたしの行為を人は「御人好し」と呼んでくれるが、そうじゃない。 あたしは自分の為にやってるので、実は違うのだよね。自分の心の平和のためだ。 自分に悪意を持たれているのなら、あたしの言い方が悪いのだろう。 腹を括ることも出来るってものだ。 しかし、あたしじゃない他人に対して、あたしの好きな人間が黒い塊「悪意」を持ってらっしゃる。 こりゃ、大変だ。なんとかしなきゃっ!そんだけの気持ちがあたしを御人好し行為へ走らせる。 結果?はて。時と場合によりますな。あたしはとにかく善人じゃない。 聞いてもらえないならば、悪意が溶けるの待ちますか。ちょっと距離を置いてね。
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2002年05月25日(土)
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ゾウに似てる |
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今日、初めて2千円札を手に入れ、ちょっと小躍り気分のあたし。 母上が、店のバイト代にとくれたのさ。 世の中に、本当に出回ってるんすか?2千円札。
ところで。 あたしは、何故か爪を切ると、人に見せびらかしたくなる。 フツー逆かね?爪延ばして綺麗綺麗したら見せびらかすものかもね。 して、一昨日、すっかり延びた爪をバッチバッチ切ってやった。 爪切ると、なんかスッキリしませんか? 今まで隠れてた皮膚が、なんとも言えず可愛くこそばゆくありませんか? しかも、あたしの爪は深爪タイプ。 指の先端から更に3-5mm下まで白いの。 白いとこ、全部切ったら深爪すぎるっつーのっっていう指なのよ。 だからね、人より得なの。 一回バッチリ切っちゃうと、次に爪がひっかかるまでの時間が長いこと長いこと。 そういえば、首が長いのも得した高校時代。 バカみたいに厳しい女子校だったから、「髪が肩についたら二つに結ぶ」のが掟だったわけ。 首、長いと人より髪長い状態まで、結ばなくて済むのよね。 爪も同じ。爪の検査もあったのさ。 大抵の子は、白い部分が出てると、生活指導の先生にバッチバッチ切られちゃったの。 爪の形なんて勿論おかまいなしにね。 それで、出来た名前は「琴爪カット」 お琴って、流派あるけど、四角い爪の方を想像してちょ。まさに、それ。 でも、あたしの場合は白いの全部切ったら「血が出ちゃう?」って思えるくらいに深いから、いっつも免除されていたわけ。 そんなことが特権だったなんて、なんか不憫・・・いや、かわいらしい高校生だったわっ
ま、んなことは昔のことだ。 とにかく、あたしの爪は人より白い部分が多いので、延ばしていると爪に守られてる皮膚の面積が広いのね。 なんとも言えず、ぷるつるで、ゆで卵の殻を剥くと出てくる白味の気分なの。 で、昨日、その切った爪を見てみて〜って自慢したのよ。
お相手:「ああ、はいはい。切ったのね」
一瞬にして、あしらわれたわ。 くぅ〜〜っめげないわ。
あたし:「ほらほら、新しい皮膚がこんなに出てるのよっ!」
と今度はもっと深爪自慢の足を相手に差し出した。
お相手:「ああ、ほんとだね。」
更に、軽くあしらわれ・・・・・と思ったその時。 お相手はあたしの小指に注目なさったの。
お相手:「お前の小指、進化した人間だな」
うへえ。そうなの。あたしの小指ってば、ちゃんと切ると爪が無くなっちゃう。 っていうか、ご存じ? 進化した人間は必要の無い小指の爪が退化してるんですって。 あたしは、すっかり気を良くして
あたし:「そうさぁ〜。アンタは古い人間だねぇ」
と、小指の爪がしっかりあるお相手をけなしてあげた。 うほほほほほ!と、勝利の笑いをこだまさせながら満足げに足を引っ込めようとした・・・その時に。
お相手:「ちょっと待って。」
と待ったを掛けた。 そうかそうか、そんなにあたしの小指は可愛いか?と更に自慢げな小指さま。 そして、お相手はこう言った。
お相手:「なんか、死んだゾウみたい」
・・・・・・・ショックっ!!!!! 実を言うと、あたしはこの小指がコンプレックス。 ペディキュアが塗れないから。夏は悲しくなるのよね。 でも、コンプレックスは長所に変えろ!って言うでしょ?(言わない?) だのにだのに・・・ゾウってなに?しかも死んだだってぇ〜(TT) あたしは、その証言を確認すべく、自分の小指をじっっと見つめ直したわ。 その時、あたしの脳裏に浮かんだのは、
まさしくゾウよっ
「醜いブタのような
へちゃばった感じのゾウ」よっ
フィフスエレメントって映画、観た方は思いだして欲しいのね。 悪役のペットいたでしょう?あのゾウよ。あれ、ゾウよね?(確認) あれに、あたしの小指は似ている・・・・・・・ 認めちゃったわ。落ち込んじゃったけど、認めたわよ。 へん。
あ・・・けどさぁ、あのフィフスエレメントのゾウもどきって
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2002年05月26日(日)
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裏話 |
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昨日は久々に芦ノ湖なんぞに行って、森林浴をし、その後焼き鳥屋で中生4杯。 家に戻って5分しない内に意識不明になったあたし。 いやぁ〜っ。こんなに弱くなかったハズなんすけどね。 酔うと、トンチンカンになったり記憶無くしたりって人は言うけど、あたしはそんなことは今まで・・・多分無い。 理性が「もっと酔いたいよぉ〜」という自分を止めるから。 だので、酔っぱらって乱れてる人を見ると感心してしまうのだけどね。
さて。金曜日のこと。 あたしは、どうやらその焼き鳥屋で、すっかり酒の肴とされてた事が発覚。 あの日は、母上の店の手伝いで10:30過ぎに帰宅となった。 運転中に、酔っぱらいから電話が。
あたし:「もしもし」
酔っぱ:「今、どこ?」
あたし:「今、運転中なんだよ。『てびろ』」
酔っぱ:「あ?どこ?」
あたし:「てびろっ!」
酔っぱ:「え?」
あたし:「(ピキっ)てびろっつってんだろっ!」
酔っぱ:「ああ、そう。今ね、焼鳥屋なんだ」
あたし:「ん〜なん、知らねーよっ!」
あたし、酔っぱらいには基本的には優しくしようと思ってる。 だけど、何度も何度も聞き返されるのはイライラすんのよね。 大体、昼夜続けて働いた日だから、疲れてるし、運転中だから勝手に酔っぱらってるヤツの相手なんかしたくないし。
さて。その電話を切った後の事をあたしは勿論知らない。 昨日、その時の裏話があきらかになったのさ。 その酔っぱ含めた焼鳥屋の会話
お客1:「あるひちゃん、どこに居るって?」
酔っぱ:「なんか、とびらだって。」
お客2:「扉?」
酔っぱ:「うん。玄関出たとこなんじゃねーの?」
お客1:「え?店出たってこと?家の玄関?」
酔っぱ:「いや、知んね〜けどよっ変な言葉使う女だよな。フツー玄関を扉なんて言わねーだろ?」
そして、焼鳥屋さんはひとしきり笑いにつつまれたそうな。
言うわけねーだろがっ!(怒) 大体、学校だろうが店だろうが、家だろうが、「扉出たとこ」なんて表現するか? 扉っつーと、戸棚とか、食器棚とか、仏壇とか? 大体、人が出てきたらおかしなとこじゃん。 はたまた、大金持ちの豪邸ならば、戸を扉と表現してもいいかもしれぬ。 ハーレクィーンなんとかの話なら「扉を開けると・・・」みたいな表現も素敵だろう。
あたしの日常に「素敵な扉」は出現しねーだよ!
へんっ
あ、そうか。こんな裏話聞いて酒飲んだから、
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2002年05月27日(月)
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路上で寝る人々 |
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大抵、あたしの場合、男性の「食事しない?」っていう誘いは飲みになる。 女性からの場合は、ホントにご飯なんだけどね。 面白い事に、お酒を飲むあたしの周りの女性は、大半が飲めないのだ。 そして、男性の大半が大酒飲みなんだな・・・・・ で、大酒飲みゆえに、失敗談がいっぱいあるので拝聴することしばしば。
<H先輩の路上体験> H先輩は、自分で「アル中」と言ってのけるお方。 事実、昼間会っても喫茶店であっても、ビールを飲むのさ。 飲んでる状態がフツーなので、勿論、車も運転なさる。 して、ある日。 しこたま飲んだH先輩は、真夜中のド渋滞に嵌ったという・・・ よく、冬山で「寝たら死ぬぞ〜」って言うけど、酔っぱは
止まると寝るぞっ!
っていうぐらい、危険なものだ。 それは、如何なる場所であろうとも、危険な行為だとあたしは認識している。 案の定・・・H先輩はド渋滞で動かぬ車の中、目をつぶってしまったそうな。 渋滞と言っても、車道だ。渋滞していても、そこは高速だ。車は何れ進むのだ。 そして・・・H先輩は
車中ご一泊♪ 高速道路の真中で♪
いやぁ〜、無事で何より。 目が覚めると、自分の車をきれ〜に避けて、他車は快適な走りを見せていたそうな。 追突されなくて良かったよねぇ・・・
<H先輩の路上体験2> 引き続き、H先輩。またもや泥酔状態でお車へ。 しかし、この日は御自分で「俺はもーダメだ」と気付かれたらしい。 して、今回は一般道にて車を止めて御就寝・・・・・ なにやら眩しくて目が覚める。 すると、自分がスポットライトを浴びていることに気付いた。 しかも「旦那さ〜んっ旦那さ〜んっ」と窓を叩かれ呼ばれてる。 そう。彼は、通報されたらしい。。。 ぐるりと、おまわりさんに囲まれ、懐中電灯で照らされていたそうな。 さすがの泥酔男でも、これには一度驚き起きたらしい。 でも、残念な事に、その後の記憶が無い・・・ して、次に目が覚めると。
車止めを枕にして眠ってた♪
パチンコ屋の駐車場で♪
どうやら、おまわりさんが親切に運んでくれたらしい。 しかも、枕まで与えてくれてるなんて、なんとも親切だ。 もう、日は真上に昇ったその時刻。 ハっとして見回すと、どうやら自分の車も運んでくれたらしい。 車に戻ると、キーがついてる。ドアはロックされ・・・ しかし、これまた親切な事にH先輩の車はライトバン(ステーションワゴン?)型。そのバックドア(いわゆるトランクのとこ)のみ開錠されていたそうな。 しっかし、端から見たら異様だろうな。 駐車場で車止め枕に寝てた人物が、車に近寄り車中を覗く。 そして、バックドアから後部座席を乗り越え、運転席まで這いつくばって辿り着く様は。 しかも、彼はスーツ姿。しかもスーツはブランドもの・・・(TT
<K君と先輩の路上体験> さて、お次は飲み屋でよく遭遇するK君の話。 場所は六本木。 駅に向うつもりかどーかは知らないが、とにかく例のメイン通りを二人でデロデロに歩いたところまでは記憶があるそうだ。 して、案の定、朝に。先に起きたK君は、先輩を起こしたらしい。 K君曰く。
財布もカバンもスーツも無事だったんですけどね
ほぉほぉ。良かったじゃん。 と思いきや、先輩が叫んだそうな。
俺のくつが〜〜っっ!!
そう。なんとも奇妙なことに、
先輩の靴だけが無くなってた!
そうなんです。しかも、両足・・・
なんと!美しい話じゃないですかぃ? あたしは、きっと靴の無い路上生活の方が持っていったのだと想像した。
して、それから先輩とK君の靴捜索隊が始まった。 すると・・・
センターラインにキレイに並んだ靴を発見♪
ふほほほほ。 いやぁ〜、居ますね。電車でも靴脱いじゃう酔っ払いって。 あたし見る度に思うのですわ。 「ああ、この人は、もう自宅に戻ったと思ってるんだろうな」ってね。 なんとも、幸せそうでほのぼのするんですわ。 あたしって変?
ま、その他の方々にも、こんなん聞きました。
車を忘れて帰ってきた
とか。車で行ったのに、どこに止めたか忘れるってことは、フツーらしいです。 彼の場合は、電車で一時間半もかけて無事に自宅に帰ってきたのに、朝、車が無いことを親に注意されるまで気付かなかったそうですわ。
あと、自転車で二人で一緒に飲みにいったのに
自分だけ徒歩で帰った
とか。まぁ、一台だけ飲み屋の前に置き去りって訳ですな。 帰りに、その相手も気付いてあげられなかったのかしらね? っつぅ〜か、自転車で行った距離を歩いて帰るなんて、フツー気付かないか?
あとは・・・そうね。これは怖いかも。 も〜いいやぁ〜って、T君は道端で分かっていて眠ったらしいのですわ。 したら、親切な方が
大丈夫?大丈夫?
って声をかけてくれたらしいんです。
大丈夫?大丈夫?
って言いながら
ベルト外してチャック下ろされた
そうなんです(TT) もち、場所は
新宿2丁目♪
うぷぷぷぷ 笑い事じゃないすかね? しっかし、皆さん、
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2002年05月28日(火)
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捕鯨問題 |
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あ・あ・あ・ぁ・・・ タイトル見て真面目に語ると思ったらさようなりん。 今日は、騙され易いあたしの話。ってか、あほ。
<捕鯨問題> とある海の側をドライブ中。 あたし、そこで10年くらい前に打ち上げられた鯨を見た事があるの。
あたし:「なんかさぁ、最近、鯨が増えたんだって?」
お相手:「ああ。そうみたいだな。」
あたし:「鯨が多くなって他の魚漁に影響がとかって・・・」
お相手:「いわしとかさんまとか何万トンも食うからな。」
あたし:「鯨ってさぁ、哺乳類だから食べちゃダメって問題になるんかなぁ」
お相手:「いや、違うんじゃないかぁ?」
あたし:「だって、他の知能低い魚は良い訳じゃん?じゃぁさ、グリンピースは、何を訴えてるの?」
お相手:「あいつらがグリンピースを食うからだよ」
あたし:「え?食べちゃうの?」
保護活動してるのに、鯨に食べられちゃう・・・?(TT
お相手:「一日に何万トンも食うからな。」
何万トン・・・やられたよ(TT
あたし:「そりゃ、大変だわなっ(自棄)」
お相手:「おうよっ!剥くのが大変なんだって、愚痴ってたよ。」
あたし:「ほーっ!人間が皮剥いて与えてるんかぃっ!」
お相手:「大変だよなぁ」
あたし:「グリンピースって生で食うんか? 元はさやえんどうみたいになってるヤツだろ?」
お相手:「いや、そら豆ぐらいだな」
へーへー。お前は真面目な話は出来んのかっ!(怒) 懲りずに次。
<出会い> お相手が学校へ行き出した。 きっと出会いなんかあったりして〜ん♪とからかい始めたあたし。
あたし:「新しい出会いとかあった?」
お相手:「ねーな。ジジババばっかだもん。」
あたし:「なんだ。つまらん。でも、これからかもよ?」
お相手:「隣の姉ちゃんは、ガムとか飴くれるから好きだな。」
あたし:「なんだ、姉ちゃんもいるじゃん。いい感じ〜っ」
お相手:「他の人にも配ってたけどな。」
あたし:「気配り上手か。性格良さげかもよ?」
お相手:「帰りに「時間ありますか?」って声かけられたよ。」
あたし:「え?まじ?ひゃ〜っどうしたのぉ?」
お相手:「「あるけど?」って答えたら、「じゃ、コーヒーでも飲みませんか?」って」
あたし:「うひゃひゃひゃっいいじゃんっいいじゃんっ!」
お相手:「他にも人居るのによ、俺にだけコッソリ言うんだよな。」
あたし:「おうおう。で?」
お相手:「俺、コーヒー飲めないからって断った。」
あたし:「なんだ・・勿体無い。」
お相手:「いいんだよっ」
あたし:「でもさぁ、彼女も不安で色々話したかったかもしれないじゃん?」
お相手:「ん〜なことねーんじゃねーの?」
あたし:「お隣から始まる恋かもよぉ〜っ!うひひひひ」
いいわ。大人になっての学校での恋♪ きゃぁ〜っ!憧れちゃうぅぅぅぅぅっ (身悶えするあたしの図)
お相手:「嘘に決まってんだろっ!」
あたし:「へ?」
お相手:「んなこと、あるわけねーじゃん」(あっさり)
全部うそだったのぉぉぉぉぉぉ!?
・・・・酷いじゃないのっ でも、名言発見。
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