自立日記
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そーかぁ。もう選挙か。 結局neoは今日もバイトだったので、投票できず仕舞いだったけど。 neoは選挙のバイトでHチャンと出会ったのだった。 市役所のバイト。 市役所のバイトは、事務系だし堅いんで、女の子には人気が高い。 時給が大したことないので、一人暮らしになった今ではもうできない仕事だ。
初めてHチャンに出会った時、自分のタイプだったんで、 ちょっと面食らってしまった。 その時はN子と付き合っていたし。
Hチャンとは兄妹みたいに仲良くしてたし、 周りのみんなからは「付き合ってるの?」って言われるほどだった。 男と女の友情なんて考えられないけど、 Hチャンに限っては成り立つのかなと思ってた。
でもやっぱりN子が去って、Hチャンが浮上することになった。 男ってこんなもの。 Hチャンも出会って最初っから告白してくれれば、付き合ってかもしれないって言ってくれた。 友達でいる時間が長すぎたんだね。
ヘソノゴマが取れました。
最近はよく耳穴をホジる癖がついて。 たぶん暇だからと思うけど。 それで、風呂上がりに、フト耳かきでホジッてみると、 ヘソノゴマが取れた。 すごいでかい。まっ黒い。クサイ。 オーこんなものが俺のヘソの中に……
下手にホジるとお腹が痛くなるし、触るなと子供の頃から言われてたので、 全く未知の領域だったのですが。
N子に掃除しろと言われたことがあります。 neoはくすぐったいし、痛くなるから断固拒否していたのですが。 やっぱり洗った方がいいですね。 お風呂上がりにミミカキでホジると、いい案配です。 お風呂上がりでないと、怪我をしますヨ。
neoはひとつの真理を見つけたと思う。 自分の日記に、そのヒントがあった。 生きる態度という言葉。
前向きに、生きる態度。 駄目でも、まだやれるって、自分を棄てない態度。 生きる姿勢。 そういうものが、自分をよりよいものに変えていくに違いない。
過去の女に会いたいとか、 そう思ってしまうこともあるけど、 それは別にいけないことではないと思うけど、 仮に会いに行くとして、 自分にその資格があるのかと思う。
自分にもしその資格がなければ、 誰にも愛されることなんてない。 じゃあその資格ってなんだろうと考えると、 生きる態度なのではないかなと思う。
人間が、他人を評価するとき、 何を見て判断しますか? 学歴ですか?経歴ですか?スキルですか?資格ですか? 就職活動ならそうかもしれないけど、 人間の評価は、態度だと思う。
態度は、滲み出てくる。 見ればわかる。 人間の顔を、表情を、歩く姿勢を見るだけで、 その人の、自分の人生を生きる態度は、見えてくる。 真摯に生きている人間ほど、美しいものはないと思う。 そしてそれは、外見でわかる。 自分を誇りに思っている人間かどうかは、見れるだけでわかる。 話すスピード、挙動、落ち着いているか、胸を張っているか。 もう十分わかる。 そういう男になれば、きっと女は付いてくる。
それを身につけずにいて、女にモテタイとか、 何で女にモテないんだろーとか、 はぁ〜、女ほしーな。ナンパしよーかな〜とか思うのは、 順序が逆なんではないかなーと思う。
つまり諸君がやればいいのは、 仕事が好きかどうかとか、内容にかかわらず、全力でそれにあたって、 真摯にこなせばいいのだ。 胸をはり、今自分ができる精一杯のことをやる。実にシンプル。 こんな仕事は自分には合っていないとか、 自分は本当はもっとできるんだ、とか、 そういう余計な考えは棄てる。それは現実からの逃避で、弱虫のすることだ。 たとえ好きでない仕事でも、それは役割の問題なのだから、 自分でできるベストをこなせば、やっぱり充実感はある。
熱いシャワーを浴びて、冷たいビールを飲んで、明日のために早めに寝よう。 きっと運は、後から付いてくる。 自分に相応しいステージがやってくるはず。 ウダウダ愚痴ってるヤツには、付いてくるものも付いてこないぜ。
あなたは自分が好きですか? 自分で自分を好きにならなければ、他人を愛せないそうです。 一番の味方であるはずの、自分を見限っている人間を、 誰が評価してくれるというのでしょうか。
就職活動は、自分を評価してもらう連続です。 どんどんボロボロになっていきます。 この前なんかWEBで応募した会社に4時間で落とされました。 不採用通知はメールです。非常にリアルタイム。 社会の厳しさが滲み出てきます。
とにかく、今時の就職活動は、 自尊心をなくしてしまうこと請け合いです。 このぶんじゃあ、入れたとしても、それは単に幸運だったって感じがするでしょうね。
自分がやれるだけのことをするだけです。 毎日毎日。 今のバイトで食っていけてるだけでも幸運です。 少しでも手を抜くと真っ逆さまです。 そしてこんなルーチンワークでは、経歴と呼べるスキルも付けることができず、 気が付けば独り身です。 ボヤボヤしてたらアタマが薄くなって、 寂しいままで人生を終えてしまうかも知れません。 なんかリアルに想像できてしまいます……
今日、ちょっと違う帰り道で帰りました。 焼鳥屋が3軒くらいありました。 中年男性客がその1軒に入っていくと、 「いらっしゃいませ」ではなく「おかえりなさい」って言われるのです。 それがその店の、客を迎える挨拶なのです。 自分の家庭のように迎えてくれるのです。
恐ろしくありませんか? neoは恐ろしいです。 現実は恐ろしいのです。 あなたはまだ気付いていないのですか? 身を粉にして、精神を擦り切らして働いても、貯金もできないのです。 それが現実です。 「おかえりなさい」って、焼鳥屋にしか言われない人生もあるのです。
誰もが家庭で育ち、父親と母親に愛されて生きてきました。 しかし自分に家庭が持てるとは限らない! 独り身の中年男性は、たくさん、たくさん、もう腐るほどいるのです。 自分がそうならない保証がどこにあるのでしょうか。 自分はそうはならないって思うあなた。その根拠は何ですか?
あなたもがんばる気が起きてきましたか?
例の、neoが働いていた最初の会社ですが、 親父が俺の未払いの給料を追ってくれていたんですが、 夜逃げしたそうです。 テナントビルのオーナーに確認を取ったそうです。 パソコンやデスクなど一切合切そのまま放置されていたおかげで、 処分できずに困っているそうです。 社長は、家を抵当に出したのか、会社に住み込みしていたはずです。 今はどこでどうしているのやら…… とにかく未払いの20万は、永遠に還ってくることはなくなりました。
それにしても哀れです。 こんなことが現実に起こっているのです。 マジです。 マジなのです。 neoは今は、貧乏ながら、ぬくぬくと布団で眠れていますが…… あの会社を辞めていなければ、 自分が追われる身になっていたかもしれません。 大阪ってこんな会社が多いのかも知れない。
それにしてもショックです。 あの会社がなくなったことで、これから何が起こるのか。 何が想定されるでしょうか。 すぐにはちょっと想像できません。 あの会社がなくなったことで痛いのは、 やはり自分の評価されるべき作品がなくなってしまったこと。 neoはノンビリしていてはいけなかったのです。 もっと早くに結果を出さなくてはいけなかった。 そしてその猶予も十分あった。 しかし、もう遅いのです。 年齢にせよ、どんどん条件は厳しくなっていくのです。
また日記を書き出したきっかけというか、 辛くなってきている原因があって、 「東京大学物語」っていうコミックを読んだということ。 性描写満タンな青年向けなマンガなんだけど、恋愛ドラマのようにも読める。 テレビ断ちをしてるし、いやもともとドラマなんて見ないが、 とにかく恋愛感情とか、嫉妬とか、 女を取られるときの気持ちとか、そういう描写があるんで、 心に響いた。 最後のオチは理解できなかったけど。
このところ、ヤフオクでパズルを買ったり、 食玩を集めたり、知恵の輪を集めたり、 少し前はエアガンを買ったり、ゲームをしたり、 ホームページを作ったり、 そういう趣味に没頭することで時間を埋めてきたが (就職活動しろよ!) やっぱり目を背けていただけで、いつでもまたあの気持ちを蘇らせることができる。 いつでも、あの時の気持ちに戻れる。 呪いは解けない。 新しい女ができるまでは。
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といっても、携帯でメルトモを作るのにもウンザリしている。 ここ数ヶ月まったくレスポンスがない。 不調にも程がある。 で、宣伝メールはくるわ(掲示板の書き込みは業者のサクラだったってことね。) iモードの料金はバカ高いわで、しばらく放っておいてる。 (無料のトコしか使わないけど。通信費だけで痛い。)
電車通勤の間中、掲示板でメルトモを探してたけど、 今は読書をすることにしてる。 読んでる本が面白くないと、一気に読めないので、 携帯のiアプリで遊んだりしてる。 PCでチャットとかしたら、もう少しなんとかなるんじゃないかって思うんだけどね。
バイト先で、一緒に昼飯を食う友達が、1人だけいた。 名無しじゃあ説明しにくいので、苗字の頭文字を取って、A君とする。 が、A君は別のバイトに移ってしまって、もう3ヶ月は会ってない。 最近の3ヶ月なんてあっという間だ。
俺はもうバイトを10ヶ月は続けてるけど、 そいつ以外と食事をしたことがない。 いや、あと2人とは挨拶する仲で、食事も行ったが、 どうもタイミングが合わない。 まぁ奴らは学生なんで年が離れてるってのもあって。 Aは俺の1コ年下だし、フリーターだし、同じ一人暮らしだし、話も合う。
10ヶ月でたったこれだけしか友達が作れていないってもの 俺自身に問題あるなぁと思うんだけど。 どうも意味なく話題を振ったり、 既にできているグループへ割ってはいることなど、とてもできない。 いちいち遠慮してしまう。 横に座ったオペレーターと、何にも話さずに退勤することの方が多い。 勤務時間は仕事だけで精一杯っていうものある。 対応件数が伸びてないので、今は特に頑張ってる。
そんなんだけど、もう精神的に参ってきてて。 つーことでAと飲みにいく算段をした。 俺が他人を誘うなんて、よっぽどのことだ。 このところ辛いってのがあって、 マジで上京してからロクに人間に会って話すことをしてないし。 大阪のバイト仲間とも一切連絡を取ってない。 取っても遊べないし、グループの中心にHチャンがあるからで。 その点、俺が最後にHチャンに手を出したってのは、自分の首を絞める行為だった。 まぁ手を出さずにはおれなかったけど。
とにかくA君とは電話番号とメールを交換する仲だったので、 それとなくメールし、次の日に電話して会う日を決めた。 どうも付き合わせて悪いナー、A君。 君は俺の鬱憤の捌け口になってもらうヨ……イシシ。
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4日後が飲みだ。楽しみができた。 ただ2人で飲むだけなんだが、こんなちっぽけな事が楽しみに思えるなんて……。 大阪にいるときは、バイト仲間にたくさん誘えてもらえたんで、 (それも女の子に) 逆にウンザリするくらいだったくらいだったのに……。
前の前の職場。2つ前の会社のHP(ホームページ)が消えていました。 neoが企画・設計したコミュニティーページも消えていました。
これにはかなりショックを受けました。 neoが作った作品がなくなってしまったのです。 この世から消えてしまいました。 求人応募時に、URLを記することができなくなってしまいました。 どんどん不利になっていきます。
コミュニティーページには、Hチャンのページもあった。 このページでは日記が書けたりするのです。 もちろんもうだいぶ昔に更新はされなくなったけど、 もしかしたら何か進展があるかもしれないって、 見に行くことができる唯一の場所でもあったわけです。 このページは、キャラクターがいっぱいいて、 その全てはHチャンがデザインしたものです。 このページがなくなってしまったことによるショックは、 Hチャンのほうが何十倍も大きいはず……
そして未来の彼女にも、このページを紹介することができなくなってしまいました。 キャラクターとかが女の子向けだったんで、ウケるんですが…… これは非常に残念です……。
そして会社は倒産してしまったんでしょうか? あのページにはスポンサーがいて、一口50万でシステムを販売していたのです。 それもリースで。 リース会社を通すから、50万は最初の月に全額会社に入ります。 そしてスポンサーは毎月3万ずつリース会社に吸い取られるわけです。 そして16ヶ月間は払い続けるわけです。システムが消えても。
もしneoがまだあの会社にいたら、クレーム処理をしなくてはならなかったでしょう。 恨みも買いますし、弁済しろという脅迫もあったはずです。 架空な話ではなく、ごくリアルな話です。 なにしろシステムのページが存在していないのですから……
あのタイミングで退社したことは、幸運だったのです。 次に入社した会社は2ヶ月で辞めてしまったわけですが、 最初の会社を辞められたきっかけとなったわけです。 辞められただけでも儲けものです。 もしまだ辞めていなかったら、今頃は大阪湾に沈んでいるかも…… 大げさな話ではなく、社長は本当に沈んでいるかも知れません……
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