***☆For My Dearest☆***






***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

MAIL

HOME

BBS
BACK INDEX NEXT

2003年10月31日(金)寂しかっただけやのに。

昨日あんなに幸せな気持ちやったのに。
今日は。久しぶりにかなり落ち込んでる。
しょーもないことかもしれんけど。あたしには痛かった。
伝えたいことがうまく伝わらんくて。しんどかった。

そんなわけで。今日の日記はかなり愚痴だらけです。
読みたくない方は。回れ右をお願いします。

------------------------------------------------------------------

今日は。珍しくそうるから電話があった。
用事は。なつきさんとの飲み会のことやった。
なつきさんは。あたしたちのサークルの大先輩(現在27歳)なんやけど。
4回生までがんばって現役を続けたあたしたちを。めちゃ誉めてくれて。
「今度みんなで飲みに行こうやー。」って誘ってくれた。

それが明日になるかならんかって話やったんやけど。
なんと。まひろもはつねも。そしてかなたも都合が悪くて。
なつきさんとそうるとあたしと。3人だけかもって感じやった。
なつきさんと連絡をとる係になってたそうるは。
「3人やからどうしようか迷ってる。」って。あたしに電話してきた。


あたしは正直。なつきさんとそうると3人で飲むのも楽しいかなって思った。
なつきさんは憧れの先輩やし。大好きなそうると3人で飲めるなんて。
ちょっと楽しすぎるんちゃうかなーって思った。

昔の飲み会の後とかは。なつきさんもあたしを介抱してくれた。
かなり酔ってるあたしを。支えて歩かせてくれながら。
「はいはい。どうせ○○○(←そうる)がええんやろー。」とか言って笑ってた。
そんななつきさんの横で。すいませんすいませんって謝ってるそうるは。
あたし専属の介抱係って感じで。守られてる感じがして。すごい幸せやった。
(もちろん後からそうるにはしっかり怒られたけど。)

そんななつきさんとそうると。3人で飲むってのは。
あたしにとって。間違いなく居心地のいい場所やろうな。そう思った。
(別に派手に飲んで酔うとか。そーゆう意味じゃなくてね。)


でも。せっかく5人を誘ってくれたんやし。5人そろいたい気持ちもあった。
実際。まひろにもはつねにも。あたしはもう3週間近く会ってない。
(かなたは下宿生で家が近いので。たまに会うこともある。)
あんなにも顔を合わせてたのに。会わんくなったらほんまに会わんもんで。
掲示板とかチャットとかで話はするけど。それだけやから寂しかった。
まひろとはつねと。そうるとあたし。4人そろえばまた盛り上がる。
そんな楽しい空気の中に。どっぷり浸かりたいなーとも思った。
勉強生活で疲れきってる今のあたしは。そーゆうのがすごく恋しかった。


「確かに。せっかくやし現役のうち半分以下ってのもなぁ。」
「まぁな。うちは別に現役だけじゃなくてもいい気はするけど。誰か誘う?」

それはどうかなって思った。なんとなく現役だけで集まりたかった。
もちろん引退した仲間もみんな大好きやけど。好き嫌いの問題じゃなくて。
単純に現役組で。今年1年のこととかを。じっくり語りたい気分やった。

「でもさ。一部にだけ声かけるってのも感じ悪くない?」
「ほんなら全体でもええで?どうせそろわんやろうし。」
「うーん。でもなぁ。どうかなぁ。」
「・・・もしくは延期って手もあるけど?」
「あー。それが妥当かも。でもそのまま流れそうな気もする。」
「その可能性は高いやろうな。まぁしゃーないやろ。」

あたしはいろいろ話すうちに。どうしたいか分からんくなってきた。
いつだってあたしは。こーゆう性格なんやけど。
目の前にA、B、Cっていろいろ並べられたときに。さっくり決められへん。
どれにもそれなりのよさと悪さが見えて。選べんくなる。
そんな自分はあかんなぁって思うけど。簡単には直せへん。

「んでどうする?どうしたい?」

例によって。そうるはあたしに聞いてきた。
いつものことやのに。今日はそれがやけに気に障った。
いろんな選択肢をあたしの目の前に並べて。
最終的に突き放したような。そんな感じがした。

自分も関係してることやのに。自分の考えはちっとも言わへん。
あたしにばっかり決めさせようとしてる。それがむかついた。
分かってる。たぶんそうるは優柔不断なあたしをよく分かってるんや。
だから。自分の意見を言えばそっちに流されるあたしを予想してて。
最初にあたしに決めさせようとしてる。だっていつもそうやから。
でも。頭では冷静に判断できても。さぁ決めろって言われるとむかついてもた。

不思議なもんで。あたしはむかつくと。逆に下手に出て甘えたくなるとこがある。
なんでかよく分からん。優しくされたいと思ってまうんやろうか。
今日もそうやった。ちょっと甘えたくなって。気づいたら困った声を出してた。

「そんなん・・・あたしみたいな優柔不断の固まりが決められるかいな。」

思わず言った言葉に。そうるは容赦なく責めてきた。
「なんやねん。こうしたいってのはないんかいな。」
「やりたい、もしくはやめとこかな、その程度のもんやろ。」
だらだらしゃべるあたしに。ちょっと呆れてる感じやった。
呆れられるのには慣れてるけど。声色がいつもと違って嫌な感じやった。

「だって。○○さん(なつきさん)とあんたには会いたいで。」
「でも○○○(まひろ)や○○○(はつね)や○○○(かなた)にも会いたいもん。」

甘えてるけど。思ったままのことをそのまま言った。
だから決めかねてるんやってことを。分かってほしかった。
でもそうるは。あたしがふざけてると思ったみたいやった。
電話の向こうで。長い溜め息が聞こえた。
「・・・あーもういい。後でまた聞くから決めといて。」
そう言い捨てると。あっさりと電話を切りやがった。

・・・なんやの。それ。

むかついて。悔しくて。涙が滲んだ。
全部あたしに決めさせようとしといて。
なんで最後にはそんなにも一方的なん。
そして。迷ってることに対して。なんでそんなにキレるん。
そう思ったら。悲しくて涙がボロボロ零れた。

そのうち。だんだん自分にも腹が立ってきた。
ちょっと会えんぐらいで。こんなにも不安定になって。
言葉尻とか溜め息とか。いちいち反応して過敏になる。
なんであたしはこうなんやろうって思って。さらに泣いた。


ねぇそうる。あたしはただ寂しかっただけやねん。
久しぶりに聞けるあんたの声が嬉しかってん。
だから。ちょっとでも長く聞いていたかってん。
「そんなん決められへんー。」って言うあたしに。
「あーもう。あんたはしょーがないなぁ。」って感じで。
いつもみたいに。言ってほしかっただけやねん。

でもなんか。あんたにはうまく通じんかった。
抱き締められる距離におらんあんたに。
どうにか近づきたかったあたしやったのに。
なんか。うっとおしがられるだけで終わってもた。

ねぇそうる。恋しいと思うのは。会いたいと願うのは。
構ってほしいと望むのは。あかんことなんやろうか。
あかんはずないけど。時には相手の迷惑にもなるんやろうか。

あたしがあんたを求めるときと。あんたがあたしを求めるときが。
必ずしも同時じゃないってのは。なんか切ないね。
あたしはあたしで。あんたはあんたで。別々の人間やから。
何もかも一緒にならんのは当然なんやけど。なんか寂しいね。

むずかしいね。あんたとあたし。なんでこうなるんやろう。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑最終的には自分で決めるところに。さらにむかついてもた。


*ひとりごと*
今日の日記。かなり感情的に書きなぐったので。
読み返してみたら読みにくかった。ちょっと反省。


2003年10月30日(木)君しか考えられない。

大変だー。10月が終わってしまう。
ということで。久しぶりに大急ぎの更新です(苦笑)。
まだ見に来てくださってる方いるのかな。さあやです。
とりあえず。10月が終わる前にひとまとめしておこうかな。


最近は。もっぱら国試の勉強をやってる。
昔はもうちょっと記憶力よかったよなーと思いながら。
ブツブツ言いつつ紙に書きなぐって。知識を叩き込んでる。

いくつか模試をやったけど。思いのほか出来が悪かった。
そりゃそうだ。あたしはちっとも勉強してなかったし。
そのくせなんとかなるだろうと。甘くみてるとこがあったから。
この程度の結果しか出せんのは。最初から目に見えてたことや。

それで悔しいと思うなら。もっと必死にならなあかん。
口先だけなら何とでも言える。実行せなあかん。カタチにせなあかん。
そんな感じで。とりあえずやらなあかん意識ばバリバリにある。
でも実際は。うまくいったり。うまくいかんかったり。そんな毎日。

ひとつのことしか真剣にやれんあたしは。
勉強のせいで。卒論がかなりおざなりになってる状態。
教授とは週に1回ぐらい話すけど。いまいち話が通じん。
あたしの研究テーマは教授の専門じゃないってことで。
どんなに打ってみても。ちっとも響いてこんから。いい加減むかついてくる。
しょーがなく助手さんに泣きついてるけど。助手さんも忙しいし。
もーほんま。卒論は今のあたしにとって。かなりうっとおしい存在。

・・・あかんなぁ。こんな文句ばっかりじゃ。がんばらんと。


そうるとは。週に1回会えればいい方になってきた。
そうるもそうるで。11月からのゼミのために。
英語の論文を大量に読まなあかんとかで。大変そう。
そうるは頭いいけど。典型的な理系人間やからなぁ。
英語は嫌いみたいやし。ぶーぶー文句言ってる。
でも。そんなそうるはちょっとかわいい(苦笑)。

最近では。プロ野球の日本シリーズで盛り上がりまくった。
もーほんま。あんなにも大絶叫したのは久しぶり。
第3戦。そう。阪神が初めて勝ったあの日(涙)。
そうるとあたしは。一緒にテレビ観戦をしたんやけど。
ほんまにほんまに。楽しくて嬉しくてたまらんかった。

そっか。じゃああの日のことを書こっかな(笑)。


あの日そうるは。研究室の用事が終わってからあたしの家に来た。
焼酎のお湯割りを片手に。テレビの前であぐらを掻いておっさんスタイル。
その横で。あたしは梅酒をぐびっと飲んで。テレビとそうるを交互に見る。

おいしいお酒があって。大好きな阪神の試合があって。
そして隣にそうるがおるとか。あのにやにやした笑顔があるとか。
あぁもう。なんて。なんて幸せなんやろう。そう思うとくすぐったかった。

「よっしゃー打ったー!兄貴(#6レフト金本)サイコー!」
「うっきゃー打ったー!もっち(#9ショート藤本)天才ー!」

阪神においては。金本びいきのそうると。藤本びいきのあたし。
そしてそうるは金本を「兄貴」、あたしは藤本を「もっち」って呼ぶ(笑)。

兄貴ともっちは。実際かなり仲良しって感じがして楽しい。
兄貴がホームランを打った後は。もっちがバシバシ叩きまくってたし。
(もうかなり本気で叩いてて。兄貴も後から「おい!」みたいに言ってた(笑)。)
もっちがサヨナラ犠牲フライ打った後は。兄貴が1番に抱き締めてたし。
(もちろんその後で。ホームベースに倒してドロドロにさせてたけど(笑)。)
なんかそんな兄貴ともっち。見てるとほんまに嬉しくなってまう。

そして。そんな兄貴を好きなのがそうるで。もっちを好きなのがあたしで。
なんか。なんか。あたしたちもそんな感じなんかなーって思ってまう。
本心はお互いが大好きやし。ほんまに認めてるんやけど。
そのまま示すとちょっと悔しいから。とりあえずいじってみる(苦笑)。
「あほかおまえはー!」って感じで。バシバシやってみる(苦笑)。
そーゆう関西ならではの愛情表現が。あたしたちにもあるような気がするから。

そんなことを思いながら。ふと隣のそうるを見てみると。
ほんのり赤い顔をして。満足そうにテレビを見てる。
「いやーやっぱ兄貴やな。兄貴あってこその阪神やな。」
そうえらそうに言ってるもんやから。あたしは隣からつっこむ。

「えらそうに。何を悟ったようなこと言ってんねん(苦笑)。」
「いやー絶対兄貴やって。ほんますごいわこの人。惚れる。」
「あーそうでっか。ええもん今日のヒーローはもっちやもん。」
「はいはい。新婚やもんな。やっぱ嫁さんのチカラは偉大やなー。」
「嫁さん嫁さん言うなー!もっちはあたしのもんや。」
「・・・言っとけ。それは絶対にありえへん(苦笑)。」

しょーもない会話でも。幸せな気持ちが溢れ出す。
甘くなくていい。こんな感じがいい。だってこれがあたしたち。


ねぇそうる。なんかさ。あたしはやっぱり相変わらずかもしれん。
キレイなお店に行って。かっちょよくディナーを食べて。
「好き」とか「愛してる」とか言い合うのも。それはそれで幸せやけど。
でも。焼酎と梅酒で酔いながら。阪神の応援で散々盛り上がって。
「なんやねん。あほかー。」「うっさい。あんたこそあほかー。」
そんなふうに笑い合う方が。どうしても幸せに思えるんよね。
聞き慣れん甘いセリフじゃなくて。聞き慣れたつっこみやからかな。
用意した言葉じゃなくて。自然と口を出る言葉やからかもしれん。

たぶんあたしは。そのままのあんたが好きなんやろうな。
悔しいくらいに。何ひとつ飾らんあんたが好きなんやろうな。
「最近は研究室だけの生活やから薄化粧やわー。」って言うし。
「カクテルなんてかわいいもん飲めるかいなー。」って言うし。
「阪神と酒・・・あとは枝豆があれば最高やなー。」って言うし。
なんか最近ますますおっさん化してるあんたに。呆れることもあるけど。
それでもやっぱり。どうしたってあんたのことが好きなんやもん。

こんなにも誰かの自然体を愛せる自分って。ちょっとすごいなって思う。
でもたぶんあんた以外の人の自然体は。ここまで愛せへんと思う。

やっぱりあたしには。そうる。あんたしか考えられんのやと思う。

ねぇそうる。最近ゆっくり会える時間は少なくなってるし。
あたしにしたって。あんたをじんわり思う余裕はなくなってるけど。
それでも。愛しさは不意に溢れてあたしを痛ませる。
手の届かん胸の奥を。ぎゅーって締め付けてあたしを泣かせる。
あんたを思うこの心は。相変わらず泣き虫で困る。

あー会いたい。電話やメールだけじゃなくて。顔を見て話したい。
思ってること。感じてること。何でもいいから聞かせてほしい。

そうる。そうる。あたしの体がさ。寂しがってるねん。
あんたの姿を見たいって。あんたの声を聞きたいって。
そして。あんたの体温を感じたいって。疼いてるねん。

あんたじゃないと。この疼きは治められんのに。次はいつ会えるんやろう。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑なんでやろう。これって潜在意識なんかなぁ(苦笑)。


2003年10月20日(月)染めて染められて。

今日は。そうるのメールに起こされた。
それだけのことやのに。なんか1日幸せやった。

昨日がサークルの飲み会やったんやけど。
(そうるはバイトのため欠席。)
けっこう飲んだせいで。家に帰るとかなり眠くて。
とりあえずコンタクトを外して。メイクだけ落として。
着てるものをポイポイ脱いで。ベッドに倒れこんでた。

だから。携帯もいつもみたいにベッドサイドには置いてなくて。
音はするのにどこか分からんくて。寝ぼけながら探した。
結局。ほったらかした鞄の中に入ってるのを見つけて。
もー誰やねんー朝からーと思って見たら。そうるの名前があった。

内容は。11月にあるサークルの飲み会の出席確認。
4回生の出欠管理を任されてるそうるは。
「今日中に返事返してきてな。」って送ってきてた。
たぶん。みんなにも同じメールを送ってる感じやった。

なーんや。せっかくそうるからのメールやと思ったのに。
あたしだけにじゃないんかいな。もー。つまらん。
そんなことを思って。ちょっと膨れながら。返事を作る。
「おはよー。今起きた。どうしよー。あんたは行くん?」

送り返してからも。まだちょっと眠くてぼーっとしてたら。
すぐにまた携帯が鳴った。寝ぼけながらあたしは携帯を開く。
画面を見て。ふむふむ、と思って。それから。あれ・・・?と思った。
覚醒しきってない頭でも。この文には違和感を覚えた。

「あたしは欠席の予定☆」

そっかー。欠席なんや。ふーん。
・・・ん?ちょっと待てよ。何かがおかしい。
「あたし」って・・・。しかも「☆」マークって・・・。
これそうるのメールやんな。え。え。ありえへん。
どうしたんや。何があったんや。頭でも打ったんか?(笑)

おかげであたし。いっぺんで目が覚めた(笑)。

「なんで『あたし』やねん。なんで『☆』やねん。きもいー。」
大急ぎで送り返したら。またそうるからすぐに返事がきた。
「なんで分からんねん。あんたのマネやん。メールで『あたし』なんか言うかい。」

あー。なるほど。出てきてんな。そうるのいたずら癖(笑)。
たまにそうるは。こーゆうどーでもいいあほなことをやる。
なんでいきなりそうやねんってことを。サラッとやらかす。
しょーがないなぁと思いながら。あたしはやっぱりにんまり。
よりにもよって。あたしのマネかよ。あぁ・・・ほんまに悔しい。
嬉しくて。むしろ嬉しすぎるから。めちゃめちゃ悔しい。

こんなふうにそうるにいじられるのが。あたしは大好き。
そしてたぶんそんなあたしを。そうるは誰よりも知ってる。

「げー。あたし自分の手法をきもいとか言うてもた。しょぼーん。」
「いやあんたがやったら普通やん。キャラの問題やろ。」
「なるほど☆←やっぱりあたしが使うとしっくりくる!(笑)」
「はいはい。勝手に言っとけ。」

くだらんメールのやり取り。じゃれあった感じがくすぐったい。
あたしの幸せのツボを。そうるはしっかり見抜いてる。
そして。ちゃんと刺激してくれる。それが嬉しい(照)。


ねぇそうる。たったひと言のしょーもないメールで。
あたしを幸せにできるあんたを。ちょっと尊敬するわ。
ほんまつくづく。あんたはうらやましいヤツやわ。
でもさ。あんなので幸せになれるあたしも。ちょっとすごいやろ。
・・・なーんて。あんたが言ってくれんから自分で言ってみたりしてね(苦笑)。

それにしても。あんたとあたしって。
今さらやけど。やっぱり違うんやなぁと思った。
だって。例えば「☆」ひとつのことにしたって。
あたしにしっくりくるものが。あんたにはおかしすぎるし。
基本的な一人称が「うち」であるあんたが。
「あたし」なんて言ったら。ひっくり返りそうになるし(笑)。

こんなに一緒におるのに。こんなにも違うんやね。
同じものを見て。同じことをしても。完全に同じ色には染まらん。
似合うものと。似合わんものが。ちゃんとそれぞれある。

それでも。あたしはあんたと一緒におることで。
バイクも好きになったし。阪神にも詳しくなった(笑)。
あんたにしたって。あたしと一緒におることで。
甘いものも食べるようになったし。ライブにもハマった。

ほら。同じ色にならんくても。ちゃんと影響し合ってる。
一緒にいることで。自分の引き出しが増えていく。
なんかね。そーゆうのってめちゃめちゃ幸せやなーって。
たったひとつのメールをきっかけにして。あたしは思えたんよ。

ちょっと染めて。ちょっと染められて。でも同じ色にはならんくて。
もどかしくて。歯がゆいけど。それがやっぱり嬉しい。
そんなふうに。あんたとあたし。ずっと続いていきたいなって。

ええよね。そうる。そんな感じがきっと幸せやんね。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑関係ないと思うんやけど。大いにあるらしい(苦笑)。


2003年10月13日(月)これこそが幸せ。

今日は。久しぶりにそうるの車で出かけた。
後輩の試合があったから。その応援に行ってきた。
車には。あたしとそうる以外に。もう1人乗ってた。
彼女はサークルの友達で。助手席に座ってた。

まぁそうるは。先にそのコを拾ってからあたしを乗せてくれたし。
別にそんなことでうるさく言いたくなんかないんやけど。
そうるがあんまりそのコとばっかりしゃべるもんやから。
あたしはおもしろくなくて。(てゆーか知らん話題やったから入れず。)
窓の外の雨を見ながら。ちくしょー寂しいぜーとか思ってた。

ほんまは。晴れてたらバイクで行く予定やった。
昨日の夜。そうるからメールがあって。
「明日バイク乗ってく?」って言われて。
あたしは。ほんまにほんまに楽しみにしてた。
だって。事故以来。未だにバイクには乗ってへんのやもん。
なんやかんやでチャンスがなくて。もう1ヶ月ぐらいご無沙汰やし。
ようやく。ようやく一緒に走れると思ってたのに。
バイクの振動も。そうるの体温も。手に入るはずやったのに。

ほんまに。なんで雨なんか降るねん。ありえへん。


退屈しながら。後部座席からそうるの運転をぼーっと見てた。
そういや。いつもは隣に座るから。この角度からは見てへん。
だからなんとなく新鮮で。いつもよりかっちょよく見えた。
片手運転はいつものことやし。ハンドルさばきも今さらやけど。
車線変更でチラっと左後ろを見ると。視線の先にはあたしがおるとか。
なんかそれには。異様なくらいにドキドキさせられた(苦笑)。

そのうちに。バックミラーの中で目が合ったりして。
うわー見てたのバレバレやんーって思ったら。
目だけやけど。そうるはにやっと笑ってきた。
それだけのことで。ちゃんとあたしは幸せになった。
そうるはやっぱり。ちょっとずるいと思った。


しかしそうるの運転は。なんてゆーかスムーズでいい感じ。
あたしは下宿生で。実家に帰ったときじゃないと車には乗らんから。
いつ運転しても。おっかなびっくりの走行になるんやけど(涙)。
そうるは。普段はバイク派でも。車もそこそこ乗り回してるし。
あたしにはすごいなーって思える運転をしてる。
たぶんメカ全般に対して。もともと強いんやろうなぁって思う。

その代わりと言っちゃなんやけど。運転中のそうるは。とにかくうるさい(笑)。
バイクのときは。あんなにクールでかっちょいいーって思うのに。
たぶんあれにしても。メットかぶってて聞こえんだけで。
実はひとりでぐちゃぐちゃしゃべりまくってるんちゃうかーって思えるくらい(笑)。

何をそんなにしゃべるかって。とりあえず周囲の車に対しての突っ込み。
テンション上がってるせいか分からんけど。ほんまにうるさい。
あんまりうるさいから。あたしがそうるに何度も突っ込み返す(笑)。
(友達は助手席で。呆れたように笑ってた。)


☆40歳ぐらいのおじさんが運転してる車に対して。道は渋滞中。
「うぉーありえへん。なんでそこでブレーキ踏むねん。」
「別にええがなー。自由に運転させたりーや。」
「いや。今のは踏まんでも行けるところや。あー下手やなー。」
「・・・(苦笑)。」

☆20代後半ぐらいの女の人が運転してる車に対して。合流地点で。
「軽に乗ってる若い姉ちゃんかー。しゃーない。入れたろ。」
「うわーえらそうに。てゆーか絶対あんたの方が若い姉ちゃんやで。」
「なんでやねん。一緒にすんな。あんなヤンキー姉ちゃんと。」
「・・・(苦笑)。」

☆同年代の女の人が運転してるバイクに対して。信号待ちで。
「あーあー。また髪長いバイカーや。嫌いやなぁ。」
「ほっといてあげーや。髪の毛ぐらいどーでもええやん。」
「いや。なびかせる意味が分からん。バイクへの真剣さが足りん。」
「・・・(苦笑)。」


そうるのしょーもないしゃべりに。あたしは苦笑いの連続。
ほんまにそうるは。テンションが上がるとおもろすぎる。
あほみたい。ほんまにあほみたい。そう思うのに。
かわいいなぁって思わずにおられへんのは。なんでやろう。

悔しい。やっぱりあたし。やられてる。


ねぇそうる。車とかバイクとかが絡んでくると。
あんたはきっと機嫌がいいんやろうね。楽しいんやろうね。
すっかり文句たれになってるくせに。めちゃめちゃええ顔してるもん。
目を見てたら分かるし。ほんまなんやのよ。その楽しそうな目は(笑)。

そんなあんたに対して。あほやなーって言いながら。
実はめちゃめちゃ幸せになってるあたしこそが。ほんまのあほかもしれんね。
でもさ。ええねん。だってあんたと一緒に笑えるのが嬉しいから。
あんたと一緒に。くだらん話をしてじゃれあうのが。ほんまに楽しいから。

甘い甘いラブラブモードなんかじゃなくていい。
こんなふうに。しょーもない話で盛り上がれるのがいい。
「もー。あほやなー。」「うっさい。ほっとけ。」
あんたと交わすそんな言葉で。あたしは十分幸せになれる。
「好き」とか「愛してる」とか。直接的な表現じゃなくても。
ちゃんとあんたと通じ合ってるって思える。
あたしがそう思えるんやから。きっとそれでいい。

あーなんか。なんやろうね。この穏やかな気持ちは。
あんたに対して。そんなに多くを望むこともなく。
あるがままの状態で。ほんまにゆったりと満たされた気分。
なんかそーゆうのは久しぶりな気がして。嬉しかった。

帰り道のしんどい渋滞も。ちっともイライラせんかった。
ずっと続いてる車のテールランプも。キレイやなーって思った。
そして。ご機嫌なあんたが歌う阪神の応援歌も(笑)。
うるさいんやけど。ずっとずっと聞いてたい気分やった。
なんか身の回りにあるすべてが。愛しくてたまらんかった。

ねぇそうる。幸せってこーゆうことを言うのかもしれんね。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑実はそろそろ。我慢も限界なんよね・・・(涙)。


2003年10月12日(日)君を忘れない。

試合の日のそうる。大好きなそうる。
忘れたくなくて。心に焼き付けたくて。
あたしは。ずっとその姿を目で追ってた。

たぶんしばらく。あんなそうるは見られんから。


そうるは。いつもと何も変わらんかった。
それは。よく考えれば当たり前のことやった。
いつだって冷静なのがそうる。落ち着いてるのがそうる。
あたしみたいに。感情に飲み込まれたりなんかせんくて。
ただひとつ。自分のやるべきことをちゃんと分かってる。
そんなそうるは。この日もやっぱり健在やった。

なんでこの人は。こんなにも普遍的なんかなぁって。
そうるを見てると。尊敬を通り越して不思議になることもある。
でもたぶんそれは。そうるの性格とかもあるんやろうけど。
あたしとしては。元キャプテンの名残かもなぁと思う。

チームの中のエースが。精神的動揺なんて見せるもんじゃない。
そうるはいつだって。誰よりもそーゆうことをよく分かってる。
それが。そうるがみんなに愛される理由かもなぁとも思う。
まぁもちろん。もともと強気で負けず嫌いってとこもあるけど。
自分がチームに与える影響力の大きさを知ってるからこそ。
どっしり構えて。大丈夫やって笑って見せる。それがそうる。
悔しいくらいにかっちょいい。あたしの最愛の人。


試合中のそうるとは。いくつか絡むプレーがあった。
アイコンタクトを交わしてのプレー。指示して指示されてのプレー。
今までも何度もやってきたことやけど。その楽しさを改めて感じた。
うまくいったときの最高の喜び。してやったりという誇らしさ。
ミスって罵声を飛ばされるときの痛み。溢れまくる「ちくしょう」って気持ち。
全部全部。あたしにとってはかけがえないものやった。

そしてもちろん。独走していくそうるのプレーには。
いつもながら。泣きそうなくらい胸が熱くなった。
走って。ボールをもらって。どんどん加速していくそうるは。
なんてゆーか。ほんまに風のようやった。
自由で。楽しそうで。自信に満ち溢れてて。
眩しすぎて直視できん光のようやった。

やばいくらいかっちょよかった。惚れ直した。
あたしにはやっぱりこの人しかおらんって。再確認した。


試合が終わって。みんなで写真とかを撮ってるときに。
あたしはぼんやりと。去年のことを思い出してた。
(日記にも書いてました。こちらです。)
最終戦の後で。そうるが胴上げされて秋の空に舞ったこと。
その後で。みんなの輪から離れて。そうるがひとりで泣いてたこと。
ひとつひとつを思い出して。ちょっと感傷的になってた。

今年1年は。キャプテンの任からは解かれたそうるやったけど。
その微妙な立場から。また別のしんどさがあったみたいやった。
口出ししたくなるけど。現キャプテンの立場を尊重せなあかん。
でもやっぱり。いろんなことに気づくだけに言いたくもなる。
そうるの中で生まれてたジレンマ。あたしはちゃんと気づいてた。

「あーでも。うち絶対口出しすぎ。うるさすぎ。」って。
珍しくたまに愚痴ってきては。へこんでるそうるに。
「そんなことないって。あんたは必要とされてるんやから。」って。
ありきたりのことしか言えん自分が悔しかった。
でも。思い上がりかもれんけど。誰よりもそうるを分かってるつもりやった。
支えたなんてえらそうやけど。ちょっとでもラクにしてあげられたらと思ってた。

気づかれてないと思ってた。当たり前のことにされてると思ってた。
でも。そうじゃなかった。そうるはやっぱり。さすがやった。


試合後。まひろとはつねが買出しに行ってて。
ちょっとだけ。そうると2人になれる時間があった。
グランドの隅に座って。ストレッチしながら話してるときやった。

「今年1年は早かったなあ。ほんまに。」
「そうやなぁ。あっという間やったなぁ。」
「まぁラクっちゃラクやったけど。うるさい上回やったと思うわ。」
「いやいや。あんたはよく抑えてた方やと思うで。お疲れ。」

そんなふうに。そうるをちょっとねぎらったら。
チラっと顔を見られて。やっぱりちょっと笑われた。
久しぶりに。あたしだけに笑ってくれた顔やったから。
なんかちょっとドキっとさせられてたら。
その後で。予想外の言葉をもらった。

「いやーでもまじであんたがおってくれたからや。」

びっくりした。ちょっと耳を疑った。
こんなストレートなセリフを。言われるなんて思ってなかった。
顔を上げてそうるを見つめたあたしは。相当変な顔をしてたと思う。

そうるは。そんなあたしの横で。淡々とやけど言ってくれた。

元キャプテンやってことで。必要以上にうるさいことを言いそうになって。
実際言ったとしても。抑えて言わんかったとしても。
そうるの中には。モヤモヤした気持ちがいっぱい残ってたらしい。
どっちに転んでも。それなりの悩みがあったらしい。
でも。そーゆうのをあたしに話したことで。
「大丈夫やろ。」って言葉をあたしからもらったことで。
少なからずそうるは。救われた部分があったんやって。

知らんかった。ちっとも知らんかった。
そんなふうに思ってくれてたなんて。
あたしがそうるを救えてたなんて。

「ありがとうな。」って言われて。ぶわーって涙が出てきた。
違う。ありがとうを言いたいのはあたしやって。
あたしこそ。あんたがおったから続けてこれたんや。
あんたと一緒やから。もっともっとがんばりたいと思えたんや。
そんな気持ちを伝えたかったけど。あんまり言葉にならんかった。
あげく。頭をポンポンってやられて。もう胸いっぱいになってもた。


ねぇそうる。あたしはいつもあんたにしてもらうばっかりで。
あんたに何かできてるなんて思ってなかった。
そーゆうのは思い上がりやと思ってた。勘違いやと思ってた。
でも。たとえちっちゃなことでも。あたしはあんたを救えてた。
その事実が。何よりあたしには嬉しかった。
そしてそーゆうのを。ちゃんと言葉で伝えてくれるあんたを。
さすがやと思った。見習いたいと思った。

あたしはさ。気持ちこそいっぱい抱えてるものの。
いざ言葉にしようとすると。照れたり悔しがったりして。
思いをそのままあんたに伝えることが。めちゃめちゃ下手やと思うねん。
何を強がってるんやと自分でも思うんやけど。
この強い愛情が。どうしてもあんたの負担になると思ってもたり。
その結果あんたに嫌われることになったらどうしようと思ったり。
余計な心配をしまくりで。ちっとも素直になれへんねん。

でもあんたは。普段ちっとも優しい言葉をくれへんくせに。
いざとなったら。ほんまにシンプルに。あたしに気持ちを伝えてくれる。
普段あんなにも憎たらしい笑顔しか見せんくせに。
いざとなったら。ほんまに柔らかい笑顔をあたしに向けてくれる。
ずるい。そう思うけど。でもきっとそれがあんたのいいところやと思う。
そしてあたしはきっと。あんたのそーゆうところに惚れたんやと思う。

ありがとうそうる。あんたの言葉はほんまに嬉しかった。
だからあたしも。もっともっと素直になりたいと思った。
大好きなあんたに。まっすぐに好きって言えるように。
溢れ出すあったかい気持ちを。ちゃんと伝えられるように。

あぁそうる。あんたはやっぱりかっちょいい。
プレーにしても。考え方にしても。やることにしても。
なんかあまりにもかっちょよすぎて。胸が熱くなる。
こんなにもあたしを。感動させてくれてありがとう。
こんなにもあたしを。幸せな気持ちにしてくれてありがとう。

そうる。あんたの姿。言葉。思い。全て。あたしは忘れないからね。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑2人して笑ってもた。よく見てるねー君たち(苦笑)。


2003年10月11日(土)愛しくて泣けてくる。

今日は。すごく人間らしい1日やった。
思いっきり笑って。思いっきり泣いて。
すべてに対して。思いっきり感動した1日やった。

試合は。結局負けてもた。
勝てる流れのときもあっただけに。ほんまに悔しかった。
でも。あたしの個人的なプレーに関しては。
集大成として。今までで1番のものがやれたと思ってる。
ミスって悔しかったとこもあるけど。でも精一杯やった。
だから。後悔はせーへん。てゆーかしてへん。


朝。駅でいつもみたいに電車を待ってたら。
そうるとまひろを見つけて。声をかける。
「おはよーさん。」「あーおはよー。」
おそろいのウィンブレ。おそろいのJIBバック。
愛用してきたものも。なんか全部愛しかった。
そして。いつもみたいに交わす何気ない会話も。
いきなりかけがえなく思えてきたりして。やばかった。

試合前。作戦タイム。みんなの真剣な表情。
あぁ。あたしはこーゆうのが好きなんや。
本気になってる人の姿は。まじでかっちょいい。
バシバシ伝わってくる気合いは。あたしの力になる。

そして試合は。最初から最後まで熱くなってた。
無我夢中やった。ほんまに真剣やった。
ひとつひとつのプレーだけを考えてた。
一球入魂。ほんまにそうやったと思う。
最後の1秒まで集中してた。本気やった。いい試合やった。


試合が終わって。みんなでたくさん写真を撮った。
後輩からも。一緒に撮ってほしいーっていっぱい言われた。
そうるが1回生に囲まれて。キャーキャー言われてた。
まひろも1回生に捕まって。やっぱりキャーキャー言われてた。
かっちょいいキャラの2人のこと。まぁ当たり前よなーと思って。
ちょっと微笑ましく見てたら。あたしも引っ張られた。
「先輩ほんま大好きですー☆」とか普通に言われて。
あれーまじかねーとか思ったけど。素直に嬉しかった。

そうる。まひろ。はつね。あたし。
4人でも写真を撮った。(かなたは用事でその場におらんかった。)
「うちらこーゆう写真とか撮らんよなぁ。」「そういや初めてちゃうか?」
そんなことを言いながら。後輩に撮ってもらった。
手帳に入れて大事にしよう。きっとこれは一生ものになる。
たぶん4人とも。相当いい顔をしてる写真やと思うから。
(もちろん。あえて変な顔ショットとかもやったけどね。)

それから。みんなで飲み会。
後輩たちに。いっぱいプレゼントをもらった。
あたしたち4回生は。何も用意してなかったのに。
いっぱいいっぱいありがとうって言ってもらって。
違うよ。あたしたちの方がありがとうって言いたいんよって。
繰り返し言い合ううちに。みんな涙目になっていった。

いいチームや。ほんまに。最高の仲間や。そう思った。


帰り道。そうると電車で別れてから。
駅の階段を昇るうちに。涙が止まらんくなった。
人目も気にせず。あたしは泣いた。
頬を伝う涙は。幸せやから流れ落ちるものやけど。
あたしの胸は痛かった。痛くて痛くてたまらんかった。

酔いを醒ますために。いつものスタバに寄った。
後輩たちがくれたメッセージを。そこでじっくり読んだ。
ひとりひとりに対して。いろんな気持ちが溢れてきた。
そうやな。あんなことあったな。こんなこともあったな。
思い出すうちに。やっぱりあたしは泣いてた。

もうとことん酔ってしまいたくて。またお酒を買って帰った。
家に帰ってから。煽るように飲んで。死ぬほど泣いた。
息もできんくらいに泣いた。嬉しくて寂しくて。幸せで泣いた。


ねぇそうる。なんでやろうね。愛しいって泣きたくなるね。
心が熱くなって。震えて。やばいくらいに泣けてくるね。
あたしが涙もろいのは。誰よりもあんたが知ってるやろうけど。
悲しいとか辛いとかだけじゃない。愛しくて愛しくて泣けてくる。
そーゆう涙。あたしはけっこう多い気がするんよ。

でもそれはきっと。めちゃめちゃ幸せなことなんやろうね。
なんでこんなに幸せやのに。なんでこんなに痛いんやろう。
泣きながらあたしは。苦しくてたまらんくてそう思ったりもするけど。
でも。こんな痛みを感じられることは。それだけ愛しいものを見つけたことは。
たぶんものすごく恵まれてて。ものすごく幸せなことなんやろうね。

そうる。そう考えるとさ。あんたもあたしもほんま幸せやね。
4年間。一口に4年って言っても長いやん。
そんな長い間。何よりも夢中になれるものを見つけた。
最高の思い出を作れた。たぶん一生ものになる人間関係を築けた。
これを幸せと呼ばずして。何を幸せと呼ぶって感じやん。

あぁ。やばいな。また泣きそうやわ。あたし。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑たぶんこれも。一生ものになるんやろうな。じんわり。

*ひとりごと*
今日の日記。あんまりそうるのことを書けてへん。
でもやっぱり忘れたくないことばっかりやし。明日書こっかな。


2003年10月10日(金)ありがとうの気持ち。

明日は。サークルの今年の最終戦。
いよいよほんまに。終わる。

今日1日あたしは。ずっとそのことに頭を支配されてた。
朝起きて。ベランダに出て。いい天気やなーと思えば。
明日もこんなふうに。気持ちいい天気かなーと思ってみたり。
朝ごはんを作って。いつも通りに食べてみても。
明日の朝は。もっとちゃんと食べんとなーと思ってみたり。
やることなすこと全部。明日の試合に繋げて考えてた。


昼練のために。大学のいつものグランドに向かった。
ちょっと遅れて行ったら。みんな集まってた。
「おいっすー。」「おはよー。」「おはよーございますー。」って。
適当に挨拶を交わして。ベンチに座って用意をする。

後輩たちとしゃべりながら。あたしはちょっと遠くを見る。
そして。そこにちゃんとそうるの姿を見つける。
そうるは。後輩の1人と一緒にキャッチボールをしてた。
そういやもうすぐ。研究室対抗でソフトの試合があるって言ってたっけ。
後輩がキャッチャー役で。そうるがピッチャー役。
楽しそうにしてる2人を見て。あたしはまた嬉しくなる。

あたしはあたしで。他のコと練習をしてた。
昼休みが終わって。みんなバラバラと学部に戻っていく。
2、3回生は。講義があるってことで急ぎ足で。
あたしたち4回生は。さほど急ぐ必要もないからゆっくりと(笑)。


グランドの隅っこ。ちょっと日陰になってるところに。
そうる。まひろ。はつね。そしてあたし。
4人で集まって。何を話すでもなくだらだらしてた。
そのうちだんだん。当たり前のように試合の話になってきた。

「あー明日やなぁ。緊張するー。」ってはつねが言うと。
「ほんまやな。早いもんや。」ってそうるが答える。
「あー勝ちたいなぁ。切実に勝ちたい。」ってあたしが言うと。
「てゆーか勝つし。がんばろうや。」ってまひろが答える。

4年間一緒にやってきた。ここまで残ってきた。
いろんな思いを共感してきたあたしたちやから。
多くを語らんくても。通じ合ってるって思える。

胸の中にあるのは。まず闘志。
だって勝ちたい。有終の美を飾りたい。
負け試合からも得るものはあるけど。
やっぱり勝ちたい。気持ちよく終わりたい。
最高の笑顔で。最高の雰囲気で終わりたい。

そして。闘志の後ろにある寂しさ。
ずっとあたためてきたもの。大切にしてきたもの。
自分にとってかけがえのない仲間との時間。
それが終わってしまう痛みは。とても言葉では表せん。

そして。そーゆうのを全部包むような感謝の気持ち。
大好きなものを。ここまで続けてこられたことへの。
さらに。大好きな人たちと出会えたことへの。
自分に関わってきたものすべてへの。ありがとうの気持ち。

たぶん。そうるも。まひろも。はつねも。
そしてこの場所にはおらんかったけど。かなたも。
みんなみんな同じ気持ちなんやと思う。

胸の奥が熱くなる。気持ちが込み上げてくる。


夜。あたしのもとにメールがいっぱい届いた。
すでに引退した同学年のコたちからの。応援メール。
予想してなかったから。ちょっとやばいくらいに感動した。
読むうちに自然と涙が零れ落ちた。やばいくらい泣けた。

忙しくなるのが分かってたのに。サークルに残ったあたしに対して。
最初はびっくりしたけど。今はすごく誇らしく思うって。
自分に出来なかったことをやりとげたあたしを。
見てて嬉しいって。ありがとうって。あるコは言ってくれた。

ありがとうなんて。あたしの方こそ言いたい言葉やのに。
いつも試合を見に来てくれて。声を張り上げて応援してくれる。
そんな同学年のみんなには。どれだけ支えられてることか。
それやのに。あたしにもありがとうって言ってくれるんや。

なんてステキな仲間やろう。なんてあたしは幸せなんやろう。


そんなふうに浸ってたら。しっかりそうるからもメールが届く。
明日の電車の時間連絡。それからちょっとしたやりとり。

「なんか変なテンションやわ。最後やねんなぁ。実感ない。」
「そんなん試合前からテンション下げてどうすんねん。」
「下げてないけどさ。寂しいもんは寂しいんやもん。」
「今は寂しいとかいらんやろ。考えんでよろしい。」
「そうやな。余計なことは考えんと楽しまんとね。」
「そうそう。今日の阪神みたいに有終の美を飾るで。ノリは阪神!」

最終的に阪神につなげたそうるに。あたしはまた笑わされる。
あぁ。そうるはいつも通りやな。そう思って。安心する。

思えばいつもそうや。感情の起伏が激しいあたしに対して。
そうるはいつも変わらんくて。悔しいくらいに飄々としてる。
そんなそうるに。苦笑いさせられてばっかりのあたしやけど。
逆にその姿を見ては。落ち着く気持ちをもらってる。

大丈夫や。今回もいつもと一緒。何も変わらへん。
あたしの心の中を。あったかい波がゆっくり埋めていく。


ねぇそうる。なんかね。やっぱりうまく言葉にはできんけど。
あたし今すごい満たされた気持ちやわ。
みんながいて。あんたがいて。あたしがいて。
大好きなことがあって。素直にがんばろうと思える。
なんかそーゆうのを全部ひっくるめて。ほんま幸せやと思える。
体の奥の方から溢れるように。満たされてくる感じがする。
幸せ感じすぎって笑うかもしれんけど。でもほんまにそうなんやもん。

だから。みんなにも。そしてあんたにも。
めちゃめちゃありがとうって言いたい気分。
一人一人ちゃんと向き合って。心を込めて伝えたい気分。
そして。あんたのことを力いっぱい抱き締めたい気分。

ほんまは。寂しさに潰されそうな気持ちもちょっとあるんよ。
しばらく会えんくなるコも出てくるやろうし。
あんたのプレーも見納めかなぁとか思ってみたら。
それこそ胸の真ん中がシクシク痛み出すんやけど。
でも。せっかくの幸せな時間を涙色にしたらもったいない。
終わってからのことは。終わってから考えればいい。
楽しもう。精一杯楽しんで。精一杯やりとげよう。

そうる。がんばろうね。いい試合をしようね。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑まぁ正直あたしも。さっぱり忘れてたんやけど(苦笑)。


2003年10月09日(木)一緒に走りたい。

今日のそうるは。まひろとプチツーリング。
第一回が相当楽しかったのは聞いてたけど。
ひそかに第二回を計画してたなんて。びっくりやった。
あたしはさっぱり知らんかったから。
聞いてないしーとか思って。ちょっと嫉妬した(苦笑)。


昨日のナイターで。あたしが落ち込む前のこと。
アップしてるときに。そうるとまひろが「明日は・・・」とかって話してて。
それを聞きつけたあたしが。「何?何の話?」ってつっこんで聞いたら。
そうるはなんとも楽しそうに。笑いながら話してくれた。

「なによ。いつの間にそーゆう話になってたん?」
「ちょっと前かな。また違うとこ行こうって言っててん。」
「・・・ふーん。(←ちょっとおもしろくない。)」
「明日うちの教授が学会でさ。ちょうどええなーと思って。」
「・・・ふーん。よかったねー。(←ジェラシー全開。)」
「おうよ。楽しみやー。久しぶりに走りたかってんよなー。」

ほんまにバイクが絡むと。そうるは子どもみたいな顔をする。
少年みたいに笑うもんやから。もう何も言えんくなってまう。
なんてゆーか。ちょっと母性本能をくすぐられる感じかもしれん(苦笑)。

そんなそうるの顔を見ながら。あたしはちょっと安心する。
そうるとまひろ。2人で出かけるのはうらやましいけど。
元気にバイクに乗るそうるを思うと。あたしはやっぱり嬉しい。


前の事故以来。そうるはちょっと元気がなかった。
(事故についての日記はこちらです。)
傷ついたバイクを修理に出してる間。電車&バス通いになってて。
「今日はブーツ履いてみたでー。」とか言って笑ってても。
乗り慣れた愛車がそばにない寂しさは。あたしには伝わってきた。

あたしたちにとって。大事な大事なバイクが傷ついたこと。
それはもちろんショックやったけど。あたしはそうるの方が心配やった。
バイクの傷は。修理すれば元通りになるやろう。
でもそうるの心の傷は。ちゃんと癒えるやろうか。
事故の記憶が。そうるをこれからも苦しめたりはせーへんやろうか。
大好きなバイクに乗ることを。そうるは変わらずに楽しめるやろうか。
そんなことをずっと思ってた。そうなりませんようにって祈ってた。

そうるは。あんまり弱いところをあたしに見せへんから。
バイクのことにしても。あたしが聞かんかぎり言ってこんかった。
修理が完了して。明日そうるのところに戻ってくるって日に。
「大丈夫?乗るの怖くない?」って聞いたときに。
「まぁ怖くないって言えば嘘になるけどな。」って笑っただけやった。

そして。復活したバイクに乗ったそうる。
最初はさすがに怖かったみたいで。へっぴり腰やったらしい。
いつもは普通に走れる道も。普段より相当ゆっくり走ったって言ってた。
でもやっぱり。愛しいバイクへの思いは怖さを越えてまうんやろう。
2〜3日すると。体に馴染んだ感覚を思い出したみたいやった。

あたしはさすがに。自分から乗せてって言うことはできんかった。
あたしを乗せて事故ったことは。そうるには相当なショックになってる。
そうるは絶対に悪くなかったけど。罪悪感を背負ってる。
それは言葉にされんくても。一緒におったら分かった。
次にそうるがあたしを乗せることに対して。臆病になってるのも分かった。

焦らんでええよなって思うから。まだ言ってへん。
ほんまは乗りたいけど。またそうるの背中を抱き締めたいけど。
それはそうるがもうちょっと落ち着いてからでいいと思ってるから。


そんなそうるにとって。今日のツーリングは相当楽しかったみたい。
家に帰ってから。あたしに電話をしてきたあたりで。
テンション上がってることが伝わってきた(苦笑)。

「どうやった?楽しかった?」
「楽しかったー。風が気持ちよかったー。」
「そっか。いい天気でよかったやん。」
「うん。てゆーか途中で○○○(←まひろ)とはぐれてんけど。」
「まじで。なんで?高速で?」
「そう。事故渋滞のせいで。しかも連絡とれんかったし。」
「あれまぁ。それは大変やったなぁ。」
「まぁしばらくして会えてんけどな。あれは焦ったわー。」

そうるは。なんかおしゃべりでかわいかった。
見てきたものとか。感じたこととか。あたしに伝えようとして。
いっぱい言葉にしてくれるのが嬉しかった。
でもそれ以上に。そうるがバイクを楽しめたことが嬉しかった。
そばにおったのがまひろで。あたしじゃなかったとしても。
大好きなバイクを。変わらず楽しめたそうるに安心した。

そうるは。いろいろ話してくれた最後に。あたしに言ってくれた。

「また一緒に乗ろうな。うちはもう大丈夫やし。」

思いもせんかった言葉に。あたしの中で時が止まる。
ゆっくり噛み締めて。ようやく実感が湧いてきて。
思いっきり顔が緩んで。ちょっと涙目になる。

あぁ。やっぱりそうるは分かってた。
ほんまはあたしがめちゃめちゃ心配してたことも。
乗りたいけど乗りたいって言わんかったことも。
がんばって待ってたことも。全部お見通しやったんや。
あぁ。お手上げや。あぁ。やっぱりそうるや。

「はぁー。よかったー。」
そう言うのが精一杯で。思わず黙ってもたら。
「・・・まぁあんたが怖くなければの話やけど。」って。
ちょっと自信なさそうに言ってきたもんやから。
「なんでやねん。全然怖くないし。」って言ったら。
「・・・そっか。」って。安心したような声が聞こえた。

あぁ。なんで今目の前におらんのやろう。
涙目を見られて笑われるやろうけど。そんなのどうでもいい。
めちゃめちゃ愛しい。やばい。抱き締めたくてたまらん。

そんなことを思って。胸いっぱいになってたら。
「・・・おーい。泣いてるん?」って言われて。
「あほかー。誰が泣くか。」って言わされた。
電話の向こうで。そうるはクスクス笑ってた。
あたしを幸せにする。いつものあの笑い方やった。


ねぇそうる。今日はなんか穏やかな気持ちやった。
昨日は自分に対して。相当苛立ちまくってたし。
最近にしても。ほんまにいろいろ思ってたけど。
なんか久しぶりに。ゆったりした気持ちやった。

あたしはやっぱり。どう転んでもあんたが好きなんや。
あたしを最高に苦しめる存在があんたなら。
あたしを最高に満たす存在もあんたなんや。
そんな当たり前のことを。もう分かりきったはずのことを。
改めて実感した今日やった。いい1日やった。

そうる。よかったね。ツーリング楽しめて。
元気に風を切るあんたを思うと。あたしは嬉しくなる。
どんな顔してたんやろう。どんなこと感じたんやろう。
想像しただけで。なんか楽しい気持ちになる。
あのバイクのエンジン音。体に伝わる振動。
あんたと同じ気持ちになりたくて。目をつぶって思い出す。

そして。そんなバイクの後ろにもうすぐ乗れると思うと。
あたしは。もうどうにもウキウキが納まらんくなってまう。
だって。大好きな場所やから。あたしの特等席やから。

そうる。待ち遠しいよ。早くあんたと一緒に走りたい。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑まだ分からんけど。そうなるとええなぁ。


2003年10月08日(水)輝いていたいから。

今日のあたし。そうるに対して。
思ってることをちゃんと話すつもりやったのに。
先に崩れてもて。結局何も言えんかった。

崩れたのは。本題とは関係のないところで。
つまり。サークル関係のことで。


今日は。今年のチームでの最後のナイターやった。
土曜の試合が今年最後の試合。そこで3回生と4回生は引退。
そこから新体制が組まれて。新チームが始動する。
だから。今のチームでやるナイターは最後やった。

みんなテンションが高かったし。やたら楽しかった。
いつもみたいにしょーもないことで笑ったり。
つっこんだりつっこまれたり。騒いでるのが幸せやった。

そうるも楽しそうにしてて。終始笑ってた。
あたしはやっぱり。なんだかんだ言ってもあの笑顔には弱くて。
口元に覗く白い歯を。見てるだけで満たされた気持ちになってた。

寒くなってくると。そうるはいつもタオルを頭に巻く。
それは。夏場にやってる気合い入れのためとは違って。防寒のため。
そうるの意外な弱点。それは耳やったりする(笑)。

ちっちゃくてかわいいその耳は。寒さには極端に弱くて。
他のみんながまだ全然平気な時期でも。強烈に冷たくなる。
「あかんー。寒いー。耳が冷たいー。力が入らんー。」
そう言ってそうるは。頭に巻いたタオルで耳まで覆ってしまう。
これは冷静に見ると。相当かっちょ悪かったりもするけど。
やってる本人はいたって真剣やから。どうしようもない(笑)。

そんなそうるを見て。あたしはやっぱり楽しかった。
それが崩れ出したのは。そうると1on1をやってからやった。


今日はそうると1on1を2本やった。
1本目はそうるがAであたしがD。これはまだマシやった。
そして。2本目はあたしがAでそうるがD。これが完敗やった。

今さらのことやけど。この2本目がめっちゃ悔しかった。
プレー内容としては最低やった。完全にあたしのミスやった。
しかもその相手が。そうるやったってことが。さらに悔しかった。
急にいろんな思いが込み上げてきて。苦しくなった。

最後のナイター。そうると1on1をやる貴重なチャンス。
もしかしたら。もうしばらくないかもしれん。がんばろう。
そんなふうに思って。かなり気合も入ってただけに。
しょーもない自分のミスが。どうしても許せんかった。

しかもそうるは。何も言ってこんかった。
黙ってあたしをその場に残した。
無言なのは。余計にキツイ。
がっかりされたような。見捨てられたような。
そんな感覚に襲われて。泣きたくなった。
でもそれ以上に。自分に対して苛立った。

4年かけても。あたしはそうるに追いつけんかった。
結局は。ただその背中を追いかけてただけやったんかもしれん。
そんなふうに。そうるを認めすぎてる自分にむかついた。

なんで気持ちで負けるねん。なんで負けてるって思うねん。
そうるはうまいけど。すごいけど。あたしがダメなわけじゃないやん。
なんで敵わへんって思うねん。なんで届かへんって諦めるねん。

グルグルいろんなことを思って。かなり落ち込んだ。

たったひとつのミスを。ズルズル引きずってたあたしは。
その後のプレーにしても。けっこうミス連発やった。
そんな情けないあたしを。そうるが見逃すわけもなかった。
「あほか!遅い!」「なんでそこでミスんねん!」
いっぱい飛んでくるダメ出しが。さらにあたしをへこませた。


ナイターが終わって。駐輪場で。
あたしは誰にも気づかれんように。ちょっと泣いた。
大好きなそうる。でも大好きやからこそ並びたかった。
追いかけるだけじゃイヤやった。ちゃんと認められたかった。
なんで。なんであたしは。こんなにも弱いねん。
技術面も精神面も。なんでこんなに脆いねん。
そう思って。自分にむかつきが納まらんくなってた。

帰ったと思ってたそうるは。現キャプテンと話し合いをしてた。
そしていつものように。バイクのキーを振り回しながら歩いてきて。
「あれ。まだ帰ってなかったん。」って。普通に話しかけてきた。
あたしは。何もなかったかのようにそうるに笑った。
涙はやっぱり隠した。こんな涙は見せたくなかった。
それは。あたしの中に残ってるギリギリのプライドやった。

「んー。ちょっとセンチメンタル入ってた。」
「なんやねん。またすぐ来られるって。」
「うん・・・。そうやとも思うんやけどさ。」
「なんやねん。もー。元気出せ。」

そうるはやっぱり。そうるやった。
オンとオフの切り替えが。ちゃんと出来てる人やった。
練習は練習。それ以外はそれ以外。
キツイこと言いまくりでも。それは練習の中でのこと。
それ以外の部分では。ちゃんと接してくれてる。

それやのにあたしは。全部連動させて。
ちゃんとそうるの顔が見れんくなってた。
弱いけど。やっぱりあたしはそんなんやった。


ねぇそうる。胸が苦しい。
言葉にならへん。胸が苦しい。
どうしてあんたは。そんなにすごいんやろう。
どうしてあたしは。こんなにあかんのやろう。

悔しい。あんたが眩しすぎて悔しい。
なんでそんなにキラキラ光ることが出来るねん。
そんなあんたのそばにおるのに。あたしはちっとも光られへん。
むしろ眩しすぎる光に飲み込まれて。消えてしまいそうになる。

あぁ。しっかりせな。あたしにはあたしの光があるはず。
あんたの大きくて強い光とは違ってても。
たとえ。ちっちゃくて儚い光やったとしても。
それを失わんように。誇れるように。前を向いていたい。
そうる。あんたのそばで。ちゃんと輝いていたいから。

顔を上げろ。胸を張れ。自分に負けんな。がんばれあたし。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑楽しそうでうらやましい。あたしも行きたい(涙)。


2003年10月07日(火)あるがままの姿で。

いつからこんなにも。弱くなったんやろう。
いつからこんなにも。醜くなったんやろう。

いつから素直になることを忘れて。
強がるフリを覚えたんやろう。
いつから自分に嘘をついてまで。
無理して笑うようになったんやろう。

こんな偽物の笑顔で。そうるの心を掴めるはずないのに。


今日は。ちょっと自己嫌悪やった。
素直になれんくて。強がったせいで。
欲しかったものを手に入れられんかった。
そうると一緒に。行きたい場所に行けんかった。

でも。別にたいして行きたくなかったよな。
まぁええよな。そこまで欲しいものじゃなかったよな。
そんなふうに自分に嘘をついて。衝撃を最小限にした。

自己防衛機能。ばかみたい。

あたしはそこまで器用な人間じゃない。
自分に嘘なんて。つけるはずがないのに。
ごまかしたつもりでも。心の奥はちゃんと知ってる。
あたしの中に確かにある真実を知ってる。

なんで。こんなに自分を偽るんやろう。


思えば昔から。あたしはそんなところがあるかもしれん。
1番欲しいのもを。素直に欲しいと言えん性格かもしれん。

強く強く願って。欲しがれば欲しがるほどに。
それを得られんかったときの衝撃は大きくなる。
あんなに欲しかったのに。手に入らんかった。そんなとき。
溢れ出してくるのは。悲しみ。惨めさ。苦しみ。
そーゆうのに自分が塗りつぶされるのが怖かった。

だから最初から。そこまで望まないようにしようとしてた。
望まなければ失わない。求めなければ傷つかない。
それがあたしの中で。いつの間にか出来上がった理屈やった。


そうるに出会って。そうるを好きになって。
最初の頃。あたしはやっぱり同じように思ってた。
もっとそうるとしゃべりたい。もっとそうるのことを知りたい。
そう思う反面で。暴走するなよって自分を抑えようとしてた。

そうるは。いつもわりと自由奔放で。
自分が思うままに行動する人やったから。
あたしの願いにしても。あっさり踏みにじられることは多々あった。
気まぐれな扱い。適当な対応。場合によっては無視。
そーゆうのもいろいろあって。少なからずあたしは傷ついてた。

そうるはあたしを傷つけようと思ったわけじゃない。
ちょっと機嫌が悪かったから。いい加減な返事になっただけ。
たまたま聞こえてなかったから。無視してもただけ。
そうるに言わせれば。たったそれだけのことでも。
あたしが求めすぎるあまりに。勝手に勘違いして傷ついてた。
そーゆうのが積み重なるうちに。あたしも痛いし。そうるにも申し訳なかった。

あぁそうか。じゃあ期待せんかったらええんよな。
最初から予想してなかったら。思いもせんかったことも生まれて。
嬉しくなったり幸せになったりできる。そっか。きっとそれがいい。

そんなふうに思ってた。嘘偽りだらけやった。


でもそのうちに。それが間違ってることに気づいた。
欲しいものを欲しいって言うのは難しいけど。
でもそうせんことには。相手に伝わらんことを覚えた。
相手にとっても。それが1番いいことやって分かった。

本心を隠して。やりたいこともやらんままで。
心の中では。実はそうじゃないって思ってるのって。
すごく疲れる。それに楽しくない。

そしてそーゆうことをあたしに教えてくれたのは。他でもない。そうるやった。


そうるはいつも。あたしの言葉を求める人やった。
どんなことでも。絶対にあたしに強要せん人やった。
流されやすくて。むしろ誰かに流してほしいと思ってるあたしを。
誰よりもよく見抜いてるそうるは。絶対にあたしを流さんかった。

「どうするん?」「どうしたいん?」って。
いつもあたしに。自分で決めさせようとしてた。
「うちがどうやから、とか。うちがどう思うから、とか。考えんなよ。」
「そうじゃないやろ。あんたがどうしたいかやろ。」
あたしが迷うと。いつだってそうるは諭すように言ってくれた。
自分に素直になるように。あたしを導いてくれたのはそうるやった。
そんなそうるのおかげで。あたしはちょっとずつ変われたんや。

それやのに。今のあたしはまた。昔の自分に戻ってる。


ねぇそうる。あんたの顔色とか。態度とか。
そんなのばっかりに気を使って。
嫌われないように。愛されるように。
ほんまの自分を隠すのなんて。あかんよね。
あんたをごまかせたとしても。自分はごまかせへん。
それに。偽ったあたしを好きになってもらっても。意味がない。

醜くても。ドロドロしてても。それがあたし。
不安になるのも。その裏で信じたくなるのも。全部あたし。
あんたが誰より大切やから。失いたくないから。
ぐちゃぐちゃの自分を見せるのは怖いけど。
でもこれがあたし。そのままのあたし。

あんたが好きになってくれた女は。こんなあたしやんね。
表向きのキレイな部分だけを。好きになってくれたわけじゃないやんね。
あたしがあんたに対して。呆れるとこもむかつくとこも。
全部含めて好きやって思えるように。あんたもそうやんね。

自信を持って。胸を張って。もっとしゃんとしたい。
否定してばっかりじゃあかん。認めなきゃあかん。

あるがままのあたしで。あんたと向き合いたいから。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑難しいけど。でも分かってほしい気持ちがあるから。


*追加*
昨日の日記の後で。いくつかメールをもらいました。
全部じっくり読みました。いっぱい考えさせられました。
あたしは思い込んだら突っ走るし。落ちるとこまで落ちるけど。
こんなふうに励ましてくれる人がいるから。浮上できるんやと思います。
ひとつひとつ返事はできんけど。ほんまにほんまに感謝してます。ありがとうです。


2003年10月01日(水)愛じゃないかもしれない。

そうるへの思い。ちっとも安定せーへん思い。
あたしはもう。どうにかなりそうで怖い。

怖くて。怖くて怖くて。書くこともできんかった。
醜くて。自分勝手で。そんな自分を直視するのも苦しくて。
どうしたらええか分からんかった。辛かった。


裏切られたいくつかの傷は。癒せたと思ってた。
実際ほんまに苦しかった時期は過ぎたし。
そこまで思い出すこともなくなったし。
日常の中で。あたしはそうると過ごしてると。
ちゃんと笑えるようになってた。大丈夫やった。

でも。ふとしたことで傷口は開く。
不安で不安でしょーがなくなって。
もしかしたらまた・・・って思ってまう。

そして。そうるへの独占欲がどんどん膨らむ。
自分でも呆れるほどに。ありえへんと思うほどに。
そうるに対して。溢れ出す欲求が納まらんくなる。

そばにおらんと不安になる。
どこで何をしてるのか気になる。
黙ってメールを打ってる仕草。
あたしに背を向けて電話に出る様子。
「日曜は用事があるから会えへん。」って言葉。
ひとつひとつを見つけては。疑う。
疑い始めたら。納まりがつかんくなる。

分からんのに。相手は友達かもしれんのに。
メールとか電話とか。休日の用事とか。
そんなプライバシーの領域にまで踏み込みそうになるとか。
あげく。あることないこと勝手に疑うとか。
大好きなそうるやのに。信じられんとか。

最低や。あたし。


こんなにも全てを欲しがって。
こんなにも独占欲全開で。
そうるを思って。思い過ぎて。苦しむ。
あたしはそれも愛のひとつやと思ってた。

でも今は。これは愛じゃないかもしれんと思う。

愛って。きっともっと穏やかなものやろう。
相手の全てを許して。受け入れて。
でもちゃんと自分を確立して。支える。
それが愛なんやろうと思う。

あたしのは。ただの自分勝手な暴走や。

溢れ出す愛しさは。どうしようもないもの。
こんなにも好き。抑えきれんくらいに好き。
そうやってキレイにまとめて。言い逃れして。
あたしは自分の中の醜い気持ちを無視してた。

あたしのことだけを見て。
あたしのことだけを考えて。
あたしのためだけに時間を使って。

だってそうるは。気まぐれな人やから。
あたしがそう強く望まんかったら。求めんかったら。
いつかきっと。あたしの前からおらんくなる人やから。
あたしがその手をしっかり繋ぎ止めんかったら。
途切れてしまう。終わってしまう。

あたしは確かに。そうるに対してそう思ってた。
大丈夫。どんなあんたでも好きやから。
そう言う反面で。確実にそうるを縛ってた。
必死で隠して。表に出さんようにしても。心の中で思ってた。

こんなにも勝手な想いは。きっと愛とは呼ばない。

束縛なんて。そうるの最も嫌いとするところ。
分かってる。あたしはどんどんそうるの嫌いな女になってる。
好きやから好きでいてほしい。ただそれだけやのに。
そう思えば思うほど。どんどん嫌われる方向に進んでる。

なんで。なんでそうなるんやろう。


ねぇそうる。違うねん。そうじゃないねん。
伝えたい気持ちは。そんなんじゃないねん。
溢れる愛しさを。ただそのまま伝えたいだけやねん。
それやのに。いったいどこでどうなって。
まっすぐな気持ちが曲がってしまうんやろう。

ねぇそうる。素直になるのは。ほんまに難しいね。
想いを言葉にするのも。ほんまにほんまに難しいね。
あたしはあんたに。伝えたい気持ちが山ほどある。
分かってほしい気持ちが。後から後から溢れてくる。

それやのに。何ひとつとしてうまく伝えられん。
もどかしい。歯がゆい。じれったい。息苦しい。
どうしたらいいか分からんくなって。涙が溢れる。

ただ好きなだけやのに。誰よりも。好きなだけやのに。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑そして。幸せと苦しみが。あたしの中で同時に生まれる。


*ひとりごと*
抽象的で。分かりにくい日記です。
自分でも気持ちの整理がついてないんです。
むしろ整理をつけたくて書きました。ごめんなさい。


*追加*
最近聞いて。歌詞にやられた歌。
あまりにもあたしの気持ちと重なって。
なんでこんなにも同じなんやろうって思って。
切なくて。苦しくて。涙が止まらんくなった歌。
まさに。今のあたしの心境そのもの。


残された遠い昔の 傷跡が疼き出して また
震えてる心隠して 微笑みにすり替えた

いくつになっても 相変わらずな私は
今でも臆病で 強がることばかり覚えてゆく

伝えたい想いは 溢れるのに
ねぇ 上手く言葉にならない
あなたに出会えていなければ こんな 
もどかしい痛みさえも 知らなかったね


No way to say / 浜崎あゆみ より一部抜粋





MAIL

HOME

BBS
BACK INDEX NEXT



↑よかったらぽちっと押してください☆

♪Myエンピツに追加♪


written by さあや

Design by shie*Delicate Erotic

thanks for HTML→HP WAZA !
thanks for Material→NOION
thanks for MIDI→HAPPYDAY