かっしーのつぶやき
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2008年01月11日(金) そんな毎日が立派だなんて魂が熱くならなきゃ恥ずかしいだけ

新年明けまして松も取れました、今年もよろしくお願い申し上げます。



ふりかえると2ヶ月もここの更新をサボっていて、前回更新の時点では「来年早々に行っちゃおう」と未来形で書いていた尾張名古屋への押しかけ宴会ももう既に過去になってしまった。ぼーっとしていたようでもあり、その一方ではゆっくり椅子に腰を落ち着けている間もなかったような気もする、変な感覚のまま過ぎ去っていったこの2ヶ月あまり。


11月半ばには、弁護士・T野くんのお祝い会その2、があった。
面子は、2年前にT野くんが司法試験に合格した時にもお祝いと称して集まって飲んだ面々で、元はといえば幕末同人の友達つながりだったはずなのだけど、あっちが切れこっちが伸びで今やほぼ単なる飲み仲間と化している。なりゆきで私が幹事になって、なりゆきでおととしと同じお店に予約を入れたら、店だけじゃなく部屋までおととしの時とまったく同じになった。偶然だけどなんか面白いなと思っていたら、そのあと行った二次会のカラオケも2年前と同じ店でかつ以前と同じ部屋に案内されたのだった。前回と今回で来られた人と来られなかった人がいるけど人数は大体同じくらいだったので起こった現象、なんだろうか。
みんなも「ここって前の時と同じところだよね」と気づいて苦笑していたけれど、それでもなお悪びれず、これまたやっぱり前の時と同じようなバカ話をして、同じようなバカ唄を歌って大いに飲んで笑った。今年の話題は、もっぱら銀魂と電王。昔取った杵柄というか元幕末同人つながりなせいか、銀魂がほぼ一般教養のごとく語られるのがおかしかった。そしてなぜかいつも盛り上がる仮面ライダーネタは、2年前は響鬼で今年は電王。歳は変われどそのつど盛り上がるポイントがなんとなく似通っているから、こんなに長年ダラダラつきあってこれたのかなと思ってみたり。

夜更けて最後に駅での別れぎわ、「T野くんのお祝いのために集まったはずだけど全然お祝いの会じゃなかったね、ただのいつもの飲み会だったよね」とお互い苦笑しつつ、でも楽しかったね、また飲もうねと言って解散したところまで前回と同じで、そしてそれが今日はかえってほのぼのと嬉しかったのだった。こんなふうに、うっわなんかあたしらおんなじことしてるよなー、というような感慨を、しかも明るい気持ちで(それが大事)抱きながら、なにげなく日々を暮らしていけることこそ、幸せという名の何かのひとつのかたちなのではないかと、このごろ思う。


12月はじめには、会社のPCが壊れた。
もともと旧型で、もうどうにもメンテナンスできずとうとう買い替えするほかなくなった、が、予算がなく、新マシンを買ってもらえる年明けまでは、会社のフロアの片隅に放り出してあった半スクラップ並の中古PCをなだめすかしながら使わなければならなくなった。使えることは使えるけれど、けっこうな頻度でフリーズする常時ドキドキのPCでは会社でのネット逍遥も思うようには出来なくなってしまい、そして私は実は自宅のPCもナニでアレだったりするので、自動的になんとなく世間様と疎遠っぽくなりながらの年の瀬に突入した。
ネット環境がなくなるといきなり疎遠になったような気がする私の世間様とのつながり感ってやっぱりどこか問題があるんじゃないのか、とか殊勝に頭の端っこで考えたりもしたけれど。

しかしいったん田舎へ帰省するとそこは「ITってそれなに、おいしいの?」的な正しい日本の年末風景の只中、だった。もはや携帯を覗くことも忘れがちになりながら、例年のごとく5kg近くのあんこも煮た。毎年餅つきをする師走30日は今まで必ずと言っていいほど良いお天気の日が多かったのだけれど、今年はどういうわけか朝から真冬の雷雨で、家中で異常気象だ地球温暖化だと言い合いながら、それでもやっぱり(根性で狭い軒下を使いつつ)例年のごとくみんなで大騒ぎしながら餅つき。のして丸めて伸ばして食べて配って、が終わる頃には雨はすっかり上がっていた。

例年と違ったのは、甥っ子1号が今年初めての元朝参り(方言。つまり二年参り)を体験したこと。昨日の季節外れの冬雷雨で空気がさっぱり洗われたおかげか、今年の年越しの夜空はことのほか星がきれいだった。磨いたように黒く澄んだ空に細かい星までくっきり見えて、まるで理科の教科書の冬の星座図みたいだなと家族みんなが口をあけて空を見上げていた。今年10歳になる甥っ子1号、生まれて初めて見る元朝参りの夜空があんなにきれいな星空で、本当によかったと思う。


2008年の年明けには、松も明けぬうちから尾張名古屋に乗り込んだ。
(詳細はtimutaんの日記を参照。)
私とtimutaんとT野くんの久々の三人旅、一応この旅は一連のT野くんのお祝いの総仕上げ、のつもりだったけれど例のように例のごとく「いつもの飲み会」になだれ込む。銀魂の話をしているうちに、いきおいお互いの過去(幕末同人)の話になった。昔話をあちこち掘り返されては、あああの時はあの人が、そんな事が、うへえぇええと呻く私。同じ時代に同じような狭い業界(笑)で似たような活動をしていても、本人の立ち位置と心構えによって同じ出来事がずいぶん違う感覚で受け止められているんだなあ、と当たり前のことを改めて実感してしまった。

酔いが進むうちにだんだん銀魂の近藤・土方の話とリアル新撰組の近藤・土方の話がクロスオーバーしていって、なんともアホらしくて楽しかった。そこに声優つながりで戦国BASARAのの話とリアル戦国、というかリアル大河(いやあれだってドラマだからフィクションだから)話も重なってくるものだから、もうわけがわからない。この面子でこのテのヲタ話をする時の、「なんでもあり」的な思考のフットワークの軽さは本当に好きだ。そういう軽みというかヌキを面白がる感覚、それを斬り結べる心の剄さをとりあえず持ち合わせていてよかったと思う。
6時間超、ひたすらダラダラ飲んで食べて、最後は眠い目をこすりながらそれでも続くマニアックな話。みんながそれぞれ目の細かさの違う感性のヤスリみたいなものを心に持っていて、既知のことでも改めて自分の感性を(望むと望まないにかかわらず、ではあるが)ゴリゴリ磨かれるような感覚があって面白かった。痛気持ちいい、ってこういうことなのかなとふと思ってみたりする。実は足裏マッサージに怖くて行けないくらい痛みに弱い私だったりするのだが、今日はなぜかそういう気分で、爽快だった。

今回は、熱田神宮にお参りして、シロノワールとたませんと名古屋モーニング食べて、名古屋城を上から下まできちんと見て(青松葉事件のぷち勉強までして)、仕上に小倉トーストもしっかり味わって、と本当にガッツリ尾張名古屋を満喫した気がする。
最後は「次の名古屋は、コアラとドアラ!」と笑いあって、名古屋駅の新幹線改札口で手を振った。
帰宅した後、声嗄れと表情筋が筋肉痛。そのくらい、笑い通し話っぱなしの2日間。ああ、楽しかった。


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