かっしーのつぶやき
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| 2007年11月04日(日) |
時には無邪気にはしゃいでみたいと |
友人のT野くんが、弁護士になった。
そう言うと1フレーズで済んでしまうけれどそれはしんじつ本当に大変なたいへんなことで、おめでとうおめでとうと何度言っても全然足りない。この素晴らしくうれしい出来事に対して、自分の言葉があまりにも追いついていない気がして我ながらもどかしい。そしていざそのT野くん本人に面と向かったら今度は胸がいっぱいになってしまってもはや肝心のお祝いの言葉すらろくに発することができず、久しぶりに会ったのだけど結局はいつも通り相変わらずのバカ話ばかりしてしまった、ということにしておこう、しておいてくれT野くん。
長年の夢を叶えた彼女への私からのお祝いのプレゼントは、『銀魂』のジャンプコミックス1〜10巻。晴れて弁護士になった彼女にいろんな人がいろんなお祝いをしただろう(するだろう)から、私はどうせなら一番バカバカしくて記憶に残るプレゼントをしようと考えたのだった。騙されたと思って読んでみてくれそして面白かったら続きは自分で買ってくれと言ってリボンもかけず本屋の紙袋のまま渡した。きっとあんまり嬉しすぎると時として人はトンチキなことをやらかしたくなるのだろう、ということにしておこう、しておいてくれT野くん。
T野くんは『銀魂』は未読だった(確認せずに10冊揃えて買ってきた私も私だ)けれど、彼女と私はもとはと言えば幕末畑の同人仲間だったので、だいたいの話はノリで通じてしまった。リアル幕末歴史の知識がひととおりあればあとの作品世界の説明は最小限で済んでしまうあたりがこのマンガの実はすごいところなのだ、と変なところで感心した。
読み終わったらどの人物が好きになったか教えてね、と言ったらそういうアンタはどいつが好みなのよと切り返され薮蛇。
その後も新撰組の話とか昔の幕末同人界の話とか特撮の話とかでもりもりと盛り上がり、日曜の夜の空いた居酒屋の中で私たちのバカ笑いの声ばかりが景気よくはじけていた。「おめでとう!」と笑顔でグラスを合わせられる出来事があったことももちろん幸せだったけれど、お互いの状況を問わずいつでもこうして相変わらずのバカ話で大笑いできる相手がいるということこそがやっぱりしみじみと嬉しいのだと改めて思った。 さんざん積み上げたバカ話の〆として、こうなりゃ来年早々に名古屋のTさんの所におしかけ宴会やりに行っちゃおうと尾張方面に伺いも立てず勝手に決めて、気分よくそれぞれ帰路についた酔っ払い三人だった。
こんな私とそれでもずっと友達づきあいを断たずにいてくれているT野くんは、本当はとても優しい人なのだと思う。これから弁護士としてきっとたくさんのいい仕事をしていくことだろう。優しくて面白くて本当は頼もしい“辯護士”、我らがT野くんの前途を祝して、もういちど、乾杯!
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