かっしーのつぶやき
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来年のNHK大河ドラマ『新撰組!』の主役・近藤勇に、SMAPの香取慎吾が決定。 …というニュースを聞いたとき、私の幕末ファンの知人友人の皆様はたぶん
「口だな…」 「口で選んだな…」 「拳の出し入れできそうだもんな…」
と真っ先に思われたのではないかと(笑)。少なくとも私はまずそれを思っただす。 やっぱり近藤勇ならばあの一発宴会芸「握り拳を口に入れたり出したりしまーす」ができないとな。
先日も書いたとおり私はコレ系については「作品」としての出来が良ければそれが全てだと思っているので、キャスティングについては特に何も言うことはないだす。 …とか思っていた筈なんですが、突然チャー友の方に「(大河に)チャーちゃんが出るならファンは皆見るのに…」と不意をつかれ思わず逆上。なんて心弱いんだ私。
イヤよイヤです、チャーちゃんが幕末系やるならじぇっっったい土方歳三役じゃなきゃイヤです(泣)!<本当に心弱いな
私の背中が遠く見えるその訳は、キミよりも私の方により多く特撮者の血が流れているからだと思うだす>timutaさん あー、それから特撮魂的にはやはり「萌え」などではなく直球で「燃え」(しかも島本和彦調)であるべきだと思うがどうか!
うちの特撮ファンの兄にこの「レディ・ゾロ」を見せたらどう思うか、ちょっと試してみたいと思う今日このごろ。彼はあまり舞台演劇とは縁がない人間なのですが、その一方で今でも5歳の息子と一緒に後楽園ゆうえんちへ行って心の底からエンジョイできる所謂「大きいお友達」なので、もしかしたら普通の「ミュージカル」はダメでもこの「音楽活劇」ならイケるかもしれません。
あの仮面ライダーV3で快傑ズバットの宮内洋氏曰く、「特撮番組は教育番組だ!」だそうで。 これからの大阪松竹座公演に修学旅行系団体客が入るのかどうかは知らないけど、「レディ・ゾロ」って子供に見せてあげたい作品だと思うんですよ。やたら男女が好いたの惚れたのやってる作品よりか、ずーっと子供の情操教育のためになるよーな気がするのだが。 今ドキの子供はあんなの面白がらない、って主張する向きもあるだろうけど、本当にそうかなあ?うちの甥っ子あたりは仮面ライダー龍騎もウルトラマンコスモスも大好きで毎週見てたけど、その一方で「なまはげ」のお面を怖がってびーびー泣いてたりしたけどなあ。子供のやわらかい感性って、そうそう時代によって変わるもんでもないように私は思っているんですが。
せめて「レディ・ゾロ」をTVで放映してくれたら、とちらっと思ってみたりはしましたが、いざこれが劇場中継されたらされたで今度は「ぐわーっ、なんでこんなヘタレなアングルで撮るんじゃーっ!(怒)」とか「違うだろう!ここは左横顔・右横顔を交互に映したあとジャキーンと効果音入れてロング&アオリで全身像、だろうっ!(怒)」とかハナハダ筋違いな怒りで焼け焦げつつTV画面を罵倒し倒しながら見るハメになるのは火を見るよりもアキラカなので、あえて自分から希望はいたしません。ええしませんとも。
千秋楽で完全燃焼したので今週の私の頭の中は真っ白。 で、そのまっさらな頭でレディ・ゾロのいろんな場面の細かい思い出しをしていたら、今回レディ・ゾロのおかげで思いっきり蘇ってきてしまった純情熱血オサナゴコロがどんどん先鋭化してきてしまい、ちょっと昔のアニソンとか特ソン(特撮ソングの略)系のヒーローソングがもう、むっしょぉーーーーーに聴きたくなって、矢も盾もたまらず銀座山野楽器へ走ることに。
timutaさんには便宜上「アニソンが聴きたくなった」と言っておいたけど、ホントのところは要するに「臆面もなく真正面から愛と正義とヒーローの生き様を歌い上げるカッコイイ歌」が聴きたくなったのよ!具体的に言うと菊池俊輔とか渡辺宙明とか平尾昌晃とか渡辺岳夫とかが作曲して石森章太郎とか八手三郎とか山川啓介とか保富康午とかが作詞したヤツが!
つかもっと平たく言えば、松竹さんが素直に「レディ・ゾロ」の実況盤かせめてサントラを出してくれさえすれば、何も山野楽器まで行って「特捜ロボジャンパーソン」の主題歌とか探さずに済んだわけで。
…というわけで、熱烈希望>「レディ・ゾロ」実況盤もしくはサントラ。
| 2003年02月23日(日) |
レディ・ゾロ観戦記 6 誰がために |
いよいよ東京公演も最終回…じゃなくて、千秋楽です。以下今までで最長の観戦記、ネタバレ大いに注意のこと。
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* 音楽をきちんと学んだことのない私には、正直なところ歌というものの技術的な部分はわかりません。ただ私が感じることができるのは、自分にとって気持ちの良い歌を聴いていると、ただ聴いているだけでその歌の「情景」みたいなものが頭に描き出されるということ。よい歌、気持ちの良い声音は、筆の代わりに音で、私の頭の中に直接、絵を描きこんでくる。ジェシカ様の歌声は、私にとってそういうものでした。
そのジェシカ様の、本日千秋楽での独唱を目をつぶって聴いていたら、私の頭の中に、渺茫とした乾いた風景の中でただ独りきりで立ちつくしているジェシカ様の映像がありありと浮かんできて驚きました。そしてそのジェシカ様の心象風景の中の風や光までがリアルに肌に感じられるような気がしてきて、「ルドルフさんと別れてから、ジェシカ様の心はずっとこんな所に居たんだ」と思ったらもうだめでした、あとからあとから涙が溢れて止まりませんでした。
2/18の日記に「タニアはどんな思いを抱いて、どんな目をして船に乗ってきたんだろう」と書きましたが、今日のジェシカ様の歌を聴いて、ジェシカ様もまた同じなんだと卒然と思い至りました。彼女もまたタニアと同じく、言葉に出来ない苦しい思いを抱えて、長い年月ただひとりの人を思いつづけながら必死で生きてきた人なんだと。 「あなたがスペイン総督の妻だということを忘れてはいけない」とルドルフさんに言われて、ジェシカ様がふと口調を変えて歌うように言う「忘れたことなんかないわ一時だって」という言葉、それはタニアがルドルフさんに斬りかかりながら歌う「16年間忘れたことはない/父を斬り伏せたお前のその顔を」という言葉と、どこかで対になっているんだと。
…って考えたら、その立場の違う二人の思いを両方とも自分の胸ひとつに受けとめて、それでも情に流されず強靭な精神力でもって明晰に頭脳を働かせ続けるルドルフさんて、本当に強くてかっこいい、本当のヒーローなんだなあとつくづく思いました。 そして在りし日のドン・ディエゴ・ヴェガが彼をこそゾロの跡継にと考えたその目もまた、本当に正しかったんだと。
* 終盤、焼け落ちるヴェガ邸の中で対峙するレイモンドとタニア。 レイモンドの「ヴェガ家の痕跡をこの世から完全に消し去ってやる」という言葉を聞いたときの、タニアの目が凄まじかった。 その瞬間、タニアの眉間でバシッ!と火花が散って、その両の目から黒い炎を噴いたのが確かに見えた。あれは、そういう意味の目だった。あのときタニアの中で、何かが決断されたんだってことが、よくわかった。
その決断とは何か、を語るには私の言葉はあまりにも未熟な気がするのでここでは語らない。
* 最後の決闘の場面。スタントさんに代わってからも涙が止まらない。あの音楽が、炎の音が、胸に迫って苦しい。
何でなんだろうと、ずっと考えてた。あれだけ匠ひびきの身体を見続けてきた筈の私の目が、最初はスタントをまったく見ぬけなかった。当初、それは単に私がマヌケで、あの前所属劇団の経営方針に毒されていたからだと単純に思っていたけど、でも、それだったらどうしてあれがスタントさんだと判って見ている筈の今でもこんなにも涙が溢れてくるんだろうと、その後もそれがずっと不思議だった。
今日、千秋楽、あの段上で闘う二人を見ていてやっぱり苦しいほど泣きながら、なんとなく解った気がしました。 ああ、それもこれもみんなこのスタントさん達が、真の意味で「プロ」だからなんだ、と。
彼らはただ単にアクションをこなしているのでは決して、決してなくて、あの二人は今、草刈正雄が演じたレイモンド・トーラスという人物、匠ひびきが演じたタニア・ヴェガという人物を、見た目だけでなくそのキャラクターの心根までもその身体の動きひとつに映し込んで動いている。アクションに長けた人たちだからこそ、身体の動きによって何が表現できるのかを、アクションが作品自体の完成度をどれだけ高めることができるのかを、ほんとの意味で知って動いている。だから、その「作品」を観ている私の目にはそれはまったく本人---「レイモンド・トーラス」と「タニア・ヴェガ」だとしか思えないし、そしてたとえスタントだとわかったとしても、作品そのものから受ける感動は寸分も変わらないのだと。
ベルナルドさんの歌の言葉のとおり、「おのれの名誉のためでなく」、彼らは戦う。 煙が立ちこめて音楽が響いて、そして私の目にはそこに、あの端正な顔を歪ませて怨念を迸らせるレイモンドの姿が見える。ボロボロになって血を流しながらそれでも父の形見の短剣を手に執るタニアが見える。あの時、黒い炎を噴いたあの目が、今こそ何かを断ち切ろうとして、敵の懐に飛び込んでいくのが見える。
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…上手く言えなくてなんだかナサケナイ。
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カーテンコールは何度も何度も続いて、最後はスタンディングオベーションになりました。 幕が降りてしまうのが、今まで眼前で展開していたあの作品世界が閉じてしまうのがもう惜しくて惜しくて、観客それぞれが必死に拍手して、何度も登場人物たちを呼び戻しては終幕を引きとめる、あの熱狂、あの昂揚感。久しぶりに味わいました。頭上に手を挙げてばんばんカーテンコールの拍手しながら、「うわー、今、舞台観てるーっ!」って、ものすごく熱い気分になって、これまた涙が止まりませんでした。
そして本当の本当にもう幕が閉じてしまった後、ざわざわと帰り支度をする客席の中で茫然としながら「あああ、ほんとに終わっちゃったよう…」と半泣きになっていたら、そんな私の肩をポンと叩きtimutaさんが冗談顔で、「泣くな、レディ・ゾロは今でもキミの心の中にいる」などと言いやがるので危うくマジ泣きになるところでした。
「音楽活劇 レディ・ゾロ」。いい舞台でした。大好きな作品です。墓まで持って行きます。
| 2003年02月22日(土) |
レディ・ゾロ観戦記 5 涙の海は愛で漕げ |
観戦記も5回目です。公演もいよいよ盛り上がって参りました。以下ネタバレ大いに注意のこと。
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* 本日は昼夜2回連続観劇。「レディ・ゾロ」もこれで通算6回目になりますがそれでもやっぱり、昼夜どちらの回もざぶざぶ泣いてしまいました。ただでさえ涙腺のユルい私なので、話の展開が判っていれば判っていたでやっぱり感極まって泣けてしまうのです。今までのところ、毎回パーフェクトに泣いてます。しかもホロリ泣きなんてものではありません。毎回毎回ざぶざぶ泣きです。
どのシーンの誰の何がどんなふうに泣ける、というよりも、もう私がこの「レディ・ゾロ」という物語そのもの、作品として全体が大好きになってしまっていて、いつも作品世界に首までどっぷりはまって観ているので、何ということはない台詞のひとつ、仕草のひとつにもそれぞれの登場人物の各々のドラマみたいなものをどんどん(勝手に)読みとっていってしまうんですね。 で、その結果、ほぼ恒常的に瞳ウルウルさせており笑いの起こるようなシーンでもハンカチで目頭押さえつつ笑っているという、ハタから見たらかなりヘンな観客になりつつあります。
ジェシカ様のソロ〜タニアとベルナルドさんの掛け合い〜ジュリアン君たちの合唱、のあたりはもうほとんどずっと泣きっぱなしと言っても過言ではありません。 特に、あのタニアとベルナルドさんの掛け合いの歌。あれ、歌詞だけ書き出すとそのまま特撮ソングとして通用するんじゃないかと思うくらいに非常にまっすぐな、まっとうな言葉なんですね。そしてそれをまたベルナルドさんが、厳しく、そして優しく「あなたの復讐のために/マスクはあるのではない」とお腹の底から教え諭すように歌い上げてくれるもんだから、もう、もう… いいんだ、今こそ泣け、タニア!涙で心を洗え!!みたいな感じで、んでもって私も毎回もらい泣き。
* ベルナルドさんといえば、細かいところでは「花瓶お直し」が好き。気をつけてみてると、バッちゃん(バステス少佐)が花瓶の向きを曲げてしまうのをルドルフさんのこっち側からベルナルドさんはちゃんと見ていて、「あっ、私がせっかく美しく直した花瓶の位置を…(怒)」ってオーラをそこはかとなく発しているのがわかっておかしい。
* しかしバッちゃんの「腕も立つ、頭の回転も速い正義の味方気取りのセニョ〜〜〜〜〜ル・アンジェラス!」とか「見覚えはないかァッ!?(ひらり)」とか「せめてものたむけ…ッ(陶酔)」とかにひそかにウケているのは別におかしいわけではなくてあまりにもバッちゃんが私の好き系キャラだからです。こういうパッション溢れるバカ悪役(注:褒め言葉)ってすごく好きなんです。 でも彼のあの見せ場は同時にジェシカ様の悲しい最期のシーンでもあるわけで、まさか笑ったりするわけにもいかず実はものすごく苦しかったりします。ジェシカ様の最期に涙しながら間違っても吹き出したりしないように客席でひそかにハンカチを噛み締め続ける私。
* タニアが胸に仕込んである弾除けは、あれはよく見ると小型の聖書なのですな。表紙に付いてる金の十字架のど真ん中に弾跡が!あまつさえ自分の命を救ってくれたそれを後ろ手に放り投げる!うわあ罰当たり(笑)。「神にも悪魔にも誓おう」どころか「あなたを倒すためならどんな手だって使うわ!」って本当に何だってしちゃうんだなタニア!大人になったなタニア!って感じがして実に小気味よいです(そう言う私もかなり罰あたりだが)。
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本日初めてオペラグラスを使いました。お久しぶりのツァイスでよく見たら草刈ルドルフさんの右手には堅固に巻かれた肌色のテーピングが。匠タニアの肩と上腕筋のあたりにはテーピングを剥がしたような四角く赤い跡が。二人ともいくら一番激しい部分はスタントさんが入ってくれているとはいえ、あれだけ動きまわって斬りむすび合ってのアクションの連続だから、きっと体力的にも精神的にも大変なんだろうなあとあらためて実感しました。
みんながんばれ!あと一日だ!
| 2003年02月21日(金) |
レディ・ゾロ観戦記 4 君の心にしるしはあるか? |
「レディ・ゾロ」って、和田慎二とか柴田昌弘もいいけど島本和彦の絵柄だって似合う話だよねとりあえずバッちゃんは伊吹かなあ、などと凝りもせずにtimutaさんとバカ話を続けつつ早いものでもう観戦記もこれで4回目です。差別化のためなんとなく副題をつけてみました。
以下、前回までと同様ネタバレ大いに注意のこと。…今回も長いです。
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* 本日、酔漢にからまれて暴走しかけたタニアを止めに飛び込んで来たマリアちゃんが、勢いあまってすてーんと転んでしまいました。どうもタニアの腕に取りすがりかけたあたりですてーんと行ってしまったようなので、いきおいマリアちゃんがタニアにスライディングタックルをかけたような状況になってしまい、もろとも座りこんでから一緒に起きあがる格好に。 いつもだったら自分の戦闘用サイボーグモード(笑)に怯えるマリアちゃんに「大丈夫よ」と話しかけつつ舞台をハケていくタニアでしたが、今日は逆に「大丈夫?後で手当てしようね」とかなんとか言って場をフォローしつつ去っていくのでありました。舞台って生ものだ。なにはともあれ両者とも怪我とかなくてよかったです。
* それにしても回を追うごとに、出演者の皆さんの殺陣がどんどん冴えてきています。今日あたりはもう、まさに剣劇!という感じで、臨場感&迫力満点、そして胸すくかっこよさ。
* 匠ひびきの立ち姿が美しいことなんてもうイヤってほど骨身にしみて、つーか網膜に焼きついて判りすぎるくらいわかってら〜い、…とどんなに頭で思っていても、それでもやっぱり毎回このラストシーンを見るたびごとにびっくりします。 この人が「コレ」をやる限り、私はいつまでも飽きることなくその姿形の緊密な線をこの目でトレスしつづけ、そしてそのたびごとに鳥肌立てて感動して、匠ひびきという人の存在を畏怖してしまうんだろうなと、なんだか途方もないような気持ちになります。
今日の席はかなり前の方の上手側最端でしたので、最後のあの段上のレディ・ゾロの決めポーズは、ほとんど横から見上げるような感じになってしまいました。 …が、しかし、匠ひびきの立ち姿とは、見る角度でその美しさが劣化するようなヤワな代物ではなかったのです。 むしろ極端な横アオリ構図で見ることで、かえってその姿形に角度が加わって余計にドラマチックな効果となり、あれほど感動して鳥肌立てたはずの前回にも増して、もはや壮絶、凄絶なまでのかっこよさ。なんだかもうあまりにもあまりにも隙のない、完璧に統御され尽くした立ち姿だったので、ある意味ゾッとしてしまいました。
上下左右どこから見てもサマになってるなんて、普通それは人間業ではないと思います。フィギュアですフィギュア! …というような茶々は、まあ、さておき。
あのラストシーンで、高みに現われるレディ・ゾロがあれほどまでに完成されたフォルムを形作って見せるのは、ただ単に「チャンバラ活劇のラストシーンだから、ヒーローがかっこよくキメて、幕〜!」ってだけの理由ではないんだろうと思います。 あの壮絶なまでに研ぎ澄まされ尽くした彼女の立ち姿、レディ・ゾロのフォルムは、ある意味で「生の人間としての存在感をいっさい消し去ったなにものか」としてそこに提示されていて、だからこそそれを見上げる人々の心に、百万言を費やして言って聞かせるよりも直截なイメージで、「ゾロ」が、あの「Z」のイニシャルが、ひときわ鮮やかに刻み込まれ永く残ることになるのではないかと思うのです。
まあ特撮ヒーロー的にあえて言うなら、
「君の心に、しるしはあるか?」(ちゃきーん!ちゃきーん!ちゃきーーーん!)<Zを描く効果音
って感じ(笑)。
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というわけで、今日も今日とて大いに楽しんで気分はホクホクで帰途についたのですが、劇場を出て冬の夜の外気にふれたとたん、いきなり「ああ、こんな楽しい舞台ももうすぐ終わっちゃうんだ!」ということに突如として思い至り、比喩でなく身が震えるほどさみしくなりました。 本日の終演後は、どうやらtimutaさんも同様の気分になったもよう。いつかは必ず来る別れとはいえ、やっぱりつらい。チャーちゃんがどうのということからはもう既に離れて、純粋にこの「レディ・ゾロ」という音楽活劇の、大好きな登場人物のみんなと別れなければならないのが悲しい。このへん、やっぱり小学生純心モード。大仰なようですが、でも本当の気持ちです。
| 2003年02月20日(木) |
タニア・ヴェガはサイボーグ戦士の夢を見るか? |
昨日、タニアの髪型のモデルが「スケバン刑事」の麻宮サキだったらどうしようというようなアホ話をしてましたが、今日も今日とてそういや「レディ・ゾロ」って和田慎二もいいけど柴田昌弘の絵柄も似合う話だよね(爆笑)などとtimutaさんとバカ話続行中。 麻宮サキの次はブルー・ソネットかい!
ブルー・ソネットの話が出たからってわけじゃありませんが、常々考えるに、私は匠ひびきという人の、なんつーか「人間じゃないみたいな感じ」というか、サイボーグ感つーかアンドロイド調つーか、そんな感じのクールメタルな過剰な造形美みたいなところが好きでしょーがないんですな。どうしてだろう私は何度やっても上手に「ニンゲン」ができない、ってガラス玉めいた大きな瞳のフォーカスをきゅいきゅいしぼりながら悩んでるみたいなフシギな雰囲気が。それでいてエマージェンシーのスイッチ入ると途端に鋭利な戦闘装置になってしまうみたいな不穏な雰囲気が。
だから前半、タニアがルドルフに負けてすごすご帰ってきて道端で酔っぱらいにからまれるって場面、最初のうちは「はなして!」とか普通の人間ぶって(笑)いるのに、プチッと切れた瞬間に「あ、スイッチ入った」って感じで表情から姿勢からいきなり戦闘用サイボーグモードに豹変するところが、もう、私にとっては超絶ツボ過ぎのデリシャスシーンだったりします。 そしてそこに「タニアさん、待って!落ちついて!」って夢中で飛びこんでくるマリアちゃんがこれまたなんというか、例えて言うなら逆上した王蟲を止めるナウシカのよう(王蟲て)。
あー、あと、後半の舞踏会の後で、憔悴してヨロヨロ歩いているタニアが、寄ってきたジュリアンの手をとっさにものすごい勢いで振り払うところもそういう意味でやっぱりツボです。「俺の後ろには立つな」みたいな感じで(ちょっと違う)。
| 2003年02月19日(水) |
レディ・ゾロ観戦記 3 |
3回目でござんす。1、2同様ネタバレ大いに注意のこと。
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* なんだか今日は、出演者の皆さんの熱演のせいか今までで一番どっぷり作品世界に引き込まれて観ておりました。気分はもう「手に汗握って物語に見入る小学生」、完全純心モード。がんばれ、タニア!みんな負けるな!みたいな。すげえ楽しかった。
* バッちゃん(バステス少佐に私らが勝手につけた愛称)、超・ノリノリです。藤本さん、このものすごくイヤな奴を、すごくキモチ良さそうに演じています。効果抜群です。本日すっかり小学生モードになっていた私は、ジェシカ様が彼にいじめられる地下牢のシーンでは「な、なんて非道い奴なんだ!ジェシカ様はただ好きな人を助けようとしただけじゃないか!そんなけなげなジェシカ様に向かって、なんてひどい、なんてイヤなことを言うんだ!」とものすごい純心な義憤にかられ、思わず歯を食いしばってボロボロ泣きながら見てしまいましたよ。
* それにしてもチャーちゃんの立ち姿ってばもうサイコー!特に今日の最後の段上での決めポーズ!!すげ〜!!なんであんなこと出来るんだ〜!! 言っちゃあなんですがこの30年くらいの間、特撮ヒーローの立ち姿やら決めポーズやらをさんざん見まくってきた筈の私の視覚をもってしても、チャーちゃんゾロのあの立ち姿の絵になりよう、凄まじいまでの決まりようは、もう言語を絶するほどの完成度でございましたよ。 ほれぼれ見上げていたら、そのあまりのスキの無さ、自己造形のバランスの完璧さににわかにザーッと鳥肌が立ってきて、なんだか空恐ろしかったです。
あ、私の『みんな夢の中』をまだお持ちの方がいらっしゃいましたらp23をご覧下さい。あんな感じでした>今日
* タニアの髪型のモデルが「スケバン刑事」の麻宮サキだったらどうしよう、と帰りの電車でつぶやいてtimutaさんに呆れられました。 でも「レディ・ゾロ」には神さんがいないなあ。強いて言えばルドルフがそのラインなのか。そうするとレイモンドは男海槌麗巳か。ジェシカ様はツグミになるのか。あー、ビジュアルだけならジュリアンのダチのジョン君は三平ができそう。だけど沼先生はいないなー。惜しいなー(何が)。
ああ、そういえばスケバン刑事の最終回も、炎の中に焼け落ちる屋敷が舞台じゃなかったっけ。
さて本日の標題、字面だけ見るとどこぞのファンタジーのタイトルみたいですが、実は元ネタは村上もとかのマンガ『六三四の剣』だったり(笑)。剣つながりってことで。 この『六三四の剣』を最近になって再読したことに当初は深い意味はなかったんですが、実は今読むとすごくハマってしまう作品だったのでした。 なぜならばこれもまた、「剣を通じた父と子の物語」だから。
「レディ・ゾロ」に流れるテーマのひとつに、「父と子の物語」ってことがあると思うんですね。 あまりにも偉大すぎる親から生まれてしまった子供の物語。
誰もが知っている、誰からも敬愛を集める偉大な親。しかもその偉大な親は、自分が大人になる前に殺されてしまった。長い流転の月日ののち帰り来たなつかしい故郷、でもそのふるさとの町では今もなお自分の親の名は偉大なまま在りつづけ、今はもういないその親をいまだ慕い崇拝する人々がいて、会う人誰もが自分の姿を通してその向こうにあの偉大な親の影を見る。「ゾロの娘」、「あの正義の人の娘」と。 そんな、呑みこまれそうな懐かしさと恐怖がないまぜになった生まれ故郷へ、彼女はどんな思いで帰ってきたのだろう、どんな決意を抱いて、どんな目をして、大西洋を渡る船に乗ってきたのだろう。
そう思うと、タニアのあのはりつめた体の線、スキを見せない背中の形が、みんな意味あるものとして、胸に迫ってくるような気がします。
| 2003年02月17日(月) |
レディ・ゾロ観戦記 2 |
レディ・ゾロ、2回目の観戦記でございます。長いです。
まずはお詫び。 観戦記1ではいろいろ大嘘ブっこいていたことが判明いたしました。誠に申し訳ございません〜〜(平伏)。
タニアのアクションシーン中で特に激しいもの、具体的には懸垂で段上に上がるとか手すりの上で平均台ごっことか荷押し車跳ね上げバク転とか撃たれて段上から飛び降りるとかラストの乱取り稽古調連発受身とか首根っこ掴まれてボロ雑巾のように引きずり回されるとかの類は、ちゃんとスタントの方が入って下さってるようです。…たぶん。 私の初日の席は前から4列目だったにも関わらず、そこから肉眼でみた限りではまっっったく気付きませんでした。本日2回目、初日よりももっと至近の席(平たく言うと最前列)で見て初めて、「あれ?もしかして違う人?」と気付いた次第です。 以前「琥珀/カクテル」で初めて宝塚を観た友人が、「あの急な大階段の途中で匠氏が足を高く上げた時には本当にびっくりした、あれじゃまるで平均台だよ〜」と言っていたのを思い出します。要するに今まで、「どんなハードなことでもすべて自前でやらせるのが当たり前」というあの宝塚歌劇団の役者のコキ使い方に目も心もすっかり慣れてしまっていたので、今回も吹き替えだなんて当初は思いもしなかったんですな。なんだか我ながら不思議です。 チャー友の皆さんが私の観戦記1を読んで、チャーちゃんの体をとても心配してしまったそうで…。大変申し訳なく思っております。ほんとにすみません。
あと細かいところでは、黒い垂れ幕の赤文字は「Lady」だけでZorroは書いてなかった、とか。マリアの台詞の「独りで背負いこんで戦う…」云々のくだりは前半ではなくて後半のけっこう大詰めに出てくる台詞だったりとか。あ、タニアのマスクはちゃんと赤…というか深いワインレッド色でした。疑ってすみません。
…以上お詫びして訂正します。
さて、そんでは気を取り直して、本日の「観て感じたことなど思いつくままメモ書き」。1と同様、後日改訂ありえます&ネタバレ大いに注意のこと。
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* 舞踏会の場面のタニア、初日はもう少しお愛想笑いみたいなのを顔に浮かべてたように思うんですが、今日は終始、険しい目つきであたりを見回しておりました。ご令嬢のフリをしている場面なので、ドレス姿で脚はまったく見えませんし髪も結い上げて動きがないんですが、それでもその肩の線とか、ほんの少しの腕の張りとかで今のタニアの感情のゆらぎみたいなことがわかって、ああ、匠ひびきって人はしみじみ「身体表現」のヒトなんだなあと改めて思ったことでした。
* タニアの独り暮らし部屋のファブリック類って、なにげにラブリーなんです(笑)
* 変態バステス隊長、あの濃ゆ〜いキャラ立てが回を追うごとにますます冴え渡っております。個人的に好き過ぎです。 彼の言葉は様々な名台詞に彩られておりますが、今のところ私的にイチオシなのは、ジェシカ様に細剣つきつけながらドスを効かせておもむろに言う「度しがたいな!!」です(笑)。
* 後半クライマックス前の洞穴の場面、初日も泣いたけど、もう展開がわかってるはずの今日もまた泣いちまいました。タニアのおぼこい述懐に続けて執事のベルナルドさんが暖かく語り出すと、もうダメです。わかっていてもジ〜ンとしちゃうです。あの、♪これは父の形見のマスク〜、というタニアの涙っぽい歌声を今思い出しただけで、ううっ、また泣けてしまう〜。
* 本日はタニア本人も大泣きでした。後半、けっこうあちこちで瞳をウルウルさせてましたが、初代ゾロの黒いマスクを渡されたあたりでとうとう彼女の胸元に光るものがキラリと落ちたのが見え、あれ、イヤリングでも落ちたのかなと思ったらばさにあらず、それはタニアちゃんのおっきな目から落ちたおっきな涙の粒だったのでした(笑)。見事なまでに両方の瞳の真ん中からほっぺたの真ん中に、ぱらり、またぱらりと流れては落ちる彼女の涙は、それはそれは美しかったとですよ。 その後も、それはそれは華々しく涙をぱたぱた落としながらソロを歌ってくれたタニアちゃんでした。♪(涙に声を潤ませつつ)こ、れは〜(ひっく)、ちち〜の(うっく)、か、た、み〜の、ま〜すくぅ〜(ひっく)、みたいな。…かわいかった…。
* 最後のアレ(笑)は、ずいぶん間合いが詰められてすっきり仕上がりに。レディ・ゾロがその剣で空に「Z」の文字を書くところも、初日よりずっと切れ味良くなってて、薄くたいてあったスモークをちゃんと切り裂いてかすかに「Z」の文字が見えたほどでした。居残りで書き取りでもさせられたのだろうか。 まあそういう冗談はさておき、フェンシングの剣さばきが初日よりもずっと良くなっていて驚きました。今のこの剣戟は何を表現してるのか、というようなことがひとつひとつ伝わってくるような気がしました。役者さんて、こうして舞台に立ちながら、どんどん自分のものにしていっちゃうんですね。
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私はこの「レディ・ゾロ」という作品そのものがかなり好きなようで、こうして思い出したり考えたりしてるだけでなにやらほんのりシアワセです。 それぞれのキャラクターの視点からいろんな切り口が見えて、奥行きのあるいい脚本だなあと思います。 次回観劇は19日夜の部の予定。一回一回、その時々を味わいつつ、大事に見ていたいと思います。
…それにしても長い日記だなあ。
| 2003年02月15日(土) |
レディ・ゾロ観戦記 1 つけたし |
私の戦いは、生きるために。
…というわけで日記タイトル、あんまり芸がなかったんでちょっと変えてみたり。 引き続き観て感じたことなどその後思いつくままメモ書きつけたし、ややオタク風味。これまた後日改訂ありえます&ネタバレ大いに注意のこと。
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* 昨日の「Zマークのカード」ネタの出典を明記せよとtimutaさんが言うので補足。あれで私が爆笑したのは、それが例の「快傑ズバット」でも出てきたアイテムだからです。快傑ズバットの場合には、このZマークのカード(正式名:「ズバットカード」)を悪を倒したその現場に「この者××犯人!」とか書いて置き去るのが毎回のお約束だったんですが、レディ・ゾロでは銭形平次方式(笑)でしたな。 …ところで、「快傑ズバット」でも思ったんですけど、あのカードはいったいいつ作ってるんでしょう。ゾロの時代には印刷技術もないわけだし、やっぱり手書き?…とか考えると、つい「タニアが夜な夜な誰にも見られないよーに独りでこっそりZカードを一枚一枚手書きしている図」とか想像してしまってなんだか微笑ましい。
* 藤本隆宏さんが熱演している細剣マニアの総督警備隊隊長ルイス・バステス、こういう極端なキャラ立ての悪役がいると話がふくらみますねえ。平たく言うとおバカなアニメキャラみたいで、昔どこかで似ている人に会ったことがあるような、なにやら懐かしい気持ちがいたしました。新しいところでは「キングゲイナー」の氷の運行部長カシマル・バーレあたりに似てると思います。 どうでもいいけど、タニアに「変態がっ!」と吐き捨てられてその後を受ける台詞は、当然「誉め言葉として受け取っておきましょう」って言って欲しかったんだけどなあ(笑)
* ジュリアンは最初セネカみたいな役どころかと思ってたんですが、見終わってみたらブルメでした。じゃあラグとジロン足して2で割るとタニアか。親の仇探してるしな。
* ジェシカさんの最期はなんとなくカザリーンの哀しさに通じるものがあるなあ…。真に気高い、まことの貴婦人であるがゆえの哀しさ。
* ジュリアンの妹・マリアを見て、ルネだ!ルネがいる!と思ってしまった人は多いんじゃないかと(笑)。でもこの娘が前半の場面でタニアに向かって言う「疲れてるのよ、タニアさんは」とか「どうして何もかも独りで背負い込むの?」みたいな台詞は、ちょっとドキっとする。これはちゃんと終盤のあの展開にも繋がっていく、けっこう重要な台詞なんですね。このあたりのタニアとマリアの絡みは、脚本をもう少しふくらませると更に効果的なのではないかと思いますな。
* 舞踏会の場面、ジェシカさんに連れてかれて「二度とここには来ないで」と諭されている時のタニアはなんだか「オトナのお姉さんに真剣に言いつけをされてよくわからないながらも従うおぼこい子供」みたいな風情でかわいい。ちょこっと振り返ったりするところがまた(笑)。
| 2003年02月14日(金) |
レディ・ゾロ観戦記 1 |
ひとつ人の世の生き血を啜り、ふたつ不埒な悪行三昧、みっつ醜い浮世の鬼を、退治てくれよう、レディ・ゾロ!
…違うって。
見てきました初日。以下、観て感じたことなど思い出すままメモ書き。後日改訂ありえます&ネタバレ大いに注意のこと。
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* まずは私の初見の印象。すっげー、楽しかった!!アタシのためにありがとう!つかもっと観せれ!!とにかくもう私的にお腹いっぱい胸いっぱい、もう、これでもかって位に大好物ばっかりが並んだフルコース食ったぞ、ってな感じのお芝居でござんした。
* 場内、客席に入ってまず舞台正面にばばーんとかかった黒い垂れ幕。Zの文字にLady Zorroの赤い文字がかぶってのっけからもうコテコテ。ええのう〜。こういうのはやはり臆面もなくやったほうがかっこいい&気持ちいい。
* プログラム読んでまず愕然。「マスク、赤なのかーー!」がーん。てっきり黒だと思い込んであの絵描いちゃったよう!…でも4列目から肉眼で見ると帽子が目深すぎてどーしても黒く見えたんだが。ほんとのところはどうなんだろう。
* 幕開き3分くらいで「なるほどー、本当にチャンバラだー」といきなり納得して以後すっかり気が楽に(笑)。
* いきなりZカードが飛んできて個人的に爆笑。拾うと「この者、極悪警備隊長!」とか書いてあるのかと。 * とにかく動く!跳ぶ!走る!バク転・宙返り当り前。のっけから息もつかせぬアクションシーンの連続連続また連続。まさに殺陣のガトリング・ガン乱れ撃ち状態。あれ、スタントじゃないとしたら…ものすごいことだ。
* 相変らずマントを自分の手足の一部であるかのように思いのままに扱う匠ひびきさんであった。
* チャーちゃんタニア、ちらしで着てるドレスは着ずにその代わり、あの美しいデコルテが拝見できる実に眼福なお衣装。
* チャーちゃんのフラメンコ。うーわー踊ってるよチャーちゃんが踊ーってーるーよー、と驚く間もあらばこそ、あの肩もあらわなお衣装でこれでもかとばかりに随所で美しいポーズをとるものだから、そのシーンが終わっても鮮やかな残像がいつまでも目に焼きついて離れませなんだ。わーん。
* 草刈さん、超・シブかっこいい。さすが往年の沖田総司、殺陣もキマってる。そりゃ昔から「和製アラン・ドロン」だけど、そのシブさはアンソニー・ホプキンスにも負けてませんぞ。
* 後半の大詰め、荷車の上に乗ってみんなで歌う場面で、中央の杉浦太陽くんがそれはそれはいい顔をしてまして。ああ、君は本当にこの間まで地球を救うヒーローをやっていた子なんだねえ、今ここでその顔をするためにこそ君はこの役になったんだよきっと、なんて素直に感動してしまったり。
* 土居さんが歌いだした途端に涙腺が大決壊。なんて声なんでしょう。聞きほれて、言葉も無い。
* 受身!受身!受身!受身!びたん!びたん!びたん!いだだだだだ!!
* 最後のアレ(笑)は、場内のどのくらいの人に伝わったんだろう… …いや、私個人はアレに痺れるほど感動して「コレだよー!コレなんだよーー!」と滂沱と涙状態でしたが。
------------------------------------------- 以上、今思いつくことをヅラヅラ並べてみました。
平たく言うとこの「レディ・ゾロ」とは、ミュージカルと宝塚と特撮とアニメとマンガを横一列に並べて見ても全然平気で最もよく見るTVといえば時代劇専門チャンネル、という私のような人間にはまーさーにうってつけの、天晴れ見事なバカ西洋チャンバラ時代劇でした、ということです。
それにしても、ああ楽しかった。次に見られるのは17日(月)夜の部です。わくわく。 他にもいろいろ語りたいことは尽きません、が私の体力が尽きました(笑)。すみません。続きはまた後日。
| 2003年02月12日(水) |
その名はレディ・ゾロ 11 |
このところ日記がいいかげんこのタイトルばっかりになってきてますが実際に本当に今の私の頭の中はレディ・ゾロのことばっかりなので他のタイトルとか考える余力がありませんのです。すみません。
「アナちゃん劇場」、見ててつくづく思うのは、やっぱりチャーちゃんが動くところを見るのは私にとってもうそれだけで眼福の極みであると。 きちんとかしこまってインタビューに答えているのもそれはそれで綺麗な絵だけれど、それでもやっぱりこの人がただふと動くだけで、その体で、姿で、目で、そこに「何か」を現出させるのを、私の目は見てしまうのだなあと。 そう、たとえ彼女がソファの上で自分のウソ意地悪ぶりにテレまくってごろごろふにゃふにゃしていてもだ!! …。 しかしまあ、たった10分間のTVのスポット番組見ただけでこんなにパリパリさせてたら、明後日の初日の舞台なんか見たら私の視神経は一体どうなってしまうのでしょう。ああ、またオペラグラスと目薬が手放せない日々が私に訪れるのだ…。
あんまり初日が待ち遠しいので思わず携帯の待ち受け画面をクイーン・エメラルダスに変えてみたり(笑)。 いや、単に赤黒マントにサーベル構えた三白眼美女だってだけで別に彼女とレディ・ゾロとは何の関係もないんです。ないんですけど。
| 2003年02月11日(火) |
その名はレディ・ゾロ 10 |
そうそう、レディ・ゾロの音楽ってそのスマイリー・司さんなんですよ>Tさん
このスマイリー・司さん(作曲やプロデュースだけの仕事の場合には「岡崎司」というお名前にするそうな)のHPの日記を読みに行くと、当然なんですけど「レディ・ゾロ」の音楽の話と「キングゲイナー」の音楽の話が本当に同列に語られていたりして私個人的にはすごくユカイです。
ところで今日の日テレ「アナちゃん劇場」。 ちょこっと映った稽古場のチャーちゃんの目つき顔つき所作仕草がとってもクールで暗黒モードで平たく言うとものすげーグッデン博士してて(笑)、まるで博士の妹か何かが復讐しに来たかのように見えてこれまた個人的にヒジョーにオモロかしかったです。
| 2003年02月04日(火) |
その名はレディ・ゾロ 9 |
会社帰り、通勤に使っている営団地下鉄茅場町駅構内に「レディ・ゾロ」のポスターが貼られているのを発見。 背景が光るガラスの掲示板に、しかもあの麻実れい様の各賞総ナメ作品「サラ」と2枚並べて貼られてて、ますますびっくり。
実を申せばわたくしその時は会社の残業帰りでボケボケに疲れ切っておりまして、はじめはそれを遠くから見て「あー、なんだか赤黒いポスターが貼ってある」とは思ったもののハナからレディ・ゾロのポスターだとは思わなかったんでした。それどころか、「なんだかパッと見はレディ・ゾロのポスターみたいに見えるけどきっとまた映画『トランスポーター』のポスターだったりしてこの淡い期待は所詮ヌカ喜びに終わるんだわ〜〜」とかまで考えていたりしたのでした。かえってまぬけですな。
そう、なんたって私は「OVERMAN キングゲイナー」のエンディングテーマを作曲した岡崎司氏と「レディ・ゾロ」の音楽担当の岡崎司氏が同一人物だということを今日の今日まで気がつかずにいたような超弩級ボケナスおまぬけ野郎ですから〜。…とーほーほー。
TVを何気なくつけたらケーブルで「科学忍者隊ガッチャマン」。なにやらムダに絵のいい回だったので思わずそのまま最後まで見てしまいました。基本的にはいつものガッチャマンなのだけれど、人物の描き方がなんとも小気味よくて、思わずスタッフロールをチェックしたらそこには「湖川滋」の名前が。おお。 そう、湖川滋とはあのイデオンでダンバインな湖川友謙氏の昔の名前です。さもありなん〜。 「ポールのミラクル大作戦」見てて井口忠一の作画の回に当たった時もそう思いましたが、たとえどれほど年月を経ても光る絵ってのは目でわかるもんですね。かっこいいなあ。
だがしかし、この回(第66話「悪魔のファッションショー」)、絵もイケてたが話もこれまたスゴイ回だったとですよ。私が今まで見たガッチャマンの中で最もスチャラカなバカ話でした。ケンとジョーの夜更けの散歩とかジュンのお衣装早変わりとかベルクカッツェ様のうるわしい女装姿まで見てしまったわ。収穫ありすぎ〜。
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