検査結果を聞きに行った時、ロビーで偶然に同室だった男の子に会った。 まだ入院中なのだ。 元気そうだったが、早く帰りたいだろうな。
ここから先はミニラには絶対に見せられない。
あの部屋に入った時、中学2年生の男の子は小学校4年生ぐらいに見え、小学校6年生の男の子は3年生ぐらいに見えた。 一瞬、ほんの一瞬「小人の国・・・?」なんて思ってしまった。 あそこにいると、ミニラは何も違和感なく小学校3年生だった。
そしてまた一瞬、ほんの一瞬だけ、ミニラはずっとここにいたら安心できるのかな、って思ってしまった。
完全な「逃げ」。 それじゃあ駄目だってことも重々承知していて、そんな風に思ってしまった自分を恥じた。
ごめんね、ミニラ。
今日の1冊:「ビーズのモチーフ」・・・だから何故ぇ?(笑)
修練中、ミニラの元気な声が道場内に響く。 何をやっているのだかはさっぱりわからないが、とにかく元気な声は聞こえてくる。 これでいいのだ。 うん、これでいいのだよ。
今日の1冊:「剣道」
試験は明日のはずだったのだが、道院長先生がお休みとのことで、急遽今日ミニラの昇級試験が行われた。 合格(ま、滅多に不合格にはなりませんが)。
ミニラ、喜ぶ喜ぶ。 六級になると帯の色が変わるので、それで余計に嬉しいということもあるようだ。 良かったねえ。 (^。^/)ウフッ。
今日の1冊:「剣道」・・・なぜぇ?(笑)
結果がどうこうということはおいといて、本人的には、いますぐに注射をしなくていいということが嬉しいようだ・・・( - 。-)ノ"" オイ・・オイ。
成長ホルモンが分泌されていないことがはっきりして、公費で治療ができたら、家で毎日注射をしなくてはならない。 ミニラがそれをとても嫌がっているようだから。
「成長ホルモンがちゃんと出ていません」ということより、注射をしなくていいことが嬉しい、って、まだまだ子供だな。
万が一、万が一・・・今のままほとんど成長することがなかったら・・・。 なんてことは考えない! 考えないのよ、私!
今日の1冊:なし
一泊なので、あっという間に帰還。 目茶目茶元気ですわ。 あらたな友達も沢山できて、楽しかったとのこと。 そっか、よかったよかったね。
日々成長だ、頑張れミニラ。 にしても・・・疲れているだろうに修練に行くというのだから、どうしたのかしらん? 急に少林寺に目覚めたとか?(笑) ま、無理のない程度にしてくださいな。
今日の1冊:なし
「ママ、寂しいけど行ってくるからね」 うん、ママも寂しいよ・・・。 「はい、元気で行ってらっしゃい」 笑顔で送りだす。
いつか息子が本当にこの家を出て行く日。 それまでに心の準備ができて、子離れできているかなあ。
怪しい・・・。
今日の1冊:なし
とんぼ玉仲間のお友達が、テディベアをくれた。 ミニラが生まれた時の体重そのままの、例のテディベア。
なんとミニラが・・・もう9歳になろうというのに、あっという間にテディベアに夢中になり。 帰宅してからというもの、片時も離さず。 名前をつけ(って、君の名前だけれども・・・)、話しかけ、抱っこし〜の。 ついに布団に一緒にいれ〜の。
生まれた時、こんなだったかな、ミニラ。 思ったより重かったんだね。
また明日から合宿ということもあってか、夫が帰宅してから超甘えん坊で、キス魔のミニラ。 「やめろ〜」と逃げながら、仕舞いには「お前が高校生になった頃俺がチューしても逃げんなよ!」などと言う夫。 (フェンシングの太田君のお母様の『ギューでチュー』にうけてる我が家です(笑))。 全て世はこともなし、かな。
今日の1冊:「ゴッホとゴーギャン」
常にどこかを触れ合っていたいのだから仕方ないのだけれども。 寝ている間に私の顔に肘をヒットさせるのはやめておくれ。 しかも一晩で2回も。 寝れないってば・・・。
かといって、まだ同じ部屋で寝たいって言うんだもんなあ・・・。 困ったぞ。
今日の1冊:「ゴッホとゴーギャン」
自分達の修練はとっくに終っているのに、その後3時間も道場で待たされるのだから、子供達は大変だ。 人数が揃っているうちはそれなりに遊べるけれど、一人、また一人と欠けていき。 昨日なんてついに最後の二人になったミニラとK子ちゃん。 待たせてごめんね〜〜。
ミニラにもいつも感謝してるのよん、ほんとは。 そっかちゃんと伝えなきゃだわ(笑)。
今日の1冊:「世界一美しいぼくの村」
我々はみんながそれぞれひとつの種。 花を咲かせるためには「努力」が必要。
道院長のお話は最もなことで。 歌の歌詞にあったので、笑っちゃってる子もいたけれど、笑い事ではないのだ。 世界にひとつだけの花だけれど、咲かせる努力はしなくてはね。
ミニラにはミニラの花が、どうぞ咲いてくれますように。
今日の1冊:「この漢字が読めますか」
昨日メスがまた1匹死んだので、今日実家の庭に埋めてきた。 金柑の木の根元。 家を出る前にミニラが何かを書いているな〜と思ったら、カブトムシへの手紙だった。 以下原文のまま。
ジョンへ
おひさしぶりです。 何年か前にあなたと出会って、ぼくはカブトにきょうみを引かれました。 そしてその1年後にアランとティンティンもかぞくになりました。 天国でアランとティンティンに会いましたか? その2人はけっこんをして、子どもを5人生みました。 その5人の内、2人はおとといと、きのうに亡くなりました。
アランとティンティン、そしてその2人の子どもと、天国でしあわせにくらせますように。
○○(ミニラの名前)より
アランとティンティンへ
おひさしぶりです。 あなたがた2人からは、子どもが5人うまれました。 名前は アラン2世(オス) ティンティン2世(メス) アラン・スコット(オス) ティンティン・ぺネロープ(メス) ティンティン・レイア(メス) です。
その内、アラン2世はおととい、ティンティン・ぺネロープはきのう亡くなりました。 亡くなった2人の子どもといつまでも天国でしあわせにくらせますように。
○○より
ミニラは金柑の木の根元にティンティン・ぺネロープを埋めると、手を合わせてからこの手紙をそこに添えたのだ。 ・・・・・・・・・・・。 なんかさ、私のような不信心で、いい加減な親からどうしてこういう子が育ったかね。 不思議でならないです。
今日の1冊:「ノアの箱舟」
我が家生まれのカブトムシ。 今度はメスが死んだ。 またまたミニラは泣き〜の。
それにしても、だ。 今年のミニラは本当に逞しくなった。
今日なんて私の手のことを考えて、荷物を持ってくれるわ、色々と気を使ってくれるわ。 いいのかね。 まだまだ甘えん坊のところもあるけれど、それでも嬉しいなあ。 やったね、ミニラ。
今日の1冊:「この漢字が読めますか」
うちのカブトムシをこちらに、丹波のカブトをあちらに入れたはずなのに、ごっちゃになってる〜〜〜!と混乱のミニラ。
どっちでもよかろうに・・・ってわけにはいかないのか。
子供なりにこだわりがあるのだろう。 親にはないぞ( ̄▽ ̄)ノ_彡☆ばんばん!
今日の1冊:「そらいろのたね」
ミニラがラボのCDを聞いている。 懐かしい・・・「たろうのおでかけ」だ。 ラボに入った最初の2歳の頃聞いたCDだ。 あんな時もあったんだわよね。
2歳から9歳。 あっという間だった気がする。 この調子であとの10年もあっという間なのかしら。 だとしたら、子供と一緒にいられる時間ってほんとに短いのね。 それを目一杯楽しまなきゃよね。
今日の1冊:「たろうのおでかけ」
ほら、すぐ触発されるから、子供って。 私とレスリングをしたがるミニラ。 ヾ(  ̄▽)ゞオーッホッホ!!! いくら手を痛めているからといって、まだまだ君に負けるわけにはいかないのよん。
楽々フォール。 何度やっても楽々フォール。 ヾ(  ̄▽)ゞオーッホッホ!!!(←大人気ない) 頑張れよ〜、ミニラ君。
今日の1冊:「ふるやのもり」
私と夫が修練の間、一人で家で留守番をしていたミニラ。 なんと、雨が降り出したら、洗濯物まで取り入れてくれていた。 ひょえ〜〜〜〜(T_T)。 ほんとに何だか急に成長したなあ。 何もこちらが言わないのに。 すごいぞ、ミニラ。
キャンプの日記でも泣きそうになった私だけれど、こういうことでも何だかじーんとしてしまうのは・・・と○のせい?(笑) 子供の成長のひとつひとつが嬉しい。 子供を産んで、本当に良かった。
今日の1冊:「三銃士」
海浜公園プールへ。 いや〜、テンションの高いこと高いこと高いこと高いこと(笑)。 びっくりですわ。 こんなに嬉しそうなミニラを見るのも久しぶり。 水が好きな子になってくれたってのは、本当に嬉しいことです。
して、泳ぎまくり。 流れるプールでも泳ぎまくりだけれど、一方通行の泳げる人だけのコースへも入っていって、しっかり泳ぐ。 私は自分が泳ぐことが好きだから、子供にも好きになって欲しいな、なんて勝手に思ってしまっていたが、どうやらそれは大丈夫なようだ。 有難いことです。
今日の1冊:「ルパンの大失敗」
無事退院。 せっかく夫が迎えに行ったというのに、「パパ〜〜」より先に、「あのね、インディー・ジョーンズがね」と話しかけてしまい、顰蹙を買う(笑)。 でも夫とミニラはこの頃蜜月状態なので、ベタベタしており。 よかったことでした。
午後になりやはり急に眠気がきた様子のミニラ。 まあ体調が万全に戻るには少々時間がかかるのかな? 元気なので心配ないとは思うけれども。
帰宅して真っ先にクワガタさんのところへ。 はいはい、生きてると思われますよ(笑)。
今日の1冊:「ツタンカーメンの秘密」
お隣の子の急変には焦った。 目は虚ろ、返事もできない状態。 こんなに強く副作用が出てしまうのだと、あらためて思った。 幸いにしてミニラは元気。 ひたすら寝ただけ。 まあ、顔色は悪かったけれども、寝ていたのであって、意識が朦朧としていたわけではない。 帰り際も元気だったし。
今頃は普段は読めない病院の漫画を嬉々として読んでいるだろう。 あと1日だ。 早くおうちに帰ろうね。
今日の1冊:「素晴らしき父さん狐」
検査入院初日。 元気な子達は食堂に集まって子供だけで食事をとるのだが、早くも友達を作ったミニラ。 子供は順応が早いな。
そんなわけで「さよなら」の時もごねなかったし、ちょっと寂しそうなだけだった。 頑張れ、ミニラ。
今日の1冊:「怪盗紳士」
夏休み、早く終わらないかな〜というお母さんも多々いらっしゃるけれど、私は夏休み大好き。 だって子供とゆっくりできる時間が増える。 我が家は子供が一人だから、そんなにのんびりしたことが言ってられるだってのもあるかと思うけれど。
頑張った息子と朝からラブラブ。 (^.^)オホホホ...。 明日からはもっと頑張らなきゃなことが待っているんだものね。 今日はラブラブでいいよ。 お疲れ様。
今日の1冊:「この漢字が読めますか」
誰に言われたわけでもなく、ミニラは4日間、日記を書いていた。
その中より抜粋。
「ふとんの中で・・・声を出さずにないた」
「ラボの朝はさむいな〜。明日、ママに会えるから、今日はパワーまんたんだ!!!」
「ひるねで、やはりないた。しあわせぎつね(狐のストラップ)を抱いてねました」
「ぼくをおうちがまっている。家ぞくもまっている。だからがんばってかえろう!!ママ大好きだよ!」
「キャンプファイヤーでめっちゃはしゃぎまくったよ〜!!きぶんちょーさいこう!」
「今回のキャンプが今までで一番たのしかった。みんな、ありがとう!」
何を食べたとか、お友達とこういう風に交流したとか、こと細かに書いてあるけれども、それとは別にところどころにこういうことが書かれている。
今年は不参加にするかとも思えていたキャンプだったのに。 子供は成長する。 来年もこうなるとは限らない。 でも寂しい気持ちにちょっとだけ耐えて、頑張っていってきたミニラ。
ママは幸せだよ。 あなたに巡り会えて、本当に幸せ。 ありがとうね。
今日の1冊:なし
息子はいない。 当たり前だ、キャンプだもん。 私は、いないならいないなりに全然平気で生活ができるのだが、ルビ子が大変。
「おにーにどこ?おにーにどこ???」で情緒不安定。 ミニラを探してウロウロする。 家族全員が揃っている、というのが好きらしい、ルビ子は。
明日には帰ってくるよ。 (翌々日からまたいなくなるけど(笑))。 楽しみだね、ルビ子。
今日の1冊:なし
なのに、息子はキャンプ〜〜〜。 頼まれたので、開会式を録画はした。 今頃どうしておるのやら。
今日の1冊:なし
有り得ないぐらい元気に出発。 バスが出る時、みんなは窓から手を振っていたのに、友達と話すことが楽しくて、すっかり忘れてるじゃないか、息子! 顔を見られなかったわ・・・ブツブツ。
いいもんね、夜はママとパパとで修練に行っちゃったもんね。
さて、私が息子に少林寺をやらせていることの理由のひとつに、私がいなくても生きていけるように、というのがある。 彼はスポーツが苦手だが、まだ武道ならと思ったのもあるけれど、(かつ、いじめられても何もできない子だったというのもあるけれど)、要するに何かひとつのことに打ち込み、生きる指針というものを持って欲しいと思ったからだ。
私も夫も定款というのがない人間で常にフラフラしている。 これは反面教師にしてもらってもいいのだけれど、そんな親でも彼にとっては親なので、いなくなればダメージが強いだろう。 残念ながら私は高齢出産なので、普通にいっても、彼は早い時期に親を亡くすことになる。
そんな時、親ではない、拠り所になる何かがあること。 それが彼を助けてくれる。 それをもって欲しいなと思うわけだ。
困難にぶつかった時、何か障害があったり、ストレスがかかった時、私はあなたを助けてはあげられない。 自分で自分を助けられる、そんな人になってくれれば・・・。
ま、過度な期待はしないけれどね(笑)。
今日の1冊:なし
え〜?なんで今更泣くのよ。 「いいよ、無理していかなくても。今からキャンセルしたっていいんだし」 「ううん、行きたいの。でも寂しいの」
と言うので、この暑いのに、抱っこだ(笑)。 「そっかそっか、いいよ、じゃあおいで」と言ってしまう私もいて。
もっと小さくても早くから親離れができて逞しい子もいる。 でも、ミニラはこう育ってしまったんだから仕方ない。 自信を持って離れていける日までは、こんなことの繰り返しだろう。
急かさないこと。 母親は羽を安められる場であること。 それでいいのだ。
今日の1冊:「ドン・キホーテ」
キャンプ間近だからなんだろうな〜。 極端に甘えん坊になってみたり、かと思うと急に大人びてみたり。 甘えん坊は赤ちゃん返りかってなぐらいに甘えん坊。 ま、いっか。 あと2日のことだものね。
夜の修練。 体育館なので、お兄ちゃん達とサッカーもしてみたり。 優しい子達が多いので、これまた有難いことです。 ミニラにも、人の気持ちを考えられる子になって欲しいな〜。
今日の1冊:「ドン・キホーテ」
| 2008年08月04日(月) |
ハイテンション過ぎ! |
ううむ、やっぱり異常なハイテンションで怖い。 それなのに朝っぱらからほんの少しの食事を食べるのにゴネゴネ。 ううむ・・・。 別に熱もないからいいのだけれど。 彼なりに色々考えたり、我慢してみたりがあるんだろうな。
私の英語のテキストを持ち出して、自分で解いている。 ううむ、私よりずっとわかってるな。 勉強に関しては、私はもともと何も言わないけれど、言えなくもなるんだろう。 今は辛うじて、国語と社会だけは彼の質問に答えられる。 ヤバっ(笑)。
今日の1冊:「はらぺこあおむし」
今年は結構嫌がっていたキャンプ。 それなのに何故か今はハイテンション。
こども病院の入院だって、私は泊まれないわけで、今までのミニラならそれだけでもゴネてたはずなのに、それも全くなく、ハイテンション。 成長したの? 自分で頑張れるかもしれないって思えるようになったってことなのかなあ。
わからないけれど・・・。 調子がいいのに、わざわざ悪い方向へもっていくこともないわけで。 元気に送り出せたらそれでよし。
今日の1冊:「シナの5人兄弟」
修練から帰って後、公園で2時間野球のミニラ。 だ、大丈夫ですかい? さすがにバテたらしく、夜は珍しく無口・・・と思ったのは一瞬だけ。
な〜んでこんなにずっとしゃべってるんでしょ。 よくしゃべる子なのでございますよ。 寝る前も、布団に入ってからもまだしゃべり続ける。
彼の成長ホルモンは身体まで回らないのだ。 きっとね(笑)。
今日の1冊:「ドン・キホーテ」
警察に行くなんて、普段できない経験だし。 おまけに夜だし、で、ハイテンションなミニラ。 警官を見ては「ママ、見て!」
いや、だからね・・・(笑)。 「ママ!今の人、私服の刑事さんだよね!」 うん、そうだと思うよ。 「かっこいいよね〜〜〜!」 でも「会計課」ってとこから出てきたけど?、とは言わない(笑)。
自分がイケメンにならなかったら警官になる、と言っているミニラ。 (警官が聞いたら怒りそうだが) パパの事情がどうあれ、楽しそうなのであった。 ( ̄▽ ̄)ノ_彡☆ばんばん!
今日の1冊:「ロージーちゃんの秘密」
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