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2012年01月18日(水)
140字小説に関する複雑な感情

今の私の活動場所は主にTwitterなので、単発の激情発露は主に
140字小説と呼ばれるものでやってしまうのですが
これは言ってしまえば逃げだなあというのが心に引っかかっています。

短いからこそ余韻を残しやすく雰囲気のあるものになりやすいですし、
「こういうものが書きたい」というシーンを前後の脈絡なく切り取って整えられるので、
いわばそこにたどり着くまでのお話の流れを作成する険しい道のりに対峙することから逃げて
一番おいしいところだけ食い散らかしているのだろうなあという気持ちがぬぐえません。
まあそれが気になるならやらなきゃいいんですが。

所詮激情の発露ですし、書いている間は字数制限のある詩のようなものだなあと
昔を思い出して表現を削って磨く楽しさも覚えますし
仲良くしてくださっている方々が私の書いたもので
同じ激情に付き合って下さるのは大変に有難い事なのですが

たぶん、これじゃ上手くならない。

きちんと激情を肚の底に残して、宥めてすかしてそこにたどり着くまでの道のりを共にしなくては
私のものになってくれないんですよねえ。
それでなくとも他人の褌で相撲を取っている二次創作だと言うのに。
オナニーばっかり練習したってセックス上手くならないのと一緒だ。

と言うような事を考えながら今日も仲間内に向けて140字を垂れ流している私。
でも、やる。うん。ちゃんと書く。



2012年01月06日(金)
結局書きかけは書けなかった

11年内に終わらせたかったんだけどなあ。
その代わり、別の1本を書き上げて某所にアップしたのですが、
書きかけのものはいまだ展開練り直しが終わる気配すら見えません。
嗚呼。

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。相変わらず生きてはいます。子供も育っています。
育てているかどうかはかなり怪しい。放っておいても大きくなりますね、子供と言うのは。

年末から年明けにかけて、貪るように薄い本ばかり購入して読んでおりました。
というか今も手元にありますし、好きな作家さんの薄い本が自宅に届くのを待っていますし、
すっかり世間で言うところのオタクという奴です。
昔(15年くらい前)と違ってオークションはあるし、中古同人取扱店は劇的に増えているし、
宅配手段も多岐にわたっているし、本当に便利な時代になりましたこと。

書きたい文章と言うのは確かにあって、それは前回前々回とつらつら書きましたけれども、
色々な方の文章を読んでいると、自分の文章では表すのが難しいだろうなあというテーマも当然あって、
それでもそのテーマについて書いてみる事を考えてみると、力量不足の悔しさに喘ぐのですが
まあ出来る範囲でぼちぼち広げていくしかないです。

これは絵に関してもそうで、絵などは目に見える分もっと酷いあり様で
到達したい頂きの高さに眩暈がしますが、しかしその頂きにいる方々もいつか通った道な訳ですよ、
私が今いるこの場所は。とすればちまちま描く他ありません。
残念ながら、絵に対する情熱は文章に対する情熱よりだいぶん飽きっぽく生まれついてしまったので
格闘するたびに自己嫌悪に陥って、ぽい、と投げてしまう事も多いのですが。
投げれば投げただけ上達から遠ざかるんですよねえ。

精進精進。