ミドルエイジのビジネスマン
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2011年05月22日(日) オーストラリア大使館領事部

オーストラリアの銀行に直接口座を開こうというセミナーに参加した。まずは、自分の署名や身分証明のためのパスポートと運転免許証が正当なものであることを証明してもらう手続きをするために、オーストラリア大使館まで出向かなければならない。本来は、予約してから行くようにとの指導であったが、あらかじめ電話をしても録音の応答をするばかりだし、大使館のホームページを見ても予約のための電話番号など見当たらない。仕方なしに、いきなり出向いた。

大使館の住所が三田なので、都営線三田駅で降りて徒歩で向かうと、慶応大学を大きく回りこみ、大汗をかきながらイタリア大使館の坂道を上がって、ようやくたどり着いた。館内はとても涼しくて、確かにここはみんなで節電に耐えている日本国ではないのだと思った。

大使館の領事部では、行列をなしているかと思ったが、近代的なホールにはオーストラリア人のお兄さんと日本人のオジサンしかいなかった。多分、このモタモタしたオジサンも同じ目的で来たのではなかろうか。日本にある大使館なので、当然日本語で用が足りると思っていたが、ちょっと太目の外人のお姉さん(多分オーストラリア人)に、いきなり英語でなんの用かと聞かれ、ドギマギしてしまった。手続き自体は、ルーティン化されているらしく、準備した書類を提出し、目の前でサインをすることで滞りなく終えた。帰りがけに、警備の人に一番近い駅を尋ねると、それは大江戸線麻布十番であった。

翌日、銀行に提出する書類を郵送した。2週間くらいすると、現地の銀行から口座を開設したので入金するように、という連絡が来るはずだ。預金しても金利はほとんど付かず、原発事故では国民にウソばかりつき、足りないお金は国債の発行と安易な増税でまかなえばいいと思っているような政府は信頼を失い、かくして国民は海外に資金を持ち出そうとするようになっている。


2011年05月07日(土) オーニングの張替え

ゴールデンウィーク前に、デッキに架けたオーニング(伸び縮みする布製の屋根)の張替えをした。3シーズン前に買ったとき、確か、構造体はそのままで布だけを張り替えることが出来ると書いてあったのだが、ボンヤリ眺めるだけでは、とても難しそうに見えた。何しろ横幅2メートル70センチの大型なのだ。屋根の部分を構造体ごとはずすのだろうかと考えてみたりした。ネジが錆びていたり、部品がきちんと外れなければ、布を溝に挿し込むことも出来ない。安いものではないので、買った挙句に交換できなかったら元も子もないと、躊躇していた。

そもそも、通信販売で買った所に電話しても、交換用の屋根の話など通じない。紆余曲折の末、アドヴァンというメーカーの倉庫の方に電話が繋がり、もし、交換できなければ携帯で教えてあげるとまで言ってもらって、ようやく踏ん切りがついた。案ずるより産むが易しで、二人がかりで、1時間ほどで完成した。張り替えてみると、まるで新品のようになり、満足度は非常に高い。オーニングを差し架けて、ゴールデンウィークの半分くらいは、デッキで本を読んだり、ボンヤリと空を眺めたりしていたような気がする。


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