ミドルエイジのビジネスマン
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2008年11月30日(日) 映画レッド・クリフを観に

土曜日、レイトショーで中国映画のレッドクリフを見に行ってきた。戦争ものこそは大画面で観るに如くはない。パナソニックのコマーシャルとタイアップしていたので、日中合作の映画かと思っていたら、純粋に中国映画だった。ハリウッドで制作したのかどうかは分からない。おそらく日本でもヒットするようにという理由で日本人の俳優を何人か使っている。役柄から見て、日本人でなければならない必然性は全くないからだ。

コンピュータグラフィックスが映画に使えるようになってから、こんな大作を是非日本で作ってもらいたいと願っていたのに、実際に実現させたのは中国だ。情けないなあ。映画館に行ってから気が付いたのだが、これからも将来にわたって、中国の娯楽大作を日本語の字幕で見ることになるに違いない。

アジアにおいては、あれだけ他の国々に先行して資金力や技術力で優位に立っていたはずなのに、いつの間にやら追いつかれているということが最近多い。日本国内にいては、マスコミや様々なアナウンスをする政府の情報操作に遭っているので、様々な局面での日本の地位低下に気が付きにくいのかもしれない。


2008年11月27日(木) 4百メートルノンストップ

水泳メモ:2008年11月27日(木)、とうとうノンストップで4百メートル泳いだ。最後は息も上がってヘロヘロだったが、なんとか泳ぎきった。嬉しいことは嬉しいが、喜びの大きさは百メートルから2百メートルに伸びたときの方が大きいような気がする。難行苦行が目的で泳いでいる訳ではないので、クロールのノンストップ記録挑戦はこれで一応打ち止めにしよう。

トータルの距離も7百メートルで最高記録だ。あとは千メートルが年内の目標だ。


2008年11月24日(月) カマキリも母親(写)

ウッドデッキにやってきたカマキリ。午後の日差しに影が怪獣のようで面白いとカメラを向けたのだったが、ポーズをとらせようとチョッカイを出しているうちに、ふと、おなかが大きいことに気がついた。

のんびりと日向ぼっこをしていたのではなく、子供たちが安全に冬を越せる産卵場所を探していたのだ。デッキの板と板の隙間に別のカマキリが産みつけたと思われる卵もあることだし、あんたも頑張って生みなさいよと親近感がわいてきた。当のカマキリはつつかれて怒ったのか、しばらくしてから再び見に行くといなくなっていた。
秋も終わろうとしている。

水泳メモ:2008年11月20日(木)にはクロールで3百メートルノンストップで泳いだ。翌日の金曜日に以前の職場の仲間と飲み会をすることになっていたので、自慢してやろうと頑張ったのだ。色々なことを工夫して泳いでいるうちに、長く泳ぐことが段々と苦ではなくなってきた。例えば、手をできるだけ前方で柔らかく着水させること、水中では肘を曲げないで大きく力強く掻くこと、腕の動きに合わせて顔を横に向けて息継ぎをすること。

休まないで泳げば、短時間に長い距離を泳ぐことにもなるので、後は息継ぎなしのクロールをやったり、のんびりと顔を水面に出したまま平泳ぎをしたりして遊んでいれば、あっという間に6百メートルになる。千メートル泳ぐというもう一つの目標は、その気になればいつでも実現できそうだ。


2008年11月16日(日) 後ろからは顎(あご)しか見えない

2008年(平成20年)11月10日は記念すべき日となった。クロールでノンストップ、2百メートル泳いだのだ。25メートル泳げるなら、頑張れば苦しいながらも50メートルは泳げる。しかし、それ以上は根性だけでは泳げない。なにせ、息ができなくなるのだから。それが今では連続2百メートルだ。どんなもんだいと自慢したくもなる。

健康診断の2週間ほど前に、ウィークデイでも会社の帰りにスポーツクラブに寄って、短時間である程度成果の出る種目ということで選んだのが水泳だった。泳げることは泳げるものの、大好きというほどではなかったのだったが、通っているうちにふと気が付くと浮遊感を楽しんでいた。

連続2百メートルは年内の目標だったので、1ヵ月半早く達成したことになる。先週の日曜日はスポーツクラブに行けなかった。それで10日の月曜日は体力も温存されていた。何気なくゆっくり泳ぎ始めたところ、百メートルでまだいけるという気になった。そうして、150のターンでもまだいける、となったのだった。

「2百メートル」を連続で泳ぐことができたのだから、クロールに関して閾値を越え、初心者ではなくなったと宣言できる。実際、月曜の後、木曜日と本日日曜日には二度目、三度目と成功している。

さて、タイトルの「後ろからは顎(あご)しか見えない」というのは、隣のコースでコーチの人が言っていた言葉だ。偶然耳にしたのだが、なるほどと心に残った。後ろから見たら顎しか見えないような息継ぎのしかたが、合理的でスマートな泳法に繋がるのだ。今日も、後ろから見たら顎しか見えないほどカッコよく泳いだ・・・つもりだ。




2008年11月09日(日) 平原綾香が羨ましい

フジテレビのテレビ番組「風のガーデン」のエンディングに流れる平原綾香の「ノクターン」を聞きたくて「着うたフル」で買い、電車の中で聞いている。よほど倉本聰に気に入られたのか、劇中でもメジャーデビュー前の歌手として出演している。

若くして時代を超えて残るような歌とめぐり合い、好きな歌の仕事をしていれば、多分お金の心配も要らない。本当に羨ましいことだ。

水泳メモ:最長記録が150メートルまで伸びる。無呼吸の25メートルクロールを1日に2回実行。一日に泳いだ距離は最大650メートル。

車検、11月4日に出して7日に返ってきた。ガラスコーティング実施、ETC取付け。合計料金に目の玉が飛び出る。


2008年11月03日(月) パシフィコ横浜に行く

金曜日は仕事がらみで、パシフィコ横浜で開かれた「フラットパネルディスプレイ展」を見に行った。ウィークデイの午前中ということもあってか、よく行く東京ビッグサイトほどの人込みではなかった。

一番奥の中央、最も目立つ場所で近隣の倍以上のスペースで大企業を圧倒し、巨大なディスプレイを展示していたのは、日本企業ではなく韓国のサムスンであった。そこでの目玉商品は立体テレビだった。最近では赤と青のメガネをかける必要もなく、普通に立体画像を見ることができる。何気なくアニメの中でボールが行き来するのを見ていたのだが、そのうち一個が画面から飛び出して、すごい勢いで自分に向かって飛んできたので、思わずのけぞってしまった。幸い体には当たらず、頭の50センチくらい先で消えてくれたが、これはすごい。デッドボールを食らうかと思った。

ただ、画面を見続けてているとクラクラして頭が痛くなりそうだった。やはり、まだ不自然なところがあるのだろう。今では映画でも恐竜が出てきたり、大災害のシーンではコンピュータグラフィックスが使われているが、例えばアクション映画で自動車が観客に向かってジャンプしたり、ナイフや銃弾が飛び出してくるシーンに使われればとても効果的だろう。

日本のNECのブースでも立体映像を見せていた。こちらは、画面も普通の小型テレビくらいで精細なテレビゲームという趣向だ。画面が小さいからか、アニメもサムスンより精細だった。そこでの説明では、左目用と右目用の画面を目にも留まらぬ速さで交互に表示することによって、見る人の頭の中に立体映像を描くという仕組みになっているとのことであった。なるほど、それでメガネが要らないわけか。

その他には、高精細の表示が可能となる有機ELが目玉のようであったが、まだ画面自体が小さいし、見る側も細かいところまで良く見えるというのは液晶テレビやプラズマテレビで結構満足しているので、感動はイマイチであった。それに、オジサンは最近老眼で、あまり小さい画面に表示されると字が読めないんだよ。

細かい仕様にこだわっていて、何が普通の人にウケルかを見失うと、携帯電話のときのように、せっかく最高の技術がありながら世界シェアを取れないという事態になるのではないかと、心配になる展示会であった。




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