ミドルエイジのビジネスマン
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2008年10月26日(日) ワインボトルは大人の印

土曜日。かねてからの約束どおり、一年ぶりに会う先輩がわが家を訪ねてくれた。「最愛の妻」が用意したスペアリブで昼過ぎから小さなパーティを開いた。最初はリビングで、それからウッドデッキへと移動しながら飲んだり話をしたり。1年のご無沙汰で会話ももつかと思ったのだが、妻の言うとおり、デッキで飲んでいると不思議なことに何時間座っていても飽きない。開放的な空間にいることで会話が前向きになって、陰に篭らないからだろうという事だ。

激動の10年。団塊の世代の他の人々が右往左往し、会社を替わったりして絶頂のときもあれば悪いときもあった中で、先輩は請われて行った先で淡々と自分の専門職としての地位を固め、今では定年後も会社に残ることが当然と周りの人も期待している。改めて話を聞くと色々あったようなのだが、本当に淡々と語るので、こんな平和な定年を迎えられるのは10人に一人もいないだろうと思ったことだ。

そんな会話をしながら、お土産のワインボトルを空けていると、近所の方が通りすがりに、「大人の雰囲気ですね」と声をかけていった。デッキの上の小さなテーブルにワインボトルが一本あると、そういう雰囲気が出るのかも知れない。曇り空の下で始まった小さなパーティは間もなく日暮れという頃になって、ようやく西の空がほのかに明るくなった。物静かな先輩にふさわしい明るさだった。


2008年10月19日(日) 10月16日は最高の秋晴れ

木曜日は最高の秋晴れだった。前日、夕暮れ時に乗り回した妻が家の前に乗り捨てた赤い小さな自転車のサドルにはたっぶりと朝露が溜まり、シットリした空気と一片の雲もない澄みきった空は最上の秋の一日を約束していた。

小さな会社の大きな望みについてプレゼンテーションを聞く予定さえなければ、会社を休んで地平線の見えるところまで車で遠出するのに、と思う。お昼に食事のためにオフィスの外に出るとビルのすき間の上には切り取られた真っ青な高い空があった。まだ間に合う、このまま帰ってしまおうか。

結局、夜8時まで続く勉強会にも出席して、妄想は妄想のままに一日は終わった。週末の天気も悪くはなかったが、人を焦らすかのような、あの抜けるような青空はついに現れなかった。


2008年10月13日(月) 「貯蓄から投資へ」は誤っていない

10月10日(金)の日経平均は881.06円下げて8,276.43円まで急落した。月曜日の欧州株式市場は各国の対応を受けて上昇して始まったというが、今後の予断を許さない状況であるのは変わりあるまい。

このような環境の急変を受けて、マスコミ、評論家はなべて、「貯蓄から投資へ」の考え方自体が誤っていたかのように論じている。

個人が投資に目覚め、その資金力と経験に基づいて資金を投下し、預金よりも高いリターンを得ようとすることが何故に批判されなければならないのだろうか。現在は大変な逆境にあるが、いつまでもこの状態がが続くことはない。特に将来に時間をたっぷり持っている若い年代の人々は大きなリスクをとることができる。市場の状況を見極めて果敢に攻めて欲しい。



2008年10月05日(日) エナジー水、その後

月も替わって十月、夏の名残りはもうない。柳田ファームのエナジー水を風呂に入れて夏を越した。シャワーだけのことも多かったのだが、そういうときは、顔や手の甲や、そしてかつての軽症の水虫の部分に吹きかけていた。

夏を終えて総括すると、手のひらの火照りはそのままだ。手の甲の瑞々しさもそのまま、といっても赤ちゃんの皮膚のようになったわけではない。水虫については、今年は薬を必要としなかった。合成繊維の靴下を履いた日など痒いのではなかろうかという事も2〜3度あったのだが、エナジー水をスプレーしたり、たまたまその水を加えた風呂に入ると直ってしまい、結局薬を買うことはなかった。

本当は乾癬やアトピーで苦しんでいるもっと重症な人に使ってもらうべきなのだろう。知人の身内でそんな人がいれば紹介してあげようと思っているが、そういう要請はない。




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