ミドルエイジのビジネスマン
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2006年08月27日(日) 不動産投資セミナーに参加

週末、仕事を持ち帰って忙しいにもかかわらず、自腹を切って不動産投資セミナーに参加。セミナーと言っても、不動産会社が主催するものではなく、既にアパートやマンションを一棟まるごと、それも沢山買って運営している人のお話だ。

講師の人たちは、年齢的にはまだ三十前だと思うが、2〜3年の間に資産数億円になってしまった。見た目も性格も全く違う二人の講師の共通点は、類まれな行動力、詳細な調査能力、確立された自分の投資基準、ゆるがない価値観、そして、あっさりと会社を辞めて独立してしまったというところだろうか。そう、ブログの世界でカリスマとして君臨しているところも共通点だ。ブログのカリスマ作者と直(じか)に会ってみたいという気持ちも強かったのだ。

ふた昔くらい前であれば、いや10年前でも、このような社会的地位も高くはなく資金もそれほど持っていない若者たちが賃貸不動産の取引市場に参入することはとてもできなかっただろう。現在でも、大企業で朝から深夜まで拘束されているエリートビジネスマンには時間的に困難だ。経済環境も、人々の意識も変化してきて、特殊なITビジネスに携わる人たちの中からではなく、お金も地位もない普通の若者たちの中から新しい階層が台頭してきたのだ。

久しぶりに痛快な一日だった。




2006年08月17日(木) 松島遊覧(写真)

子供たちは何度も最愛の妻の実家に行ったのに、日本三景と謳(うた)われる松島を一度も見たことがないと言うので遊覧船に乗ってみることにした。塩釜から松島までかつて松尾芭蕉も旅をしたコースに乗るのがツウだという義父のアドバイスのとおりに行った。お天気もまずまずで、一応夏休みの家族サービスになったとお父さんは自己満足した。家族の幸福のためにはギックリ腰など蚊に喰われたようなものだ。ただし、塩釜のポートタワーはウラ寂れていて、抜本的な改革が必要だと思われた。

遊覧船の乗り場では、船を追って飛んでくるカモメにあげる餌を売っている。餌と言っても正真正銘のカッパえびせんだ。こんなのを毎日食べていたら、カモメが高血圧になってしまうのではないかと心配してしまうのだが、最愛の妻の父は、しょっぱい水を毎日飲んでいるので大丈夫だと断言する。はて、どっちが正しいのだろう。

人懐っこいカモメのために空に投げ上げてもいいが、その道のツウは手に持ったまま飛んでくるカモメに取らせる。カモメとしては飛びながら指の先のえびせんを咥えなければならないので、障害物がないほうがやりやすい。カモメから見て縦に何本も手が出ていると羽が引っかかる可能性があるので、奥の餌は取りにくい。かといって、船の真後ろから接近するのでは屋根に激突する可能性もある。したがって、最もカモメにとってキャッチしやすい場所は、舷側最後尾から上に伸ばされた手ということになる。実は、えびせんやり2度目のお父さんは、素早くその極意を披露し、他のお客さんから賞賛を浴びた。ただし、「上手よねえ」、「うまいなあ」という賛辞がお父さんに向けられたものか、カモメに対してのものだったのかは定かでない。



2006年08月16日(水) ペンキ塗りの夏休み

8月16日の夕方、すさまじい夕立が来て一挙に気温が下がり、暑かった夏の終わりを告げた。

今年の夏休みを一言で表すと、「ペンキ塗り」だ。ウッドデッキやエントランスの木の階段、雨にさらされた手摺りなどを水性のペンキで塗りなおした。


朝、5時前に起きて日の出を見たあと畑にトマトとナスを採りに行き、ついでに草取り。午前中はペンキ塗り、屋外の作業に暑くてたまらんわとシャワーを浴びて午後は昼寝というような生活を送った。時々テレビで高校野球を見たり、北京オリンピックの日本チームを応援したりすると、なんとなく昼も夜も時が過ぎてしまうという怠惰な休暇だった。


2006年08月06日(日) 畑の水遣りでギックリ腰

ジョウロで畑の水遣りをしていると、前触れもなく腰に電気が走って、ひざを折ってしまった。本当は、直前に20リットル入りのポリタンクに水を汲んで持ち上げたときに腰に来ていたのだろう。

それほど重症ではなかったので、スローモーションで道具を片付けて家に帰ってきたが、ベッドで本を読む以外は何もできなくなった。家の中では、激痛に耐えながら壁や手すりを頼りに歩幅10センチで歩いている。

おそらく、明日は出勤できないだろう。


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