rioshimanの日記
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生活習慣病の一つである血糖値が理想とされている値より高かったのだが、医者の友人に書いてもらった紹介状を持参して病院を訪れたところ、急遽入院(教育入院)という羽目に陥ってしまった。
血糖値というものは自分の意識次第で高低操作出来るので安心していたが、前夜に普段飲み慣れないワインを試しについついたしなんで、次の日に偶然にも絵画教室で採血されてしまった。その際の血糖値がグンと高かったのだ。(ちなみに380ぐらい)薬を飲むのをサボっていたのも悪い。
という訳で今日から2週間ぐらい徹底検査のための入院となりました。
今朝10時が入院時間で一旦自家用車で病院に行って病室の様子を見て来たのだが、この市立病院は建てられてからまだ2年ばかり。最新設備も十分に整い、設置場所も高台の上にあって環境も景色も抜群。でもインターネット設備は見つけられなかったので入院中はメールやインターネットはお休みになりそう。
その間、持参したノートブックに病院の様子を溜め込みます。そうして帰宅後にこの日記に筆記と行きましょう。
もう一時帰宅許可の時間が無くなったので病院に戻らなくてはなりません。今日は病院全体の説明とレントゲン、心電図検査だけを受けました。
今日の昼食前の血糖値は貰っていた薬を昨夜にちゃんと飲んでいたので210でした。
それでは又。
日本で買物をする時、男性用は特に黒のものが多いようだ。身につけるものスーツ、靴下等は勿論だが、鞄、万年筆などもそうだ。だが外国ではそうではない。どうしてだろう。日本人の髪の毛が黒いので黒い持ち物が良く似合うという説もある。それも一理ありそうだが他のアジアは黒髪だがそうでもなさそう。
一昨年ギリシアのパトモス島でのこと。有名な聖ヨハネ修道院のあるホラ地区の山頂から港側のホテルに通じる道をトコトコ下っていると対面から女性が一人登って来た。生活食料品だろうか、両手に大きな包みを抱えている。そして一匹のかわいい小型犬を連れて。
お互いに近づくとその犬が私を見て猛烈に吠え始めた。私は今までに犬に吠えられる経験をした覚えはそれ程多くはない。すれ違ってからもその犬は私の方を振り向いて恐ろしいものを見るようにウンウン唸っている。
飼い主の女性は私に向かい誠に申し訳ないという風にこう語った。
「この犬は黒い物に対してとてもよく吠えるんですよ」
なるほど、私が背負っているバックパックは黒、手に下げている絵の道具の入った大きなバッグも黒で、そう言われれば自然の中では解け合わないハッキリとしたここでは場違いな都会の色なのだ。それを何の気にもせずに持ち込んで来て・・・。
それから私は周りにある色には意識をもって観察するようになった。
こちらギリシアでは黒という色は滅多に見かけない。(ヨーロッパ全体でもそのようなことが言えるようだ)ただ一つ例外で印象的なのは聖職者が身につけている衣だ。この黒はとても目立つ。それに顎髭をたくわえ帽子をかぶっていればすぐに神に仕えている人だと分る。それから地方に行くと黒をつけた未亡人をちらほら。こちらの黒には特別な意味があるようだ。
その目で日本を眺めてみれば都会のサラリーマンの殆どは黒に近いダークスーツを身に付けているし、持っているカバンの大半は黒だ。他には茶色とグレーぐらい。どうしてだろう?
おそらく日本的な精神の構造と経済至上主義の考えに関係しているのではないかと考える。
(この続きは後で筆記します)
1月30日から急遽入院生活になった関係で筆記はもっと後になりそうです。
| 2006年01月13日(金) |
COFFEE SHOP にて |
JR駅の構内などにあるBECK'Sやドトールのコーヒー店は度々利用する。 私が飲むのは決まってコーヒー・エスプレッソ。 外国では昔から街に溢れるほど連なっているBAR(バール)に似たもので、日本の都市でもあちこちに点在するようになって久しい。 外国では酒類も出るが、日本の場合にはCoffeとTeaそれにパンやケーキ等の軽食。 エスプレッソはヨーロッパでは一杯80円が相場だが、日本では180〜190円。 日本の以前は喫茶店でブレンド一杯を300円、400円で飲むのが普通だったので、それを思えば日本でも外国と同じような店がたくさん普及したのは嬉しいことだ。
先日JR横浜駅構内のBECK'Sコーヒーショップに入り、注文したエスプレッソを持って空いた席に座った時、私の目はテンになった。 対面の女性が何と大きな丸い鏡を頭上に掲げお化粧をしていたのである。年齢は20代半ばで普通の女の子。 私はやはり我慢出来なくなって注意した。 すると女性はカッと「私が何をしようと勝手でしょう!」と前に拡げていた化粧品を手でけ散らし、手に持っている鏡をますます高く持ち上げた。 「非常識だよ」と言ってから私は店を出て来たが、勿論あまり良い気分はしない。 周りの男性連れは仕方ないなぁと言う風に眺めている。このような事は通常的になっているのか。
一瞬、一般人がこのような行為をする女性を見たら一体どういう反応をするか、を別の場所に設置したモニターで観察して面白がっている「どっきりカメラ」というテレビ番組の光景を思い出した。 そうでもなければ遭遇しないような光景だったのだがマサカ。
現実の方が先に、そのように区別出来ない世界へと突き進んでいるようだ。
インターネット時代になって、とても便利になったと感じるものがある。振込が自宅のパソコンで出来るので銀行に行って長い間待つ苦痛がなくなったし、飛行機や新幹線などの交通機関、ホテルの予約など出来ることが便利さの最たるものだろう。
数年前からインターネット通販も良く利用するようになった。私の場合2つの店舗を良く使う。ヨドバシカメラ(http://www.yodobashi.com/)と画材の世界堂(http://www.sekaido.co.jp/)だ。
ヨドバシカメラの場合、通販のヨドバシ・ドット・コムは日本のあちこちに点在しているヨドバシ店舗の一つとしてお互いに売り上げ競争をしているようだ。ドット・コムは人件費が少なくてすむせいか店舗に足を運んで購入するよりサービス面で割安の感がする。店に行って自分で品物を探すよりも、全ての製品をモニター画面で一目で見渡せ、価格や製品内容も納得するまで比較出来る。掘り出し物もページトップで宣伝している。週末には特別価格になり、この連休に私はハガキ大プリント用紙100枚入りを10個、2L大60枚入りパック5つを一度に注文してしまった。パソコン関連で年間50万円ぐらいは出費している計算になる。
一方、世界堂からは油絵用キャンバス布ロールや木枠を、店で買って持ち帰るのは大きくて大変なので発注して送ってもらう。この場合も店で購入して自宅に送るには料金を支払わねばならないのだが、インターネット購入の場合では送料無料になるのだ。今年になってから10品目を発注。
この2店舗は日本の量販店の代表格だが2店間には大きな違いがある。ヨドバシカメラは発注した時点で在庫があれば殆どの場合翌日には品物が届く。こちらの期待以上の迅速さだ。しかし世界堂のほうは発注してもう一週間になるというのに品物は届かない。係員が忘れたのではと心配で確認の電話を入れる。そうすると良品の絵具の持ち合わせがないので製造元に問い合わせをしていて返事待ちだとのこと。そうでなくても品物が届くには早くても4,5日はかかる。全くのんびりしたものだ。店の規模が内容上違うので従業員の数も全く異なり仕方の無いことだが。急ぐものは東京に出たついでに店に行って買って来る。双方とも新宿の本店までは1時間で行けるからまあ何とかなる。世界堂は夜9時まで、ヨドバシカメラ新宿本店は夜10時まで営業しているのでとても助かる。昨日も丸善丸の内本店に出かけたついでに店に足を運び、インターネットで注文している同じ品物を買って帰る。
音楽と絵を趣味としているため、演奏会や展示作品を撮影することが多い。
これら演奏会舞台や展示会場は殆どの場合、暖かいタングステン光で照らされているため、普通に撮影すると写真が黄色くオレンジっぽくなってしまう。そこで演奏会の場合はタングステン光用のL表示の付いた特別フィルムを使っていたが、絵の場合は蛍光灯やスポットライトその他、色んな光源に照らされているのでカメラ附属の自動変換機能に任せていた。それで今迄はなんとかやって来た。
しかし今回のグループ展でデジカメで撮影しプリントした写真を皆に見せると、一部の人から実際の絵と色彩が違っているとクレームがついた。確かに会場で実際の絵と付き合わせて比べてみると色味が違う。照明がタングステン光なので写真が黄色くなるのだと分っているのだがそれが理由で良しとはならない。
私が数年前、最初に購入したデジカメNikon COOLPIX 950にはタングステン光源用の切り替えスイッチが付いていた。ところが現在使用のEOS Kiss Digitalでは自動的にカメラが変換してくれているためか、それほど黄色になることは気にならなかった。が、クレームが出た以上は色を実物に近づけるように少しでも努力しなくてはならない。
昔のようにレンズに青いフィルターをつけるか、又は何か良い方法があるのか、購入したカメラ店に訊きに行こうかと思っていた。だがその前に実際のカメラを手に取り、何かそのような機能がついていないかとあちこち詳しく調べてみると………。
やはり付いていた、とてもとても分り難かったが!。自動、晴天、日陰、雨天、電燈など8種類の光源の切り替えが出来るように。こんな切羽詰まった状態にならないとなかなか見つけようとしないのだなぁ。しかし色々プリンターでも試しているうち、パソコンソフトPhotoshopでも自動カラー補正というのがあって、こちらの方がとても簡単に変換出来ることが分った。これらの経験をもとにこれからは随分と苦労なく自然な写真を作ることが出来るだろう。
暮れには昔から撮ってきた沢山の写真を整理するためにスキャナーEPSON/F-3200を購入した。これは銀幕フィルムやデジカメで撮影したものを同じようにパソコン・データとして取り込めるので、以前からずっと欲しいと目を付けていたものだ。価格も張るので数年間思い続けていたが、やはり沢山の演奏会や外国旅行などの写真を後に残すためには必要なものなので発注。昨年とっくに玄関に到着しているのだが、まだ手を付けていない。
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