rioshimanの日記
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2005年06月30日(木) 展覧会後

この26日に千葉市美術館での展覧会が終わってから音楽会ポスターの仕事を仕上げるのに全力疾走。
今日どうにか提出できた。
でもこれ以上にやれる事はまだまだありそう。満足は十分とはゆかない。
印刷にかかるまでの数日間、出来るだけ少しでも良きものに仕上げなくては。

展覧会も次回は12月18日から東京・京橋でのグループ展。その準備がもう別団体の方で始まろうとしている。
私の心もそちらのほうに向かってわくわくして来た。今回の展覧会の経験が次回作品制作への足場を作ってくれた。

今年は梅雨だというのに全然雨が降らない。新潟の方は豪雨だというのにどうなっているのだろう。
四国は観測史上2番目の乾水だとのこと。こちらも大変だ。


2005年06月14日(火) 充実した日々

来週から市美術館で開催するグループ展に出品する作品を制作準備中。

この間、真鶴へのスケッチ旅行をした時に描いた一枚の絵「出港」F20号、横浜教室で描いた「女二人」のS30号、それにギリシア旅行時のスケッチをもとに描いている絵「ミティリニへ」F50号の3点を出品予定。

この中「出港」と「女二人」は今迄に描いた絵に手を加えるだけだが、最後の「ミティリニへ」の大作はまだ地塗りをして乾かしている段階で、これからどんな絵が出来上がるか全く分からない。ただ頭の中には描きたい絵の構想が渦巻いているだけなのだ。今日は大体の構成線を画面に書き入れた。これから一週間足らずの間にどれだけ描けるか、真剣勝負だ。予断を許さない。

併せてウィーン・フィル/ソリストによる演奏会ポスター、これは仕事。平行して構想している。昨日、市中央図書館に行って頭に浮かんでいるヨーロッパ調の壁紙等の模様がないかと美術書棚に目を通して来た。が、まだこれという物は見出していない。一候補をパソコンで組んで眺めてみたがもう少し試行錯誤を続けなくてはならない。



今朝部屋のコーヒーメーカーで入れたコーヒーの濃さは偶然にも自分の味覚にピッタリだった。この数年ずっとミルで挽く豆の量を色々試して来たが最近勘を掴んで来たみたい。昔はずっと濃い味のものを好んでいたが、糖尿のことが気になって以来ストレートで飲めて旨い味を求めている。今日は満足出来る味に出会えて嬉しい。




2005年06月01日(水) 「がんばりよ、健太」

NHKにんげんドキュメント「がんばりよ、健太」。12歳の出発。

これは身体障害児の少年が小学校を卒業し、施設中学校に入学する時の心理を描いたドキュメントである。今日のはその再放送であった。

場所は私の故郷・高知。久々に心に染入るものがあった。中で話されている言葉は当然に「土佐弁」。

私は今まで故郷を離れてからも、この高知で話されている「土佐弁」を美しいと思ったことは一度もなかったように感じる。

しかしこのドキュメントで話されている「土佐弁」はとても柔らかくとても美しかった。特に主人公の少年の語る言葉は。そして彼の愛を一心に受止めて話す母親の言葉は。


言葉の美しさは、言葉それ自体にあるのではなく、話す人側により大きな要因があるのだなぁと感じ入った次第。


言葉は人の心、話す人の内面の性格がそのままに表れていて、人はそれを心で受けとめるのだ。


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