rioshimanの日記
DiaryINDEX過日NEXT


2005年05月23日(月) 真鶴スケッチ旅行

自宅を朝8時に出る。
東京駅で皆と合流。H先生の門下生全部で20名ぐらい。熱海行きアクティ乗車9:15発、真鶴10:42到着。天候は心配無用で驚く程の快晴。
皆は民宿の一部屋に荷物を置き、直ぐにスケッチに出掛ける。

自分は先週14日に下見をした結果、宿のすぐ上に位置する駐車場から港方面を描く、その一点にすでに決めていた。それ以上にあちこち廻った結果、自分の気を惹く景色は見つけられなかった。そのつもりで昨年までより大きな20F号のキャンバスを準備して持って来た。

目的の駐車場にはスケッチをしている先客がいた。初老の男性2人連れで話してみると東京と千葉の方、昨日から乗用車でやって来てスケッチをしながらこのあたりを廻っているという。

私達は写生地のすぐ側の地中海レストランで昼食をゆっくりと取り(ワインなんかも優雅に飲んだ)そして1時頃から油彩画に取組む。



3時頃になると飽きが出て息抜きを理由に又同じレストランにコーヒーを飲みに行き一服の小休止。そして再び夕方6時の宿での食事時間までずっと頑張る。

晩食は見た目は料理の量は沢山の様だが、食べてみると少し量が足りない、というのが皆の感想。味はまあまあ。それから一部屋に生徒達が昼間に描いた絵を持ち寄り先生による絵の批評会。それに続き飲み会。



翌日の日曜日、天候は下り気味。天気予報によると午後からは西方から雨模様になるとのこと。だが自分達が電車に乗る3時頃までは何とか天気は持ってくれた。



東海道線を大船で一旦降り、丁度やって来た横須賀線・成田空港行き快速に乗り換える。東京あたりで満席になり、それまでに既に座れていた我々にとってはまことに都合良く快適な帰宅の足を確保することが出来た。下車時の夕6時頃には外は雨が強く降っていた。


2005年05月14日(土) 写生地・真鶴に下見

来週の土曜日21日から一泊で絵画教室仲間と一緒に神奈川県・真鶴にスケッチ旅行に行く。私がこの地を訪れるのは初めてなので、いきなりでは効率よく良いスケッチ場所を見つけるのは困難なのではないかと一度下見に行きたいと思っていた。
そこで神奈川県に住んでいる絵画仲間Aさんに「下見に行きたいんだけど」と声を掛けてみると、快く車で連れて行ってくれることになった。

昨夜インターネットでJRの時刻表をチェックして乗るべき電車を調べ決めていた。
自宅を11時半に出発、東京駅で15分の待合せで12時33分発・東海道線快速アクティに乗る。目的の茅ヶ崎駅には13時23分到着。Aさんは改札口で待っていてくれた。A氏は私より一回りぐらい年長だが茅ヶ崎市で医院を開業している。先日住所はどのあたりだろうかと地図を見ていたら彼の病院名が出て来たのでビックリ、敷地が250坪あると言っていたので私の勘では想像も出来ないぐらい相当に広いのだろう。

駅ビルで食事をとりA氏のベンツ車で出かける。車は一見して相当に古い型だと判断したのだが走行距離を見てビックリ、何と4,000kmぐらいしか走っていない。訊いてみると購入してから10数年は楽々経っているとのこと。仕事の経費で費用は落とすから大丈夫だという。まあ、心配はないだろう。

真鶴までは30分ぐらい。このあたりは一般道路と有料道路が複雑に入り乱れ走っていて道路を選ぶのも面倒になる。
先ず、宿泊予定の民宿を目指すが看板らしきは見つからない。どうも行き過ぎたらしい。地元の人に尋ねて引き返し、道の一段下にようやく目的の民宿を見つけるが留守で誰もいない。だがその上にある道路側にある旅館はとても見晴らしが良くスケッチをするのに最適。


A氏は以前にこの旅館内で絵を描いたことがあると宿主に相談に行ってくれた。
私も一泊の料金はどのくらいかを尋ねた。昼食をとると夕方まで部屋でスケッチしても良いですよと言ってくれ、そのような客もいるらしく本当に良い景観に建っている。一番のスケッチ候補地だ、考えてみよう。

それから中川一政美術館に向かうが、このような公共施設は普通4時閉館なのに気付き、もし間に合わなければ今度来た時に入館すればいいや、と思いながら到着すると4時数分前、間に合った。入場料600円。見るべき絵は少なかったが複数枚描いている福浦港のはとても参考になった。

岬の三ツ石を眺め、港に向かう。ここには沢山のお土産屋や食物屋が集まっているが客の姿は見えず閑散としていた。何時お客さんはやって来るのだろう、夏期だろうか。港周辺はスケッチ場所としてはまあまあ。構成を一考すれば絵になるだろう。

帰路は車の渋滞に巻き込まれてしまった。平塚あたりでは日常的だとのこと。私も以前に一度伊豆にまで車で遠出したことがあるが、あまりの渋滞に懲りてしまった辛い思い出がある。


2005年05月05日(木) 心に入って来た言葉(2)

池上正太郎の言葉




「男の財布」


 人は言葉で言っているだけでは他人には通じない。

 形にして示さないと人はわからないんだよ。 それが男の財布なんだ。




 NHKラジオ深夜便「こころの時代」より


2005年05月03日(火) 心に入って来た言葉(1)

私はテレビやラジオを聞きながらの仕事が多いが、これはNHKテレビ「この人に聞く」でだったと思う。



聖路加国際病院理事長・日野原重明氏の言葉

「患者さんに話しかける時、オーケストラが演奏する最初に音程合わせをする時にオーボエが出すAの音、
この音の高さで話しをすると患者さんは一番落ち着くんですよ。」

この音Aは440ヘルツの高さ、それほど高くはない。この音程あたりを中心にして話しかける。
なるほどな、と思った。男女の人達が、色んな声質や高さで様々に話しかける。きっと患者さんは相手に
意識を合わせるのにも疲れを感じているかも知れない。

日野原先生は学生時代からの趣味としてヴァイオリンを弾かれ、今も仲間と室内楽演奏を楽しまれている
と聞いている。



そういえば 胎児がお母さんのお腹の中で聞く心臓の音もAの音だと聞いたような気がするが‥‥‥。


rioshiman |MAILHomePage