rioshimanの日記
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今、手掛けている仕事オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「ペルージア合奏団」の仕事はどちらも2色刷りのポスター等。これをパソコン上で印刷色を考えながら操作するのは思いのほか簡単ではない。 例えば赤、緑の2色を重ね合わせて黒色が出るように考えるのだが、パソコンの画面ではカラー分解用のシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色でしか表示が出来ない。この4色を混合して自分の思い描いている2色刷りで印刷した場合を想定したカラー状態を出さねばならない。それは決して容易なことではない。かえってカラー印刷の4色刷りにした方がずっと簡単に思い描いてデザイン出来る。 慣れればもっと楽に考えられるようになるだろうが、まだ自分の場合手探り状態だ。頑張らなくては。 今日やっとこれら二つオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「ペルージア合奏団」の校正原稿を提出する。本当にほっとして夜は寿司を食べに行く。
国立病院の外来時間は朝8時半から11時までなので、9時半頃に自宅を出で行く。 いつもは車で行くのだが、たいてい駐車場が混んでいて病院の建物から一番離れた奥の広場にやっと停められるのが常なので今日は試しに歩いていってみようという気になった。果たしてどれくらいかかるのだろうか、まさか診察時間に間に合わないようなことはないだろう。 しかし歩いているうちに何度も車にしようかと後を振り返った。というのは午後すぐ納品のため隣町まで行かなければならなかったからである。車で行っていればその足ですぐ次の仕事に取り掛かれる。 しかしもう半分ぐらい歩いて来ているし、せっかくどのくらいかかるか試しているのだからそのまま行くことにした。 国立病院までは約15分だった。 だが、さっきしていた心配は後でご破算となる。 今日は是非とも以前から絵画教室仲間のA医師から忠告されていた眼底検査をしておきたかった。本来の診察後に眼科の方に廻り検査を依頼すると目薬をさされ、30分後にもう一度来るように、そして今日半日は車の運転を控えるようにと言われた。 食事をしながら私は慣れた運転だからまさか大丈夫だろうと思った。今日品物を持ってゆく約束をしているし、仕事の支障になることはとてもしたくなかった。 検査後、帰宅する途中で周囲を見回しながらいったいどういうものか改めて確かめた。眼孔が開いているのか白い光が眩しくいつもとは違う。信号の色もはっきりと掴めない。こりゃ駄目だ、やはりお医者さんはいいかげんな事は言っていない。 部屋に帰って来て今日はこうこういう理由で納品出来ないとお客さんに電話で伝え了解を得る。 検査の結果わたしの体は以前(6ヶ月前)に比べてそう変わっていなかったが体重は約1kg少なくなっていた。医者からは5kg減らすように言われていたが最近になって気の緩みが出て来ていた。 眼底に異常は見出せなく、一応はホッとした。
食事の内容を記するように書類を渡されたので計量メータを取り出し一応は筆記の準備する。しかしこれも数日しか続かないことは分かっている。
昼間とても疲れていて外出するのは如何しようかと考える時でも、横浜の絵画教室に行こうとするだけでも元気になってくるのは不思議だ。 この教室には20歳代から80数歳の人も何人かいるが、きっと同じような気持ちで元気をもらいに来ている方も多いだろう。 第一、先生の絵画に対する情熱がびんびんとこちらに伝わって来るし、モデルさんたちも一流、教室に集まってくる生徒達も素晴らしい。 先日、教室で急に倒れられた70歳代のKさんは今日とても良くなって顔を見せたのでほっとした。 Aさんはお医者さんだが、昼間に東京の病院でバリュームを2リットルたっぷり飲み、全身麻酔を打たれた状態で腸に内視鏡を入れられ小さいポリが見つかったとかでその部分を切り取ったのだが、夕方の6時半の教室開始時にはもうすっきりした状態でイーゼルを立てている。普段からもこの教室に来るのがとても楽しみで「私はこの教室に入ってからの2年間、一度しか欠席をしていないぞ」といつも威張っている。 今日はこの二人の「快気祝い」ということで教室の帰り「お蕎麦やさん」に寄って軽い会食をする。教室はルミネの8階にあるので、いつも帰りには下階にあるレストラン等で食事をするのだが。 今日Aさんは病後だし、授業後すぐに帰宅するように言っていたのだがKさんの為に気持ちが変わり皆に付き合うことになった。その為あちこちに電話で連絡を取っていた。 その会食中に私も話の種にされ、今度は君の番だぞと執拗に病院行きを約束させられた。このメンバーの中には医科大教授の奥さんもいる。私も実は糖尿病症なのである。以前は月に一度国立病院に行って検査をしてもらっていたのが最近は通っていない。この間A医師が時々血液を採取してくれ検査値を出してくれているが自分の血糖値は確実に高くなって来ていて現在は空腹時に軽く200値を越している。そして頭が重い時がある。目も心配である。 皆は自分の事のように心配してくれていて家族のようだ。 明日の金曜日か月曜日には国立病院に行こう。今までは薬を飲んでいないが今度からは薬を飲まなくてはいけないだろう。
| 2003年02月02日(日) |
宇宙船コロンビアの不時着 |
2月1日はテレビが出来てから満50年と銘打ってNHKでは朝から一日中特別放送を流していて、それを片耳で聞きながら4月に行く予定の温泉地などをインターネットで繰っていたら真夜中になって突然聞き慣れない信号音とともにアメリカの宇宙飛行船コロンビア墜落のニュースが流れ始めた。そして今4時頃になってもまだその悲劇の様子がテレビから流れ続けている。 7名の宇宙飛行士が乗船していたようだ。この飛行船は向井千秋さんが以前に乗ったのものと同じものだとのこと。 またこの飛行船にはイスラエル人が一人乗っていて、この男性は以前ミサイルを操作して隣国の原子炉を攻撃した経験があるので今回もテロによるものではないかとアメリカは心配しているようだ。 原因はまだ分からないとのことだが、アメリカらしい大統領達のメッセージが続いている。 こういう事故が起こる度に、科学とは人間にとってどういうものかと考えさせられる。
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