三楽の仕事日記
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2003年12月31日(水) 1年を振り返って

朝起きて年賀状を今日中に投函することを決心。例年のようにこの1年を振り返っての文面づくり。今年は米朝師と直に話ができたことや野口さんや相馬さんとじっくり話ができたことなど、あこがれ続けてきた人とのつながりが太くなった年。その喜びと新たな決意を表した。ようやく午後2時頃に本局に持参。投函。

夕刻、学校に行き見回り。異常なし。いつもなら元旦早朝に掲揚する国旗を揚げる。

昨日から読み始めた「談志が死んだ 立川流はだれが継ぐ」を読了。全編にわたって談志にあこがれ続けている弟子の師匠愛がいっぱい。談志DVDを買ってみようかなという気持ちになる。

***

今年の1月4日から始めた仕事日記。1日も滞ることなく書き続けることができた。やはりその日を振り返りながら、何らかの記録をしておくことはいい。自分を奮い立たせることにもなったし、時として冷静になることもできた。「楽しみにしていますよ」という声もいただき、元気をたくさんもらった。1年で16000を超えるカウンタになるとも思わなかった。

小牧中学校勤務6年目。今年はとりわけ視察も多く、神戸さんと二人で300人を超える人たちに学校の実践を話してきた。自信をもって話せるのも全職員が理解して前向きに取り組んでくれるからこそ。感謝以外のなにものでもない。地に着いた実践ができ、保護者の方にも理解していただいているという自信もある。この学校の「まずはやってみよう」という精神を今後も大切にして、ますます骨太の教育を進めたい。

特にIT活用に関しては、3月、8月の二度にわたるフォーラム、日本教育工学学会での発表、そして来年は東京でフォーラム実施。このようなことができる学校に勤務できる幸せを、この年末にあらためて噛みしめている。

自分の授業を一番見ていただいている教育コンサルタントの大西さんから「玉置さんの授業はここ数年でまた変わった。シャープさが増した」と一番の本業で褒められた。これが一番うれしいこと。ただし、最近は力が入りすぎていると反省している。少し楽な気持ちになって、子どもと学びを楽しむといった感じを出してみたい。志水塾立ち上げにかかわり、○つけ法や復唱法などの授業技術的なことに意識がありすぎるのかもしれない。

今年はかなりの数の講演依頼をいただき、いろいろな方にお世話になった。まとまって話す機会をいただくことは、なりよりも自分が一番勉強になる。聞いていただく方に申し訳ないと思いながら、お声をかけていただいたことに甘えて出かけさせてもらった。これも感謝。

2年目を迎えた教師力アップセミナー、振気会から数えれば、もう始めて20年になる自主勉強会(たくみの会)も運営の中心を他の方にお願いできるようになった。これもうれしいこと。

こまきエコネットの一員として、小中学校巡回環境コンサートを春・秋に企画・運営できたこともうれしい。エコライフのうたをあちこちで聴くことができたこと、リピート山中さんとのつながりがさらに強くなり新たな世界が広がった。これからの楽しみが増えた。

「自分の子どもが教えている子どもと一緒の年齢になって教師は一人前」とある方が言ったが、下の子どもも中学生となり、今年ほど保護者の立場から中学教育について考えた年はなかった。様々な教育改革が進む中、子どもの前に立っているのは我々現場の人間、子どもを一番よく知っているのも我々だという気持ちを忘れず、来年度の教育構想を書き上げたいと意を強くした年でもあった。

いずれにしても、昨年度のような病気もなく無事に送ることができた1年に感謝、感謝である。


2003年12月30日(火) 学校見回り

午前中は学校へ。年末にいつも体育館のワックスかけをしてくれるバレー部女子と顧問、そして調査書作成のための3年職員、年末最後の最後まで整理をしていただける用務員さんらが出校。

校舎周りを歩きながら異常がないか点検。ついでに掃除。その気になってゴミを拾い出すと、低木の間にプリントとかお菓子の包みがあって、ビニル袋にいっぱいになってしまった。昨年度のように毎日多量なゴミが放置されている状態と違って、落ち着いて見回りができることはいい。

30日というのに学校には電話が入る。地域の方からの問い合わせ。こんな日でも電話に出ると思ってみえるのか定かではないが、出る方も出る方だと思いながら応対。

市役所の封筒に「落語から学ぶエコライフ」「こまきみらい塾公開講座」の案内を入れる。280通はさすがに時間がかかる。のり付けは家庭で行うことにする。

帰宅して電球換え、掃除など。息子と封筒のり付け。

「心の疲れを楽にする50のヒント−メンタルヘルスの現場からー」を読み終える。様々な事例が参考になる。続いて「談志が死んだ」を読み始める。ノートコンピュータデータの整理とバックアップなど。夜はさすがに世間も静か。年賀状はまだまだ。


2003年12月29日(月) 小牧市役所のお仕事?

学校見回り。異常なし。昨年度のように、深夜、学校に来てゴミなどを散らかしてくる者も今年はいない。

映画評論家&落語評論家?のMさんから電話。30分ほど落語談義。11月の北里市民センター、米朝師匠の「天狗裁き」の話題を再び。今もあのときの感動は忘れられない。Mさんは、小牧落語を聴く会の企画運営力に全幅の信頼を寄せているとのこと。16年間やり続けていると、我々の目も確かになるはず。それにしてもありがたい言葉に感謝。

Mさんからの電話で勢いが出て、「第58回小牧落語を聴く会=こまきみらい塾公開講座」のチラシ、案内文を一気に作成、完成。1月24日の「落語から学ぶエコライフ」、3月の「こまきみらい塾公開講座=東西落語をたっぷり楽しむ会」は、言ってみれば、市役所のお仕事。自分の得意分野で市民の皆さんが楽しんでいただける企画運営にかかわれることは、実に幸せのこと。小中学校巡回環境コンサートといい、こうしたことができた今年は学校外でも充実していた。満足。


2003年12月28日(日) 実にいいコンサート

この1年、小中学校巡回環境コンサートなどでお世話になったミュージシャン、リピート山中さんのコンサートに神戸まで出かけた。大、大、大満足の2時間たっぷりの心温まるコンサート。いい歌をいっぱい聴かせてもらった。実に幸せな気分になった。来年は1400人入るサンケイホールでコンサート開催とのこと。ぜひいっぱいの人に聴いて欲しい。

「段取り力」(斉藤孝著)を読む。書いてあることは当たり前のことばかりなんだけど、こういう本が出るというのは、それが出来ない人が多いと言うこと?と思ってしまう。続いて「「江戸取流学力革命」(高橋鍵爾著)を読む。人格を磨けば学力は伸びる論の実証。以前、道徳の研究指定校に勤務していた仲間から、知らないうちに学力テストの学校平均が上がっていた、という話を聞いた。それに通じる話だと思った。


2003年12月27日(土) のんびり

久しぶりにのんびりとした1日。DVDビデオレコーダー購入、設置。最初に見たDVDは桂枝雀「代書」。わざわざ大画面で見ることもないか・・・。

読書「社長をだせ!実録クレームとの死闘」。生々しい話はやはりおもしろい。「人望とはスキルである」これは○つけ法に通じる手法。

PTA会計簿の整理。目途もつく。


2003年12月26日(金) 今学期最終日

朝1番の仕事はメール処理。昨日、管理職メールに市企画課から送られてきた広報のバインダーは無駄ではないかと投げかけておいた反応があり。企画課からも説明文書が届く。本校は返却することを決める。起案文書に目を通していたり、落語から学ぶエコライフのチラシ郵送準備をしていたりして、あっという間に2時間が過ぎる。

告別式のお手伝いに式場へ。さすがに年末。名古屋高速も渋滞。なんとか約束の時刻に間に合い、お手伝いをさせていただく。故人のご冥福を祈る。合掌。

学校に戻ったら、ちょうど職員室のワックスがけを始めるところ。年末恒例の行事。1時間半ほどかかって完了。そのほかゴミ処理のお手伝いをして今年の業務終了と、いいたいところだが、思うように仕事が進まず、出勤を覚悟する。

中日新聞夕刊に先日の第57回小牧落語を聴く会の橘家文左衛門独演会の批評が載る。大ネタ熱演は認めながらも、ちょっと辛め。


2003年12月25日(木) 通夜段取り、お手伝い

職員のご家族にご不幸の報。お寂しくなりました。朝から関係者への連絡、生花の手配、お手伝いの段取り、調整など。

学校総合保険事務報告書、家庭教育学級報告書作成、小牧市主催「落語から学ぶエコライフ」郵送先タックシール作りなど。そのほか、文書受理、整理など。

夕刻から通夜のお手伝い、受付をさせていただいた。帰宅。メール処理。小牧市教育長の「教育委員だより」をいつも楽しみにチェックしているのだが、また更新されていた。学校のホームページについて。ホームページコンテスト入賞校のHPを見て、我が校もそろそろリニューアルすべきと思っていたところ。教育委員会も大改装とのこと。そのほか、江戸川学園取手中・高校のHPを見て感心。さっそく江戸取流「学力革命」を読むことにする。それにしても買い置きしてある本が20冊を超えた。この年末年始にどれだけ読めるかなあ。


2003年12月24日(水) 事務処理快調

報告書作成。派遣文書作成。教育工学振興会へ授業CD送付。GC活用研究会の会計処理。受理文書のグループウエア入力。学校メールへの対応など。細々としたことがたくさんできた。

「変な人が書いた成功法則」読破。妙な本だった。「困ったことは起こらないと思うこと。そして物事は楽しくやること。」成功法則は気持ちの持ち方、物事のとらえ方。


2003年12月23日(火) こまきみらい塾打ち合わせ

今日のメインは「こまきみらい塾」打ち合わせ。資料作成のために、早朝に起きて桂枝雀講演「緊張と緩和」を聞く。あらためて理論派枝雀に驚く。

10時より小牧落語を聴く会世話人3人で打ち合わせ。ほぼ5回シリーズの内容も固まり、それぞれがさらに勉強と準備を重なることを確認。講座会場のまなび創造館に寄って機器設置の確認。

IT実践ナビの提出締め切りが過ぎて3日。今日こそはと思い、昼から取りかかる。動画クリップとしてネットで流す3カ所の授業場面も選定できた。こうしたことができるのは、大西さんのご配慮によるプロの撮影、しかもテロップ入りの授業記録CDとして仕上げてもらっているおかげ。本当にありがたい。

いろいろと溜まっていた資料をスキャンスナップでせっせとPDF化。そしてレッツノートへ。スキャンスナップもレッツノートも我がIT化推進には絶対に欠かせないものとなってきた。

IT実践ナビの原稿をメールで日本教育工学振興会に送る。すると、書式が変更になった部分が反映されていないという連絡メール。祝日でもすぐさま返答が送られてきたことにびっくり。すぐに書き直して再送。すぐに受信のお知らせメール。いやあ、この年末は休みでも働いているんだなあ、自分も家での作業とはいえ、同じようなもの、お互い頑張りましょうという気持ちに。

*4年前の今日、中日劇場で古今亭志ん朝の「お見立て」を見たことを思い出す。


2003年12月22日(月) 今学期が終わる

今日で今学期が終了。時の経つのは本当に早い。年々早く過ぎるように感じる。年齢を重ねると誰もが思うことなのだろうか?

終業式。実に整然と進む。どの教師の話もしっかり聞いている子どもたち。我が校は安泰。

市P連の予算のことで生涯学習課へ相談。17年度に愛知で開かれる日本PTA全国大会への対応の件でもいくつかの相談。市P連会計簿整理。

青少年健全育成会の会場準備。昼の打ち合わせで、教頭として2学期の総括。冬休みに来年度の教育構想を書き上げることを宣言。

2時から青少年健全育成会議。40名の出席。警察、小中高、補導員の方々からの情報提供を基に話し合う。小牧での犯罪発生率がアップしているとのこと。それに比べて検挙率が下がっているとのこと。なんとかならないものか・・・という声もあり。

生徒会が呼びかけて行った校区清掃。職員をいれて360名ほどの参加で、校区に散らばってゴミ拾い。あっという間にゴミ倉庫がいっぱいになるほどの量。びっくりするほどゴミが落ちていることを実感。「こまきエコネット」のHPにその取り組みの様子が載せられていることを発見。健全育成会の皆さんには、帰路でゴミ拾いをする子どもたちを褒めてもらった。こうした地域の方々の声かけが一番うれしい。

文書整理。グループウエア入力。机上机下の整理整頓など。気づいたら職員室には3名のみ。さすがにどの職員も今日は帰宅が早い。といっても、午後8時。いなくて当たり前か!

帰宅。20日のGC活用研究会の感想メールがいくつか届く。どれも好評で安心。中日新聞夕刊に11月北里市民センターでの桂米朝師「天狗裁き」が絶品だったとの批評が掲載されていた。まったく同感。自分が今年見た落語ベストワン。

小牧落語を聴く会の世話人として講座を担当する、こまきみらい塾「落語の世界」の申し込みが現在28名とのこと。定員は35名。担当の方に聞くと、こんなに集まった講座は珍しいとのこと。ありがたいやらプレッシャーを感じるやら。明日の打ち合わせの資料づくりと思ったが、これがなかなか進まない。


2003年12月21日(日) けっこう仕事がはかどった1日

昨日の「明日から使えるGC活用研究会」の後かたづけに学校へ。会計処理から細かな備品確認、処理。借用したプロジェクタやスクリーンを返却に応時中へ。なんやかんやで2時間。あとは報告HP作成のみ。

帰宅して一寝入り。ネットを見ていると、静岡の武藤さんの日記にさっそく昨日の研究会のことが書かれていた。注文ボランティアの主旨をよく理解していただいた記述は実にうれしい。

夕刻からの「こまきエコネット」全体会に出席するために「落語から学ぶエコライフ」のチラシ作成に必死に取り組む。試行錯誤しているうちにおさまりの良いチラシが完成、満足。

「エコネット全体会」では、1月24日の「落語から学ぶエコライフ」企画検討。続いて3月14日の「こどもと大人の環境会議2004」の内容検討。いずれも自分がかなり関わるイベント。ぜひとも成功させたい。

机の横に積み上げた本が気になり読書を始めるが、今日は一気読みは無理と断念。まず先日の第57回小牧落語を聴く会の橘家文左衛門独演会のHP作成してアップ。続いて昨日の「明日から使えるGC活用研究会」のHP作成も始める。けっこういい写真が多く、これはすぐにでもアップした方が良いと判断。こちらも一気に作成。アップ。子どもたちの活躍が十二分に伝わる写真にこちらも満足。今日はいい仕事ができた。いや、これは仕事ではないよな。あくまでも仕事以外の世界。


2003年12月20日(土) 雪、雪、雪そりゃあないぜ

雪が気になって眠れず。窓の外を見ると真っ白!そりゃあないぜ!という気持ちに。落ち着いて家におられず、7時には学校に向かう。
一人、機器の準備などをしながら、雪の止むのを待っていても天気はいっこうに変わらず。時折激しい雪となり、ますます気持ちは暗くなる。開催問い合わせの電話もいくつか入る。

一時期はプログラム変更も考えたが、少しずつ晴れ間もみえてきて予定通り進めることを決意。発表者の皆さんも定刻までも揃い、天気より先に気持ちは晴れやか。我が校の注文ボランティア生徒とともに、全員で仕事分担。こういう大人の場に中学生を入れて、プロジェクト進行の様子を見させることは社会性を養う意味でも意義は大きい。子どもも自分の働きがどう会の進行に役立つかもよく分かるはず。意欲も高まる。そのためか、よく動くさわやかな中学生に感激して、皆さんがこの注文ボランティアの意義と価値を認める言葉をたくさんいただいた。

参加者は87名。スタッフも入れると100名の研究会になった。この雪の中を本当によく集まっていただいた。感謝。多くの方の支援もあってできた研究会。言い出しっぺの責任も果たせたと思った。
模擬授業のあり方、発表ブース形式など、いろいろな意見をいただけた。算数・数学+コンピュータを主とした会で、これだけの規模と内容でやれたことはなんと言ってもすごいことだと自負。もちろん、やってみて初めて分かったことも多々ある。それだけ皆さんに良い提案ができた証拠でもある。

懇親会、二次会で今日一日を振り返りながら、次へのアイデアもいろいろ出てきて、他の地区でも開催してみようと言う意見も出てきた。この「初めの一歩」が大きな一歩となると本当にうれしい。しかし、ちょっぴり疲れ気味。帰宅して、知らぬ間にダウン。


2003年12月19日(金) なんと雪、そりゃあないでしょ!

風邪欠席連絡多く、朝から机を離れられず。

GC/WINを明日使用するコンピュータにインストール。これで研究会の準備はほぼ完了。会場準備を残すのみ。

1時限目。1年数学。関数のまとめ。式から比例のグラフ。その特徴。すばやく書く工夫という展開の授業。主は富田先生。随分と授業がうまくなった。比例定数が正の数、負の数の場合に分けてグラフの特徴を発表した生徒。それを受けて、「正、負ときたら?」と質問し、比例定数が0のときに触れる。子どもたちからは「そのときはグラフは1点になる」という反応。じゃあ、grapesで定義してみるとどうなる?と発問すると、「エラー表示」となるという意見もあり。なるほど、コンピュータはこういった使い方もできるのかと発見。実際に書いてみると、x軸と重なる。それを見て「そうか!」という子ども。grapesだからできる授業。

天候が気になってきた。インターネットで明日の天気を見ると、なんと雪マーク!そりゃあ、ないでしょ!遠くから人も来るのに。これだけ人が集まったのに。だんだん悪化する天気予報。外れろ!

授業観察。美術の及川先生のドライポイントの授業。いい授業論を聞いた。さっそく「教頭の授業観察日記」を書いて職員ネットに流す。

22日の青少年健全育成会の資料づくり。印刷。綴じ。並行して行う校区清掃参加生徒は320人に。育成会のみなさん、職員分も含めて、どら焼大量発注!

「青年の家教室」に顔を出す。生徒と卓球。罰ゲームで落語を披露。とっても明るい生徒にボランティアの皆さんに感謝の手を合わす。

明日の準備のため、多目的ホールで一人椅子を並べていると、通りかかった生徒が「手伝おうか」と言って動いてくれる。知らぬ間にドンドン増えて、あっという間に椅子並べ完了。「他には?」と聞いてくれる生徒もいて、細かなことまで生徒がやってくれた。感謝、感激。神戸先生、富田先生に助けてもらってプロジェクタ+無線+コンピュータ設置。無線も快調。小舞台も出して、実にいい会場になった。参加者はびっくりするに違いない。応時中からプロジェクタとスクリーンも届く。

生涯学習課から依頼があって、急遽、市P連の会計簿中間整理。うっ!余裕あり。いいのか?悪いのか?

帰宅してメール処理。ネットで書籍注文。小牧落語を聴く会HPをちょっと更新!雪が気になる深夜。


2003年12月18日(木) 今学期最後の視察対応

20日のGC活用研究会の準備あれこれ。発表者プロフィールはパワーポイントで作成。これが以外と便利なことが分かっただけでも収穫。上原さんの資料印刷・綴じ。資料代の釣り銭の準備も完了。弁当の発注も完了。あとは会場準備のみ。今日も参加者連絡があり、100名を超える勢い。資料の部数が心配になってきた。

22日の校区内清掃に参加してくれる生徒がなんと295名。すごい数。市の環境政策課に連絡。新聞社に連絡してくれるとのこと。GC活用研究会の注文ボランティアも6名が名乗り。「注文ボランティア」に対して、すっと手を挙げてくれる生徒が増えてきたのがうれしい。

生徒指導部会。各学年の現状報告。昨年に比べると報告される問題も少なく安心。不登校へのアプローチもいろいろ出来ていることにまず満足。

16時から常滑市南陵中、トヨタコミュニケーションシステムから6名の視察。今学期最後の視察対応。2時間があっという間に過ぎる。課題意識をもった来校はこちらも話が弾む。

帰宅して、一宮北方中で行われた現職教育での講演ビデオを見る。一宮女子短大の安江理事長。改善をいっさいしようとしない公務員には本当は講演などしたくない、という冒頭の厳しい一発から、ビシビシと身にしみることが続く。改善精神は同じなんだけどねえ、私立と公立ではちょっと経営論が違うと思いながら、大いに刺激をもらった。


2003年12月17日(水) 忘年会で遅くに帰宅

ここのところ朝の職員室は欠席連絡が多く大忙し。その上、今日は以前に迎えに行っていた家庭から久しぶりの連絡あり。いろいろと話したことが功を奏したか、最後は自分から進んで教室に向かっていった。頑張ってほしい。2学期もあと少し。またもや家は出たけど学校には来ていない子どもが判明。関係機関に連絡。しばらくして登校。これも一安心。

1年数学。変域を初めから意識させたグラフ指導。y=2xのグラフを書きなさいという問題に対して、「xの変域は?」と聴く子ども。そう!それが大切。変域が分からなければ、グラフはかけないはず。

受理文書整理。メール処理。非常勤講師さんの勤務報告書作成。今日は給食の配膳のお手伝いも。

GC活用研究会発表者紹介原稿作成50%。配付資料印刷。綴じ。生徒に手伝ってもらった。ある子どもに数学補習二日目。他に進路相談。

夜は職場の忘年会。名鉄小牧ホテルで。1次会でも2次会でもよく皆さんと話した。来年度の構想のいろいろな視点をもらった。零時近く帰宅。ダウン。


2003年12月16日(火)

1時間目数学部会。3学期中間テストの範囲や基礎学力テストの相談。先日の学会「評価基準に対する評価問題」の話題を報告。1月9日の@発見島授業実践の調整。

外国人生徒交流会参加の生徒二人の引率で小牧小へ。他の中学校は不参加。小牧中参加についても初めは断っていただけに、何か割り切れないものがあったが、企画してみえる方の顔を見れば、そうは言えず。交流会の実施は来年度の課題にぜひしてもらいたい。

@発見島授業記録の最終チェック。実にうまくまとめてもらえた。感謝。

GC活用研究会参加連絡あり。88名となった。ほぼ目標達成。

上海から小牧へ来た子どもが通訳の方と母親と来校。年齢相応の中3の英語の教科書を見せたら「実に簡単!上海では英語はこの教科書の2倍の厚さはある」と言ったと通訳の方に聞く。ついでに中3数学の内容もずっと前に学習したとのこと。

各種文書整理。グループウエア入力。心の教室相談員さんの給与、提出文書完成。ある子どもに数学補習。通知表所見チェック、起案文書検討など。

@発見島実践を若手3人が1月9日に行うことを相談。若手からは「相談ではなく強制です!」といったコメントを頂戴する。なんと言われてもいい。あなたの力になるのだから。

夕刻、西春地区の数学の先生来校。これで3回目。授業相談を受ける。


2003年12月15日(月) 一安心の一日

物品購入のため外へ。封筒印刷、備品借用など20日の研究会準備。そのほか、いつもの週初めの仕事いくつか。スクール55に神戸先生の岩手での発表についての堀田先生のコメントが載った。小牧中の実践の確かさを分かってもらう上でもよい内容だった。

家は出たのに学校に到着せずという子どもがいて、いろいろなところに連絡をする。最終的には家に戻っていることが分かり、ほっとする。

1年数学。GRAPESを使った関数授業。主は富田先生にお任せして、もっぱらコンピュータ操作。使えば使うほど実感するGRAPESの便利さ。

通知表所見読み。今日の授業観察は3年国語と理科。@発見島を使った先日の授業記録にコメント入れ。牧中メール、管理職メールなど発信。市教委石川先生と青年の家教室について相談。

静岡の武藤先生の日記に時々登場する自分の名前。実にうれしいこと。頑張らねばと思う。GC活用研究会HPの交通案内をアップ。



2003年12月14日(日) 駅伝&小牧落語を聴く会

早朝6時40分学校着。すでに駅伝選手はアップ中。駐車場にもかなりの車。職員室に入るとPTA会長さんがお見えになる。応援に駆けつけていただいたとのこと。すでに他の保護者の方の応援があり、車の手配は大丈夫な状態。こちらの連絡ミス。昨晩は深夜2時までおつきあいをされていたとのこと。千度謝りお見送りをする。8時5分には200人を超える選手輸送が完了するはず。ところが連絡ミスがあって、車が足りない状態。急遽、自分も選手輸送に加わり第3区まで輸送。3区では男子Aチームは2位。女子Aチームは4位。順位を上げてくれることを期待しながら、2区の選手を学校へ。11時過ぎに入った連絡で、最終順位は、男子Aチーム5位、女子Aチーム4位とのこと。男子10チーム、女子7チームとも、繰り上げスタートもなく、実によく頑張った。ある方が、参加人数が多いというのは学校全体の志気も盛り上がるねえという評価。まさにその通り。生徒も職員も一丸となってやっている感じが一番うれしい。

駅伝総監督の学校到着を待たずして、第57回小牧落語を聴く会の準備で小牧商工会議所へ。高座づくり、受付準備にいつもより時間がかかって、あっという間に開演時間。今年度最後の会は満席。入場をお断りした方もあり。初お目見えの橘家文左衛門ワールド。ネタは「らくだ」「寄合酒」「文七元結」の三席。らくだは1時間を超える長講。文七元結も1時間弱の大熱演。今年落語聴き納めの皆さんもおそらく大満足のはず。さっそくお客様から「文左衛門さん、大好きになりました!」というメールあり。

我々世話人が担当するこまきみらい塾「落語の世界」のことや「落語から学ぶエコライフ」の件で打ち合わせの打ち合わせをして解散。

帰宅して今日もGC活用研究会の準備。読書。


2003年12月13日(土) 第34回愛知教育大学数学教育学会研究大会

研究大会の受付で「GC活用研究会」のチラシ配布のお願い。会場に入るなり、二人の方の申し込みあり。これは幸先良いと思ったが、それからはばったりと・・・。今年度からプログラムに入った課題別分科会。自分は「評価規準と補充・発展に関する課題」分科会に参加。これが正直なところ、期待はずれ。会の進行をするオーガナイザーという役目はよく理解できていないが、この分科会をどう展開しようと考えていたかが?。参加者の評価に関する、ちょっとした感想の出し合いではね。我が校の取組を紹介した後、「すべての基準にA問題、B問題を用意できるものか?」とA、B問題が必要と言われたオーガナイザーに声を出す!この件については文科省の見解も理解できないとはっきり述べた。これについて意見がぜひほしいと思ったが、時間切れ。自分はここに来て、こうした時間を使っていることがいいのだろうかと思った1日。20日のGC活用研究会開催にあたって、決意新たにした日でもある。

「トヨタ式最強の経営」読破。後半が面白かった。トヨタの風土「まずはやってみよう」は我が校にもある風土と自負。

GC活用研究会の資料アイデアが浮かぶ。さっそく発表者にプロフィールと写真送付のお願いをする。突然でごめんなさい。小刻みに、お願いメールを送っているので、ネットの向こうで困っているかなあ。


2003年12月12日(金) 授業のリズム

第1時限目。1年数学。比例式を扱う問題を中心に。プロジェクタ+コンピュータを用意したが、使うところまで進めず、残念。しかたない。職員室ネットに流している「教頭の授業観察日記」に初めて画像付きで、教室でのコンピュータ活用をPR。

文書処理、メール処理など時間を意識してテキパキと。しかし電話応対などもあり、なかなか予定通りには進まず。

4時間目授業観察。教師の話すリズムがとても子どもにあっていて、こちらも思わず引き込まれた。とても良いリズムで、いい雰囲気を創りだしていた。子どももよく発言し、やりとりも活発。テンポの良い授業は時間も短く感じる。

外国人教育協議会開催のブロック交流会の考え方で他校と見解の違いあり。それを指摘する電話あり。こちらの見解をはっきりと述べたが、最後は折れることが懸命と判断。

会計簿の中間整理。データ入力。庶務課、給食センター長、私で相談。

今日の午後も懇談会。最終日はどのクラスも早めに終了。とはいえ、やはり3年生は遅い。本当にお疲れ様。

17:30より駅伝保護者応援隊の打ち合わせ。200名を超える選手エントリー数のため、職員の車だけでは到底選手輸送ができない。7名のお母さん方が応援を申し出ていただいた。打ち合わせ風景をさっそくマキネットでアップ。牧中メールも発信。

帰りに自宅のプリンタインクをまとめて購入。フォント集もついでに購入。

今日もGC研究会の参加連絡あり。当日のシミュレーションをしていると、気持ちも高まってくる。明日は大学で学会。課題別分科会が楽しみ。


2003年12月11日(木) 今日の勤務地は応接室

今日の勤務地は応接室(笑)。朝9時30分から給食の時間を除いて午後4時まで、ずっと応接室にいた日。午前中は来年度の個別学習システムをどう発展させていくかを、コンサルタントの大西さんらに相談。企画委員会の審議を報告しながら、家庭学習を充実させるシステムに発展させるアイデアをこちらから提案。それについて様々な観点から意見をいただいた。協議をする中で、アイデアもいくつか浮かんだ。充実した1時間30分。すぐに校長先生、教務の神戸先生と相談。具体的なイメージを浮かべながら、シミュレーションをしてみる。すると見えてきた問題点。さらなるアイデアも浮かぶ。物事を固定的に考えず、まずはあれこれ考えてみることのよさを実感。さっそくまとめて報告をと思ったが、すでに給食の時間。

給食準備中に富士宮市教育委員会さん視察の準備。プロジェクタや資料を用意。今日からプレゼン用パソコンは我がレッツノート。無線も快適。

午後1時ちょっと過ぎに教育長さんら6名が来校。ITを使っていかに学校を開いているかを、「外へ開く」「内に開く」に分けて、校長先生、神戸先生、そして私で説明。質問もよく出て、感心も得心もしていただき、いつも以上に話が弾む。気づいたら午後4時。3時間のプレゼンテーション。さすがにヘトヘト。

やっと平常の仕事を開始。文書整理、データ入力など。明日の授業準備のため、レッツノートにプロジェクタとの無線ができるようにソフトのインストール。デモ、成功。コードレスで、ノートを持ち歩いても大丈夫。ますますIT化。

GC研究会PRのために2本の電話。尾張旭市から来年度の講演依頼を2本いただく。今年の講演を評価していただいたとのこと。うれしい電話。

帰宅して、家庭学習システムの新アイデアをまとめてメールで連絡。GC研究会のお仕事。71名の参加となった。メール処理をいくつか。


2003年12月10日(水) 社会科授業観察

月1回のPTA登校指導で3カ所を回る。

1限1年数学。変域を考えなければならない問題を中心に。その後、変域をすべての数に変更して、概念の拡張。比例関係の確認。この方の流れの方が教科書よりすっきりする。確信!

文書処理、整理で2時間。県P連基金のための「書き損じ葉書協力依頼文書」印刷、配布。

4時限目は社会科授業観察。基礎基本部分を明確にした学習プリントを作成しての授業。工夫された部分がいくつかあって感心。子どもたちにとっては分かりやすい授業。できれば社会的思考の喚起をする部分が組み込まれれば、ベストなんだけど。ちょっとアイデアを提供してみたくなる授業だった。

午後は懇談会。相談もいくつか。今日も3年生は遅くまで懇談。

帰宅して「GC活用研究会」の資料づくり。名簿づくりなど。



2003年12月09日(火) 教頭会議

9:30から教頭会議。議事の内容から早く終わるかと思っていたが、いつものように12:00過ぎまで。ネット活用について「?」という意見が出て、しばらくかみ合わない論議が続く。積極的に活用すればよいのであって、自分にとっては、なぜ?といった質問だった。うむ、理解を広げるのは難しい。GC活用研究会のPR、各校の参加を求めたが、果たして・・・。

14日の市民駅伝に本校は男子10チーム、女子7チームの参加。総エントリーの50%近くを占める小牧中。選手輸送は職員だけではとてもとても。保護者に協力を呼びかけたところ、すぐに8人の方から申し出あり。事前打合会の文書を作成。実にありがたいこと。

保護者懇談会1日目。3年生は進路の方向性決定のため、遅くまでかかったところもある。最終20時30分まで相談が続いたところもあった。本当にお疲れ様。最終まで待っている時間で、市P連の連絡文書印刷、綴じ、袋入れ、完了。通知表の所見読み。気づいたことをいくつか書き入れる。

帰宅して、今日はいつも以上に多いメール処理。GC活用研究会のHP補足など。


2003年12月08日(月) GC活用研究会のエンジンかかる

昨夜アップしたGC活用研究会案内の成果あり。朝一のメール確認で熊本からの参加あり。朝から元気が出る。

日進市や津島市の友人にもGC活用研究会を電話で紹介。案内をファックスで送る。熊本、佐賀からも参加がある研究会。ぜひ愛知で、小牧で多くの参加をしてほしいと切に願う。

明日からの懇談会に備えて、集金未納の方々の再確認。懇談時間の一覧表づくりにけっこう手間取った。ボーナス明細がもらえた。かなりの減額(涙)。

3時限1年数学。比例の3時間目。変数の変域を中心に授業を進行。前時の変数の定義を正方形の個数を1つずつ増やすことから、一定のスピードで線分を伸ばすという定義に変えただけで、学習の核心が自然と出てくた。いい展開だった。

職員室無線設定を神戸先生にしてもらった。どういうわけか無線は機器の相性があるようだ。新たに購入したエアーステーションは快適。さらに職員室ネット環境がよくなった。

備品購入に伴い、棚購入のためお店へ。すぐに購入、すぐに戻って、棚設置。ちょっとだけすっきり。

15時から校内進路委員会。終了が19時過ぎ。4時間の会議。一人一人の進路希望を確認しながらの会議のため、時間がかかるのはしかたがない。担任は明日から懇談会。さらに準備。本当にお疲れ様。自分は文書整理をして帰宅。

GC活用研究会参加申し込みがいくつか。50人の参加を超えた。発表者への連絡メール。GCのMLが盛り上がってきた。


2003年12月07日(日) 読書

昨日から読み始めた「本気の教育でなければ子どもは変わらない」(原田隆史著)を読破。続いて、途中読みだった「あきらめない」(鎌田實著)も読み終える。後半は涙が止まらなかった。鎌田さんの医者としての歩みを読みながら、自分の仕事を全うするとはどういうことかを考える良い機会をもらった。
続いて、先日のトヨタ社長、張富士夫の講演に刺激されて「トヨタ式最強の経営」を読み始める。これもなかなかおもしろい。一気読みと思ったが、12月20日の明日から使えるGC活用研究会の交通案内も必要だったことを思い出し、その作業へ。なんとかアップできた。


2003年12月06日(土) CEC学校企画情報交流会

今日はCEC学校企画の情報交流会。神戸先生と、新幹線の中で来年度の学校構想などを話ながら、東京、白金高輪のCECセンターへ。新幹線で初めて品川駅に降りる。名古屋から2時間弱ですでに会場へ。

交流会では助成を受けている25校中20校が参加。報告3分、協議2分という無茶な約束で、20校が順次発表。約束の時間を守ることは大切なので、報告は3分間きっかりで終わったが、質問もいくつか出て、やっぱり数分間の延長。司会の赤堀先生から「子どもたちに自由に学級日誌を書かせて、それをアップできている学校なのだから、やはり良い学校なのですよね」と。うれしい質問だが、校内ネットワークの掲示板ではひどい書き込みがあって失敗していることを話すと、「むしろ外に発信した方がいいんですか、なるほど」とも。多くの学校が発信することを恐れている中、他校が同様な実践が積極的に出来るように、詳しく分析をという依頼を受けた。3月のフォーラムPRは残念ながらチラシを配っただけで終わってしまった。3月5,6日の成果発表会の概要も分かったことは収穫の一つ。

そして最後まで分からなかった携帯電話の教育利用、新たな機器利用だけに実践の主眼がいっているような感じ。思わず手を挙げて「研究の本質ですが、なぜ携帯電話を使うかが分からない」と発言。つまり研究そのものを否定するような質問をしてしまった。発言は控えられたが、神戸先生のコメント「どういうことがしたいためにそれを使うのか、つまりどういう教育をしたいのかが見えてこない」。まさにその通り。赤堀先生からの呼びかけ「研究に対しては何を言ってもよい」というコメントを真に受けてしまう素直な自分。最初から厳しいことを言ってしまったのかなあと、ほんのちょっぴりだけ反省。(←ほとんど反省してないじゃないか)。夜、名古屋で約束もあって、フリー交流会の前に帰路へ。新幹線の中で、レッツノートで日記を書く。


2003年12月05日(金) PTA総務・全委員会

朝の打ち合わせで昨日のトヨタの社長さんの話を元に、仕事の効率を高める第一歩は整理整頓、年末に向けて心がけてほしいと一言。そして、昨日までに準備しておくべきだったPTA会議の資料づくり開始。空き時間が2時間。その間に作成、印刷、綴じとなると、のんびりはしていられない。昨年度の要項を参考にして作ればよいわけだが、それがなかなか。1時間ほどで印刷までこぎ着ける。

2時限1年数学。前時のコンピュータ室での授業を元に比例を定義。表から特徴を見つけたり、1年生の指導範囲外であるが、一次関数も取り上げたりして、比例の特徴を印象づけた。まずまず。

神戸さんに昨日の一宮短期大学の学長さんの話をしていると、一宮の先生から「現職教育でその学長さんを呼びますが、来ませんか?」という温かい電話あり。何人かでぜひ出かけたい。

企画委員会では、新しい学校づくりの企画案検討。「わかる、できる、身に付ける」という指導段階のうち、身に付ける部分は主に家庭学習と考え、その家庭学習を充実させる企画を提案。今年度の個別学習システムの継続・発展型と言ってもよい。方向はほぼ固まった。

4時限が終わって、ただちにPTA会場づくり。お手伝いもあって、短時間で完了。総務委員会では学校公開日への意見をいただく。スタイルをちょっと変えて実施することを決める。全委員会は短時間で終了。広報委員会さんは残って編集会議。

牧中メール発信などの定番の週末業務をいくつかこなす。3年生職員はさすがに遅い。電話で相談している職員、家庭訪問をしてくる職員など、だれもが精力的。神戸さんに明日の東京での会議の確認をして帰宅。

春日井教組から送られてきた先日の講演記録をアップ。


2003年12月04日(木) 一宮女子短大のカイゼン

今日朝1番は、こちらのミスによるお詫びの電話から。昨日の教育後援会臨時総会での決議事項を全区長さんにお知らせする文書作成。後援会長さんの了解を得て発送まで一気にできた。
駅伝部総監督S先生の子どもへのメッセージがすばらしく、一部を牧中メールで配信。先日、牧中メールで紹介した「父と子」の冊子の申し込みが何人かあった。興味を持っていただけたのはありがたい。
保護司のSさん来校。最近の小牧市内の犯罪の多さをあらためて聞く。急遽、保護司の増員もあったそうだ。悲しい現実。
スクールカウンセラーの件でメール連絡あり。市教委へ連絡。いつもの文書処理。グループウエアへデータ入力。
午後からの和歌山県日高郡事務職員の皆さんへのプレゼン内容を決める。要項も完成。4時間目終了後、直ちに多目的質で視察準備。椅子並べからプロジェクタ準備、LAN延長となかなか大変な仕事。
48名の来校。二手に分かれて校内LAN環境の見学。ネットワークをいかに教育の質を高め効率化が出るように使っているかを説明。3時間ほどの対応。
途中から神戸先生に任せて、職員会議を並行して開催。保健室登校の考え方を統一。巣立ちの会の実施について検討。生徒会執行部が直接生徒会方針を職員に説明。それを受けて「掃除together」について審議。執行部の生徒はさすがしっかりしている。生徒会長の説明も気持ちがよく伝わってきた。大いに支援してやりたい。
16時に徳島県の中川先生らが来校。校内ネットワーク本についての検討。またもや途中で神戸先生に任せて、トヨタ取締役の張富士夫氏の講演会を聞くために一宮女子短大へ。1200名集まったとのこと。大きな体育館に大型スクリーンが二つ。たくさんのストーブ設置。開演前の1時間前から会場ではビデオ放映。内容は一宮女子短大の改革(カイゼン)を取り上げたテレビ番組。話には聞いていたがさすが!学校を会社と呼び、教員を社員と呼び、学生をお客様、あるいは商品と呼ぶ。学校は楽しくなければ学校じゃない。授業はおもしろくなければ授業じゃないという大看板。徹底した無駄の排除。そして整理整頓。大学のどこを見ても、きれいに清掃が行われている。すべての職員が笑顔で明るく気持ちのよい対応。
張氏の演題は「トヨタウエイ」。張氏がこれまで学んできたトヨタという会社を通しての経営論。無理、無駄の徹底排除から生まれる効率と収益増。他業種の方の話は新鮮で、大いに参考となる。

帰宅して、メール処理。それだけでかなりの時間がかかってしまった。春日井教組での講演記録も送られてきていた。実にうまくまとめてあって、話した本人がびっくり。PTAの要項まで手をつける元気はなく、明日午前中の仕事とする。


2003年12月03日(水) 来客ひっきりなし

朝1番は1年生の集会でお話にみえた北里クリニックの医院長さんへの対応。子どもたちのためにいろいろとご準備の上での来校に感謝。元校長N先生来校。懇談。心の相談員さんの給与事務。6日東京での「Eスクエア学校企画情報交流会」で発表するレポート作成。野口芳宏先生へビデオ送付、そして連絡。教育後援会臨時総会準備。各種データ入力作業。
15時から1時間。教育後援会臨時総会。懸案になっていた会費の件で協議。いろいろと意見が出たが、提案通り決定。ほっとする。
16時。鳥取より視察2名。グループウエアの導入以前の学校の姿と導入後の学校の姿。その変化について重点的に聞かれる。学校評価についても懇談。充実した1時間30分。
17時30分。西春地区のK中学校から数学講師の先生来校。授業相談を受ける。3本の授業ビデオ提供。途中から本校のM先生にも加わってもらって懇談。他地区まで足を運んで学ぼうとする姿勢に感心。がんばってほしい。
18時30分。数学科職員と2学期評価の件で相談。協議。若い教師がきちんとデータを整理して、話し合いが充実するように準備しておいてくれることがありがたい。かなりの時間かけて検討。
明日は和歌山から52名の視察。会場がなく、巡回ミュージアム会場となっている多目的室のパネル移動。夜遅くからの作業、献身的に動いてくれる皆さんに感謝、感謝。それにしても、52名の来校者に3時間30分の対応。明日は絶対にヘトヘトになる。

帰宅して、落語から学ぶエコライフ企画の原稿チェック。修正作業。いくつかのメール処理。明日へのエネルギーは残っているか心配。


2003年12月02日(火) @発見島は本当に発見します

朝1番の仕事は健全育成会案内葉書作成、完成。投函へ。夜中に牧中メールを送ったことに対する苦情メールあり、反省。そして、今日は一日研究授業モード。自分が2時間目、神戸先生が5時間目。いずれも@発見島を活用した実践。
9時前に東京からベネッセの@発見島開発チーム来校。授業構想を簡単に話して、2時間目の授業実践。予想したとおり苦戦。子どもたちの発想が広がらない。どこでどう手を打てばといいかと悩みながら、ヒントに「単位」を教える。けっして見た目によい活気のある授業ではなかったが、子どもたちは@発見島「正方形が増えると何が変わる」と格闘したことは間違いない。通常の教室で見せる姿より、ずっと活動的で、数学的なつぶやきもいっぱい出た。それがうまく生かせないのは教師の力。精進、精進。とはいうものの、この年齢ではねえ・・・。
生徒指導部会。保健室登校についての確認等。
5時間目の神戸先生の授業。@発見島「正方形の面積を求めよう」。これが久しぶりに見る実におもしろい授業。多様な考えを出し合って楽しむ3年生の子どもたち。数学っておもしろいものだ!互いの考えを出し合い高め合うのは、こんなに楽しいものだという授業だった。コンピュータ画面を互いに気楽に見ることが出来ることは学級全体の思考を活性化することがよく分かった。IT活用の小技もいっぱい見せてもらえて、自分の授業の疲れもあっという間に飛んでしまった楽しい時間だった。いやあ、実に授業がうまい。これをどうみんなで共有化するか!これが教頭の仕事でもあるんだなあと実感。どうしたら伝わるんだろう。授業を見る目を高めるための研修が必要と、大西さんが言われるのもよく分かる。
福井県から来年度の数学講演の依頼あり。ありがたいこと。終日6時間ほどの講演+研修。思わず身震い。
いくつかの事務処理。6時を回っても職員室ではかなりの者が残って業務中。


2003年12月01日(月) 明日は@発見島授業

いつも以上に忙しい朝。一宮の友人に数学指導案送付。明日のコンピュータ室空きの確認と@発見島実践のためのベネッセさんへの確認。静岡大学の堀田先生からチャンスをいただいた校内ネットワーク本の本校執筆者割り当て相談。会計処理などをいくつか。
2時限1年数学。テスト返却とUプリント実践。Uプリントもすっかり定着。意欲的に取り組む生徒多し。時間と距離と速さの問題がどうしても定着が悪い。Uプリントの質問もそれに集中。
ネットワーク本割り当て分執筆者確定。通知表や情報管理の点での提案も含めて堀田先生にメールで連絡。また、文科省へIT授業実践ナビ原稿送付のため、大西さんに無理なお願い。青少年健全育成会の内容を相談。今年度も清掃をからめることに決定。適応指導教室とのコミュニケーションについて相談を受け、運良くすぐに話し合いをセッティング。
明日、2時間目に1年生で@発見島を活用して授業実践することに決める。題材は「正方形が増えると何が変わる」。久しぶりの題材。その昔、このソフトで賞をいただいたことが懐かしい。あらためて教材研究開始。若い頃は勢いもあってやっていたが、この年齢になると冒険はなかなかできず(吉朝師匠もそう言っていたよなあ←吉朝と同じにするなとつっこまれそう)、確実な線を狙おうとするが、これがなかなかの題材。元は自分が考えたのだから、自分で自分の首を絞めるというのはこのこと。神戸先生もひょんなことで巻き込み、5時間目に@発見島実践。教頭、教務が苦しい顔をして教材研究する職員室もまんざらでもないはず。簡単な指導案作成。学年部会が終了するのを待って、富田先生とコンピュータ室でシミュレーション。ちょっとだけ光が見えた。これはやっぱりおもしろい!と思えたのだから、シミュレーションの効果あり。授業は授業者がおもしろいと思わなければおもしろいわけがない。指導案を書き換えて、青少年健全育成会の仕事へ。案内葉書、住所録印刷完了。3日の教育後援会臨時総会の準備も75%完了。