蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




胃乃扇子
2004年03月25日(木)
ずっと観たくて仕方なかった押井監督の「イノセンス」。
ようやく時間が出来たので観に行ってきた。

情報量 多すぎ。

内容的にも。
映像的にも。
ギミック的にも。

濃ゆい。
濃ゆすぎる。
つゆ濁(違

もうね、
久しぶりですよ、
観た後ここまで疲れる映画って。
確かに1回観ただけじゃわからんわ、アレは。
ちきそー、
DVDでたら絶対買ってやるからな、
覚えてやがれ!

そんなんなのに、
親子連れとかで観にきてる人いるしな。
子供に理解できるんじゃろか、アレ?
ていうか、頼むよ、
「怒ラえもんと不愉快な仲間達」
「ポケット獣 金銀亜鉛」
とかじゃねーんだからよ、
ポテチパリパリとかやめてくれよ。
「ママ、おしっこ漏れそーぉ」とか、
頼むから、他所でやってくれよ・゚・(ノД`)
こっちは少しでも理解しようと必死なんだからさ。
ね、お願い。
気になる声
2004年03月23日(火)
最近勤めるようになった会社は五反田にある。
自宅がある逗子から、
JRを使ってストレートに行けば、
会社までは1時間で行けるのだ。
だが、今は敢えてその手を使わない。
京浜急行で横浜まで行った後、
東急東横線に乗り換え一旦渋谷ま出て、
最後にチコーッとJRを使って五反田に戻るという、
非常にセコくて非効率な通勤手段を取っている。
何故なら、
そのほうが「安い」から。
これで片道180円も浮く。
たかが180円と言うなかれ。
これも月に換算すると恐ろしいことになる。

片道180円のマネーロスと、
片道30分のタイムロス。
諸君ならどっちを取るね。
俺は金を取る(キッパリ
守銭奴と呼びたくば、呼びなさい。
「時は金也」などとは、
余裕のある人間の言う言葉なんじゃよ。フハハハ。

これも「交通費全額支給」であれば、
こんなチマチマした事に心を痛めることもないのだろうが、
なにせ、ウチ、「片道支給」なんじゃよ…。
フ、フフフ…。

ま、そんなわけで、
毎日東横線に乗っているのだが、
どうもその車内アナウンスに気になることがある。

どこの路線もそうかもしれないが、
最近導入された車輌では、
車内アナウンスに録音された女性の声を使っている物が多い。
車掌さんの例の鼻声よりは聞きやすいのかもしれないが、
なんだか無機質で寒々しい感じもする。
この車内アナウンス、最近は、
どこの路線もグローバルなお客様が乗り込んでくるのか、
車内アナウンスも日本語版と英語版がある。

日本語版は耳に親しんだ母国語であるからして、
特に気にすることもなく、聞き流してしまうことも多い。
問題は英語版である。

「This train is limited express bound for Shibuya.」

恐らくこんな内容を、
非常に流暢な英語でお喋りになられるのだが、
最後のShibuyaだけが非常に気になる。

この英語を喋るおねぃさん。
なぜか「Shibuya」だけがすごく楽しそう。

難しいが、
敢えて字面のみで表現するとこんな感じ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
|゚ν゚) < This train is limited express bound for
shibuya! >【・∀・】アヒャ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「Musasikosugi」も、
「Ziyuugaoka」も、
全然楽しそうじゃないのに。
「Motomachi-Chuukagai」なんて、
もっと楽しそうに言ってもいいじゃないか。
中華街だぞ。
変なお面やタピオカが路上で売り買いされているんだぞ。
もっと楽しそうに言ってくれよ。
なぜ、なぜだ。
なぜ彼女は、
「shibuya」をあんなに嬉しそうに言うのだろうか。
わからない。




ハッ!!
あんな可愛らしい声してるから気付かなかったが、
ま、まさか奴が噂の「センターGuy」…!?
初物
2004年03月18日(木)
自分も手伝ったWebが、
早速ネットにアップされているのを見た。

感動。

面白くもなんともなく申し訳ない。

でも、感動。



しかし、感動に浸りきる間もなく脱字発見。
早速やっちまったヨ… ○| ̄|_


離れられない
2004年03月15日(月)
初出社。
僕は「ゲームの人」から、
「逗子の人」になった。

何処へ行っても、
「人物」よりも「出身地」で覚えられる自分って…。

しかし、
逗子から東京ってやっぱ遠いナァ…。


垣間見る
2004年03月12日(金)
とりあえず会社に行き、
契約や仕事の内容を聞いてきた。

・本人の預かり知らぬところで、
 いきなり
 「制作チームの秘蔵ッ子」
 と名付けられていた。

・ヒソヒソ話の中では、
 「ゲームの人」
 と呼ばれていた。

・制作チームのリーダーと仕事の話をしている横で、
 いきなり電気が消え、
 ある社員さんのお誕生パーティーが始まった。



すごく馴染めそうな予感。
お電話
2004年03月10日(水)
昨日は舞い上がってて書けなかったが、
実は採用の連絡を頂く前に、
僕はミスをやらかした。

二次面接が終わったのは金曜日。
今思えば、
今までに比べて随分と和やかな面接だった。
「今日の結果は、月曜の夜に会議をし、
 遅くとも火曜日にはご連絡できると思います」
人事の方からそう告げられた後、
僕は複数面接を一緒に受験した女性と、
今日の感想などを述べ合いながら会社を出た。

やれることはやったし、
言うべき事は言った。
ここでダメでも後悔はすまい。
そう思いながら家に着いた途端、
バッチリ気が抜けた。

土曜日が過ぎ、
日曜日が過ぎ、
月曜日がやってきた。

「丁度今頃は人事会議やってるのか…」

そんなことを考えつつ、
面接に着て行ったスーツをクローゼットにしまおうとして、
胸ポケットに入れっぱなしになっていた、
携帯電話の存在に気が付いた。
ポケットからその四角いボディーを取り出し、
ふとディスプレイに目をやる。

着信アリ

一瞬、血の気が引いた。
着信は土曜日の夜7時。
おずおずと着信履歴を開く。
頭に03の市外局番。
嗚呼。会社からの電話だ。
スッと視界が狭まるのを感じながら、
なんとか伝言を再生する。

「あ、わたくし、
 ○×株式会社の人事を担当しております、
 ★▽と申します。
 昨日はありがとうございました。
 あの、もしよろしければ…」
ピィーッ!!プツッ…

小さなスピーカーからは、
伝言メモの容量が一杯になったことを告げる、
冷たい機械の声だけが響いていた。

一番大事な所で切れてマス。

この時の僕の気持ちを言葉にするのは難しい。
ただ、間違いなく言えるのは、
その瞬間、僕の顔には、
某まるこバリに青い線が幾重にも引かれていたに違いない。

「君は本当にツメが甘い奴だな」

自動車教習所で澤田教官に言い放たれたイヤミが、
今頃になって何度も何度も脳裏を過ぎった。

「土日は会社も休みであろう」などと勝手に決め込み、
携帯電話のチェックを怠った。
結果として会社からの連絡を2日もシカトしたのだ…。
これって思い切り「社会人失格」じゃなかろか…。
あまつさえ、伝言の内容は一番大事な所が抜けていて、
答えようにも何を答えればいいのかわからない。
とりあえず慌てて会社に電話を入れたが、
正直オシッコチビリソウダッタ。
しかも、よりによって、
人事担当の方は非常に忙しい人で、
何度電話しても全く捕まらず、
社員さんに電話があったことだけ伝えてもらったが、
その後向こうからはリアクションさえ途絶えてしまった。

「お、おわったー…」

たった一本の電話によって、
人生は一気に暗転することもあるのか。
一種の悟りにも近い心地で夜空を見上げる。
闇に瞬くお星様が、
全て滲んで見えたのは決して気のせいではあるまい…。



こんな調子だったから、
「採用」の声を聞いた時の、
僕の舞い上がり様は容易に想像して頂けるだろう。
しかし、あの「もしよろしければ…」の後に、
何が入ったのかは、今もってわからない。
だが、今回のことは非常に重要な教訓を残した。
例え電話をかけてくるお友達は少なくても、
これからは携帯電話のチェックはマメにしよう。
うん。
長かった…
2004年03月09日(火)
昨日、本家HPの掲示板にて、
「余裕が無いので日記はお休みさせてください」
と言い放ったばかりで、
かなーりアレな感じではありますが。
というか、例によって予告通りな所が、
自分としてはかなり恥ずかしいのでありますが。



今日、
人生で始めて「採用」という言葉を耳にしました。
アルバイトとしての採用ではありますが、
Web関係のお仕事に就くことができました。
3年もの間勉強したゲームからは離れましたが、
自分なりにほぼ希望通りの職を得ることができたのは、
極めてラッキーであり、素直に喜びたいと思います。
ようやく一歩前進であります。

その電話をもらった時、
頭が真っ白になって、
自分でも何言ったかもよく覚えてません。
今度の金曜日に会社に来いと言われましたが、
何時に行けばいいかよく聞かずに切ってしまい、
もう一度電話する羽目になりました。
なんだか既にヤバサゲです。
舞い上がってます。
ていうか、ここ数時間、
日本語がうまくしゃべれません。
一体どうすればいいでしょうか。


浪々の身となり1年間、
本当に長かったです。
色々な事がありました。
色々な事を思い知りました。
寄る辺の無い不安感。
それは今までの人生で味わったことのない物でした。
この1年は絶対に忘れません。
これからが本当に大変になるのでしょうが、
今はとにかくホッとしております。

お声をかけて下さった方々、
皆様の一言一言が、
今の自分の力となっております。
本当に本当にありがとうございました。
これからも頑張ります。




はぁー
これでようやくを堂々とお外を歩けるよ…。




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