蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




グチグチ
2003年11月26日(水)
最近求職活動の愚痴ばかりで申し訳ないですが、
今日もまたまた愚痴なんです。スミマセンネェ。
「お前の愚痴なんざ読みたくもない」
という方は読まんでやってください。

「おお、これはちょっとやってみたい!」
と思った求人がありましてね。
でも、その応募年齢枠がですね、
「22〜25歳ぐらいまで」
となってまして、
ワタクシ、若干オーバーしてるのですよ。
2歳オーバーを「若干」と言って良いのかどうか、
微妙だなぁという気もしますが。
でもねでもね、
その下にですね。
「まずはお気軽にご質問ください!」
って書いてあるんですよ。

そりゃもうお気軽に質問しますよね。
いや、ちゃんとした文面でね。

したらですよ。

返信無し。
無視。
シカト。
鹿とデスカ?


挙句の果てに今日「再募集」かけてるし。

「わかりきった事、聞くな」
ってことでしょうか。


いやね、こういうご時世ですから、
求職者の立場が弱いのは重々承知してますし、
企業の方も忙しいのもよーくわかりますよ。

でもさ、
ダメだからって返事も書かねぇのって、
社会人としてどうなの?
ていうか、
そんな会社行きたくもねぇよ。
社名公開したろか、ヴォケ!

ああ、取り乱しました。スミマセン。

こういうのって、
就職活動中はままあることなんすかね。
いやもう、なんか、
もしうまいこと就職できたあかつきには、
面の皮が3cmぐらい厚くなりそうです。

はぁ、世の中甘くないですねぇ。
彩度の低い映画でした
2003年11月23日(日)
最近どうも妙に映画づいているが、
今日はWOWOWで放映されていた、
「ブラックホーク・ダウン」を観ることができた。
つっても吹き替えだったのがちと残念。

ここのところ、
「スターリングラード」
「ウィンド・トーカーズ」
「ティアーズ・イン・ザ・サン」
と、戦場を舞台にした映画を続けて観てきたが、
この3作に比べると、
「ブラックホーク・ダウン」は、
遥かに娯楽色が薄い。
その分、「戦争」という物に対して、
シビアに取り組んでいるイメージが強く、
非常に乾いた印象を受ける。
ここのところは、
人によって好き嫌いがはっきり分かれるところだろうが、
個人的には好感が持てた。

ただ、一人のアメリカ人兵士の「死」と、
バタバタと殺されていくソマリア民兵の命に、
全くもって等価が与えられているように見えないのは、
「映画」としてのギリギリの演出だろうか。

一部の指導者が持つ思惑はともかく、
実際に現場で戦闘を行う兵士が、
何故素直に命令に従い命を危険に晒すことができるのか、
非常に考えさせられた。
つい最近、
「何のために闘うのか、それを探しに行こう!」
とかいう虫酸が走るような台詞を吐いた、
どっおぉぉうしようもない駄作アニメがあったが、
そんな理由で戦地に赴く兵隊たんがいるのなら、
是非とも一度お会いしてそのおおらかな心に触れてみたい。

案外大した理由もなく戦場に送られ、
故人の感傷など差し挟む余地もなく、
思ったよりも簡単に殺される。
戦場とはそのぐらいドライな物じゃなかろうか。
「ブラックホーク・ダウン」は、
そういった戦場の乾いた空気を、
映像的に上手く表現できている作品のように感じた。
まいったニャー
2003年11月22日(土)
近所で飼われているネコちゃん、
どうも最近我が家の車の屋根がお気に入りらしい。
いつ乗っても、何回拭いても、
ボンネット及びフロントガラスに、
泥にまみれたネコちゃんの足跡がついている。

Fu@k!

いや、ネコちゃん単体は許せる。
むしろカワイイ。
しかし、しかしだ。
自分ちの車の屋根の上で、
「フワァ〜」とか欠伸してるの見ると、
「んにしてんだ、ゴルァ!
 オラシャーァァァッ!」

と奇声を発しつつ追い払わずにはいられない。
お陰で近所ではすっかり「変な人」になってしまったが、
「車好き」というのは皆そういう物だと思う。

一度、学生時代のバカタレな後輩が、
結露した車体に
「うんこ」
と指で落書きしやがったことがある。
本人はほんの悪戯程度の気持ちだったらしいが、
こんな事を許せる程、当時の僕は大きくなかった。
「ダメだぞぉ、こんなことしちゃぁぁ!」と言いつつ、
軽く背中に飛び膝蹴りをくれてやったように思う。
みなさんも身の周りに車好きがいる場合は、
迂闊に車を汚すようなマネをしてはいけない。
いきなり背後から、
1t超の鋼の塊が体当たりしてくるとも限らない。

とにもかくにも、
いくら注意しても聞かないネコちゃんを、
車に寄せ付けないようにしなくてはならない。
そこで近所の大工道具屋で、
「ネコ避けシート」なる物を買ってきた。
プラスチック製の網状シートの上に、
剣山の如きトゲトゲが幾重にも渡って張り巡らされた、
実に物騒な商品である。
これを車の屋根の上に乗せておけば、
さすがのネコちゃんも、
「なんだ、ここでは寝そべれないニャー」
と諦めるに違いない。
満面の笑みを浮かべつつ「ネコ避けシート」を敷設。
銀色の車体に黒いトゲトゲのカツラを被ったようで、
なんだか非常にカッコ悪くなった気がしたが、
これで勝利は確実である。
軽くガッツポーズを決めつつ、
僕は昼食を取る為、家へと戻った。



そして、昼過ぎ。
所用の為に朝から出かけていた父から、
「荷物が多いので駅まで迎えに来て欲しい」
との連絡が入った。
言われるままに駅まで車を走らせ、
父を乗せて家まで帰ってきた。



勘の良い方は既にお気づきであろう。
車庫に収まった我が家の愛車は、
トゲトゲのカツラを失いツンツルテンに戻っていた。
そう。
本来、「ネコ避けシート」は、
運転時にはトランクにしまっておく物であったのだ。

つまり僕は、
トゲトゲを頭の上に生やしたまま、
駅まで1km以上走行し、
街のどこかでそれを落としてきたことになる。

そのカッコ悪さもさることながら、
どこかでパンクが原因となる、
重大な事故が発生していやしないか、
気が気でならない。
明日の朝刊が怖くて仕方がないニャー。
お星様が見えました
2003年11月21日(金)
チャーザー村には今年も春が来ません。
なぜならダムの底だから。
こんばんわー なび太でぇーす!

今年もはよからやってきましたね、
クリスマスムード解禁。
インテリア雑貨のお店なんかは、
まだ11月だってのにもう真っ赤かだったりしますな。

ちょこざいわ。

そういえば、
去年の日記もクリスマスには、

なぁぁぁにが、
”イヴ”じゃぁ、ボケェ!!


とか書いた気がしますが、
今年も同じ内容になりそうな気配濃厚。
楽しい人には楽しいんでしょうが、
鬱な人にはこれほど鬱なイベントもそうはないでしょう。
これだから西洋かぶれのイベントは好かんのじゃよ!
正月なんて誰にも等しく訪れるってのにっ。

と、いやに早々と僻み炸裂してるのには訳がありましてな…。

今日もちと用があって駅に向って歩いてたんです。
でね、その道中にこれでもかってぐらい、
バカっぽい可愛らしいクリスマス装飾&電飾をね、
毎年パァーッと咲かせるお家があるんですよ。
若い夫婦が住んでるらしくて、
今日もその家の前を通ったら、
例によって今年も早くから、
梯子引っ張りだしてきて夫婦仲良く準備してるんです。
「毎年よくやるよなぁ…」
と思いつつ、その家の前を通過しようとしたんですよ。

したらですよ、来ましたよ。
もうビックリですよ。


頭頂部にモミの木型爆弾直撃。


いやね、もうね、
「痛い」なんてもんじゃなかったね。
だって10cmくらいあるモミの木の形した飾りよ?
しかも先端尖ってるのよ?
それですぐに「すいません!大丈夫ですかぁ!?」とかね、
気遣ってくれればまだ良かったですよ。

モミの木投下したことに気付いてないし、
バカ夫婦。


人が地面に蹲って呻いてるのに、
二人とも梯子の上と二階の窓の間で、
イチャイチャとお家を飾り続けてやがる。

「頭に来る」とはまさにこの事で。
気が付いたら、側に転がってたモミの木爆弾を掴んで、
梯子の上の旦那に投げつけてました。
そんでもって、
「こんなん降ってきたんですけどっ!」(?)
と中途半端な怒号。

旦那、しばらく理解できなかったらしく、
梯子の上から睨みつけてましたが、
ようやく事の次第が飲み込めたのか、
慌てて梯子から降りてきて平謝りです。
ペコペコ謝るんなら、
最初からこんな危険な物体を、
2階の窓枠なんぞに付けるなっちゅー話ですよ。

もうね、
こういう自分達の幸せに浮かれポンチになって、
他人に危害を加えるような真似する輩が、
ぼかぁ一番許せないんだす!
たとえ、
「これは日記のネタになってちょっとオイシイかも…」
と思っても、許せんもんは許せんのですっ!

ぬがーっ!
なぁぁぁにが、
”イヴ”じゃぁ、ボケェ!!
立ち直れない。
2003年11月19日(水)
久しぶりに、
「これはひょっとするとひょっとして…」
と思っていた会社からも、
「誠に残念ながら…」
というメールが届くとさすがに凹む。

自分がゴミのように思えてくる。

しかし、いつまでもこの気分を引きずるのが、
何より良くない。
そこで少しでも早く気分を切り替えるべく、
手近なところで、海岸に散歩に行くことにした。




お散歩中の
ドーベルマン(くるみちゃん4歳♀)に、
ディープキスぶちかまされた。



当分テンションも運気も上がらない気がする。

2003年11月18日(火)
本日、初めて大手メーカーの門を潜った。

毎度毎度、
苦しい答弁を繰り返すうちに、
少しは面の皮が厚くなったか。
見込みなはいが、
収穫はあったような気がする。

何より、
自分がいかに人生舐めきっていたか、
あらためて実感できた。
もう逃げ場はない。
自分で逃げ場を潰してきたのだから、
仕方ない。



今日もまた、面接帰りに映画館へ。

横浜相鉄ムービルでは、
『キル・ビル』はまだ土・日のみの上映らしい。
他に「これが見たいっ!」というのは無かったが、
このまま帰るのも癪なので、
『ティアーズ・オブ・ザ・サン』を見る。

『マトリックス・レボリューション』よりは、
考えさせられるところの多い映画だった。

が、
映画の最後に現れるテロップ。

『「正しい者」が行動を怠る時、
 それは悪しき者の勝利に繋がる』

確かそんな内容だったと思う。
すぐにブッ○ュのチンパン面が浮かんできた。
これは国策映画か何かか、そう疑いたくなった。
悪い話ではなかったが、
最後のこのテロップで一気に興が醒めた。

一見すると、兵士と戦争難民の心の葛藤を通して、
戦争という舞台の悲惨さを訴えるような面をしている。
しかし、僕には、
ブルース・ウィリス演じる大尉は、
アメリカ人の代弁者でしかないように見えた。
この映画における兵隊達の行動は、
ひたすらアメリカ人の良心を訴え、最後には、
「アメリカ人のした事は正しいのである」
という論理に辿りついてるようにすら思える。
非常にムナクソ悪い。
しかも、「この時期に」だ。

戦争や虐殺がなぜ起きるのか、
掘り下げもせず、またその努力もしないで、
表層の事象だけを取り上げ、
お手軽なヒーローを仕立て上げる。
そして、最後は爽やかな勝利。
そんな陳腐なカタルシス、
いい加減「いかがなものか」と思う。

都合の悪い事から目を逸らすのではなく、
しっかりと向き合い今後に活かす。
そういう強さも必要なんではなかろうか。
いや、俺自身もな。
そこのけそこのけ お侍さんが通ります
2003年11月16日(日)
我らが町「逗子」では、
ここのところ戦続きなのであります。
先日は、我が家のトイレで法螺貝の音が響き渡りましたが、
今日はなんと、
市の中心でもある駅周辺を武者共が練り歩くと聞き申した。
その後、武者共は逗子海岸へと歩を進めた後、
海岸に設けられた馬場にて、
流鏑馬(やぶさめ)を行うとの事。
そうと聞いては拙者、居ても立っておれませぬ。

幸い本日、逗子においては、
霜月にあって風強く気温高きこと甚だし。
これでは武者の皆さんもさぞかし大変であろう。
きっと素敵な落ち武者タン武者振りがみられるに相違あるまい。
拙者も、日記のネタを仕入れわが町の広報活動に寄与すべく、
身を削って取材に行くのでありますっ!
というわけで、
鼻息も荒く、家を出立、駅へと向い候。


おらぬっ!
おらぬぞっ!!


武者行列は愚か、足軽の一人も見当たらぬではないかっ!
たれかっ、たれかっある!?
戦はどこぞっ、戦はどこぞーぉぉぉぉぉ...



武者行列出陣の刻限を、
見事に半時程勘違いぶちかました拙者は、
仕方なく商店街でチワワと戯れ、
本屋で求人雑誌を立ち読みし、
埃を被った唐揚など食して、
虚しく時間を潰したのであります。

と、遠くより法螺貝の音。
耳を澄ませば勝鬨まで聞こえてくるではありませぬか。
きっと武者共が動き出したに違いあるまいと、
商店街へと急ぎ駆けつけ申した。



ご覧あれ。
これが我らが町逗子の「武者行列」にござる。
拙者、もっと、こう、
突風と高温多湿に打ち負かされた落ち武者風が沢山
盛大な行列を期待しておったのですが、
というか、
流鏑馬に使うおん馬タンが見たかったのですが、
意外と小規模なので、ちと肩透かしを喰らい候。
ここでも俄カメラマンと化した、
パパやおじぃちゃんが大活躍であります。
我が子や孫の晴れ姿を少しでも近くで接写しようと、
路上に飛び出しては、警備の警察官に蹴散らされ、
路上に飛び出しては、商店会のおじちゃんにどつかれ…。
それでも諦めない、凄まじいまでの必死さ。
この人達が日本を支えてきたのだと思うと、
拙者、何故だか涙がポロポロと…。

と、その時でありました。
涙に霞む拙者の視界に、
青い目をしたお侍タンの姿がっ。



殿っ
こんな所で
ラストサムライ
ハッケンでありますっ!


しかも、後から後からラストサムライが出てきて、
1、2、3、4…って、
裕に10人以上は外国の方じゃありませぬか。
嗚呼、嘆かわしや、逗子市。
市内に基地関係者用の大規模住宅地を抱えることもあって、
恐らくは親善か何かの理由で招待されたんでしょうな。
なんだか金髪に烏帽子がとっても似合っておりませぬ。

拙者、亜米利加人が嫌いとかそんなんではありませぬが、
こういう所に出てきて、
「OH-!ニポンのオマツリー、
 Very nice!Very fantastic!!
 スシー、フジヤマー、チョンマゲェー、
 ドレモコレモ、ベリースピリチュアルデース!」
とか、そういう雰囲気をプンプンと醸し出されるのは、
どうも胸が悪くなり申す。
だから『ラスト サムライ』も見にいかないんだもん。
お前らに「武士道」語られたかないやいっ!!

OH- sorry!スリッと話が逸れ申した。
このように、
ローカルイベントな感はどうにも否めませぬが、
意外と頑張って運営されて居申した。
本当は、この後イベントの本命でもある、
流鏑馬が海岸で行われているのですが、
こちらは残念ながら時間の都合上見学に行く事適わず。

オチも何もありませんで、
なんとも中途半端なリポートになりましたが、
最後にカワイイ「御稚児さん行列」でお茶を濁しときます。
ま、気になった方は、来年逗子へと足をお運びくだされ。
中途半端な武者とやる気のない勝鬨が、
アナタをお待ちしております。オー。

「この結末」でイインデスカ?
2003年11月14日(金)
今日も今日とて「面接」だぁぁ。

っちゅーわけで、見てきたよ、
『マトリックス・レボリューションズ』。
どういう「わけ」なのかは、
本人も知るところではありません。
多分大いなる神の意志です。はい。

見る前から、
新聞の評論欄で散々こき下ろされてるの見てたんで、
あまり期待せずに気軽に入場しました。

ほいだらさぁ、
平日の昼下がりにもかかわらず、
結構お客さん入ってるのねぇ。
しかも、年配の方が多いのねぇ。
どういう映画か判ってて来てるのか甚だ疑問デス。
「なんかCMよく流れてるし、
 とりあえず見に行ってみっかぁ」
ってそんな感覚で来てマセンカ?
で、案の定、
あまりの音のデカさに耐え切れなくなって、
途中退場するお客さん続出。

後ろの席のおじさん、
アームスーツ風ロボが銃乱射するシーンで、
むせ返ってコーラ噴き出す始末。
忽ち爆心地であるおじさんを中心に、
半径1m圏内を覆いつくすコーラ臭。
おじさん、その後もずっとゲホゲホ言いっ放しです。
どうにかしてください。

コーラ噴射砲おじさんのお陰で、
さっぱり映画に集中できませんでしたが、
感想を。



先生、わかりません。

以上。



朝日新聞では、
「狐につままれた気分になれますよ」
って書いてありましたが、
実に「言いえて妙」であります。
映画館を出た後、
しばらく橋の上から帷子川を眺め、
気が付いたら30分以上経ってました。
恐ろしい虚脱感です。ヤラレタゼ。

今までワタクシも、
色々とマトリックスをこき下ろしてきました。

・「マトリックス」→ドリフ@キアヌーうしろー!
・「リローデッド」→水戸黄門@スミスいっぱい

まぁ素人が言いたい放題なわけですが、
「レボリューションズ」では、
「バカ殿」が頭をよぎりました。
なぜ「バカ殿」なのか。
見ればわかる。
特に序盤の地下鉄駅。
まんま志村ネタ炸裂してます。
あと終盤で僕は何度となく、
「みんな、オラに元気をわけてくれぇ!」
と叫びそうになりました。
Sparking!

わかりにくいネタでスイマセン。
ネタバレしないように書こうと思うと、
意外と大変なんだよぅ!

監督のウォシャウスキー兄弟、
なんでも押井守を師と仰ぐほど、
日本のアニメが好きなんだそうですが、
その他にも随分と日本文化に精通してそうな雰囲気。
(特に「80年代お笑い」に強そう)
その割に、
諸問題を「愛」で片付けようとする辺りが、
アメリカンなステーキ臭さがプンプンしてきて、
とっても素敵です。
あ、別にシャレとかじゃなくてね。

とりあえず、
来年3月公開の押井守『イノセンス』を見た後、
ウォシャウスキー兄弟がどんな次回作に走るのか、
とっても興味津々なのであります。

まぁ、DVDは買わねぇよ!
買うもんかぁぁ!チキショー!
おっ、ちょと気になる。
2003年11月12日(水)

「満員電車で 揉みくちゃっちゃ♪
 朝からスーツは 皺くちゃっちゃ♪」
「駅で踊るなっ!」

「ここのぉ デッパリ 気にならなぁい?♪」
「おぁっ、ちょっと気になる」


「課長にガツンと言うたった♪
 心の中でぇ 言うたった♪」
「聞こえてますっ!」



なんかむしょうに癇に障るんだが、
このシリーズCM…

特に米倉。
俺だけ?
ねぇ、これ、俺だけなの?




あの三人組み。
あの踊り。
あの歌。
あの石橋蓮司(課長)。

もうなんだが全てが、
「痒いところに手が届かない」的なイライラ感。
あの似非ソウルフルなBGMの、
最初の1フレーズが流れてくるだけで、
条件反射的に画面を睨みつけてる自分がいる。
そしてトドメの「蓮司のひとこと」で、
「ふはぁ…」と脱力的溜息を付きつつ、
画面から目を離している自分もいる。

しかし、何より悔しいのは、
条件反射をしているということは、
それだけしっかり記憶に刻み込まれている、
ということでもあるわけで…。

つまりは、僕は、
制作者のスイートスポットに、
そりゃもう見事に飛び込んだ1人である、

という厳然たる事実であり…。
ザ・狙い通り。

父さん…。
世の中、出来すぎてます。
色白ラテン系
2003年11月11日(火)
株式会社ツムラの皆さん、
登別にお住まいの方々、
ゴメンナサイ。

ずっと、
「登別カルス」だと思ってました。
寒い所なのにえらいラテン系な名前で、
実に羨ましいと思ってました(?)



ていうか、
「カルルス」って何?
「カルピス」と見紛うくらい白いんだけど。
あまりに白いもんだから、
嬉しくなってキャッキャッとはしゃいでたら、
思わず風呂場で転んじゃうくらい、
すんごい「白い」んだけど。
あ、ちなみに今日の面接は、
昨晩風呂場で転んだ影響で、
テンデダメでした。
ワハハ。




あ、入浴剤の話ね。
何かを呼んでいるような
2003年11月10日(月)
ああっ、寒いっ。
寒いんじゃいっ!


おとついまで無意味に暑かったのに、
今日のこの寒さ。
今年の天気は妙にやらしい。

トイレなどはあまりに寒いので、
物置きから小型温風器を引っ張り出してくる。
コンパクトながら、
無駄にスペースの多い我が家のトイレを、
一瞬にして暖めてくれる、
なかなか頼もしいナイスガイだ。
今年も彼の出番がやってきた。

では、早速ですが、
本年度の「仕事始め」であります。

スイッチ ON!

ブォォォオオオオオオオオオオッ

なっ…!?
こ、これは法螺貝の音?
すわ、一大事!戦であるぞっ!!
母上、呑気に茶など飲んでる場合ではござりませぬ。
厠で法螺貝がっ!
ええぃ、
や、槍持てぇいっ!!



先日の冷蔵庫といい、
我が家の家電品は最近よく鳴く。
自爆連鎖
2003年11月09日(日)
大学時代に所属していた、
サークルの後輩の結婚式ニ次会に参加。

折角のめでたい祝いの席だったのだが、
個人的には、至るところで、
自分がつくづく最低の人間なんだな、
と思い知ることに。
自分で自分が情けない。
惨め。

色んな人に、
ゴメンナサイ。



特に頭頂部が擦り減る程、
頭を下げたい貴方へ
ゴメンナサイ。

言いたい事が沢山あるのだけど、
整理も付いてないし、
誰がどこで読んでるのかもわからないし、
ましてや宛ててる本人が読んでる可能性など、
皆無に等しいわけですが、
「じゃぁ書かなきゃいいじゃん」と言われると、
そうも出来ず…。
かといって、直接メールするほどの勇気は、
今の僕には微塵もないわけで。
とりあえず、
書くことで整理が付けば、と思うので、
やっぱりここに記しておきたいと思います。
相変わらずの我侭で、どうにもこうにも…。

僕は色々と仕出かしました。
その事実はしっかり受け止めたいと思ってます。
受け止めきれているとは思いませんが。
その上で、
何もなかった頃のように、
キチンと目を見て話せるようになれたら、
と願って止みません。
でも、出来ませんでした。
僕は臆病で卑怯な人間です。
無意味な謝罪を塗り重ねたお陰で、
僕の言葉は何の重さも持たなくなりました。
ただ、
そういう気持ちがある、
ということだけはどうにかして伝えたかった。
しかし、それもできないのだから、
どうしようもないわけで。

貴方の気持ちが何ら晴れず、
到底受け入れることが出来ないならば、
それもまた仕方ないと思います。
消せない物も多々ある世の中です。

今日は久々に笑っている姿を見ることができて、
心から嬉しく思いました。





今日も面白みのない日記で、
どうにもご期待に添えず申し訳ありません。
明日から精進します。
痴態をもって痴態を制す
2003年11月05日(水)
最近、僕と同年代の男が、
やたらと「未成年者略取未遂」をやってのけるもんだから、
心当たりがなくとも、ウカウカ外も歩いていられない。

先程も、床屋へ行こうと町まで出かけたら、
前を歩いていた小学生くらいの女の子が、
何度も僕の方を振り返った末に、
一目散に走り去っていった。

ひどい誤解だっ!

全く…
物騒な時代になったもんである。
え?
べ、別にぼかぁ怪しかないやいっ!

しかしまぁ、仕方ないっちゃ仕方ない。
全国であんな事件を起す「バカ野郎」が増えてるわけだし、
警戒するに越したことはない。
年頃の娘を持つ親御さんの心中も察するに余りある。
警察関係者もたまらんでしょうなぁ。

と、思いながらネットでニュースを読んでいたら、
こんな記事に出くわした。

コチラ

なんつーか、こう、
物騒な時代に地道に頑張る、
交番勤務警察官の哀愁が漂うニュースだ。
こういうの、大好き。

「女子高生に見せてやったぜぇ、デヘヘ!」
と思っていたのに、背後から
「おっ、出しとるのぉ!」
と、野太い声で咎められた犯人の驚きと落胆を考えると、
気の毒なような気がしないでもないようなそうでもないような。
ま、「お見せおじさん」の気持ちなんかどうでもいいのだ。

それよりもカッコイイのは警察官の方だ。
想像してみて欲しい。
下半身裸男をチャリンコで猛然と追走する、
女子高生に扮した小柄なお巡わりタン…。

素晴しい光景じゃないか。
目撃者が居たとしたら、
多分その場で腰を抜かして失禁していたに違いない。
こういうのこそ、あの番組改編期恒例の、
「日本列島警察密着24時!!」
とかで是非とも実況して欲しいところだ。
しかも最後に、
「恥ずかしいからコメントは勘弁して」
とコメントしておきながらも、
「工夫が実って満更でもない表情」と来た。
実に人間らしくて、かわいらしい。
なんせ「膝上10cmのミニスカート」である。
男の勲章たる「スネ毛」は、処理せざるを得なかったろう。
こういう人にこそ勲章をあげてもいいのじゃなかろうか。
この際、『大変良く頑張ったで賞』とかでもいいさ。


まさに読んで字の如く「快挙」。
こういうニュースが続くのなら、
ニッポンの警察官もまだまだ捨てたもんじゃないね、
って、思えるのにねぇー。
あなたの町の電気屋タン
2003年11月04日(火)
我が家の冷蔵庫が不調だ。

5日ほど前から、
温度を下げる時のモーター駆動音が大きくなった。
一昨日辺りからは、
常に小さく「ヴィィィ」と、
唸り続けるようになってしまった。

無音状態のダイニングで新聞など読んでいると、
気になって仕方がない。

「…。」
「ヴィィイィィィィィィィィ」
「…。」
「ヴィィィィィイィィィィィィィ」
「……。」
「ヴィィィィィィィイィィィイィィィィ」

「ホーミー*1」かよっ!

しかも、そのアンニュイなヴォイスが、
段々大きくなってるような気がしてならない。

母さん、大変だ!
このままじゃ、
全国のウシたんが我が家に集まってきちゃうよ!


、ということで(変な臭いしてたしね)、
急遽電気屋さんに電話して見に来てもらうことになった。

1時間後、電気屋のおじさん登場。
しかし、このおじさん、ちと変。
妙に低姿勢なのはサービスマンとして大変結構なのだが、
なんというか、こう…、
挙動不審。いや、というか、挙動不信。
人の家で柱の角に脚の小指ぶつけたりしてるし。
大丈夫なのか…?
なんか昔のCMで見たのは、
渋い声で鼻から上は絶対に見せないカコイイおじさんだったが…。

「ああぁ、確かに音が鳴ってますねぇ。
 とりあえず裏側から見てみましょうか。
 ちょっと、
 移動させるの手伝って頂いてよろしいですか?」

おじさんの言うとおり、
裏側が見える場所まで冷蔵庫を移動させる。
と、そこで何故かおじさんが絶叫した。

「あひゃーっ!
 ク、クモォォだぁぁぁ!!」


見事なまでに昭和時代のリアクションである。
おじさんもビックリだが、
僕も母もビックリだ。
確かに冷蔵庫の後ろに蜘蛛が居た。
しかしそれは、例によって、
我が家のアチコチに生息する家蜘蛛タン。
小さくて、ピョンピョン飛び跳ねるアレ。
時折、トイレで力んでいたら、
目の前の壁をシタタターッと登ってきて、
別の壁めがけて「トゥゥゥッ!」と跳躍した後、
着地に失敗して大変脱力させてくれたりするが、
基本的に害は無い。

しかし、おじさんは生理的に蜘蛛がダメらしく、
怯えるばかりで作業を始めようとしない。
仕方がないので、
僕が壁を叩いて家蜘蛛タンを追い払った。
家蜘蛛タンは、
「こりゃどうも失礼しましたー」
という感じで壁を登っていって姿を消したが、
おじさんはハァハァと荒い息を吐きながら、
「お、お客さん、
 よく平気であんなことできますねぇ。
 すごいなぁ。尊敬しちゃうなぁ」
と感心することしきりであった。



いいから早く仕事してくれよ。



*1ホーミー
西モンゴルのアルタイ地方で発生した唱法。
声帯を振動させて気管や喉で倍音を共鳴させる技巧で、
同時に2つあるいは3つの音声を発してハーモニーを聴かせる。
牛や羊などの牧畜に聞かせると、
ついつい釣られて集まってくる(?)




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設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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