蛇腹食堂
書人*なび太

   

  




もなかのなか
2003年10月31日(金)
先生 あのね。

今日はお母さんがお出かけしてて
夕飯の支度が遅くなりそうだっていうから、
近所の仕出し弁当屋さんから、
お弁当を取ることになったんだ。

そのお弁当にね、
「あさりのお吸い物」が付いてたの。

普通は粉末をサラサラーッとお椀に落として、
お湯を注いで、はい出来上がり、だよね。
でもね、
今日のはちょっと変わってて、
なんか「もなか」みたいな物も同梱されてるの。



↑「アサリ型のもなか」だと思いねぇ

吸い物に「もなか」?
さっぱり意味がわかんなくってさ。
配達のおじさん、何の説明もしてくんなかったし。

まぁ、お吸い物にもなかを入れるわけないから、
きっと、「アサリの吸い物」だけに、
アサリの形をしたお麩かなんかで、
「具」として使ってくれって意味なんだろうなぁと解釈して、
お湯を注いだお吸い物に「とぷんッ」と投入したんだ。

そんなこんなで、夕飯の準備完了。

まずは、さっきから気になって仕方がない、
「アサリの吸い物〜もなか入り〜」を早速食してみることに。
きっと汁を吸いこんだアサリ型のお麩が、
磯のかほりを醸し出しつつ、ふんわりとした食感で…

ぐじょ


ブホォーッ!
マ、マズゥッ!!

なんじゃい、こらぁっ!?


食感は、まさにふやけた「もなか」。
というか、
よく見ると、「もなか」の中に乾燥具材が…。
しかも、「もなか」がふやけきれてないから、
中の乾燥具材はほぼ、乾燥状態のまま。

先生、
全然食べられる準備整ってないであります!

なんかね、
お湯を注いで10秒しか経ってないカップ麺を、
勢い良く口の中に放り込まれたって感じ。
うわーい、こんな珍しい経験ができて、
僕ちゃん、とっても幸せー。

…。




食べ方の説明ぐらい、
袋に書いとけや!ゴルァ!(゚Д゚#)
おもいっきり乾燥アサリ飲んじゃったぞ。


配達のおやじも一言ぐらい説明して行けよなー(泣
投影。
2003年10月29日(水)
アリの中には





怠け者なアリもいる。


へぇー
へぇー
へぇー




今更トリビア装ってみました。
見事に滑ってるのは承知済みです。
しぇからしか。
こんばん輪 なび太です。

北海道大大学院農学研究科、
長谷川英祐助手らの研究によるお話。
なんでもアリたんの中にも、
せっせと働いてる奴ばかりでなく、
働きもしないで自分の体を舐めてる奴や、
巣の中をオロオロと右往左往するだけの奴、
中にはまったく動かない奴もいるらしい。

親近感が(゜▽、゜)

ハッ!
いかんいかんいかん。

しかし、アリたんの社会では、
思いがけず相互扶助制度(?)が発達しているらしい。
そんなヒッキーなアリたんでも、
一生懸命働いて稼いだ奴から、
口移しで餌をもらえるんだそうだ。

ヒモじゃん。

い、いや、ほら、
彼らにも必ず何かの存在理由があるんだよ。
た、例えばぁ…、
巣の中の雰囲気を明るくするとか…。



なんだかすごく心が痛くなってきますた…。
はらすめんと
2003年10月28日(火)
今までの面接で、
一番「微妙」だった質疑応答。


「27歳…ですか?」




なぜ聞く?

失礼だす。
お主も悪よのぉ(スミス氏 談)
2003年10月25日(土)


これは偶然か それとも必然か…
高齢化日本が誇るスーパー英雄、
驚愕のVFXを纏い新たに生まれ変わる!
正義を助け、悪を挫く
諸国漫遊、構造改革の旅。
日本から世界へ贈る感動巨編!!

「首相がやらなきゃ、ワシがやる!カッカッカ(藁」

『水戸リックス レボリューション』



近日公開!!(予定)





ごめん。
『リローデッド』のDVD見てたら、
どうしても描いてみたくなっちゃったの…。
どうにかしてください
2003年10月23日(木)
前にも書いたが、
いつの頃からか、海外からのスパムメールが、
毎日のように送られてくるようになった。
大抵は受信拒否フィルターによって削除されるのだが、
中にはそれでもすり抜ける奴が何通かあるわけで。

就職用の大事なメールを待ってる時に、
「1通の新着メールがありました」
などと言われ開いてみたら、

humm...┐(´,_ゝ`)┌

とかいう件名だったりすると、
もうネット越しに、
分子レベルまで分解してやりたくなるほど、
腹が立つわけで…。

つーか、
なんでスパムメール受け取ってまで、
フームとか言われなきゃなんねのよ?(泣
乾敗
2003年10月22日(水)
最近面接官の目が怖い。
笑っていない、あの「目」が怖い。

自分の中でもある程度類型化されてきた質問。
答えもわりとスムーズに出てくるようになった。
適度に場を和ませる話題も取り入れているつもり。

しかし、
面接官は笑わない。
いや、笑っていたとしても、
頬から下だけが動いていて、
「目」は笑っていない。

もっと最悪なのは、「失笑」。

寒い。
面接官も「寒い」と思ってるんだろうが、
こっちは全身に悪寒が走るような思いだ。
手に変な汗を握りながら、
体が丸まりそうになるのを何とか堪える。
しかし、声の張りまでは保てない。
気持ちがどんどん萎え沈んでゆく。
これ、最悪のパターン。

道を外れ、崖から転げ落ちていく人間には、
失笑がお似合いなんだろうな…。
そんなことさえ考える。
そこで「敗退」が確実になるのを理解しつつも。



今日、
今までに頂いた不採用通知の数が、
10を越えた。
受信トレイに並べられた「敗退」の証。
屈辱の記念日。



しかし、不思議と気分は塞ぎ込んではいない。
立て直すべき部分は少しづつ整理されてきた。
あとはやるべきことを粛々とこなすのみ。

負けん。負けんよ。負けられんのよ。
狂言説もありました
2003年10月20日(月)
月曜9時枠のドラマだから

略して「月9」?

お黙りっ!

こんばんわ なび太です。

フジ系列で放映中の「ビギナー」。

若人あきら 我修院達也さんの眉毛って、

何かの「封印」になっているって本当ですか?

ていうか、

若人あきら 我修院達也さんの横に立つと、

主演のミムラさえ眉毛が繋がってるように見えるのは、

俺だけなんですか?



私はカニにはなりたくない
2003年10月18日(土)
こんばんわ カニです。
ただのカニじゃありません。
毛ガニです。

気が付いたら毛が生えてました。
「大人じゃん」ですって?
そうなんでしょうか?
隣のタラバさん家のお嬢さんなんかは、
僕のことを、
「何っ、この毛だるま!?
 ちょーキモイんですけどぉ!
 近寄らないでぇ!!」

なんて言って嫌うんです。

毛ガニだけに毛嫌い。

なんつって。
あ、こういうオヤヂっぽい所が嫌われるんですか。
そうですか。

えー、僕は今、水槽の中にいます。
上を見ても、下を見ても、
右にも左にも、
どこをどう見渡しても毛ガニだらけです。
ていうか、ぶっちゃけ、
身動きすらままなりません。
毛ガニ満載です。
互いに毛が絡みあって嫌な感じです。
毎日毎日満員電車に揺られ、
会社に向うサラリーマンのお父さん方。
ご苦労様です。
カニながら、ご心中お察しします。

本来僕らカニってのはお気楽な生き物なんです。
お気に入りの岩場は棲家としては快適です。
時折、波にさらわれて大変な思いをしたりもするけど、
何せ、この固い殻があるでしょ。
だから大した天敵もいないんですよ。
僕なんておまけに毛が生えちゃってるから、
見た目にもよろしくないしね。

あ、アナタ、
今僕のことを蔑んだ目で見ましたね。
ええ。どうせ僕は毛だるまですよ。
醜い毛玉の児ですよ。
でもね、自分では気に入ってるんです。
冬場は温かいしね。
だから他人にどう思われようが結構です。
結構毛だらけ猫肺だらけッ!
お前のケツは穴だらけぇぇぇっ!!

ね、猫って、
そんなにイッパイ肺が付いてるんですか?

ていうか、猫ってどんなんですか?

あ、話がだいぶずれましたね。
そう、
僕らは海の中でも食物連鎖に寄与しない役立たず、
いわば「粗大ゴミ」ってとこですかね。
フ、フフフ…。

でもね、
そんな僕らのことを、
何故か捕まえる生き物がいるんですよ。
そう。
アナタ方「人間」です。

僕はね、
我ながら自分のことを「醜い」と思ってますよ。
だって足何本もあるし。
いやね、タカアシガニ君なんかは良いですよ、
モデルばりにスラーッと足が長いしね。
でも僕、
見てくださいよ、
この見事な短足っぷり。
しかも殻だって固いばっかりで、
優しさの欠片も感じられないでしょ。
おまけに毛生えてるし。
それにね、何がいけないって、
一番問題なのは、
手にハサミ付いちゃってることですよ。
そりゃね、餌を取ったり、
毛にゴミが挟まった時なんかは便利ですよ。
でも、これじゃあ、彼女と手を繋いで、
黒潮ストリートを仲良く闊歩する事だって出来やしない。
え?彼女いるのかって?
ほっといてくださいよ。

どうです、わかったでしょ、僕の「醜さ」。
僕はね、カニながら、アナタ方人間を軽蔑します。
なんでこんな生き物を捕らえようとするのですか?

いや、
もうこの際だから言わせてもらいますけど、
何で食べちゃうの?
ねぇ、
何でこんな凶悪な形相の生き物を、
食べようって思えるの?
手、ハサミよ?
見て、この足の爪。
こんなんでひっかかれたら痛いよぉ。
足だって、ホラ、毛むくじゃらよ?
悪いけどアンタのスネ毛とタメ張れるからね。
我ながらビックリよ、この生え具合。

あ、あ、あっ!
ほら、見てよ、あすこの人。
カニの爪を使ってカニ肉ほじくり出してるでしょ。
ひどいよね。
考えてみ。
アンタ、
自分の肋骨使って、
自分の肉ほじくり出されたら、
どう思うよ?
ねぇ。
いやだよね?
あまつさえ、アレよ、
そのほじくられた肉集めて、
脳みそとグッチョングッチョンに混ぜ合わせて、
食べられちゃうのよ。
挙句の果てに、
「うん、ウマイ!( ゚∀゚)」
って…。


あ、すいませんね、つい興奮しちゃって…。
でもね、僕はね、
本当にアナタ方の品性を疑いますよ。
おいしいからって、
なんでも食べりゃあ良いってもんでもないでしょ?
僕なんてね、
姿も見えないようなプランクトンを食べて、
謙虚に謙虚に、生きてるんですよ。
それを、それを…。
本当に酷いよなぁ…。

…あっ、コラ、テメッ、上のカニッ!
俺の目玉を踏むんじゃねぇ!!


全くねぇ…。
世の中、不条理ですよ。
まいっちゃうよなぁ。
僕、なんか悪いことしましたかね?
そりゃ毛生えてますよ。
でも、好きで生やしてるわけじゃないし。
ただ平和に毛ガニやってただけなのになぁ…。

あ、あっ、
水槽に手が入ってきました!
悪魔の手ですッ!
死神登場ですッ!!
あの赤い手袋、
アレに捕まったら最後、
食卓直行ですよ!!

って、俺ッ?
俺なの!?

ええー、そりゃないよー。
あっ、コラ、上のカニッ!
華麗に避けてんじゃねッ!!

あーん、旦那ぁ。
勘弁して下さいよぉ。
アッ、アッ、縛らないで。
しばっちゃイヤっ…。
ウソですっ。
むしろもっときつく!
そうッ!!


あぁ、アナタ。
聞いてます?
僕はどうやらこれでおしまいのようです。
最後に一言だけ言わせて下さい。

僕は幸せな毛ガニでした。



生きたまま釜茹でなんて
嫌ぁぁぁっ!!





とぷん



***************************************************
本日は、
テレビで見た北海道のカニ市場の映像より、
名も無き毛ガニさんの気持ちを代弁(?)してみました。
人間って罪な生き物ですね。

だってオイシイんだもん。
神舟五号帰還記念
2003年10月16日(木)
中国の有人宇宙船「神舟5号」が、
無事地球に帰還した。

他国のことながら実にメデタイと思う。
このニュースを耳にした時は、
思わず我がことのように感慨深いものがあった。
というのも、
十年以上前のことになるのだが、
僕は「中国」に一方的にお世話になっていたからだ。



その昔「大戦略」というゲームがあった。
(注:今もあります)
いわゆる、
「戦略級シミュレーションゲーム」という奴で、
簡単に言うなら、
現代兵器を駒代わりにした将棋のようなもの。
僕が中学の頃、
これが仲間うちでは結構遊ばれていた。
プレイヤーは各々、
アメリカやソ連(当時)などの国家を選択する。
その国家ごとに使える兵器が異なってくるわけだ。
そしてその駒となる兵器を生産しつつ、
マップ上に配置して敵と戦う。
最後まで生き残った国家のプレイヤーが勝者となる。
なんとも物騒なゲームだが、
男の子にはこういうのに燃えるタイプもいるのだ。

僕はこの国家選択で、
どういうわけか「中国」を愛用していた。
言うなれば「阪神ファン」みたいなものだ。
負けても負けても何故か離れられない魅力。

そう。中国製ユニットは弱かった。

どのくらい弱いかと言うと、
アメリカ製の最新式ユニットを倒すのに、
中国製ユニット30体は必要だった。多分。
駆逐艦1隻作って万歳三唱したところで、
港から出た瞬間に、
待ち伏せしていた敵潜水艦に魚雷1発で撃沈され、
ハラハラと涙を流した事も数知れない…。

しかし、そんな中国製品にも良い所はある。

安い。
早い。

何せ生産コストが安い。
そして生産時間が短い。
これでウマければ、
吉野家的にもオールオッケイだったのだろうが、
残念ながら、性能はマズカッタ。

時折、某お隣の国のニュース映像が流れる時に、
「人海戦術」という言葉を耳にすることがあると思う。
「力が無けりゃ数で勝負!!」
という実に理に適った戦法である(?)
「大戦略」で中国を選択した場合、
この「人海戦術」が可能になるのだ。
というか、ソレしかないのだ…。

先進国が擁する最新兵器に、
ウゾウゾワラワラと立ち向かってゆく、
超弱小ユニット群。
己の身を削って次へと継ぐ。
嗚呼、なんという悲哀!
麗しき自己犠牲の精神!


そんな健気な中国製ユニット群の中にあって、
僕が何より「中国」を愛す由縁でもあり、
「人海戦術」の根幹を成す、
キラリと輝く1ユニットがあった。

その名も
「人民兵」

他国が戦闘員を一様に「歩兵」と呼称する中、
その四千年の歴史を主張するかの如き、
確固たる自信漲る語感が素敵である。
そして他の中国製ユニットの例に漏れず、
彼らの生産コストはべらぼうに安い。
生産時間も恐ろしく短い。

これだけでも「人民兵」は十分魅力的だ。
しかし、諸君。
彼らの本当の「素敵さ」加減はこれに留まらないのだ。
それは彼らの勇姿を拝見してもらえば、一目瞭然であろう。
まずはご覧頂きたい。



実際のゲーム画面があれば一番良いのだが、
残念ながらどこをどう探しても見つからなかった。
仕方がないので、
僕の危うい記憶をなんとか形にしてみた。
よって細かい点で数々の誤描写はあろう。
しかし、これだけは間違っていないと思う。

彼らが頭に被っていたのは、
間違うこと無き、
中華鍋だった。


あの…、これ、
ソフ倫通ったんですか?


今思えば、国際問題にも発展しかねない、
凄まじい描写である。
しかし当時の僕は、
この中華鍋にシビレまくった。
想像してみてほしい。
中華鍋を被った何万人という兵隊タンが、
「アヂョー!!」と叫びながら突撃してくる光景を…。



そんな彼らも、
今や人を乗せたロケットを宇宙に飛ばす時代になった。
あと数年もすれば、
巨大人型機動兵器「先行者」も実用化されるに違いない。
中華鍋は廃止されてしまったのかもしれない。
しかし、僕らの夢は意外に身近なところで、
確実に形になりつつある。

多分。



◎注***********************
本日の日記には多分に誇張表現と、
「冗談」が散りばめられております。
これも一重にワタクシが中国を愛するが故の事です。
どうか笑って許して。ね。
1万ヒットアリガトー感謝デー
2003年10月15日(水)
我がホームページ「蛇腹庵」も、
ようやく、よぉぉぉぅやく、
カウンターが1万回転しました。

遅っ!

思えば1年前のとある日。
先代の「鰤大根」同様、
額の前に「キュピーン!」と閃光が走り、
いきなりHPビルダーを起動。
セカセカとサーバーやら掲示板やらをレンタルし、
形も整わないウチから、
凄まじく見切り発車の形で、
その日のうちに公開を開始しました。

構想1日。
作業1日。

まさか1年続けるとは、
思ってもみなかったです。はい。


ついでに言うと、
まさか1年後の今日、
自分が就職浪人続けてるなんて、
思ってもみませんでちた(゚∀゚ )
ウヘヒャヒャヒャ!

まぁね、凹んでてもアレなんで、
粛々と就職活動は続けていきますが…。


ま、個人的な事情は置いときまして…。

ご覧の通り、
その生い立ちからしてデタラメなわけですが、
内容も、デタラメというか、
グータラというか、
チャランポランというか…。
と、とにかく、
こんなしょーもない駄サイトが、
今もって運営を続けられているのも、
日々足を運んでくれた方々のお陰です。
感謝感謝!
管理人としては今後も、
「のんびりだらーり思いつき」
をコンセプトに続けて行こう思っちょります。

「それでもまぁしょーがないから構ってやるよ」
という心優しき皆様。
どうか今後とも、
「蛇腹庵」と宜しくお付き合い下さいませ。
そしてもし出来ましたれば、
「蛇腹庵」来訪の際に、
何か少しでもピンと来る物があったら、
掲示板に一言でもいいので足跡を残していただけると、
管理人、小躍りしながらせっせとレス付けちゃいますので、
どうか一つ宜しくお願いしまーす。
ブルーノート
2003年10月14日(火)
押尾コータローのアルバムを聞く。
カッコイイ。
久々にギターが弾いてみたくなった(←単純

部屋の片隅に放置されたクラシックギターを、
ひっぱり出し構えてみる。
「ウム、それっぽい」
とりあえず鏡に映る姿に自己陶酔しておく。

弾ける曲は1曲のみ。
「禁じられた遊び」オンリー。
あぁ、典型的遊びギタリスト。
しかし音楽は心で奏でる物。
1曲入魂。
隙こそもののふの上手投げ。
何かを間違えてる気もするが、
とにかく弾けば良いのだ!
さぁ、1年半ぶりのリズムを刻むぞ。
今ここに、プチ押尾降臨…!!

ヴぇろぉ〜ん




神様。
今までに聞いたことない音がしますた!
弦も触っただけで切れたし。


芸術なんて儚い物だな。
ウフフフフ…、フ、麩…。
何が何やら…
2003年10月12日(日)
3連休の中日だからか、
本日はアチコチで渋滞が発生してまして。
買い物に出ただけの自分が巻き込まれるのは、
なんとも理不尽極まりないのです。

一向に進まない車列。
楽しげな家族連れやカップルを除けば、
どのドライバーも皆ぶんむくれ状態です。
そんな時にスイスイと、
車と車の間を縫ってゆく原チャリが1台。
こういう時、あの小さな車体が実に恨めしい。
と、
不意にその原チャリが、
前方で急ブレーキを掛けて停車しました。
どうやら対向車線にはみ出しつつ、
追い越しを掛けようとして、
敢え無く対向車とソフトタッチしてしまったようです。

「あぶねぇーじゃねぇか、バカヤロー!」

原チャリに跨るジャージ姿のオジサマが吠えました。
吠えつかれたほうの対向車を見ると、
これまたあからさまにガラの悪そうな、
ハイエース(ローダウン仕様)。
ああ、なんてチャレンジャーなオジサマ…。
ほらほらほら、
降りてきちゃいましたよ。
黄金色の短髪、
ダボダボの綿パン、
これでもかってぐらいに細い眉毛。
わぁ、典型的なバッドメン。
いきなり掴みかかられたオジサマは、
原チャリごと路肩まで引きずられていきました…。

しかし、
ここで事態は風雲急を告げます。
素直に路肩に原チャリを停めたオジサマが、
黒塗りのヘルメットを取った瞬間、
バッドメンの表情が一瞬引き攣りました。

眩いばかりの
トゥキンヘッド登場であります。


全然負けてません。
むしろオジサマの方が怖いです(泣
もう誰もが渋滞に巻き込まれてたことなど忘れ、
事の推移を静かに見守っていました。

突然現れたトゥキン入道に、
怯みまくるバッドメン。
しかし、一度手を出したからには引き下がれないらしく、
一生懸命何かを凄んでいます。
ところがトゥキン入道はこれにも全く動じず。
何か二言三言言葉を交わしただけで、
再びトゥキンをヘルメットの内に収めてしまいました。
もはやバッドメンが哀れでなりません。
悔しそうに歯噛みするバッドメン。

しかし、彼も男です。
ここで一太刀でも浴びせねば帰れん、
とでも思ったのでしょうか。
彼は決死の最後っ屁を放ったのです。

ヘルメットに、
頭突キッス。


もうね、
バカか、と…。

そのままバッドメンは地面に崩れ落ちました。
動転した仲間が車から降りてきて、
蹲ったまま頭を抱えるバッドメンを収容している間に、
トゥキン入道は何事も無かったかのように、
風のように走り去ったのです。

対向車線に飛び出し自ら体当たりをしといて、
相手をバカヤロー呼ばわりした上に、
自爆に誘い込むとは。
恐るべし、トゥキン入道…。
一体何者だったんだ、トゥキン入道…。

ていうか、
くだらん寸劇を見せられた俺の10分、
返して…。
人選
2003年10月11日(土)
横浜駅西口にて、
ウォーレン・クロマティー(元巨人軍)を
一回り大きくしたような黒人さんと、
典型的にっぽんのおじいちゃんが、
難しい顔をして語らっているところに遭遇。

一瞬剣呑とした雰囲気になったのでヒヤリとしたが、
側に行ってみると、
黒人さんが流暢な日本語で、
おじいちゃんに道案内をしていた。



そういう国際交流もありなのか。
すごい時代になったもんだ。
誤用
2003年10月08日(水)
友人K山よ、
「気を吐く」とは、
「威勢の良い言葉を発する」という意味だ。
前々から気になっていたのだが、
君はどうもこの慣用句の使い方を間違えている。
君の使う「気を吐く」をイメージ化すると、
こうなる。




あまりに切ないので、
早く正しい使い方を覚えてください。
十犬十色
2003年10月07日(火)
なんか、アレですな、
福田官房長官って、
犬っぽくねぇ?
わん。
こんばんわ。なび太です。

近所で飼われているワンコに子供が生まれたらしく、
日中窓を開けておくと、
かなーりキャンキャンキャンキャンと騒がしいのです。
しかし犬フェチたるもの(!)、
こうも鳴かれては見にいかないわけにはいきません。

早速母親をダシにして、
おばさん懇談会が始まった隙に、
「こんにちわー」などと横をすり抜けて、
子犬の元へ。



うへぇー
子犬盛り沢山。
子犬丼だよ。
こ、腰が砕ける。

全部で8匹。
よくもまぁこんなに頑張ったねぇ、
などと母犬の頭を撫でつつ、
子犬を1匹ずつ観察。

いやぁ、カワイイ。
もう思わず頬が緩みます。
ゆるみ…
ゆる…
ゆ…



先生、
1匹だけオサーンがおります!


どぉ見ても他の兄弟とは同年齢に見えない、
明らかに貫禄の違うオサーンが1匹…。
母の乳房に群がる兄弟を足蹴にして、
豪快に仰向けに寝そべるその顔。
どこかで見たことが…。

ハッ!
旧自由党党首おざッ…

寝息を立てるその不敵な皺くちゃ顔から視線を外すと、
僕は静かにその場を立ち去りました。

飼い主のオバサマに軽く会釈すると、
「どう?カワイイでしょぉ?」
とおっしゃる。
まさか
「小沢さんが1匹混じってますね」
などと言えるはずもなく、
「あー、ええぇ、ハハハ…」
と曖昧な挨拶に留めて家へと戻りました。

Iさん家の奥さん。
間違いなく彼は大物になると思います。ええ。
踊らない いかりや
2003年10月05日(日)
先日の日記で、
「物の名前などが思うように出てこない」
などと書いたが、
どうも疲れは本人が思う以上に貯まってるようで、
ついに幻覚まで見るようになった。



某レコード店のJazzコーナーにて、
延々と続くCDの列を眺めている最中、
ふと、

「いかりや長介 ザ・BEST」

という文字が見えた気がした。

一瞬、
「そうかそうか。ベストか…」
と思って通過したが、
ルイ・アームストロングのがま口を眺め、
視聴コーナーのヘッドフォンを逆様に被ったりしている間に、
不意に違和感を感じ、
慌てて長介さんと出くわした辺りに戻った。

無い。

いや、無くて当たり前だし、
無いほうが望ましいのだろうが、
しかし、気になって仕方がない。

確かに彼は一時期某発泡酒のCMで、
ウッドベースを掻き鳴ら(す振り?)していた。
元はドリフターズのリーダーなわけだし、
ジャズアルバムがあってもいいのかもしれない。
しかしだぁ、
Billだ、Jonesだぁと、
やたら英字がならぶコーナーの一角で、
「長介」なる漢字を見かけることがあろうか?
何をどう見間違えたら、「長介」に見える?
しかも、「いかりや長介」ソロアルバムって…。
しかもしかも、
「THE・BEST」じゃなくて、「ザ・BEST」…。



どうする?
CDを入れるなり、
「ダメだこりゃ、次言ってみよぅ!!」
とダミ声で言われまくるCD。

とりあえず「癒しの効果」は無さそうだ。
そりゃないカニ
2003年10月04日(土)
くはぁー
これで何度目の「不採用」じゃろか。

今回の会社は、
「是非ともここで働きたいッ!!」
と思ってたもんだから、
凹み具合もかなりいい感じ。
初めてですよ、
不採用通知を頂いて「目」に来たのは。
クラァーッとね。
足にも来てるから風呂入っても溺れるし。

このままじゃいかーん!
と、いうことで、
こういう時は「衝動買い」に限ります。

今まで会社訪問に使ってたスーツって、
ちと形が古くて、気になってたんです。
思い立ったが吉日です。
というわけで、某デパートへ。




うわーい
「北海道うまいものフェアー」だぁ!
うまいもの盛り沢山だよー!




●本日の購入品

・鮭はらこ飯 380円
・ウマイカニ(菓子) 180円

ウマイカニ、
生臭いかに。
悩めよ 成年
2003年10月02日(木)
最近、言葉が思うように頭に浮かばない。

というとなんだかすごくヤバさげな雰囲気であるが、
ある商品が頭に浮かんで名前が出てこない、
昔の友人が頭に浮かぶのだが下の名前が思い出せない、
そういうことがよくあるという程度の現象である。

単に言葉が出てこないだけで、
大した問題ではないのだが、
これがすごく悔しい。
25歳以上(当社規定)の方なら、
この気持ちよくわかっていただけるに違いない。

この辺(喉の辺)まで出かかってるのに…、
あっ、なんか耳から脳みそ垂れてきそう…。

あの異常なまでのイライラ感はなんなんだろうか。

昨日も一般常識テストを受けている最中に、
うっかり頭に赤いハーブティーの姿が浮かんでしまい、
例によって名前が出てこない。

たしか、「最近一番感動したことを書きなさい」
という作文問題を解いてる最中であった。
なぜそんな物が頭に浮かぶのか、
未だもって原因究明は進んでいない。

とにかく一度気になりだすと、それが頭から離れない。
心は目の前のマスを埋めることに向っているのに、
頭の中ではグラスに入った赤い液体が、
列を成して陽気に踊り続けている。

「んー、なんだっけなぁ…、アレ。
 んー、んー。
 プ、プ、プッ…
 プノンペン?首都じゃん。
 あーんー。
 んー…
 チャンプルー。違う!
 シーサー、シークァーサー、ちんすこー…
 あー、もうっ、全然違う!!!
 ハ、ハ、ハ…、ハイビスカス!」

なぜか頭の中で沖縄物産展が開催されたが、
正解に近づくことができない。
ぼんやりしている間に、
受付の方がやってきてテスト終了を宣告。
テストの出来も中途半端なら、
肝心のハーブティーの名前すら出てこない。
おまけにそのまま面接に突入したので、
気分もすっきりしないまま、
正解はCMの後で!!

最悪である…。



さすがに面接中はハーブティーも姿を隠していたが、
会社を出て電車に乗るなり、
また赤い飲み物がクルクルと回り始めた。
きっと傍から見たら、
面接の出来があまりに悪かったので、
将来の不安に苦悶しているリクルーターに見えたに違いない。
フッフッフ、甘いぞ、貴殿ら。
違うのじゃよ、サラリーメン。
もうすぐ家に着くってのに、
あの赤い液体の名前が思い出せんだけなんじゃよ…。
クーッ、なんだっけ、アレ。

帰宅するなり、
「どうだった?」と聞く母に、
僕は鞄を渡しながら尋ねた。

「あのさ、
 あの、ホラ、あのぉ、
 赤いハーブティーあるじゃん。
 あのちょっと酸っぱい奴。
 アレ、名前なんだっけ?」

しばし沈黙。

「ローズヒップティー?」

「あーあーあー!」

すっきり(゚∀゚)



面接はダメでも我が人生悔い無し!!

ていうか、「プ」しか合ってないじゃん。




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