□■ あたしのお教室 ■□
もくじ過去未来


2003年08月30日(土) 兄くんの夏休み

はい、こんにちは。

最近、兄くんと一人暮らしの話をする。
彼は一人で暮らしたくてしょうがないみたいだ。

今日は学生時代のおっとっとの部屋の話をした。
おっとっとの部屋で一番面白かったのは、冷蔵庫が押入れの中に入っていたことだ。
次に面白かったのは、週に二回、玄米を炊いていたことだ。
なんかイメージが違うと兄くん笑う。

私の一人暮らしの話になった。
家具は何ももってこなかったので、欲しいものはバイトして買ったとか。
学生生協はものが安いよ、とか。
公共料金の手続きなんか全部自分でしたよ、とか。
ホットプレートはあったら便利だったよ、とか。
コインランドリーってものがあるんだよ、とか。

彼は、すごく興味深げに聞いている。

まったく箱入りむすこなんで、どうなることやら。笑。

しっかしね、受験のこの時期に、朝まで世界陸上みて、感動!!なんて
言ってる受験生もあんまりおらんだろうなぁ。

朝、あたしが起きるのを待って「かーさん!!末続って知ってる?
メダルとってんで。もう鳥肌たったわ!」と言うだけ言って、安心して寝てるわけ。
彼があんなに熱く語るなんて珍しいことだ。
よっぽど感動したんだなぁ。

さて、明後日から、彼は普通に学校。
もう夏休みはいらん、早く学校に行って友達に会いたいと言う。

まぁ、高校最後の夏休みに、勉強しながら銅メダルの走り見られて良かったね。

それもまた良い思い出になるんだろうね。

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2003年08月25日(月) 媚薬、もとい、農薬散布。

はい、こんにちは。

昨日は、日曜日だったが、別段家族の行事もなかったので、午前中仕事をした。
ところが頭痛がひどくなって、途中で、くらくらしてきた。
お茶休憩をとって少し休んだら復活した。

前日、じじばばが、「明日、夕方、農薬散布するさかいに、T(おっとっと)に
ちょっと早く帰って来てくれるようにゆうて。」と言って来た。

なんで直接いわんのだ。いつもあたしを通して頼んでくるんだ。

おっとっとに言うと、明日は出張がはいっていて、その上、そこで司会を
せねばならんので、抜けられんということだった。

じじに電話すると、非常に困った声で「そうかぁ」と。。

しうとめは腰が痛くて、長距離あるくことはできんし、、、
あたしが「しましょうか」って言うのを待っているのがありあり。。
ここで知らん顔するのはあまりに薄情もんだよなぁ。。。
しかたないなぁ。。

「あたしにできることなら、しますけど。」というと
「やってくれてけ?」とじじ、うれしそう。

農薬散布は非常に危険な作業なんだよな。
完全防備していないと、体のどこかから農薬がはいってくるし。
しうとめが毎年、冬になるとずっと咳き込むのは、この散布を
長年やってきているからだろうなぁと思う。

さて、当日午前の仕事を終えて、少し横になる。
昼飯をつくらねばと思っていたが、眠りこけてしまっていた。
慌てておきたら、もう3時。
頭痛は全然よくならない。
とりあえず、街まで出かけて、頓服を買ってきて飲もうと思って車をだした。
目の焦点が定まらず、どうもこうも調子が悪い。

やっとこさ帰宅して、クスリを飲み、完全防備して、目だけでるようにした。
畑にいくと、じじが待ち構えていた。
専用の針金入りマスクを着用。鼻の部分から農薬が入らないように工夫してある。

長いホースを畑の両端に渡し、端から端までゆっくりと散布していく。
ホースに穴がたくさんあいていて、そこから農薬が落ちるという仕組み。

方向転換する際に、穴を上に向けてしまったため、農薬をば〜〜〜と
あびてしまった。はぁ。。。

小一時間ほどで終わり。

帰宅して、すぐシャワー。
洗濯物は別にした。
他のものにまでクスリがついてしまうためだ。

やはり案の定頭痛は治らず。。
お寿司を買っていて良かった。
そのまま横になると動けなくなった。

元気なときなら、農作業は辛くはないのだけど、しんどいときは、ほんとに
しんどい。
まして自分の親ならば体の不調を訴えることもできるけど。
でも、訴えたところで、頭痛と腰痛を比べたら、頭痛のほうがずっと軽いもんな。
どっちにしろ、あたしがする運命なんだな、これが。。

じじばばは「あんたに助けてもろたね。」と言っていたが、あたししかないというのが事実。

むすこっち達にはさせられないもんな。

農薬は劇薬だし、これから子孫を残す人には、使わせるわけにはいかんし。

              ◆◆◆

昨日、マサヨンとこで、環境問題について、かなり考えた。
そこで、こんなサイトに出会った。
以前から存在は知っていたのだけど。

うちの農薬は農協から指導されるままに使っているものなんだが、果たして大丈夫なんだろうか。

農家が環境を守り、自分達の身を守るために必死で考え出したアイガモ農法が、
なんで、農薬指定をうけなあかんねん。
農家は命かけてんねんから、ほんとに毒性のあるものを、きちんと表示してよ!

自分が散布する立場になって初めて感じる怒りやったなぁ。。。


2003年08月24日(日) 白球を追え!

はい、こんにちは。

夕方、携帯がなった。
近くの中学で試合をしているおっとっとから。
「そろそろ決勝だから、見にくるか?」と。

久々の中学。
弟くんが卒業してから、半年ほどだけど、懐かしくて、校門を入るのに
ちょっと勇気がいったなぁ。

体育館に入る。空気がむ〜〜〜〜っとして酸欠になりそう。
こんな中、生徒ちゃんも顧問の先生も、よく一日中いられるよなぁ。
それだけでも感心、感心。

二階の観覧席にあがる。
おー、おっとっとのチームの親御さんがチームを組んで応援してる。

こそっと端っこのほうで見ていたが、気づかれてしまう。
みなさんに呼ばれて、そちらの集団に移動。


対戦相手は、会場になっている中学。
そう、むすこっちたちがこないだまで行っていたとこ。
敵のチームの親御さんもチームを組んで応援していた。
うは、顔見知りがいっぱい。お教室の生徒ちゃんの親御さんもいるぞ。

うーん、立場上、どっちを応援したもんか。。
いや、やっぱりおっとっとのチームだよなぁ。なんか複雑。笑。

結局、おっとっとのチームが優勝。

しっかしね、相手チームもすごくパワーアップしていたわ。
去年みたときと大違い。
なんせ、部員6人。(2年生のみで、1年生の部員はいない。)
一人でも欠けると試合に出られないわけだ。
そのせいかチームワークが抜群で、気合がすごいのね。
粘る、粘る。おっとっとのチームがやばい時もあったりして。

このあたりは人口が減る一方で、子供の数も減少の一途を辿っているわけ。
存続が危ぶまれる部活もあったりして。
嘆かわしい限りだわね。

こどもたちを見ていたら、やっぱり、仲間作りって大事だなと思った。
こないだから犯罪を犯している少年達は、特別親しい友達もいないし、
部活にも入らない、家に帰っても親がいない。
夜のゲーセンでしか自分の落ち着ける空間をみつけられない。
そういう境遇の子たちだったわね。。

スポーツでなくてもいい。家庭以外に帰属できる集団があったらいいよね。
みんなで泣いたり笑ったり、傷つけあったりしながら、社会にでるトレーニングをしなければね。

試合をみているとね、ちょっとばかし明るい気持ちになれるわね。

その元気さ、素直さをいつまでも忘れずにね。

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2003年08月23日(土) HP更新。 頑張れ、こどもたち。

はい、こんにちは。

午前5時起床。
おっとっとがここの近くの中学で試合のため。
今日は、相方の顧問がいないので、引率2往復だと朝からくたびれた顔をしたいた。ちなみに1往復は2時間。

試合は10:00ごろらしいので、久々に応援に行って見るか。

おっとっとを送り出したあと、HPを少しいじる。

リンク集にゆずちゃんの新サイトのアイコンを入れる。子育てマンガが抜群におもろいっ。

そうそう、久々に実家から電話。
女3人でなんとか暮らしていると。
姉がやっと車の運転を始めたらしく、かーなり不安。

ピアニストの姉はなんせ、小さい時から手を怪我する可能性のあることは殆どしなかったもんなぁ。
料理ができないのもそのせいなんだわ。笑。
保険は「手」にかける、とさえ言っていた人だ。
のぞみ(姪っこ)のヴァイオリンのレッスンに行くのにどうしても車でないと大変らしく、とうとう、乗り始めたと。
ふーん、やっぱり、子供の為なら母は強くなれるってことだな。

のぞみは今年受験だ。
ヴァイオリンもしたけど、獣医にもなりたいと言っているらしい。
義兄さんがいないので、高校は近いほうが何かと便利だよな。
姉は母校の○倉西校に行って欲しいみたいだが、かーなり遠いんだよな。
で、あたしと姉が勤めていた女子校を考えているらしいのだけど、
あそこの特進は勉強が大変だしなぁ。。

とにかく、みんなで相談しながら、だな。

うちの実家は結束が強いので、姪っ子、甥っ子の進路については、じっくりと皆で相談しあう。
三人寄れば文殊の知恵ってほどでもないけど、一人で考えるより、ずっと気が楽だ。
それに、4人目の母も入ってきたら最強軍団って感じだよな。笑。

で、話を戻すと、そののぞみが今回、「若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」の予選に
通過したご褒美に、我がHPのコンテンツに「のぞみの部屋」を作ってやることにした。

ここまでよく頑張ったと、おばちゃんは素直に褒めてやりたいのだ。

昨年はロシアまで行って、コンクールの雰囲気は掴んでいるみたいだ。
まぁ、世界はそんなに甘くないから、どこまでやれるのか全くわからないが
先日の東京での公開オーディションではかなり手ごたえがあった模様。

3月の本審査は、今回は日本、それも倉敷であるので、是非行こうと思っている。

頑張れよ、日本の若者たち。
(どっかで聞いたせりふ?爆)


2003年08月22日(金) 家庭内オペ

はい、こんにちは。。

実は夕べ、家庭内オペした。そう、手術。。。。

1泊の職員旅行から帰宅したおっとっとが、二日間の不摂生が祟って
ほっぺに直径1センチぐらいの吹き出物をこさえていた。

しきりに触るので「ばい菌がはいるよ」といったら「もうたっぷりはいってる」と言ってきた。
それを聞きつけた弟くんが、おっとっとの頬を観察にいった。

「とーさん、なんでこんなになるまでほっといたん?
 こりゃ、かーさんに手術してもらわんと、このままほっといたら
 ひどいことになるで。」

弟くんは人の吹き出物がすごく気になるタイプなんだわ。

「そうかぁ。。そいじゃ、かーさんに手術してもらおう。」とおっとっと。

うは〜〜〜〜。
そら、イヤとは言わんよ〜。
でも、好き好んでするもんじゃないわよ〜〜。

弟くんはもう観客席を作って、ティシュとかの準備までしてるの。爆。
あーた、手術っていったって、化膿しているところを潰すだけなんだけど。

ま、いちお、おっとっとには「インフォームド・コンセント」はしたけど。うはは!

で、オペ開始。

往生際の悪いおっとっとは、テレビを見ながら、痛みを紛らわすといって
テレビのまん前に頭をもってきた。
すかさず、弟くんが枕を持ってくる。

痕が残らないように、爪を立てずに潰した。
えーーーーいっ!!

            ◆◆◆

ここから先の描写はやめておくわ。
芯みたいなものが1メートル飛んだって言えば、どんなもんかわかるわよね。へなへなへな。。

            ◆◆◆

弟くんは、「ぎゃ〜〜〜っ。えらいもんみた〜〜」と叫んで二階で勉強している兄くんに報告に行った模様。
二階からどえらい笑い声が聞こえてきた。

で、可哀想なおっとっとは。。
ぽっぺに大きな穴があいて、そこから出血。おいたわしー。アーメン。

今日の朝、洗面しているおっとっとに「調子はどう?」って聞いたら
「うーん、まだこりこりして、熱を持ってるみたいや。」と言う。

それを聞いた弟くん、「じゃ、今日もオペや」とニヤニヤ。

「そうらしいわ。」とおっとっとに言うと「吹き出物でこれだけ盛り上がる
家族も珍しいやろな。」と笑いともため息とも付かない表情をしていた。

しっかし、記憶する限り、あんな威力の吹き出物は結婚以来2度目だな。
一度目の吹き出物は、新婚の頃。
その時の話をすると、弟くん、悔しがることしきり。

変な趣味は、遺伝するようだな。まったく。

(自分の日記とは言え、書くのをためらったのだが、やはり家族のイベントだ。書いておこう。。ぷぷぷ。。。)

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2003年08月21日(木) 魔方陣

はい。こんにちは。

今日は小学生に「魔方陣」をやらせてみた。
縦、横、斜めの合計が、全て同じになるように表を完成するわけだけど。

たぶん、一つの表につき、3分程度で解けると思っていたのだが。。

結果は、10分。
それも解き方を教えないで解けた生徒は一人だけだった。
解き方を教えた後も非常に苦労して、結局、自力では解けない生徒もいた。

・・・これは予想外の結果だったなぁ。。

ひらめき、プラス、計算力がとっても要求される数学だ。

小学生がおられるご家庭の親御さんには、是非、おすすめしたいなぁ。

魔方陣について、ネット検索するうちに、こういう本を見つけた。「頭がよくなる算数パズル」・「同図形パスル」
さっそく注文してみた。

柔軟な発想をする数学(算数)は、小さいうちのほうが効果的だろうなぁ。。

さて、本が届くのが楽しみ。

では、おやすみなさい。

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2003年08月20日(水) 「勉強の極意を見た」とヤツは言う。

はい、こんにちは。

新学期が始まった18日。そう、あたしが神戸に行った日のこと。

帰宅したら、もう夕食準備の時間で、ばたばたと作り、そして、
そのまま仕事のに突入した。

仕事を終え、「今日は遠出していたし、早めに寝よう」と思って
階下へおりていくと、弟くんが、暗い顔をして、座っていた。

「かーさん、オレ、大事な宿題、ひとつわすれとってん。
 これ明日までにださな、成績にすごー響くらしい。
 でもな、この量は、不可能や。。。」

「どれどれ、ちょっと見せてみ。」

うーん、これは不可能ではないが、寝てる時間はないだろうなぁ。。
しかし、それにしては、こいつ、帰宅してからゲームなんかして
余裕ぶっこいていたけどなぁ。。どういう精神構造なん?

「不可能かどうかわからんやんか。
 そんなにぼやいている暇があったら、一問でも解かんかいっ。」

そう言いながら、こら、大事(オオゴト)やなぁと思っていた。

「とにかくお教室でやっとき。休憩したら、行くから。」

「えっっっ。一緒にやってくれるん?」

えーい、しらじらしい。それを期待してごねていたんだろーが。笑。

眠気覚ましに久々にコーヒーを飲んだ。

「よっし」と掛け声をかけて二階へ行こうとした。
おっとっとが「頑張れ。」と声をかけて来た。

あんた、早く帰ってきたんやったら、ちっとは宿題の相談にのってやりよ、という言葉を飲み込んだ。爆。

さて、その課題、英語の文法問題だった。
「ふん、やってくれるやん。」というような大学入試問題ばっかり並んでいる。

くそ、まけるもんか。

ヤツめと分業して、やり始めた。
1ページにかかる時間を計ってやった。
だんだん要領がよくなってきて、16分ぐらいでできるようになった。

ヤツめはほんとに集中力のない男で、すぐあたしに話しかけようとする。

「かーさん、終わらんでもええからな。
 明日の朝だってできるし。」

「あんたはいつもそうやって、今日できることを明日に伸ばすやろ。
 それでいつも土壇場でぎゃぎゃわめくことになるんやろ。
 いい加減にそういうのやめ。かっこ悪い。」

「たはは〜。おっしゃる通りでございます〜。」

そうやって、トイレ休憩を一回とって、およそ3時間後の午前1時。
宿題のあたしの担当分は終わった。

「かーさん、もう寝て良いよ。あとは自分でする。」

「うん。。。もう寝させてもらうな。」

1時間後に宿題は終わったみたいだ。
しかし、毎日ある英語テストの勉強がまだだったので、たぶん、寝たのは
3時ごろだったみたいだ。

次の日の朝6時、機嫌が悪いだろうなと思って起こしにいったら。。

「おはよう!かーさん、オレは今日はしんどくないぞ。
 この爽快感はなんや?
 生まれてこのかた、こんなに勉強したことはないぞ。
 これが真の勉強ちゅうもんなんやな。」

「おー、そうか。悟ったか。それは良かった。
 ま、あれぐらいは序の口や。
 かーさんは、あーゆー勉強が日常やったからな。」

「うげ〜〜〜。なんでそんなに、真面目なん。」

「あんた、なんでそんなに不真面目なん。爆」

そういうわけで、ヤツは喜々として宿題をもっていったわけなんだが。。。

ところが、突然の職員会議が入って、その時間がなくなり、宿題の回収はなかったんだと。
思わず机につっぷしたと。笑。

ま、頑張ったことは、損にはならんし。
あたしも久々に脳細胞を活性化させるような問題に出会えて
楽しいといえば楽しかったぞよ。

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2003年08月19日(火) 神戸。。

はい、こんにちは。

昨日は神戸三宮に行ってきた。

結婚してから数年、新神戸の高校に勤めていて、当時はむすこっちたちも
いなかったので、学校の帰りには、いつも三宮をうろうろして帰ったもんだ。

私と同期で入った体育の先生は筑波大を卒業したばかりの人で、かなりハンサムな人だった。
三宮に詳しい人だったので、時々、帰りに一緒にメシをしたりしていた。
親しくなってくると、彼女の話を聞かせてくれた。
「これは彼女からもらったキーホルダー」と言って、大事そうにそれを見せてくれた。
それは銭亀のキーホルダーだった。
「面白いもんをくれるんだね。」というと「ほんまに、おもろいヤツなんです。」と笑っていた。

年は私とそんなに変わらなかったけど、体育会系は、目上の人に対する言葉遣いなんかが
きちんとしていて、酔っ払ってもそれを崩さないのがさすがだなと思った。

同じ世界史を教えていた女性の先生は、あたしが一番尊敬していた人だ。
京都から神戸まで通っておられた。
世界史と「丹田式正座」の時間を担当しておられた。
中国史が専門で、関西にあるあちこちの歴史関係の資料館に連れて行ってくれた。
糖尿病で、一緒になかなかお食事できなかったが、たまにドイツ料理の店にいくと一杯のビールを美味しそうに飲んでおられるのが印象的だった。

英語の先生で、勇ましい女性の先生がおられた。
世界史の先生と大親友。
電撃結婚、電撃妊娠、電撃離婚と、ご自分の人生を面白おかしく語られるのがとても楽しかった。
今でも賀状を交換する仲だ。
むすこっちの顔も見せに行った。

図書館の司書先生は、体の弱い独り者。
わたしは空き時間にはいつも図書館にいっていたので仲良しになった。
私が退職するときに、好きな本を持って行っていいですよ、とおっしゃって
私は、10冊ぐらいただでいただいた。笑。

常勤の先生もよく講師室にきては、休憩していた。

若い先生たちは、よく飲みに誘ってくれた。
お陰で私は夜の三宮、とくに東門筋の店をよく知っている。

九州から神戸に来て、こういうお仲間と最初に出会えたのは、とても幸運なことだ。

震災があって、なくなった先生もおられる。
もう消息のわからない方もいる。

神戸の街を歩くと、あの頃のことが、蘇ってくる。
あれがもう18年も前のことだなんて。。

町並みは、殆ど変わってないんだよな。
あそこにあの店があった、と思って行って見たら、ちゃんとそこにあったりして、感動もんだった。

しっかし、あのまま神戸にいたら、今頃どうなっていたのかなぁ。。

以前住んでいた家は、殆ど、全壊か半壊している。
震災後見に行って、背筋がぞくっとしたのを今でも覚えている。

人生ってどこでどうなるんだか、本当に、わからないよね。。

神戸は、やっぱり、私にとって、とても運命的な街なんだよね。
なんせ、結婚式もしたし。。笑。

そんなことを思いながら、ビルの14階から、街を眺めていたんです。。

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2003年08月18日(月) はぁ、夏休みが終わった。

はい、こんにちは。

盆も終わり、我が家の夏休みは今日で終了。

兄くんは補習が始まり、弟くんは事実上の新学期が明日から始まる。
おっとっとはさすがに盆の土日は休みがとれたので、二日ゆっくりと過ごしていた。

家族がゆったりしていると、こっちまでゆったりした気分になって、
夜更かしはする、朝寝坊はするで、ほんとに心身共に充実した感じだ。
桜子もみんながいるので、殊の外うれしそうだった。

夜の仕事を昼にまわしたりして、夕食は、家族と一緒ということが多かった。
日頃から家族が揃って食事することが滅多にないので、会話をする良いチャンスだったなぁ。

夜はだいたいビデオ鑑賞。
いつもなら仕事があって、眠くてできないのだが、今回は、ゆっくり観ることができた。

来年の夏休みは、弟くんはいないし、家族がみんないる夏休みというのは最後かもしれないので
今年、帰省をやめたのは良かったのかも。。

さて、明日は、パスポート申請の為に神戸まで出かけなければならない。
うーん、車と電車を乗り継いでも1時間半はかかるかなぁ。
往復3時間だなぁ。

まぁ、久しぶりに神戸の町をうろついても楽しいかもしれないし、ゆっくりしてこよう!

という訳でおやすみなさいませ〜。

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2003年08月17日(日) 留学事前研修。。。うーん。。

はい、こんにちは。

先日、JFIE(日本国際交流振興会)から緊急の通知が来た。
留学に関する事前英語研修の期間についてだ。

SLEPテストの得点、中学時の調査書、面接での英語力、自己表現力を総合して
判定して、その期間が決まるのだが、弟くんは、運の良いことに
事前研修なしで合格とのことだった。(これで学費まるっきりタダでいけるとほくそえんだのは言うまでもない。)
これは合格者に対しては希望制なので、やつは受けても受けなくてもどっちでもいいってことになった。

事前研修はたぶん語学学校で色んな国の留学生と一緒に缶詰状態で
現地(オーストラリア)のハイスクールの英語での授業を受けやすいように事前に語学の
特訓をうけるものなのだが、かなりしんどいメニュらしい。
この期間は今まで2週間なのだが、2週間だと現地のクリスマス、お正月などを体験できないので、
4週間にして欲しいという声が留学希望生のほうから上がったらしい。

となると出発は12月の20日になる。
予定より1ヶ月早くなるなぁ。。

申し込み期限は今週の水曜日までだ。
ホストファミリーへの手紙と写真を添付してださないといけない。
時間がない!

うーん、、どうしたもんか。。

やつめに聞いてみたら、「全然わからん。とーさんとかーさんで考えて」という。
はぅ。やつめは明日から始まる新学期のことで、かなりブルーになっていて
そんな先のことはかんがえられんらしい。。

親としては出来るだけ長く行ってくれた方が、たくさん経験ができて良いとは思うのだが。。。
ただ、本番はむこうのハイスクールライフだからねぇ。
事前研修があんまり長いのもしんどいかもしれんなぁ。

うーん。何もかもが初めてのことだけに、わからん。。

とりあえず、明日学校にいって、情報をゲットしてきて、と弟くんには言っておいた。

もしかすると、あと4ヶ月しかないことになるなぁ。。

うーん、うーん、うーん。。

<4934>


2003年08月16日(土) 酒采 夢酔人 & 掲示板変更のお知らせ。

はい、こんにちは。

お盆にどこにも行かずにしっとりと暮らしていた我が家だが、ひとつ
ご馳走を食べに行こうということになって、あたしがいつも神戸の友人達と
集っている居酒屋に家族で行った。
酒采 夢酔人
(案内の一番下。一番上のCRISS CROSSもよく行くバー)

むすこっち達はこの居酒屋が大のお気に入りで、どこかに行こうということになると、
いつもこの「夢酔人」が良いというのだ。
それぐらい美味しいお店なのだ。

店に入るとツイストパーマの金髪のマスターが笑顔で招き入れてくれる。
カウンターと畳席が二つの小さな店だが、味の良さと酒の種類の豊富さで
他を寄せ付けない人気で、もう、支店もいくつか出している。

むすこっち達は、とにかく魚料理。
イサキの造り、
鯛の松かさ造り、
鱧の皮の明太子和え、
このわた

後数点は思い出せない。(メニュ覚えが大得意なRaynoを連れて行くべきだった。笑)

お腹が少し落ち着いたところで、肉料理。
地鶏のガーリック焼き、
牛スジコン、
ささみの梅肉挟み揚げ、
牛タンシチュー、
ズリの串焼き、、



その他、カマンベールチーズ揚げ(衣が細かく中がとろっとして絶品)
自家製厚揚げ(兄くんのお気に入り)、無農薬ほうれん草のサラダ
(限定数品しか作らない)、

ご飯ものとして、海鮮茶漬け
(ふわっと焼き上げた白身の魚が乗っていた)
スープチャーハン
(これも時間がかかるメニュだそうだ)

おっとっとは、車の運転をあたしに任せたといって、その日に入ったばっかりの
焼酎「中々」(「百年の孤独」という名焼酎の原酒らしい)を頼んでいた。
これがまた、めっさ、美味。
あまりに美味しそうに飲むものだから、アルコールに弱い兄くん、ついに
飲んでしまって、天井がぐるぐる回る〜っと酔っ払ってしまった。笑。
弟くんはすでにあたしの梅酎ハイを横取りして飲んで、出来上がっていた。

マスターはいちいちおっとっとの質問に丁寧に答えてくれる。
おっとっとは「美味しんぼ」の大ファンで、自称グルメ。
それだけ聞くなら、家に帰ってなんか作ってくれ、と言いたい。笑。

「お腹いっぱい食べなさい」と言ったものの、ちょっと支払いのことが
気になるのが主婦の常。
おそるおそる勘定をしてもらったら、これだけで、たったの1万2千円。
にこにこ顔で支払いを済ませると、マスターがお土産をばっぐにそっと入れてくれた。
なんと、あたしの大好きな播磨屋のせんべいではないかっ。笑。

帰りは雨の中の運転で、家族みんな酔っ払ってぐーぐー寝ていた。
あはは、男っていいよね。

そんなお盆の夜でした。

                   ◆◆◆

メインの掲示板が不具合になりましたので、
こちらに変更いたしました。

お気に入りに入れてくださっている方がおられましたら
変更のほう、お願いいたします〜!

今度は大丈夫だと思うんだけど。。


<4908>


2003年08月15日(金) 村祭り & 御詠歌

はい、こんにちは。

昨日は村の夏祭り。
朝から規則正しく雨音が聞こえてきていた。
号外が回る。
「予定通り本日行います。ただし場所を変更します。
 公民館で4時から6時までの2時間となります。」

4時になった。
村内アナウンスが公民館のスピーカーから流れる。
「不思議の里のみなさま、今からお祭りが始まります。
どうぞ、振るってご参加ください。
焼き鳥、焼きそば、そしてビンゴゲームでは豪華景品があたります〜。」

村の若い衆が懸命に盛り上げようと早くから企画しているお祭り。
家族で参加して盛り上げねばと思い、むすこっち達を連れて公民館へ。
まぁ、知らない顔がいっぱい。
村を離れている都会暮らしの人々が家族を連れて参加している。

いつも優しい健一さんが「小春さん、どうぞ、どうぞ、座敷にあがって
ビールでも飲んでください。」と。
あたしは、いつまでたってもお客様のように扱ってもらえる。
中途帰村者が肩身の狭い思いをしないで良いように歓迎してくれているのだ。

お祭りの実行委員会に参加しないおっとっとに対して、みな、良い思いをもっていないのに、
そんなことを感じさせないように笑顔で迎えてくれるのがありがたい。

ビンゴゲームが始まる。
なかなかあたりの人が出てこない。
あたしはとなりに座っている奥さんがだっこしている初孫さんのほっぺを
触らせてもらいながら、ゲームに興じる。

早い段階でビンゴ!!

景品をいただきに前に出る。
なんと、お掃除道具ばっかり!笑
さすがに働き者の村だけある。

その中にピンクの可愛い折りたたみ傘があった。
それをいただくと、みなさんが「それは、むすこさんの彼女か嫁さんにあげないえ。」と。
「いえいえ、桜子の散歩の時に使わせてもらいます。
ピンクやで、よう目立ちますね。」とあたし。
周りから笑いが起こる。

いつもなら最後に花火大会があるのだが、雨天のため中止。

ささやかだが、気持ちのこもったお祭りで、みんな、笑顔で三々五々帰っていった。

帰宅してから、母屋の仏壇前に行き、みんなで御詠歌を歌う。
嫁にきてから、御詠歌というのを始めて知って、20年たった今、
かなり上手に歌えるようになったが、まだ暗記はできない。

お線香の香り、古ぼけた扇風機、ひぐらしの声。

不思議の里の盆は、いつもと同じように過ぎていく。
変わっていることと言えば、仏壇の前に座るじじばばの背中が小さくなってきてること。
そして、御詠歌を歌うむすこっち達の声が、年とともにだんだん低く大人びてきていること。

天涯孤独だったじーちゃんは、「みな、御詠歌に揃ってくれて、ありがたいことや。」と。
若くして身内を亡くし、一人で支えてきた家は、さぞかし重かったことだろう。

そのうち、ちゃんと御詠歌も覚えるし、仏壇のお供えの流儀も習うから、
じーちゃん、ばーちゃん、少しだけ安心しといて。と心の中で言っておいた。


<4848>


2003年08月14日(木) 阿弥陀堂だより & 村上ラヂオ

はい、こんにちは。

久々に感動的な映画を見た。

「阿弥陀堂だより」

信州の山奥にある日本の原風景、そこに住む心優しく実直な人々。

こんな田舎に住むあたしでさえ、感嘆する、四季折々の景色。
そして自然とともにある心の営み。

田村高廣演ずる恩師、幸田重長の死に様の美が父のそれと重なって思わず落涙。

この映画は外国にも誇れる久々の秀作ではないかと、そんな風に思った。

明日は、「タイタンズを忘れない」を見る予定。
これは、もう二回目のレンタルだけど。

そうそう、兄くんと書店にいったときに見つけた本。

村上春樹の「村上ラヂオ」
短編集だ。
その二話に「滋養のある音楽」と題されたエッセーがあって、
そこが、まさしくあたしのツボだった。

さて、オフの一日はどうやら雨らしい。
村の祭りも小規模になるだろう。
一日、部屋に閉じこもって、本を読むのもいいかも。

滋養のある一日になりそうだ。

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2003年08月13日(水) 我が家に盆はない。(笑)

はい、こんにちは。

ゆっくりした水曜日。
今日は受験生の特訓は夜だけにしたので、昼間は暇だった。

朝から、近くの渓谷に水遊びに行くといって弟くんはうれしそうに出かけていった。

兄くんは、「もう長いこと家族以外の顔を見てないから、外に出たい。
かーさん、町まで車で連れて行って。」と珍しくあたしに言ってきた。

彼は今、夜昼逆転の生活で受験勉強している。
夕食ごろきちんとおきて来て、それから明け方まで勉強しているようだ。
朝、あたしが目覚める頃に、出会う。
朝ごはんを食べてから、睡眠に入っているようだ。

町にでていく。彼がいくところはたったの一箇所。
書店だ。
何が欲しいのか。
うろうろと歩き回っている。
目的の本がなかったとかで、帰るという。

「せっかく来たんだから、何か買って帰ればいいのに。
 おごってあげるよ。」というのに
「いや、いらんから。大丈夫。」と言う。

ホントに無駄使いをしない子だ。誰に似たんや。笑。

車の中で彼は、ぽつぽつとしゃべる。

「K(弟くん)、今頃、なにしてんのやろな。
 川でおちゃらけて、怪我でもしてへんやろか。」
「ほんまや、あいつやったら、ありがちやな。」
などと言って笑う。

役場によって、弟くんのパスポート取得のための書類をもらいにいった。
なんてこった。
書類はあるのに説明書をきらしているんだと。
さすが、田舎の役場。
夏休みの間に、神戸まで二回出向いて、パスポート手に入れなければ。。
はぁ、一日仕事だぞ。。

帰宅すると、珍しくおっとっとが帰って来ていた。
今日は部活のみで帰れたと。
明日は人間ドッグに入るそうで、晩ごはんから絶食だそうだ。
お盆に人間ドッグにはいらんでも、というと、その日しか休みがとれんかったと言う。

明日は村の祭りがあることさえも知らないみたいだ。笑。

「今年の盆は、土日しか休みないし、どっかメシでも食いにいこうか」とおっとっと。

家族のスケジュールカレンダーを見ると、だれも多忙で、一日しかあいてなかった。
今日は店に予約をいれよう。

さて、仕事をひとつ、片付けてこよう。
明日は一日休み。
あたしのたった一日の盆休み。
休みをたくさんとろうと思えばとれなくもないんだが。。
あたしは、結構、いそがしいのも好きみたいだな。笑。

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2003年08月12日(火) うふふふふふ。。。。

はい、こんにちは。

今日は、宝くじの抽選日!!!

どうしてもこれだけ言いたかった。

では!


2003年08月11日(月) 夢、見続けて行こう。

はい、こんにちは。

昨日の大阪での紙芝居は夢だったんじゃないかと思うほど、普通の日だった今日。

朝一番。
昨日は夜遅くて牛乳を買って帰る場所がなかったので、しうとめのところに借りにいく。
うーん、夕べは遅かったから何か一言あるだろうなぁと思っていたら。。

「小春さん、あんたっ、昨日は何時やったえ?」
「はい、11:30でしたわ。
 最終電車ですと12:00を回りますのでね、早く帰れてよかったですわ。ほほほ。」
「なっしたまぁ。。。」(なんてこったい、という意味)
「実はね、大阪で紙芝居をしておったんです。
 小さい子がね、たくさん集まってくれてね、かわいかったですわ〜。」
「ふ〜〜〜ん。」

紙芝居と聞いて、じーちゃんがのこのこよって来た。
実はじーちゃんも指人形サークルに入って、近くの幼稚園とか保育園まわりをしている。
そそ、じーちゃんは音響とか撮影担当なのだ。

「小春、そんなことに興味があるんやったら、町のボランティアに入ったらどうや?おもろいかもしれんで。」

うーん、あたしは、すでに出来上がっているところに参加するのはちょっと。。
あーゆーことは、何にもないところから始まるのが面白いのであって。。。
気心の知れたお仲間とやるんだったら楽しいばっかりなんだけど、
いちいち、了解をとりながら、遠慮しながらやるのは気が向かないのだなぁ。

「また考えておきますわ〜。」と言って逃げた。笑。

じーちゃんはかーなりうれしそうだったから、良かった。
帰りが遅かったことは、お咎めなし、だったから。

             ◆◆◆

昨日の紙芝居でのおこちゃまたちとのやりとりの中で。。

■「みのむしって知ってる?」
「うん!でもな、みのむしって冬になったら死ぬねんで。」

これには参った。知識がなかったから反論できなかったけど
みのむしは、みのの中で冬をこして、みの蛾になって飛んでいくらしい。(カミュさん談)

■「これ、なんでしょ?」
「へーびー。あたし、きらーい。」
「そだね、あたしも嫌いっ。」

ここでマムシの話をしたくてたまらんかったけど、時間がなくなるといかんのでぐっとこらえた。

■「ほら、これがジャムのお布団です〜。」
「あ〜、これ〜、しゃし〜〜ん。」

たははは、決して手抜きしてるわけじゃないのよ。
しっかしチェックが厳しい。笑

■「これなんでしょ?」
  ・・・・・しばらく回答なし。
 あるおかーさんが恥ずかしそうに
 「ワラビィじゃない?」
 「は〜い、正解。おかーさん、よく知っておられますね〜。」

しっかし、オポッサムのことを知っている子がいたのには参った!
いるのよね、動物図鑑なんかを丸暗記してる子が。
あたしなんかこんな動物の存在さえも知らないのに。爆

・・・二回目は余裕があったから、子供の顔をかーなり余裕をもって
観察できたんだけど、あの、動かない絵にじっと見入るほんとに
無垢な子供たちの目がね、感動的だったなぁ。。

孫を連れているおばあさんがいてね、あたしが笑いかけると、にこっと笑って返してくれるんだよね〜。
なんだか一瞬、デジャブ。
こんな風景、いつかどっかで見たことある。。
そんなことを思いながら芝居をしていた。

最後に、お布団に入りたいっていう子もいたりして、紙芝居だけに
終わったんじゃなくて、布団の販促にも繋がったかなぁとうれしかったり。

              ◆◆◆

年齢とともに、出来ることが限られてくる、なんて弱気なことを思っていたあたしに、夢を与えてくれたカミュさんに感謝。
そして、一緒に夢をみてくれたネットのお仲間に感謝。
遠いところから、応援に来てくれたあおいさん、ライノちゃんに感謝。
ややこしいことを一手に引き受けてくれたTori。ちゃんにスペシャル感謝。

みんなで、また、次の夢を実現させようなっ!

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2003年08月10日(日) みのむし君と冒険!

はい、こんにちは。

11:30、シンデレラタイムぎりぎり家に到着。
そう、先ほど帰還いたしましたぞ。

紙芝居はとっても楽しかったよ〜。
二回公演したんだが、小さい子がいっぱい集まってくれて、
目をきらきらさせながら、問いかけに答えてくれるんです。

「これはなーに?」
「ハリネズミ」
「あ、ちょっと違うなぁ。ハリモグラだねっ」・・・みたいな感じで。

ゲームみたいなテンポの速い展開になれている子供たちにとって
紙芝居は却って新鮮だったのかもしれないなぁ。
全然緊張せずに、ほんと、楽しませてもらった感じで、とっても良い経験をさせてもらった。
みのむし君といっしょに冒険したって感じでたわ。

セリフのお手伝いをしてくれた高島屋の美人のおねーさんが、これまた
とってもノリが良くて、セリフを書いた紙をめくってくれるRaynoちゃんが隣にいて、客席の後ろからにこにこ笑って見守ってくれるTori。ちゃんや、懸命に声を録音してくれてるあおいさんの姿が目に入ってきて
心強かったなぁ。

終わったあと、お布団に入りたいという子供ちゃんが数人いて
「欲しい〜、買って、買って〜。」とおねだりしていた。
一つでも売れたらいいのになぁ。

任務の終わったあとのオフは、もう、すっかり開放感いっぱいで
「いつもは小食の」(重要)あたくしも、すっごい勢いで飲んだり食ったり。ご馳走様でございました!

日本酒は久保田千寿、そして男山でございました。

色々おもろいエピソードもありましたが、4名の方がまた語ってくださると思いますのでこれぐらいで。笑。


2003年08月09日(土) 台風はいずこへ?

はい、こんにちは。

明けて土曜日。

なんなのさっ。台風はどこから来てどこへ行ったのさ。
なーんもなかったじゃないの。
別に騒動を期待していたわけじゃないけど、台風っていえば血が騒ぐのが九州女の性(さが、と読んでね)だわよ。

てなわけで、午前中、普通に高校生と英語をやって、リビングに降りてみれば、あーた、お日様が差しかけてるではありませんかっ。

何を思ったかあたしは、昨日シーツを3枚も洗ったわけ。
台風だと干すところがないって困っていたら、なんのこたーない、今から干せるわよ。

はぁ。蝉くんだって、大合唱を始めたわ〜。

さて、今日は仕事一こまだけなんで、もう全てから開放された感じ。
明日の大阪行きに向けて、準備、準備。

そうそう、実は明日は、村の棚経の日。
お坊様が一軒一軒檀家をまわって、お布施をごっそりもっていく日。
あ、違うか。ありがたいお経を上げてくださる日。
ま、長男の嫁としては、こういう行事にいないっていうのもほんとはあかんのだけど、許してもらうことにするわ。
「あ、おかーさま、日曜日は棚経の日ですね。
申し訳ないんですけど、大阪でのっぴきならない用がありまして、
勝手させていただきますわ〜。」

あはは、これだけ言って、相手になーんも言わさず去っていった。
ゆうたもん勝ちじゃ。

今日の町の祭りが台風で明日になったのもラッキー!
今日だったら、婦人会員として、踊りをおどらなあかんとこやった。
いやや、あんな晒し者になるのは。
いつだったか、観客が
「何々の村のおなごは、みな、肥えてるなぁ。
 村の綱引きで勝つのも分かるわ。
 ほれ、あれみてみ。
 あれじゃ、だんな、体がもたんわ。」
って言っているのを聞いた。

観客は、どうせ、どこそのこ嫁がどうのこうのって話しかせんのだから、あたしゃごめん蒙りたい。

てなわけで、町の祭りにも参加しないでよくなった。
紙芝居さまさま!

では!


2003年08月08日(金) 夜毎のハンサム & 家庭内メッセ

はい、こんにちは。

なんと、あっという間に土曜日ではないかっ。
(これは金曜日の深夜書いている)

ここ数日のこと、ちっとは記録しておかんと。

そうそう、昨日は金曜ロードショーを見た。
ジョニー・デップの「ニック オブ タイム」
娘を誘拐された税理士が知事暗殺を強要されて反撃するという話。
ジョニーの映画は数点みたけど、これだけよく動く彼を見たのは初めて。
派手なアクションはないけど、よく出来た映画だと想ったわ。

一昨日見たのが、マット・デーモンの「ボーン・アイデンティティー」。
いやん、筋肉質のマットって、なんか違和感あるわ。
見たくない〜、裸の上半身!爆
彼の場合は知性が邪魔をするって言われるけど、あの全身から醸し出す良い人光線みたいなのが、あのストーリーにはちょっとね。
記憶をなくす前にそんなあくどい殺人計画を練る工作員には思えないのよね。

二つとも弟くんと見ていたんだが、「おもろかった?」と聞くと「微妙。」と答えやがった。
ぷっ、なまいき。
しっかしさ、むすこっちと映画みている時にラブシーンがあったりすると、目もあてられん。
二人でじっと見てるのも変やし。
急にトイレに立ったりするのも変やし。

「あいつ、結構、尻、でかいよな」なんて言って、白い目でみられる。たはは!

さて、親子映画鑑賞会が終わって寝ようとすると、居眠りしていたおっとっとが急に目を覚ましてきた。
まーた、夜中に一遊びしようって魂胆だな。
夜中にごそごそされると、眠れないんだわよ。
冷蔵庫をばたんばたんあける音とかが結構響いてきてうるさいんだからっ。(笑)

寝る前の掲示板のチェックをしていたあたしに、メッセのことを聞いてきた。あたしが時々、夜、げらげら笑いながらメッセしているのを、変なやつって感じで見ていたんだわ。

「どうやっていれたん?」って聞くからおっとっとのノートに入れてやった。最新のゲームができるやつ。
おっとっとのだけが新しいと悔しいのであたしのも6.0を入れた。ふふん。
で、実験してみた。あたしのノート武蔵とおっとっとのノート桜子を並べてメッセしたわけ。
以下、メッセのやりとり

「おい」あたし
「なんや」おっとっと
「なんも用事ないわ」あたし
「知っとるわい」おっとっと
「ゲームしようぜ」あたし
「よっし」おっとっと

って感じでソリティアの対戦をしようとしたんだが。
あたしの武蔵がどうしてもゲームできんのだっ。

「なんでやねん。」あたし
「オレの方が性能がええってことや」おっとっと
「くそ」あたし

「ちょっと。隣にすわっとるのに、しゃべったほうが早いやん。
 なにしとるん?二人とも。。
 これ、なんやねん。おとうさん、パブ夫って名前なん?
 ださ〜〜〜。」弟くん

確かに。
もうちょっとかっこええ名前にせんかのぅ。笑。

そんなこんなで遊んでいたら2時になってしまった。
ってことで、今日は眠いのだ。

しかし、明日のことあるし、さっさと家事すませて、カレーの準備しなくっちゃ。
明日は一日いないから、メシ、どっさり作っておかんとね。

さ、がんばるとするか。

台風もたいしたことないし、とりあえず、よかった。

<4476>


2003年08月06日(水) ある「棒」を探す

はい、こんにちは。

水曜日は受験生特訓日なので、少々お疲れ。
3時から9時半まで、途中、夕飯つくりその他に2時間をとっているんだが
そんな時の2時間なんてあっという間だ。

今日は忙しくなるのが分かっていたので、ちょっとだけお惣菜のお世話になった。

そうそう、今日はどうしても欲しいものがあった。
紙芝居につかう棒。
紙芝居の中の絵を指し示すのにちょっとだけ使いたいと思って、探した。

1件目のファンシーショップ。
店員さんになかなか説明できない。
「ほら、学校の先生がよく使っているあの棒ですわ。」
「うーん、そういうのおいてませんわ〜。」

2件目の玩具やさん。
紙風船とか水鉄砲とかはおいてあるけど、あたしが思っているような
先に指がついた棒はおいてなかった。
そこの店員さんが、100均にいったらあるかも、と教えてくれたので行って見た。

おー、なんという品揃え。
隅から隅までさがしてみたがなかった。ショック。

とにかく細くて長い棒だったら良いわけだから、竹製のそういう形のものをなんとか選んだ。
それが何なのかは、当日までのお楽しみ!

家に帰ってむすこっち達にそれをみせると、あんまりおしゃれじゃないとぬかす。
そりゃそうだわ。○の▲なんだもん。(笑)

車の中でセリフの練習。
大きな声で発声していると、なんだか舌の付け根に違和感。
うーん、どうしてなんだぁ。。
その後、お勉強を始め、説明に入るも、どうもしゃべりにくい。
どうやら、舌の付け根を噛んだみたいだ〜。やばっ。。

ま、あと数日あるから直るだろう。

そろそろ色んなことが気になってきた。
コスチュームはやっぱりみの虫風なのがいいのかなぁ。
髪型はやっぱり、きりっとしていたほうがいいのかなぁ。
いっそ、黒ぶちめがねで迫ってみるか。(笑)

あは、やっぱりあたしはどっかお気楽だよな。

「かーさん、恥ずかしくないのか?」と弟くん。

「もっと恥ずかしい思いを何回もしてきたから、あんまり気にならん。」

「ね、近くのデパートでせんとってや。また派手なことやっとるって言われるし。」

「なにゆーとん、こんな田舎でするもんかっ。第一、ここにはデパートないやんか。
大阪の日本で指折りのデパートじゃわい。」

「ほ〜〜〜、よかった〜〜。」

こんなお祭り人間の母を持って「かなんな〜。」って思ってるんやろね。笑。

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2003年08月04日(月) 紙芝居 & ヒカルのこと

はい、こんにちは。

朝7時におきた。
やっと夏休みを迎えたむすこっち達はお昼まで起きてこなかった。
弟くんはひよこを飼っているゆーちゃんのところへいそいそと遊びに。
兄くんは勉強するフリをしていた。笑。

午前中に、紙芝居のセリフの手直し。
1ページを1分以内におさめようとストップウオッチを使って計ってみた。
こういう作業は爽やかな朝の光の中でするのが一番。
気持ちよく作業を終えて、Tori。ちゃんにメールを送る。
ワードを数日前に入れていてよかった。
これがなかったら、かなり苦労しただろうなぁ。。

さて、じりじりとお日様が差して来たが、まだエアコンはいらない。
ほんとうに涼しい夏。
家事が気持ちよくすすむ。
夏になると、膝から下がぞくぞくと冷たくなっていたが今年はまったくその兆候なし。
これは絶対に「にがり」の効果だ。
疲れがたまらないのよね。ほんとにお勧めだわ。

昼前にみのむしさんの肌かけ布団が届く。
すんごい大きな箱がでんとリビングに。
気合をいれて梱包をとく。
ふかふかとした綿の布団の真新しい香りに包まれて、幸せ気分。

夕食のメニューは丹波地鶏を使って親子丼。
冷奴にはミョウガ。
鰹のたたきには玉ねぎのスライスをたっぷり。
トマトも薄切りにして鰹節をかけてみる。おっとっとのお勧めメニュ。
食卓が、夏〜〜〜という感じになった。

食後、大きなスイカを切って食べた。

さてさて、家の窓を全部開けて、風をいれてみると、涼しい風がさ〜〜〜っと入って来た。

そうそう、お買い物にいくと、卒業生のヒカルのお母さんにばったり。
また学校へ呼び出されたんだと。
「今度はなに?」と聞くと、「突然進学をやめて就職したいと言い出して
親に相談もなく先生に言いにいった」と。

「周りの子がお弁当持ちで学校へ進学のための補習にいってるのに、取り残された気分ですわ。」と嘆くお母さん。

ヒカルは一度決めたら決して翻すことはない子なんで、「好きなようにさせるしかないかもねぇ。」と言っておいた。

「きっと大学行っている兄にお金がかかるのを見て、負担をかけたらいけないと思ってるんだろう。
今も土木作業のバイトをしている。
お弁当にすんごい辛い鮭を入れて、体がもたんというのです。
親はどんなに苦労したって教育を受けさせてやろうと思うもんなのに。。」とお母さん。
そら、そう思うよな、数学学年トップだったら、推薦だってしてもらえるだろうにな。。
このくそ暑いのに、ヘルメットかぶって、タオル頭にまいて、土木作業かぁ。

おかあさんが「今日はヒカル、バイトやすみなんで、おやつを買いにきたんです。
かーさん、この種類のポテチ買ってきてっていうんです。
まだまだ子供やね、せんせ。」

おかあさんは笑いながら去っていった。

がんばれよ、ヒカル。。。

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2003年08月02日(土) 紙芝居。。そしてドイツ映画

はい、こんにちは。

今日はじじばば、明石のほうに小旅行にでかけた。
なーんという開放感!

金曜日から弟くん、お勉強の合宿。
兄くんも補習前半が終わったため、久々にアッシーから開放された土曜日だった。
最近、車を運転するのが、ちょっと苦痛。
心臓がどきどきしたりしてくる。
こんな時は要注意ね。気を引き締めないとね。

朝からゆったりと、みのむしさんの紙芝居のセリフを読んでみる。
自然に自分の言葉で話せるように改造させていただく。
読み返すたびに、ここはもうちょっと変えたほうが、みたいな感じでどんどん変わっていく。
本番になるとまた変わるのかもね。笑。
紙芝居をするのは初めてだし、場所の雰囲気的なものも全然つかめないのだけど、
根がお気楽なので、なんとかなるっしょ、みたいな感じなの。
でも、大人数の前で話をするっていうのは久々。
声がちゃんとでるかなぁ。。ちょっと発声練習はしておいたほうが良さそう。

やっと梅雨が明けたようで、今日は雨は全然降らなかった。
が、やはりエアコンがいらない涼しさ。
エアコンが苦手なあたしには、とても過ごしやすい毎日。
にがりをずっと飲んでいるせいか、体調はすごく良い。
おっとっとにも薦める。
明日から職場に持っていくということなので、余分に買ってきた。
はぁ、限りなくヘルシー。笑。

夜、仕事を終えた後、ビデオ鑑賞会。
珍しくドイツ映画「ノッキン オン ザ ヘブンズ ドア」
これはすごく好きな映画だった。
音楽もよかった。ドイツのロックバンドなんだろうか。
U2に似た感じの「ゼーリッヒ」

さて、日付が変わる。
弟くんはどうしてるだろう。。きっと、よれよれね。笑。

では眠ることにします。。


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小春せんせ |MAIL