水面に映る月が
揺らぐのは自然
だから不安にならないで
見上げれば
ほらそこで
きっと貴方を見つめてる
決められた色
囲われた白紙
限界を感じたりしないで
色彩は無限
彩るのは君
貴方だけの世界を創るの
自分だけが変えられる何かを
皆もその手に握り締めている
どれだけ頑張り
力をつけたとしても
それを使う時を
見極める事が
できないのならば
その能力は無意味だ
学ぶべきは周りに在る
汚れのない白でもなく
全てを隠す黒でもない
曖昧で
どっちつかずの
灰色は
まるで私のよう
でもそれが
気を張らなくて
自然体であるのなら
憂鬱になる理由もない
力抜いて、深呼吸。
理想という願望に
乗っかったままで
アナタを待っても
ワタシは見えないまま
全てをかなぐり捨てて
アナタだけを待てたら
ワタシの世界は初めて
朝を迎えるのだろう
姿を見つければ
嬉しくて堪らなくなり
声を聴いてしまえば
今すぐ会いたくなって
手が触れようものなら
胸の奥がきゅうってなる
切なくて
切なくて
切なくて
涙が出そうなくらい
愛しいあの人
痛いくらいに心が
震えているのに
忘れるなんて
できるはずがない
恋しくて
恋しくて
恋しくて
今夜もまた眠れない
| 2003年01月26日(日) |
大切の在り方 感じ方 |
言葉にして
初めてカタチに
なる気持ちが在る
言葉にしなくても
胸に秘め永遠に
なる想いも在る
どちらが幸せかなんて
誰にもわからない
アナタだけの宝物
大事に、してますか？
移り行く季節の中で
変わらぬ優しさ
与エルモノ
荒れ果てたその場でも
儚くも美しい彩り
吹き纏う風にも負けぬ
切なくも輝く香り
迷い捜し求める者に
その力思う存分
見せつけてよ
この苦しみ
ちっぽけだと
思える程の元気を
ボクにおくれ
真っ白なままじゃ
つまらない
だから ねぇ
好きな色で
嫌いな色で
少しだけでいいよ
私を汚していって
貴方の跡が欲しい
| 2003年01月21日(火) |
求めるなら与えよう、貴方だけには。 |
あの時の貴方は
どうしようもなく
小さく見えた
全てに否定され
震え怖れている
子供のようだった
自信に満ちた貴方が
人間として友として
大好きだった
あの時の私は
愛情や同情でもなく
貴方を抱き締めた
お願いだから
知らないトコロに
行ってしまわないで
そう祈りながら
腕の中の暖かさで
存在を確認していた
貴方を失いたくなかったんだ
自分は他人とは違うから
解ってもらえない
そんな風に己の世界を
狭くしていってはいけないよ
考える事は
人それぞれ
でも考えるのは
誰でもする事
だからね？
キミは「可哀想」
なんかじゃないんだよ
他人の視界に染まらないで
キミはキミだから、ね
歩き慣れた長い廊下や
見通しの悪い曲がり角
坂の上の公園の入り口
ふと気付くと
キミを捜してる
気配を存在を
見つけようとして
足が動かない
小憎たらしい笑顔も
自信なさげな背中も
特徴のある足音も
もう在るはずないのに
諦めの悪い私の時間は
まだ１年前のまま
触れ合えない日々
乗り越える為の会話
当たり前に感じる恐怖
濁った目で見ようとしないで
行き過ぎた情報の詰まった
小さな耳に頼らないでいてよ
私の愛したアナタを信じ
アナタが愛した私を信じて
例え隣にいなくても
心は傍に在るからきっと
小さな火をつけられて
蕩け始めた心が
跡形もなく溶けたあと
時間という風に
冷やされ固まり
「想い出」という
唯一のモノになる
本当に大事なのは
他の誰でもない
アナタだったのに
近すぎて気付けなかった
そんな言葉
聞きたくはないんだ
気付いた後の
キミの気持ちが知りたい
さあ、これからどうするの？
悲しみで
我が身が泡と
消えようとも
後悔などしないわ
これほどに
深く深く誰かを
愛せるなんて
理屈じゃないもの
ワタシはワタシの
心のままに動くだけ
柔らかな檻で自由に在る
出会いは
探すものじゃない
小さな火に導かれること
恋愛は
求めるものじゃない
自らつけるもの
悩むのは
情けなくなんかない
消えないよう遮る行為
別れは
理屈じゃない
全てが溶けただけ
昨日のアタシは
キミだけを見つめていた
今日のアタシは
涙で滲む背中を只見送る
明日のアタシは
多分白い夢を見るだろう
なんてことはない
無意味にも
有意味にも
時間は変わりなく流れる
アタシにも
キミにもね
もう二度と恋はできない
失った直後にでる逃避感
同じ恋なんてないのに
永遠に恋愛をしていたい
それも一種の逃避だけど
浮気分に酔ってたいよ
復活したと豪語して
てんぱって醜態さらしたり
理想を追い求め過ぎ
現実に落胆しちゃったりさ
泣き疲れて寝る夜が
必要な時もあるさ
格好悪くないよ？
それに涙が涸れても
死ぬ訳じゃない
人の気持ちは移ろうもの
絶望も幸福もみんな
留まる事がないんだもの
感情出し惜しみしてちゃ
もったいないよ
毎日に苛ついて
理由もなく自分を
傷つけてみる
ジクジクした傷口から
流れ出る血を眺め
身体に潜む汚いモノが
一緒に流れ出れば
この苛つきとも離れれると
愚かにも安心した
でもそんな事はなく
むしろ嫌悪感が増し
崩れ去るのを望むのも
残りたいと祈るのも
やっぱり自分なのでした
満たされたいが為に
周りばかり外ばかりを
見つめすぎていて
己の中を見逃していた
それに気付いた時
その時こそが
私の二度目の誕生日
ソレを放棄すると
言うのならば
思いきり笑って
心の底から泣き
これでもかってくらい
存分に生きてから
ソレを放棄しなさい
それだけの価値があるのです
光という希望求めて
人は生まれてきて
闇という安らぎを
探す旅をし続けるの
束縛という枕
自由という鎖
どちらも脆く
とても強いもの
己を揺るがす要因
それら全て
この旅が終わる頃に
淡く香るように
溶けていくのだろう
何もかもが夢だったかのように
君が望んだ永遠は
今ここに在って
僕が願った瞬間も
この時に在った
ようやく僕ら
触れ合えたんだね
ちょっとした躓きや
小さな不安に捲かれ
永遠にも似た絶望を
感じることもあるでしょう
そんな時こそ一息いれよう
どんなに寒い夜だって
見上げれば澄んだ星空
辛い反面いい事だって
あったりするんです
ホッと一息してみよう
まだまだ終わりじゃないんです。
| 2003年01月04日(土) |
何もかもを忘れ今は只空を仰ぐ |
こんな寒い日には
幾度も幾度も
キミとの想い出が
降って来ます
切なくて
苦しくて
いっそ溶けて
消えてしまえと
願う心の何処かでは
懐かしさに酔い
いつまでも見ていたいと
感じる自分もいるのです
| 2003年01月03日(金) |
キミだけが必要なのよ |
ヒラヒラと舞う
でも捕まえてくれる
誰かがいなきゃ
見て見てと踊る
でも眺めてくれる
人がいなければ
何も意味ないのよ
ゆらゆらと漂う
そんな自由すら
苦痛に変わってしまう
キミがいなきゃダメ。
始まりと終わりは
常に背中合わせ
だからいつも
少しだけ不安になる
揺れ動く変動の毎日に
逃げ出したくなるけれど
それらを感じる自分が
在る事を
誇れるようになろう
未来に続く今日を
めいっぱい感じよう
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